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■2487 / inTopicNo.1)  cradle
  
□投稿者/ 那智 一般人(1回)-(2005/09/22(Thu) 23:31:32)
    -序章-


    気が付けば私は、静かに暗闇を目指していました。

    其処は、深い深い其処へ向かって、静かに、同じリズムで、重力のままに。

    薄っすらとした意識の中で、私は空気の中を泳ぐ魚のように喘ぎ、

    そして温もりを求めました。


    枯れた声で、血を吐くように呼ぶのは、貴女の名前・・・




    『      』

引用返信/返信 削除キー/
■2488 / inTopicNo.2)  cradle -1-
□投稿者/ 那智 一般人(2回)-(2005/09/23(Fri) 00:00:34)
    2005/09/23(Fri) 00:03:39 編集(投稿者)

    淡い月明かりの射す部屋で、少女は真っ白に洗われたシーツの上に横たわっていた。
    まだ完全には熟していない幼い体を、自分自身で抱きしめて。

    その桜色の唇から漏れる喘ぎと共に紡がれるのは、あの人の名前

    その細い腕で触れるのは、赤く彩を放つ小さな突起

    次第に激しさを増す細い指は、その突起を悪戯に弄ぶ。
    周りから静かに撫でるように近付いて、そっと指先で転がして。
    ヘッドの上に投げ出された足は落ち着くなく擦り合わせられて、呼吸は次第に激しくなる。

    「ふぅ……、あ……。」

    自分の物とは思えない甘美な声に、弄ぶ手に更に力を込めていく。
    止まらない理性を掻き立てるように快楽が襲ってくる。
    まるで、手を止めてはいけないとでも言うように。

    ―手ヲ止メレバ―

    ―マタ、寂シザガ襲ッテ来ル・・・―

    「・・・・ちゃん・・・」

    朦朧とした意識の中、手は無意識に下へとずらされて。
    可愛らしいフリルのついた下着の上から、微かに湿った秘部を撫ぜる。
    電撃が体を走り抜けるような感覚に、頭が白くなった。

    何かが壊れた。

    少女は何からか逃れようとするように下着を取り払い、その場所に眠る禁断の蕾へと触れた。
    くちゅ・・・という厭らしい水音と共に、快楽と罪悪感が走る。
    だが、もう止められなかった。
    溢れそうなくらい湧き上がった其れは、少し触れただけで指に絡みつく。
    それをそのまま秘部の上の芽に絡めつけ、欲望の赴くままに弄んだ。

    「あっ!やぁ・・・・・ちゃん、・・・ぃちゃん・・・」

    愛しい人の名前を呼んで。
    愛しい人の姿を思い出して。

    何度も何度も擦り、扱き、弄び・・・。
    理性の飛んだ頭には、我慢なんて言葉は微塵もなかった。
    ただ、不器用な手つきで、賢明に自らの感じる所を求めて。

    「ひ、やぁぁ・・・・・!!」

    そして、ただ快楽だけを求めた少女が絶頂を迎えるのに、
    そう時間は掛からなかった。
    肩で呼吸し、まだ満足できないと疼く其処を持て余しながら。

    「ちぃ・・・ちゃん・・・・」

    少女の声は、淡い月明かりの射す部屋の中で、悲しげに響いた。
引用返信/返信 削除キー/
■2489 / inTopicNo.3)   cradle -2-
□投稿者/ 那智 一般人(3回)-(2005/09/23(Fri) 00:42:27)
    2005/09/23(Fri) 00:47:38 編集(投稿者)

    きっかけは些細な事だった。


    久しぶりに会った私の大好きな彼女は、まるで知らない人のようだった。
    すらっとしたパンツに、可愛らしいブラウスを付けて、
    あの頃は決してする事のなかったお洒落な髪形に、自然と映えるお化粧をして。
    話す内容も、興味のある事も、何もかもがあの頃と違っていた。


