SMビアンエッセイ♪

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■255 / inTopicNo.1)  24:7. Tactics。NO1 
  
□投稿者/ SEVEN 一般人(9回)-(2004/04/07(Wed) 22:14:50)
    私はゆっくりと目を開けた。仕事のストレスが溜まるとこに来て、催眠療法を、受けている。それにしてもなんとゆう夢を見たのだろう?(これが、私が抱えた運命なのか?。)クリニックを足早に後にし、近くのカフェで、時間をつぶす事にする。オーダーを済ませ外を見ると、桜の花が咲き始めていた。コーヒーが席に運ばれ私は、コーヒーを口にした。腕時計をみて、行き着けのお店に予約をした。休みの日に必ず行くお店だ。もうそろそろ、時間は良いころだろう。会計を済ませ、TAXIに乗りお店に向かう。ラジオからサザンの(涙の果実)が流れ出した。桜並木を抜けた頃(♪ー四六時中も好きーと言ってー夢の中ーへ連れーて行ってー)と、サビの所が流れた。(もしかしたら。。。)と思いながらも(そんな馬鹿な事)と思い直しタバコの火をけした。TAXIはお店の近くまで着いた。そこからは、近いのでTAXIから降りお店に向かう。そのお店は路地裏の目立たない所にあるビアンバーである。ドアを開けお店に入り何時もの席に座り何時もの赤ワインをオーダーした.暫くSTAFFと他愛もない話をし楽しい時間を過ごした。帰ろうとした時にお店のドアが開き私は息を呑んだ。ツブラな瞳をした女性だ。私の隣の席しか空いて居ないのだ。私は勇気を出してその女性に挨拶をした後で名前を尋ねた。すると(ゆきです。始めまして)と挨拶をしたのだ。暫くゆきと、お酒を楽しみ、ほろ酔い加減になったころ(二人になろうか?どこか別の場所で?)と尋ねると、ゆきはただ恥ずかしそうにコクリと肯いた。まるで昔からの恋人の様に寄り添いながら店を後にした。名は千佳。これから、ゆきとの愛欲の日が始まるのである。T、B、C



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■256 / inTopicNo.2)  Re[1]: 24:7. Tactics。NO1 
□投稿者/ 那緒 一般人(14回)-(2004/04/08(Thu) 01:44:34)
    これは千佳ですよね?主人公と言うか主観は。
    びっくりです、催眠療法での出来事だったんだ…。
    これは予想つきませんでした。
    涙の果実…凄い。細かい所まで凄いですね。
    歌詞とか。思わずなるほどって言ってしまいました。
    このアイディアは凄いです!
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■283 / inTopicNo.3)  Tactics。NO2
□投稿者/ SEVEN 一般人(20回)-(2004/04/12(Mon) 11:16:03)
    バーを出た私達は当然の様にホテルにチェックインした。部屋に入るなり、ゆきを抱きしめ彼女の唇を奪う。最初は軽いキスを何度も繰り返す。彼女の唇の感触を楽しむ為に。やがてゆっくりと舌を絡めてゆく。ゆきの鼻息が首筋を優しく刺激し何とも心地よい。それはゆきも同じだろう。ゆきの艶の有る黒髪を撫でていた手はゆきの薄いセーターを脱がしだした。一度唇を離しセーターを優しく脱がし、ブラジャーに包まれた豊かな胸の感触を楽しむ。慌てる必要など無い時間はたっぷり有る。ゆきは、一切抵抗しないどころか、私を欲情へと駆り立てるに充分んな吐息を漏らしている。私はゆきの後ろに移動し耳の裏から首筋、鎖骨の繰り返しをしながらスカートのファスナーを下ろしベッドへと移動した。その間も、甘い吐息を漏らしたままだ。ブラジャーのホックを外し首筋を愛撫しながら、ゆきの前に体を移動させゆきのツブラな瞳を見つめながら再び彼女の唇を奪う。眼も眩みそうな程の激しいキスだ。(ゆきは、もう私の奴隷に堕ちた。)と確信できた。なぜなら彼女の眼が全てを物がったているからだ。眼は口ほどに物を言うとはまさにこの事であろう。ツンと上をむいた白く綺麗な乳房を下から上へと優しく揉みながら、ゆっくりと下の方へと舌を動かして行く。反応を確かめながらも焦らすのだ。肝心な所にはまだ指一本触れていない。耐え切れなくなったのか喘ぎ声から(お願いします。触って下さい)とオネダリされたが、さらに焦らして反応をみる。(まだまだ、速いのよ。もっと、焦らして上げるから、可愛い声で鳴いてごらんなさい。私から離れられなくなる程の絶頂感を味あわせてあげる。そのかわり、私の奴隷に成ることを誓いなさい)と、ゆきに問い掛けた。ゆきは、(これから、ゆきは千佳様の奴隷に成ることを誓います。ですからお願いいたします。)念を押す必要など無かった。ゆきは恐らく今まで経験した事の無い程の絶頂を味わいたいに決まっているはずだからそこまで連れて行ってあげるもう離れられなくなるからね。それからも、休める事無く攻めつつ”けやがてゆきは失神した。ゆきが眼を覚ますのを待ち身支度を整え、ホテルを後にした。お互いの携帯番号を教えあい、同じ方向だったから一台のTAXIに乗り込む。ラジオから聞こえたのはこの曲だった。(♪優しいキスをして、何度もキスをして♪)そう、ドリカムの、24:7だ。T、B、C

