| 「ヒナ…すごく綺麗よ」
私の唾液でキラキラと濡れた乳首の周りを愛おしそうに指先で撫でると、ピクッと揺れる。
「んんっ!!ぅ…ん…ふ///」
ふふっと笑みをこぼす私を涙のたまった虚ろな瞳で見つめるヒナ。
まただ…大事なものほど、綺麗なものほど、壊してしまいたくなるこの感じ。
もう、この感情を抑える理由を見つけられそうにない。
力の抜けたヒナの腕をゆっくり離すと、涙の跡を撫でながらまた深く口づける。
角度を変えると水音が漏れて、それが部屋中に響いて、それだけで私達はどんどん深みにハマっていく気がした。
「ん、く……はぁ…ぉ姉様…っ」
ふいにヒナが私の首にしがみつくように手を回してきた。
腰が…揺れている。
「ヒナ。腰…揺れてるわよ?」
静かに口を離し目線をあげるとヒナの視線とぶつかる。
部屋に入ってから、初めてまじまじと目を見つめた。
わざと、少し冷静になるように。
改めてこの状況がいったいどういうことなのかを知らしめるために。
目で分からせる。
「ぁ……」
予想通りのヒナの反応にふっと笑い満足し。
「ヒナったら可愛い顔して、やらしい子ね…」
「ちが…///」
ヒナの言葉を聞かずに足の間に手を入れ膝下から持ち上げる。
スカートがスルリと捲れ下着が見えた。
自分の体を割り込ませ足を閉じれないようにすると、そのまま膝下から手を滑らせ中央の柔らかな部分を下から撫で上げた。
「ゃ…!!だ、だめ…」
「だめ?濡らして、汚しちゃったから?」
スリスリと指先で下着の上から撫でるとすでに溢れている蜜が染みてきた。
止まらない私の指にキュッと目を閉じて首をふる。
自分の知らない快楽に、どうしていいか分からない。 そんな感じだった。
分からないなら私が導いてあげればいいだけ。
「どうしてこんなになっちゃったのかしら?まだ胸しか触ってないのに、ねぇ?」
「んっ、ん…ぁっ…ぁあ」
更に強く指をこすりつけるとついにグシュっと音がもれた。
「もしかして、さっきタクシーの中でいやらしい事されて感じちゃったかしら?」
「んんんっ!!…ふぁ…ぁ」
「…運転手さん、ルームミラーでヒナの事見てたもんね…興奮しちゃうわよね…?」
「ぁぁああ…ぁ…ん…ふぅ///」
私は濡れてピッタリくっついた下着に手をかけた。
(携帯)
|