| きっかり30分後に、寝室のドアがノックされた。マヤが亜紀を連れてきたのだ。 「寝室での作法は教えてあります。入浴の後、傷の手当も済ませましたが、尿道の痛みはまだ残っているようです」「ありがとう、彩夏を連れてくるのは2時間後にして」「かしこまりました」 マヤが出ていくと、「よろしくお願いします」と言って亜紀が頭を下げた。一日の調教ですっかり従順になっている。 亜紀は彩夏に使用したのと同じ、白い褌をつけられていた。上半身は裸だが、薄く化粧され、髪も整えられている。 「よく似合っているわ。マヤから聞いたでしょうけど、寝室では痛めつけたりしないからそんなに怖がらないで」 直立不動のまま、胸も隠せずに、緊張し怯えている亜紀に声をかけた。ショートヘアで美少年の様な、彫の深い顔立ち、筋肉質の鍛えられた躰、形のいい乳房と、褌を巻かれた小さな尻、亜紀の体を観察しながら自分も服を脱ぎ始める。 ショーツ一枚になって、亜紀の傍に近づくと、彼女の形のいい脚が小刻みに震えているのに気付いた。私と同じ背格好の体を抱きしめると、シャンプーの清潔な香りがする。唇を重ねると、抵抗なく舌がからまった。肌が重なり、しなやかな筋肉と弾力のある乳房を感じて、下半身が熱く疼いてきた。 「ベッドの上で仰向けになって。褌を脱がせてあげる」「はい」 ベッドでも亜紀は従順だった。恥ずかしい恰好でゆっくりと褌を脱がせたが、顔を赤らめるだけで抵抗はしない。褌を脱がせると、股間がガーゼで覆われていた。尿道を責められた後の手当を受けたのだ。大きく開脚した体位のまま、ガーゼを取ると、小さな悲鳴を出したが体は動かさない。 陰毛の中の襞を拡げ尿道口を露出させる。ピンク色の花の粘膜の近くで、尿道の入り口の粘膜が赤く爛れていた。 「まだ痛む?」「はい。でもそれより恥ずかしいです」 「脚を閉じていいわ。これからあなたに蜜をあげる。目を閉じて躰の感覚を研ぎ澄ませなさい」「はい」 ショーツも脱いで、ベッドで亜紀の躰に重なった。涼子や彩夏よりも、亜紀が性については未開発だ。誰とも肌を重ねていなかったし、オナニーもほとんどしていなかったのだろう。 丁寧に、亜紀の躰を探り、愛撫した。始めは固まっていた躰が徐々に反応し始める。うなじや乳房、背中から脇の皮膚を指や舌で愛撫しながら、下腹部へ移る。敏感な部分を優しく刺激していく。 亜紀が小さな喘ぎ声を出し始めた時、自分の股間を亜紀の下腹部に重ねてみた。互いの花が濡れているのを感じて嬉しくなる。唇で乳首を吸い、右手でクリトリスを刺激した後花びらの入り口を触ってみる。すでに濡れている襞を擦ると、亜紀がしがみついてきた。 「こわい。初めてです。こんな感じ。ああっ」 そのまま、濡れていてもまだ硬い、花の中に指を少し入れてみる。固く絞めつけられるが、ゆっくりと小さなピストン運動を始めた。 「ああっ。だめですー。ああっ」 私にしがみつきながら、腰をのけ反らせて亜紀は果てた。荒い呼吸をしている亜紀の髪を撫ぜ、唇を重ねると今度は亜紀の方から舌を入れてきた。 「もう一度、いきたい?」ささやくと、亜紀は恥ずかしそうに頷いた。 その後、何度かのオーガスムスを経験させた後、部屋に備えられているシャワーを使わせた。用意していた下着とパジャマを着せてから迎えの女中を呼ぶ。 「部屋でゆっくり寝なさい」肩を抱きながら言う。 「明日も調教されるのですね」亜紀が頬を私の胸につけた。 「そう。でもその後でまた蜜もあげるわ」「はい。ありがとうございました」 女中に連れられて亜紀が出ていき、私は彩夏を待った。
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