SMビアンエッセイ♪

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■3101 / inTopicNo.1)  望-01
  
□投稿者/ 麻琴 付き人(56回)-(2006/05/09(Tue) 21:37:47)
    いつの日からだろうか・・・

    自分が同性愛者であると自覚し始めたのは。

    そして、今の彼女と同棲し初めて丸5年。

    私は明日で29歳になる。

    政府組織の中で、責任ある立場で仕事をしていると、

    両親もさほどうるさく結婚を言わないものだ。

    今の時代に助けられている部分もあるだろう。

    女性が社会に進出する時代!

    二人姉妹の姉は25歳で結婚。

    私の歳には3歳になる女の子と1歳の男の子がいた。

    幸せな主婦とバリバリな妹。

    両親も意外に楽しんでいる・・・・様にも見える。

    もうちろん、両親はじめ姉や友達も私のことを知らない。

    女性しか愛せない、私のことを。

    彼女のことも、仲良しのルームメイトとしか思っていないだろう。

    しかし、一緒に暮らしている彼女は私の・・・・・女だ。
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■3102 / inTopicNo.2)  望-02
□投稿者/ 麻琴 付き人(57回)-(2006/05/09(Tue) 21:40:51)
    私、こと松下望は大学卒業後すぐに行政府自治体に勤めることとなり丸7年。

    主任クラスに昇格して2年が経った。

    結構多忙な毎日である。

    がむしゃらに働いて出生コース!なんてサラサラ考えていなかった。

    仕事が面白く、先輩に薦められるままに昇進試験を受け、今に至る。

    といった感じだ。

    私の彼女は塾講師。

    もともと小学校の先生になるつもりだったらしいが、

    就職の受け口は毎年狭き門となり、

    ならば!と言うので教育学部卒が活かせる進学塾の講師になったのだ。

    名前は有紀。二つ下の27歳。

    私は有紀にベタ惚れである。

    自宅にいるときは、有紀のどこかに必ず触れている始末。

    少々ウザイか!?

    ま、有紀が何も言わないのだからいいのだ。

    会社にいる私からは想像できない姿に違いない。

    二人とも同年女性の平均よりは、はるかに良いお給料をいただいており、

    マンションは分譲。

    と言うのも、私が大学を出た年に父が

    『賃貸で支払う家賃がもったいない。

    それに永田町で働いているのだから、

    もしかすると政治家の道が開かれないとも限らない。』

    とあり得ない可能性の話をしながら勝手に話が進められ、

    5年間は父が払い続けてくれたローンを、2年前から私が引き継いでいる。

    頭金を多く入れてくれたので、返済期間も短く、

    月々のローンも苦にならない額だ。

    父には頭が上がらない。

    貯金もまぁまぁってとこで、

    お金に

    住む所に

    仕事に!

    と健康を気をつけていれば、完璧なライフスタイルだ。

    そして、愛する彼女がいる。

    今の幸せがずっと続くと思っていた。

    だって、不安要素が何一つ無いんですもの。
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■3103 / inTopicNo.3)  望-03
□投稿者/ 麻琴 付き人(58回)-(2006/05/09(Tue) 21:56:39)
    2006/09/04(Mon) 14:08:44 編集(投稿者)

    ゴールデンウィーク空けの月曜日、連休でリフレッシュしたものの、

    9連休で仕事ボケの頭に活!を入れながら出社すると、

    ビルの1Fがやけに賑わっている。

    どうやらエレベーター待ちで人だかりになっている様だ。

    『おはよ!』

    ポンと肩を叩いてきたのは同期の淳子。

    『今日からだもんね。事実上、新人さんの初出社』

    人だかりの後尾に着きながら淳子が言う。

    あ!そうか。4月に採用された新人さん達の研修が終わり、

    今日から永田町にご出勤ってわけか。

    どうりで・・・・まだ社会に馴染んでいない雰囲気はそのせいだったのか。

    言い方を変えると、フレッシュ!ってことなのかな?

