| 2006/03/04(Sat) 00:12:46 編集(投稿者) 2006/03/04(Sat) 00:06:24 編集(投稿者)
―7年後の春―
あれから7年の時が過ぎた
見慣れた町はいつの間にか新しいものへと変わっていった
そして私は16回目の春を迎え新しい学年へと進級し 新しい学年バッチを胸に桜の花びらが舞う高校の門をくぐった
「亜純ッ!!おはよぉvV」
そう言いながら丁度新しい教室のドアにいた私の肩をポンッと叩いてきたのは高校に入って真っ先に出来た友達『千雪(ちゆき)』だった
人懐っこくて誰とでも仲良くなれるタイプだと思う
「おはよう」
「ねぇねぇ!!ウチらまた一緒のクラスだよぉvV運命かなぁ//どっちにしてもまぢ嬉しいよぉ☆てかてか昨日のテレビ見た?!私さぁ…」
相変わらずのマシンガントーク
もう慣れっこだけどね
「もぉ〜聞いてんの?!」
「あぁ〜…ゴメンゴメン。もっかい言って?」
「いいけどぉ〜…チュウしてくれたらね//」
「後でしてあげるよ」
「ぇえ〜!!!!今がイイ!!」
私はスネる千雪に耳元で囁いた
「(今したら、それだけじゃ我慢出来ない)」
そしたら真っ赤になった千雪は分かったと言って許してくれた
(携帯)
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