    「学校はどう?」
    いつものお店でパスタを食べながら、柔らかい微笑を浮かべた彼女が問い掛けてくる。
    「特に何もないです。もう直ぐ文化祭があるくらいかな・・・。ちぃちゃんはどうです?彼氏とか、出来ました?」
    投げかけられた質問に、イマイチ気の効かない答えと、それから冗談混じりな質問を返す。
    そしたら彼女は、頬を膨らませて『出来る訳ないでしょ!』と返してくれ、二人で苦笑する。
    私が過去の記憶から、彼女から帰って来る答えは無意識にそんな風だとめついていた。

    しかし予想は大きく外れて、彼女は困ったように笑って言った。
    「彼氏はまだいなけど・・・今度デートするの」
    嬉しそうに、頬を染めて。

    私は途端に悲しくなった。
    そして、心の中にモヤモヤとしたものが湧き上がってきた。
    「・・・そうなんですか。良かったですね」
    大好きな彼女のオメデタイ話に、とびきりの笑顔で祝福の言葉を述べる。
    ・・・が、その顔は引きつっていて、声は酷く無機質なものとなった。
    自分でも、その自覚があった。

    それ以来私は酷く不機嫌だった。
    彼女は色々話してくれたけれど、私はただ機械的に相槌を打つだけで。
    別に悪気があってやっている訳ではなかったけれど、
    私の中に沸き起こった残酷な気持ちが、私の心をどんどん壊していった。

    そして、次第に会話はなくなっていった。




    お別れの時。
    私の中の残酷な気持ちは消えて、無性に悲しくなっていた。
    彼女はもう新しい相手を見付けたのだ。
    一緒に笑って、泣いて、ご飯を食べて、不安や悩みも全部共有出切る人を。

    「私は・・・・・」

    消え入りそうな声で切り出すと、彼女が困ったように私の顔を覗き込んでくる。

    「イラナイですか?」

    自分で言った言葉に、酷く傷付いたような気がした。
    目の奥から、ポロポロと弱い涙が溢れてきて。

    その時初めて自覚した。

    友達としてじゃなくて。

    「特別な好き」を彼女に対して持っているのだと。

    そんな私に、彼女は今までに見せた事のないような怖い顔をした。
    腕を強く引き、力に任せて私を何処かへ連れて行く。
    突然の事に私は怖くなって、ただ引っ張られるままに付いて行った。



    人気のない場所。
    押し付けられた背中は冷たく、逃れられないようにしっかりと捕まれた手首はヒリヒリと痛んだ。
    「ちぃちゃん・・・?」
    震える声で名前を呼んでみたけれど、彼女は顔色一つ変えず、私の視線を捕らえた。
    私は、蛇に睨まれたカエルのように動けなくなってしまった。

    と、次の瞬間、唇に柔らかいものが触れる。
    其れが彼女のものだと理解するのに、軽く30秒は掛かっただろう。
    「・・・・っつ!」
    慌てて離れようとするが、力が入らずどうする事も出来ない。
    抗議しようと口を開けば、温かい物が口内へ忍び込んできた。
    「ふぁ・・・やっ・・・」
    絡め取られる舌に、唾液に、体の力はどんどん抜けていく。
    厭らしい唾液の絡む水音と、自分のものとは思えない声が嫌に響いた。

    「・・・ふ・・・ぁ・・・はぁ、はっ・・・あ・・・」
    漸く離された唇は、空気を求めるように喘ぎ、火照った体は蕩けてその場に崩れ落ちた。
    朦朧とする頭は、事を理解できずにグルグルと混乱を深めていく。
    「・・・ちぃ・・・ちゃ・・・」
    収まりきらず、口から零れ落ちた唾液を縫う事も忘れ、私は彼女を見上げた。

    だが彼女は何も言わず、そのまま足早にその場を去って行った。
    酷く傷付いた表情で、何か言いたげに私を一瞥して。



    何カガ壊レル音ガシタ・・・・・
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