    などと思いながらようやくエレベーターに乗り込んだ。

    『あぁ〜松下君。ちょっといいかなぁ〜』

    席に着くなり室長からの一声。

    室長室に行くと、一人の女性が立っていた。

    私はその女性に軽く会釈をして

    『室長。なんでしょうか』

    『あぁ〜松下君。すまないね。こちら紺野咲子君。

    紺野君。先ほど話したこちらが松下君だ。』

    紹介された我々は改めて会釈をした。
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■3104 / inTopicNo.4)  望-04
□投稿者/ 麻琴 付き人(59回)-(2006/05/09(Tue) 22:06:00)
    『ま、二人とも座って。』

    室長を誕生席位置にし、我々は向かい合って腰かけた。

    『紺野君には暫く松下君と組んで、仕事を覚えてもらおうを思っている。

    今期入社の新人と同じ入官になるが、紺野君はずっと永田町なんだ。

    来月からスタートするプロジェクトのメンバーにと、中途採用をしたわけでね。

    お互い、良いパートナーになってくれるといんだがね』

    ずっと永田町なんだ・・・って、政治界に精通してる。を暗に伝えているのだろうか。

    『そうでしたか。まだ未発表のメンバーがいると聞いていましたので、

    新人ではない、どなたかが紹介されるとは思っていました。

    紺野さんとおっしゃるのですね?

    内閣サポートAグループ主任の松下です。』

    『紺野です。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。』

    年齢は同じくらいかな?落ち着いた感じの話し方だ。

    『こちらこそ。

    で?室長。席はどちらになりますか?』

    『プロジェクト始動まで時間がないからね。

    今、松下君が座っている後ろのブースを空けてある。

    当分は資料の山に囲まれることになるだろね〜。

    二人用ブースだから、松下君は仕事の切がいいところで荷物を移動させるといい。

    あとは二人で使い易い様に好きにしなさい。

    必要な物は揃えよう。』

    『ブース使用ですか?待遇いいですね(笑)』

    私は笑って言った。

    『では他にお話がなければ、荷物の整理にかかりますので私はこれで』

    私は室長席を後にした。
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■3105 / inTopicNo.5)  望-05
□投稿者/ 麻琴 付き人(60回)-(2006/05/09(Tue) 22:07:09)
    私は紺野さんを紹介されたことに少々驚いていた。

    てっきり既存の人を抜粋するものと思っていただけに・・・

    引き抜き?

    ま、出来る人なら私が助かる。

    それに第一印象は悪くない。

    しかし、ブースを用意してくれるなんて・・・・

    まさか!室長の愛人?(苦笑)まさかな・・・

    そんな勝手な思いを巡らせながら、自席周りの整理を始めた。

    午前中には片付けて、午後には仕事を開始できる様にしなければだ。

    連絡をしなければいけないところがたくさんある。

    スケジュール調整は、各秘書と蜜に連絡を取りながら、

    細かく調整することも私の仕事の一つなのだ。

    二人用ブースは、背中合わせにデスクが設置され、

    お互いが振り向けばすぐにミーティングできる様、間にテーブルが置かれている。

    ここでは役職に関係なく、必要と判断されると個室ブースが用意される。

    それだけ内密資料が多いということだ。

    ま、国家機関を操作してる人たちを管理しているのだ。

    当たり前と言えば当たり前。

    次期総裁の目処が立っていないまま総理交代の期が間近に迫っている。

    周辺堅めのため、動かせるコマには慎重に慎重を重ねなければならない。

    殆どの資料がダンボールのままだが、

    全ての荷物をブースに運び込み、一通り仕事が出来る体制に整えることが出来た。

    紺野さんは、室長に連れられ関係者への挨拶周り兼ねて管内を案内して回っている。
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■3109 / inTopicNo.6)  望-06
□投稿者/ 麻琴 付き人(61回)-(2006/05/10(Wed) 21:26:20)
    まずは机の上をスタンバイさせ、

    ふ〜っと椅子にもたれかかり、時計を見ると11時半。

    とそこへ紺野さんがブースに入ってきた。

    『松下さん。これからよろしくお願いします。

    少し早いですけど、ランチいかがですか?

