| 瞬間、首筋にヌロッと湿った感触。 吐息をそこに感じて舐められたんだ…とわかった。 「イヤなのに尖らせてるの?」 彼女が言っているのは乳房のことだろう。 捏ね回す手に力を入れられる。 痛い…けど何故だろう… 本気で嫌がれない。 逆にもっとして欲しいくらい。 でもココで『もっと』なんて言えない。 「かなりの恥ずかしがりみたい…ね」 腰を捕らえていた手が下りてジーンズの上からアソコを弄られる。 「もう一度聞くわよ?」 耳の裏を舐められ、耳朶を優しく噛まれる。 声を抑えようと必死になる私をあざ笑うかのように。 「欲しい?」 言えるわけがない。 初めての人に…しかも女性にそんなこと… 人ごみの多い電車で、こんなことをされて… でも…
「ほし…ぃです…」 理性より欲望が勝った瞬間だった。
(携帯)
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