| いつもは、レディースコミック見ながら一人えっちでガマンできてたんだけど、今夜はどうしてもだめで、ノートpcを開けてしまった。 見るだけに徹してた、オンナノコ同士の掲示板。オトモダチ募集から、今夜だけの関係募集まで。こんなとき電話エッチ相手募集の掲示板があれば便利なのにな。 まだ時間は夜の10時。金曜日だし、もしかしたら誰か逢ってくれるかもしれない。でも、そんなことしたら遠距離の、この時間もまだきっと仕事してるカノジョに悪いな… どれだけ人が集まってるかだけ見ようとして、エッチ相手募集の掲示板を開く。 最初に目に飛び込んできたカキコミで、あたしはそこから動けなくなってしまった。
「xx駅で、今からエッチしない? なんでも、したいことしてあげる」
…xx駅って、ここから歩いて3分もしない距離。確かにラブホテルはたくさんあるけど、オンナノコ同士のカップルなんて見たことなかったのに… すごい勢いで「返信」をクリックしてしまっていた。カキコミ時間を見たら、30分もたってない。アドレスはpcのものだ。この人、まだ家にいるんだ! カキコミの名前は「アサカ」となっていた。慣れないキーボードを、震える指で叩く。 <アサカさん、はじめまして。私ヒロといいます。xx駅はすごく近いので、お逢いできたらと思って・・・> ここまで書き込んで、送信しようと思ったけど、少しだけ考えて付け足した。 <・・・エッチしたいです> 送信。
じっとそのまま、pc画面を睨みつけて待った。こんなにドキドキしたのは久しぶり。 そしたら! 一分もしないうちにメールが届いた!! 手が震えて、マウスをうまくクリックできない。 <お返事ありがとう、私も逢いたいです。じゃ、駅前のセブンイレブンで、週刊誌でも読んでるから。緑のシャツ着て行きます。もし好みじゃなかったら、そのまま帰ってくれていいよ。では、10分後に> うわーっ、うわうわうわ!! 本当に!? しかも駅前のセブンって、めちゃめちゃいつも使ってるし!! あわててしたくしようとしたとき、もう一通メールが届いた。えっ? と開けると、
<パンツははかないで来てね。できたら、一番短いスカートで>
・・・・・・・・・うっそ〜・・・
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