    室長が三人でっておっしゃっておられたのですが、

    急用ができたので二人でいってらっしゃい。ってこれ・・・・』

    紺野さんは一万円札を持った手を差し出した。

    私は思わず笑ってしまった。

    室長の好意もおかしかったが、

    紺野さんに笑ってしまった。

    だって、お年玉をもらった子供が(どーしよう)ってママに相談してるみたいに見えたから。

    仕事が出来る!て印象の美人が、子供っぽい素振りをするとかわいい。

    と思ってしまうのは私だけだろか・・・・

    タチの性か・・・・

    『室長ったら・・・・(笑)

    ま、そういうことであれば、お言葉に甘えさせていただきましょうっか』

    ということで紺野さんと二人、ランチでは滅多に行かないシャブシャブ亭に直行。
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■3110 / inTopicNo.7)  望-07
□投稿者/ 麻琴 付き人(62回)-(2006/05/10(Wed) 21:27:19)
    案内された個室は、ランチといった雰囲気ではない。

    『ここ、室長お薦めのお店なんですよ。

    キツイ仕事が続いたあととか、必ずここに連れて来てくださるんです。

    でも室長はもっぱら、すき焼き派なんですけどね。』

    『室長ってなんだか永田町って感じしませんよね。

    人のいい親戚のおじさん。って感じで』

    『人のいい親戚のおじさんって表現はいいわね〜。

    でも、怒るとすっごく恐いらしいですよ。男性の話だと。

    話変わりますけど、紺野さんって室長とはお知り会いですか?』

    『知り合いと言うか、以前お仕事していたところの秘書官と室長は仲良しみたいですよ。

    私はいつも秘書官と行動が共だったので、お食事の席も何度か・・・

    ・・・どうして?』

    『あ、いえ。気を悪くされたらすみません。

    中途採用の場合、事前にレジュメを頂くのに今回は突然紹介されたので驚いたんです。』

    『なるほどね。まさか愛人!なんて、思わなかったでしょうね』

    意地悪っぽく笑って言う。

    『あ!いえ。まさか。そんな・・・・』

    基本的には落ち着いている私だが、チラっと考えてた愛人説に触れられ慌ててしまった。

    『(笑)そんなに慌てる松下さんだとは思わなかった。

    私は松下さんのレジュメはいただきましたよ。

    だって、一緒にお仕事させていただく方ですもの。

    事前に心構えが必要だし、お誘いを断る事だって必要でしたからね』

    『そうでしたか。やはり図星って慌ててしまいますね(汗)』

    紺野さんは大笑いしている。

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■3111 / inTopicNo.8)  望-08
□投稿者/ 麻琴 付き人(63回)-(2006/05/10(Wed) 21:28:10)
    2006/09/04(Mon) 14:06:29 編集(投稿者)

    綺麗な人が笑うと笑顔が輝くんだなぁ。これが。

    『私のこと年上だと思ってる?』

    『同じか上か・・・って思ってますけど・・・・』

    『実は!

    松下さんと同じ歳です。

    なので、っていうのも変だけど、とにかくよろしくお願いします。』

    改めて頭を下げられてしまった。

    『こちらこそ、よろしくお願いします。

    以前の職務経歴を私は知らないけど、

    おそらく紺野さんにお教え出来ることってそんなにないんじゃないでしょうか。

    永田町って独特だから、この町にもまれた方ってなんとなくわかるんですよね〜。

    私が言うのも生意気なんですけど。

    私は今の所しか知らないので、

    むしろ私の方が教えていただくことの方が多いのかも。

    こちらこそ、よろしくお願いします。』

    私は正直そう思い頭を下げた。

    『仕事は大変なのは覚悟してるけど、

    パートナーに恵まれれば苦労はやりがいに変わるわ。

    なんだか楽しみです。』

    紺野さんが言うサラっとした一言も、仕事が出来るんだろなぁと思わせる。

    『では、戦の前に腹ごしらえをしますか?

    人のいい親戚のおじさんのおごりで(笑)』

    私達はすっかり意気投合し、豪華なランチタイムを満喫した。

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■3113 / inTopicNo.9)  待ってました!
□投稿者/ 麻琴隠れファン 一般人(1回)-(2006/05/10(Wed) 23:03:55)
    もう隠れファンじゃなくただのファンになっちゃましたが、
    待ってました!
    楽しみにしています。
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■3114 / inTopicNo.10)  望-09
□投稿者/ 麻琴 付き人(64回)-(2006/05/11(Thu) 22:49:23)
    贅沢なお肉をほおばりながら