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■284 / inTopicNo.4)  Tactics NO,5
□投稿者/ SEVEN 一般人(21回)-(2004/04/12(Mon) 11:17:36)
    上半身を愛撫していた刷毛を下半身へと焦らしながら移動させて行く。ゆきの口からは途切れる事無く喘ぎ声が聞こえている。乳首を口に含みコリコリとした感触を楽しみながら刷毛を一気に内腿へ移動させる(そこはまだ、お預けよ)と耳元で囁く。(あっそんなあ)とゆき(言う事が聞けないの?もうやめてこのまま終わってもいいのよ?どうする?)すると(お許しくださいもう我侭は言いません。お任せいたします)と涙交じりの声で呟いた(そう。全て私に任せればいいのよ)そう言うとゆきが返事をしようとしたのか口を開けたので舌を差し込む。わざと大きな音を立て激しくキスをする瞬間にゆきの耳を塞ぐ。脳の中にキスの音が反響しそれだけで十分に感じるはずである。ゆきの喘ぎ声がオネダリに変わるまで時間はかからかった。いよいよ、ゆきの濡れた秘所を攻める時がきた。目隠しを外し太腿の間に鏡を固定し、右手の中指をゆっつくりと挿入し第二間接まで入った所でくの字型に曲げザラザラしたところを探りあて刺激すると同時に溝に沿って下から上に舌を往復させ淫蜜を啜り、クリを舐め上げ、ザラザラしたところを刺激していた速さを早め一気に絶頂へと導いたのだ。シーツにゆきの淫蜜の染みが拡がり始めた。両足を痙攣させた瞬間、ゆきの身体は仰け反り、右手の中指はゆきの中に吸い付くようにひくひくとした感触を味わった。無機質な玩具では味わう事のできない。達成感にも似た喜びである。(まだまだこれからだからね)そう耳元で囁きかけた。

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■285 / inTopicNo.5)  Tactics NO,6
□投稿者/ SEVEN 一般人(1回)-(2004/04/12(Mon) 11:20:11)
    2004/04/12(Mon) 11:20:46 編集(管理者)

    ゆきは、ゆっくりと眼を覚ました。さっきまで失神していたからだ。ゆきの身体のロープを外しお風呂に入る。本当に綺麗な身体をしている。雪の様に白く染み一つ無い身体だ。愛しさを込めて、両手に石鹸を泡立て、マッサージするように洗い、シャワーで流す。ゆきを身支度させ、オヤスミのキスをする。その時ゆきの耳のピアスを外し私のダイヤのピアスを片耳に付けてあげる。(これから、このピアスが私の奴隷の証だから、私のピアスとお揃いだから、おやすみなさい)再び軽いキスを繰り返したあと、ゆきは帰った。PCを起動させ、調教記録を付ける。(初めての調教にしては、反応も良く飲み込みも早い。縛りにも抵抗しない。これからが楽しみである。焦らしにもかなり耐えてくれる。明日が楽しみだ。)(焦らし、縛り、目隠し、刷毛、)と使ったアイテムまで打ち込み、PCを落とした。今ごろゆきは、どうしているのかと思い携帯を手にしようとしたが、我慢した。ゆきからの翌朝の挨拶まで我慢すのだ。我慢できない程の痛みを下腹部に覚え這う様にしてトイレに向かう。大量の血便が出たのだ。クッリニックでの夢が現実になる不安に怯えながら鎮痛剤を飲み病院に行く決心をする。(ゆきに、悲しい思いもさせたく無いし私ももっと生きたい。)そう思った。少なくともこの時は。時に神様は残酷な運命を与えるとも知らなかった。T,B、C

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■286 / inTopicNo.6)  Tactics NO,7
□投稿者/ SEVEN 一般人(23回)-(2004/04/12(Mon) 11:22:09)
    2004/04/12(Mon) 11:23:03 編集(管理者)

