| 「はぁ…あっ…あん…」 土曜日の午後。 11月も半ばを過ぎて、随分と冬の色を濃くしてきたけれども 窓から入る陽の温もりは、お昼寝でもしたくなるくらい心地よい。 「ぅん…はぁん…」 ゆっくりお茶でも飲みながら穏やかな休日を過ごす家庭もあるだろう。 「あぁ…あぁん…あっ…あん…」 恋人達はランチに舌鼓をうち、映画を観たりショッピングしたりと、楽しい一時を満喫している頃だろう。 「あっ…あっ…あっ…」 なのに、この2人ときたら。 「あっ…な…尚っ…イクッ…また…またイッちゃう…ん…あぁぁぁぁん…」 ………相変わらずのご様子。
“尚。これ何回め?” “ん?夕べ雪が帰って来てから4回目♪” “クリだけで?” “そう♪ちなみにお口の方には指1本も入れてないの♪” “まぁまぁまぁ…” “もう雪は何回でもイキたがるんだよ♪” “………そうですか” 放心してるとは言え、雪のいる前で乱の問い掛けに答えてくれるとは…相当ご満悦のようだ。 ちなみに、一言付け加えさせていただければ、尚の言う“4回”とはSEXそのものの回数であって 1回のSEXで数えきらない程イク雪は相当イッてると言う事になります。
…あのさ。 言いたかないけどさ。 良い天気なんだから、たまには外でデートと洒落こんだらどうかね?お2人さん?
乱の独り言が聞こえたのか、デートだ、デートだと騒ぎ出した尚。 ここからはじっくりと拝見させていただくとしましょうかね♪
(携帯)
|