    『ビールの一杯でもあると言うことないんだけど』

    なんて言いながら楽しんだランチを終えた後、ブースに戻ってからは大変な午後となった。

    なにせ連休明けということも手伝って、

    軽はずみな発言をしてしまった議員の週刊誌やマスコミに対するフォローや、

    地方事務局との連絡漏れで生じた事態収拾やら・・・

    やっとセルフのコーヒーを口にしたのはもう22時を回っていた。

    初日から紺野さんはよく動いてくれた。

    というか、仕事の裁き方は大したものだ。

    さすが、引き抜かれただけのことはある。

    そしてなんと言っても紺野さんの話し方が魅力的だ。

    声のトーンや話すスピード。

    相手の話が全然関係ない方向に向かった時の起動修正のテクニック。

    何者!?って感じだ。

    その日はお疲れ様の言葉をかるく交わしただけで、私はよろけながら帰宅した。

    さすが我が家に帰ると癒される。

    だって有紀がいるんだもん。

    帰宅して有紀にただいまのキスをしようとすると、

    『手を洗ってうがいして、スーツは着替えていらっしゃい!』

    と怒られた。

    しぶしぶ洗面所に向かう私に

    『望〜、お風呂入ってるから入っちゃえば?疲れ取れるわよ』

    『はぁ〜い』

    まるで奥さんの様だ。

    幸せのひと時。

    ムースの付いた髪を洗い、

    体を洗ってバブを入れ、肩までつかり、鼻歌なんぞ歌って上がった。

    『ビール冷えてるわよ。飲むでしょ?』

    なんで有紀はこんなにつくしてくれるんだろか。涙がちょちょびれる思いだ。

    私はオヤジの様にタオルを首にかけ、パジャマでソファーにデーーーンと座った。

    『ささ、一杯どーぞ』

    と言いながら有紀がビールを注いでくれた。

    ゴクッゴクッゴクッゴクッ

    プハァ〜

    おいち〜♪

    『有紀も一緒に飲まない?』

    『あぁ、ごめんね〜。明日の授業の見直ししておかないといけないから。

    連休明けでさ、今日は脳と体のリハビリになったんじゃない?

    今夜はもう寝た方がいいわよ。

    私、今夜は遅いからさ。』

    と言いながらキスをしてくれた。
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■3115 / inTopicNo.11)  望-10
□投稿者/ 麻琴 付き人(65回)-(2006/05/11(Thu) 22:50:29)
    2006/05/11(Thu) 22:53:39 編集(投稿者)
    2006/05/11(Thu) 22:53:29 編集(投稿者)

    『ちょっとだけ〜。癒されたい〜』

    と言いながらソファーに有紀を押し倒した。

    『ダ〜メよ〜。』

    『ちょっとだけ。ね?ちょっとだけ』

    何がちょっとだけなんだか意味不明だが、

    私は有紀にキスをしながら舌を入れた。

    有紀の軟らかい唇。たまらない。

    ゆっくりTシャツの中に手を潜り込ませ、ノーブラの胸を揉む。

    胸の大きさは普通だが、乳首が少し大きめな有紀の胸。

    硬くなった乳首が手のひらに触れるのが好きだ。

    Tシャツをすっかり巻くり上げ、あらわになって現れた両胸を揉みながら、

    吸い付き

    しゃぶり、

    頬ずりし、

    少しだけ噛む。

    有紀は乳首が異常に感じるのだ。

    もう何十回、何百回とこの体を抱いているのだ。

    少しの反応でも見逃さない。

    有紀の体を一番知っているのはこの私だ。

    私にとって有紀はお姫様だ。

    優しく、激しく、強く、繊細に抱くテクニックは、

    彼女のためだけに・・・・

    彼女の体で教えられた。

    有紀が気持ちよくなることなら何でもする。

    それが私の喜びだから。

    私の唾液も流れ出てきて、

    乳首をしゃぶる音がピチャピチャという音に変わってきた。

    有紀は軽く抵抗するものの、目を閉じた。

    有紀の唇に少し力が入ったとき、血液の流れが変わった証拠だ。

    感じ始めているのだ。
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■3116 / inTopicNo.12)  望-11
□投稿者/ 麻琴 付き人(66回)-(2006/05/11(Thu) 22:54:12)
    やらなければいけない仕事がある有紀の意思とは裏腹に、