    翌朝、ゆきから、挨拶を受けたあと、病院に予約を入れ自宅を後にする。精密検査を薦められそのまま入院をする。2、3日で帰られえるはずだ。ゆきに心配は掛けたくない、仕事が忙しいと嘘を吐く事にしよう。そう心に決めた。全ての検査が終わった、医師からは、進行性スキルス性癌の診断が下され余命も一年程と説明される。私は入院を拒み、ゆきとの生活を選ぶ。年月で埋められない思い出を二人でつくるために。私は自分」の全てをゆきに捧げよう、ゆきは必ず答えてくれるから。愛情は受けるだけでは駄目なのだ。精一杯惜しみなく注いであげ様。私はそう思い抗がん剤と、睡眠薬を受け取り病院を後にする。楽しい時間」は早く流れ24回目のゆきの誕生日を迎える日が来た。ゆきを迎えに行くか最後まで悩む。それならば運命に逆らわずこの身をゆきに捧げる事を決意した。ゆきか絡がありこちらに向かう為にTAXIに乗ったとの連絡だった。言葉も出ずただ涙が溢れた。電話を無言で切ったのもその為だ。暫くして病院から連絡が入る。ゆきが入院したことを知る。すに病院に駆けつけ医師から説明を聞く。(残念ながら失明されました)私は自分を責めた。ゆきに対して心の底から。ゆきに、少しだけ面会をして自宅に戻りPCを起動させゆき宛ての手紙をつくる。24:7と言うタイトルだ。手紙の最後に再見と記したのは、ゆきの眼が私の眼になるからだ。人の繋がり」や愛情は長さでは無く深さなのだ。私達もあの桜の様に短いけれど心に残る関係でいようと思う。遅咲きの桜が咲く頃私はこの手紙をバッグに隠しゆきを連れて病院へ向かう。24:7になる為に。FIN

完結!
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■287 / inTopicNo.7)  感想
□投稿者/ 那緒 一般人(23回)-(2004/04/12(Mon) 11:23:46)
    全てがつじつま合った感じです、読み切ったあと感心してしまいました。
    話の練り方が凄いです。
    特に「再見」です、なるほど!と。
    「愛情は受けるだけでは駄目なのだ」と言う文章にも感心です。
    その通りですね、千佳はゆきの主人としてではなくゆきを大切にしている
    気持ちがとても良く解りました。
    読み返しても自分の角膜をあげると言うアイディアには圧巻ですね。
    話の終わり方も切なくて良いですね〜。
    人を愛する気持ち、思いやる気持ち、心の繋がりホントに良かったです!

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■288 / inTopicNo.8)  感想
□投稿者/ ちらった 一般人(1回)-(2004/04/12(Mon) 11:25:38)
    2004/04/12(Mon) 11:26:33 編集(管理者)

    一気によんじゃいました。
    このラスト、最初につながってるんですね!
    24:7って何ですか。「ゆきの眼が私の眼になる」って。。
    切なくなる話。悲恋かもしれんが永遠の恋(愛?)
    なのかも。なんか結晶みたい。
    乞 続編 です。
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■289 / inTopicNo.9)  ちらったさんへ。
□投稿者/ SEVEN 一般人(2回)-(2004/04/12(Mon) 11:27:58)
    2004/04/12(Mon) 11:28:33 編集(管理者)

    ちらったさんへ、レスありがとうございます。24;7とは、四六時中と言う意味です。Tacticsの前に24:7の方をお読みになると、謎がとけます。今からでも24:7を是非、読んで見てください。お願い致します。宜しくお願い致します。
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■290 / inTopicNo.10)  Re[4]: ちらったさんへ。
□投稿者/ ちらった 一般人(5回)-(2004/04/12(Mon) 20:57:15)
    7さん、レスありがとう。
    24:7を読もうと思って探した(つもり)なんですが、
    見つけられません(^^;)。別タイトルとかなんでしょうか。
    教えてください。お願いします。
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■295 / inTopicNo.11)   ちらったさんへ。
□投稿者/ エロチカ=7 一般人(5回)-(2004/04/13(Tue) 03:42:27)
    PCからでしたらすぐ、わかります。SEVENの名前でさがしてみてください。お願いいたします

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■296 / inTopicNo.12)   ちらったさんへ。
□投稿者/ SEVEN 一般人(25回)-(2004/04/13(Tue) 03:44:42)
    PCからでしたらすぐ、わかります。SEVENの名前でさがしてみてください。お願いいたします

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■297 / inTopicNo.13)  感想
□投稿者/ ちらった 一般人(6回)-(2004/04/13(Tue) 22:40:05)
    SEVENさん
    拝読しました☆
    SMも濃厚だけど、愛のイメージが強い作品ですね。
    千佳とゆきの間の強烈な想いが、目に見えるような描写がすごいです。
    実在の話ではもちろんないんだろうけど、なんていうか
    ある意味とてもリアルでした。
    もっと読みたい。
    次回作も楽しみにしてます!




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■6211 / inTopicNo.14)  More story
□投稿者/ SEVEN 一般人(1回)-(2010/02/28(Sun) 09:44:02)
    貴女との出会いは突然で、別れも、突然でしたね・・・?私の人生で最も愛した貴女・・。貴女も又、精一杯の愛情で受け入れてくれました・・。数年振りの果たされた約束・・。他人から見れば、それは、小さな光でしょう・・。私にとっては、眩い輝きとなって貴女から放たれた強烈な光です・・。桜の花の季節は私にとって、特別な時期なのです。貴女にとっても特別な季節でしょうね・・。もう、離れる事も無いでしょう・・。貴女は特別な存在なのですから・・。もう一度、抱きしめたかったし、キスしたかったし、愛し合いたかったし、手を繋ぎたかったし・・・。私は方向音痴なので、向こうでは、入り口で待っていてくださいね・・。向こうでも、ずっと一緒だよ?それでは・・。さよならとは、言いません、また会いましょう! Chika
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