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非現実的な暮らしに憧れていた。 鎖に繋がれ、誰にもわからないように閉じこめられ、永遠に拘束される夢物語に。
「…っく、うぅ…っ」 「もっと腰を上げてください。見えないじゃないですか」
何もつけていない身体。 四つん這いにして下肢をさらけ出すということがこんなにも屈辱的なことだと思わなかった。
「これは貴女の願いなんでしょう。だから貴女が望むようにしてあげてるんですよ?」
背後でクスクス笑う私の後輩。 誰もいなくなった放課後の教室。 私は自分の浅はかな行動が元でこの子の言うなりになっていた。
「ゆ、ゆき…やっぱり私……」 「止めるって?先輩のココは止めたくないって言ってるけど」 「は…!あぁ…っ」
前から後ろへ。 ゆきの白く長い指が私のそこをなぞった。
「ふふ…、ひかり先輩ったらもうこんなに濡らして…。自分に正直になってくださいよ」 「う…っ、ぁん…」
触れるか触れないかの微妙な加減で撫でられる度、お腹の奥から熱が沸き立ち少しずつ下肢が痺れ始めた。
(携帯)
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