    有紀の体は、私の愛撫をもっと!もっと!と求め始めている。

    私は有紀の乳首をしゃぶるのが大好きだ。

    私は有紀の背中に両腕を回し、

    力いっぱい抱きしめ、尚も乳首をしゃぶり続ける。

    そのうち段々と有紀は下半身をモゾモゾし始めるのだ。

    ここで、指を秘部に潜らせるか、指は一切使わず口だけで責めるか・・・

    たまにオモチャを使うこともあるが、他力を借りている様で滅多に使わない。

    それに、準備してる少しの間がシラケル気がして。

    私はまた唇に戻り、思い切りディープなキスを交わした。

    キスをしてる間、有紀のショーツを自然に脱がして行く。

    有紀は157センチ。私は167センチ。

    この身長さ10センチが結構いい感じでことを運ばせてくれるのだ。

    無防備な下半身。

    私はもう一度乳首をしゃぶり、胸を思い切り揉んだ。

    そして唇を有紀の体から離さない様に下に移動させた。

    有紀の茂みにフーっと息をかけた。

    片足をソファーの背もたれに掛け、秘部に少し風を通した。

    アソコを見ているだけなのに、有紀が腰をうねらせるので、

    いやらしく花びらが光る。

    妖しく光る割れ目に、フッと息を吹きかけてみた。

    割れ目を包み込む様に盛り上がっている左右の肉が、

    まるで生き物の様に脈打っているのがわかる。

    割れ目に沿って、アナルからクリまでゆっくり舌を這わせてみた。

    乱れるのを理性で押さえている様な息遣い。

    しかし理性と体は別物。

    獲物を捉えんとばかりに、

    妖艶な輝きを放つ粘りけのある透明な液体が糸を引く。

    私の舌に繋がるその細い糸。

    吸っても吸っても切れることが無く、執拗に私を離さない。

    蜘蛛の糸にかかった私。

    私が有紀を捉えているハズなのに、

    本当は私が有紀に捕らわれている。

    一種の魔力?

    その糸に手繰り寄せられ、私の舌は有紀の秘部に吸い込まれていく。

    決して割れ目をこじ開けることなく、

    入念に舌這わせるだけ。

    はじめは舌先を少し硬くし、

    クリを弄ぶ。

    尿道の周りをグルッとマッサージしたあとは、蜜穴にゆっくり挿入。

    蜜穴の入り口がヒクヒク息づいている。

    そして私の舌を締めつける。

    唾液と愛液とで、

    有紀のアソコはグチョグチョだ。

    溢れ出る液は、濃厚さゆえにゆっくり、ゆっくりとアナルの方に流れていく。

    舌ですくい上げてはクリに注ぎ、

    満遍なく愛液をまとわせる。
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■3117 / inTopicNo.13)  望-12
□投稿者/ 麻琴 付き人(67回)-(2006/05/11(Thu) 22:55:05)
    2006/05/13(Sat) 11:34:45 編集(投稿者)

    ヒクつく割れ目は、愛液を出しているのか飲み込んでいいるのかわからないくらいだ。

    今日の様な抱き方の時は、私は有紀を激しくはイカセナイ。

    優しく血液を興奮させて、小さく体に満足を与える。

    私は舌先でゆっくりクリの皮をめくり、硬くした舌先を皮の中に潜りこませた。

    そして愛液まみれのクリを、舌先だけで刺激しまくる。

    有紀は声をころしているが、体に力が入っているのがわかる。

    感じてるのだ。

    体が喜んでいる。

    オーガズムへと血液が滝のぼりを始めているのだ。

    のぼり始めた血液にもう手助けはいらない。

    勝手にのぼりつめるだろう。

    しかし、私はクリを口に含み吸いながら尚もクリを刺激し続けた。

    有紀は小さな声で言った。

    「イ・・・・・ク・・・・・ッ・・・・ウッ・・・・」

    有紀は人差し指をくわえ震えている。

    一瞬、有紀の動きが止まった!

