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■3223 / inTopicNo.1)  憧れへの始まり
  
□投稿者/ リナ 一般人(1回)-(2006/05/21(Sun) 15:06:03)
     

    非現実的な暮らしに憧れていた。
    鎖に繋がれ、誰にもわからないように閉じこめられ、永遠に拘束される夢物語に。


    「…っく、うぅ…っ」
    「もっと腰を上げてください。見えないじゃないですか」


    何もつけていない身体。
    四つん這いにして下肢をさらけ出すということがこんなにも屈辱的なことだと思わなかった。


    「これは貴女の願いなんでしょう。だから貴女が望むようにしてあげてるんですよ?」


    背後でクスクス笑う私の後輩。
    誰もいなくなった放課後の教室。
    私は自分の浅はかな行動が元でこの子の言うなりになっていた。


    「ゆ、ゆき…やっぱり私……」
    「止めるって?先輩のココは止めたくないって言ってるけど」
    「は…!あぁ…っ」


    前から後ろへ。
    ゆきの白く長い指が私のそこをなぞった。


    「ふふ…、ひかり先輩ったらもうこんなに濡らして…。自分に正直になってくださいよ」
    「う…っ、ぁん…」


    触れるか触れないかの微妙な加減で撫でられる度、お腹の奥から熱が沸き立ち少しずつ下肢が痺れ始めた。

     
     


    (携帯)
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■3224 / inTopicNo.2)  憧れへの始まり A
□投稿者/ リナ 一般人(2回)-(2006/05/21(Sun) 15:07:54)
     

    ゆきは美しく和風な雰囲気を持ち、且つ聡明で人望があり成績も学年でトップを維持している。

    逆に私はと言えば全然目立たない地味な生徒。
    おまけに家は貧乏だし、代議士の娘でもあるゆきとは天地が逆さまになったって接点なんか持てるはずもなかったのに。


    けど、私があるサイトにコッソリと載せていた彼女募集の書き込みを見て、ゆきがアプローチしてきた。
    それをきっかけにして私たちは繋がったんだ。


    顔も知らない
    何も知らないネットの世界だということに私は安心しすぎた
    ありもしない非現実的な愛され方に憧れていると言ったがために私は──…


    「ひ…っ!」
    「もう膨らんでる。感じてるんじゃない」


    一番敏感な実をゆきの指の腹が円を描いて撫で出す。


    「あ、あっや、やめ…」
    「こうすると気持ちいいんでしょう」
    「ゆき…お願い…やぁ…っ」
    「いやだって言ってる割には指に合わせて腰振ってるじゃないですか。先輩ってエッチですね」


    ゆきの嬉しそうな声に私は更に溢れさせる。


    どうして会ってしまったんだろう
    会わなければ私の正体もゆきの正体もわからないままで何事もなく平凡に暮らしていけた

    つまらない毎日を一人で過ごしていたはずだったのに


    「ゆ、き…イキた…」
    「まだ」
    「もう…我慢…っん…」
    「我慢して。イッたらもう触ってあげない」
    「あぁ……くっ…」
    「もっと楽しませてください」


    ゆきの指の動きが早くなる。


    「ああぁ…!いやっ…ゆき…!」


    首を振り、私は必死でそれに耐えた。

    遠くなりそうな意識の中へ入ってくるゆきの恍惚とした声。


    「同じ学校で顔も知らなかった私たちが折角こうして出会えたんですもの。まずはお互いじっくり理解しあいましょ?」


    気に入ったら、望み通り貴女を『飼って』あげますよ




    end

    (携帯)
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