    ・・・・・・・・・・・・・・・・

    頂点に達したらしい。

    イク時に軽く吹き出た潮が私の顎を濡らし滴っている。

    「有紀。このままシャワー浴びておいで。そしてお仕事の続きを・・・」

    「んも〜意地悪。」

    少しだけ痙攣している体で柔らかい胸がタユンタユン揺れている。

    思わず乳首をまた吸い始めてしまった私。

    『んも〜終わりっ!いい加減にしないさい!』

    優しく叱られた。

    有紀の両腕をひっぱり、起してあげた。

    『望、気持ちよかった』

    耳元で有紀が囁き、もう一度キスをして、有紀はお風呂に行った。

    立ち上がった有紀の足首まで、

    ツーっと流れる愛液がたまらなかった。

    ソファーに流れ付いてしまった愛液を、

    しみになる前に綺麗に拭き取り、

    髪を簡単に乾かしてベッドに入った。

    唇と指先にまだ有紀の感触を残したまま、

    私は深い眠りについた。
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■3118 / inTopicNo.14)  麻琴隠れファンさん
□投稿者/ 麻琴 付き人(68回)-(2006/05/11(Thu) 22:56:48)
    いつも応援ありがとうございます。
    今回も長編を考えています。
    最後までお付き合いいただけたらうれしいです。
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■3130 / inTopicNo.15)  望-13
□投稿者/ 麻琴 付き人(69回)-(2006/05/13(Sat) 18:35:20)
    翌日も相変わらずバタバタした1日となった。

    室長は何気にブースを覗いては

    『どうかね?』

    と声をかけて下さるが、どうかね?と言われても・・・って感じだ。

    紺野さんは秘書官について仕事されていただけのことはあり、

    仕事の管理がスマートだ。

    無駄がないというのだろうか。

    経験から培われた器用さなのか、

    もともと頭の回転が速く瞬時に状況を判断できる能力なのか、

    どちらにしても羨ましい限りだ。

    同じブースといえ、顔を合わさない時間も多くなり、

    紺野さんは あっ という間に自分スタイルの仕事をこなし始めた。

    私には非常に助かる存在だ。

    バタバタと一週間が過ぎ、

    アタフタとひと月が過ぎ、

    気が付いたら紺野さんを紹介されてから3か月が経った。

    有紀と私は変わらず甘い毎日を送っている。

    いよいよ次期総裁選に向け、各党の動きが泡ただしくなり、水面下の動きにも変化が現れてきた。

    紺野さんも私も毎日ハイヤー帰宅の日が続き、

    クタクタではあるが、遣り甲斐が満足になっている様で二人とも頑張れている。

    そんなある日・・・・

    いつもと違う表情の紺野さんが

    『松下さん。今夜、お時間いただけません?

    相談・・・と言うか、お願い・・・と言うか・・・・』

    いつもの紺野さんではない気がした。

    『いいけど・・・何かあったの?』

    『ちょっと困ったことがあって。

    小さなミスをしてしまってね。

    十分カバーできると思っていたのが甘かったわ』

    紺野さんの様子から(困難な問題なんだろな。)と思った。

    果たして私で力になれるだろうか。

    どの程度のレベルの問題かわからないが、

    まずは聞いてみようと思った。
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■3131 / inTopicNo.16)  望-14
□投稿者/ 麻琴 付き人(70回)-(2006/05/13(Sat) 18:40:09)
    その日はなんとか都合をつけ、

    20時には退社し、ゆっくり話せるため個室のスタイルのイタリアンのお店に行った。

    ゆっくり夕食が取れるのも久しぶりだったので、

    学生時代の話などで盛り上がった。

    食事も終わりかけた頃、紺野さんが改まって話し始めた。

    『松下さん。K議員、ご存知?』

    『K議員?

    挨拶程度の会話しかしたことないけど、名前と顔はわかるわよ。

    この間読んだ雑誌にも、

    “女性ならではの視点が同性の支持率に繋がってる”って。

    K議員がどうしたの?』

    『実は・・・・

    以前お手伝いしたことがある選挙事務所でお世話になったことがあるの。

    ・・・・・・・・』

    『話し難いことの様ね。

    これでも永田町の人間ですもの。

    汚職をはじめ、少々の話では驚かないわよ。

    お金と政治、なんだってありうる世界だわ』

    私はあえて何てことない!という風に言ってのけた。
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■3132 / inTopicNo.17)  望-15
□投稿者/ 麻琴 付き人(71回)-(2006/05/13(Sat) 18:40:53)
    しばらくの沈黙のあと、紺野さんは漸く口を開いた。

    『賄賂なんてあってはならない話だけど、

    ギリギリ法に触れないラインで結構行われていることなの。

    出口調査なんてその期の選挙に意味があるわけじゃなく、

    時期に備えて水面下で動くためのデータでもあるのね。

    ある日事務局で資料の整理をしていたら、

    K議員のデスクのPCでファイルが開きっぱなしだったの。

    何の気なしに画面を見たら、各界の大物達の名前ズラっとあって、

    名前の横には数字と議員の名前が書かれていたの。

    あと日付と、AとかBとか。イニシャルではない様なの。

    なんだろ。って見てたその時、K議員が入ってらしてね。

    見たこともない凄い形相で・・・・』

    『見てはいけないものだったのね』

    『えぇ。具体的なことはわからいまでも、

    そんなの想像くらいつくわ。』

    『それで?』

    『その時は、ただ、

    何も見なかったことになさい。いいわね?

    ってそれだけ言われて。

    会話を交せる状況でもなかったから私はそのまま部屋出たの。

    それから選挙も無事に終わって、K議員も留任で。』

    『そのあと何か・・・・・・・言ってきた?』

    『それが・・・

    それがね。

    私、K議員に一度だけなんだけど、

    一度だけ・・・・』

    『時間はあるから、ゆっくりでいいわよ』

    私は出来るだけ笑顔で言った。
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■3146 / inTopicNo.18)  早く続きを!
□投稿者/ み〜 一般人(1回)-(2006/05/14(Sun) 04:10:12)
    ALLで一気に読むのが好きです。麻琴さんは長編が多いので読み応えあります。夜の楽しみなので早く続きをお願いします。
引用返信/返信 削除キー/
■3150 / inTopicNo.19)  望-16
□投稿者/ 麻琴 付き人(72回)-(2006/05/14(Sun) 21:27:01)
    2006/05/14(Sun) 21:29:45 編集(投稿者)

    『・・・・

    抱かれたの。』

    『えっ・・・・・・?』

    言葉が出ない。

    抱かれた?

    K議員に?

    紺野さんが?

    『K議員には旦那様がいらっしゃるのでは・・・?』

    『えぇ。

    でも偽装なの。

    主婦議員ってことで工作しやすいとかで。

    もちろん知ってる人は側近のごくごく僅かの人だけ。

    根っからの同性愛者らしいの。』

    私は自分のことを忘れて、驚きまくった。

    そして同時に、K議員と目の前にいる紺野さんが絡んでいる姿を想像してしまった。

    なんて不謹慎な私。

    50過ぎたK議員。

    20年前には、女優あがりの芸能議員と言われ、

    男ばかりの国会に花を添えるだけの人形議員!と叩かれていた。

    その後結婚し、子供はいないが主婦の気持ちをしっかり代弁し、

    確実に議員としての位置を確立している主婦代表女性議員だ。

    大物の黒幕達と精通してるとの話を聞いたこともある。

    そのK議員に、理由はどうであれ目を付けられた。

    しかも・・・・手を出された?

    『抱かれ・・・

    いえ、肉体関係をもったことはもう過去のことでしょ?

    K議員は今回のことに結びついてるの?』

    『えぇ。』

    『また付き合えとでも?』

    『今やK議員は自分で手を出すことよりも、

    自分の言葉通りに操りながら、

    プレイを鑑賞することに興味をもたれたみたいで』

    『その、プレイする操り人形に、紺野さんを?』

    『えぇ。』

    『でも、チラッとPCの画面を見ただけで、そんな言いなりになることもないんじゃない?

    何も見ていないって言えばいいし、何の事かわからないって通せば?』

    『それが通じるならとっくに言ってるわ。

    相手はその気がないノンケの女性を操ることに興奮してるの。

    もしも他言する様なら、例のファイルの作成者が私になってしまうのよ。

    そして指示したのも私。

    もちろん単独なんて出来っこないでしょ。

    当然、名のしれた誰かと結託して・・・って筋書きなの。

    私が室長に呼ばれたのも、きっと裏から手が回ってのことよ。

    気付くのが遅すぎたわ。

    秘書官側近だった私が例のファイルを作成し、

    その情報を持ってこちらに迎え入れられたと思わせるための工作。

    室長もきっと利用されただけだと思う。

    あぁ、どうしよう。

    私だけじゃなく、みんなに迷惑を・・・・』

    『そんな。』

    『あり得ないことだっていとも簡単にでっち上げるわ。

    抵抗できない力を持っているの。』

    『どうするの?室長に相談してみる?』

    『無理よ。

    理不尽な話だけど、私が招いたことだもの。』

    『・・・・・・』
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■3151 / inTopicNo.20)  み〜さん。ありがとうございます。
□投稿者/ 麻琴 付き人(73回)-(2006/05/14(Sun) 21:32:06)
    なかなか思うように話を進められないのですが、定期更新が出来る様がんばっています。
    夜の楽しみですか?(笑)ありがとうございます。
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