| 2006/08/04(Fri) 03:32:25 編集(投稿者)
カオリの家に着き、3人は他愛のない話をしながらカオリが入れてくれた紅茶を飲んだ。
「じゃあそろそろビデオ見よっか♪」
カオリがテレビに近づき、下にあったデッキにビデオを入れた。 3人はソファに並んでカオリ、ルミ、ツカサという順番で座っていた。 そしてカオリはリモコンに手を伸ばし〔再生〕を押した。
〔クチャッ…クチュッ……クチュ…グチュッ…… ……あっ…ああんっ……ふぁああっ………〕
テレビのブラウン管から流れた映像は女子高生の淫らな姿が映ったアダルトビデオだった。卑猥な音と女の子の喘ぎ声が部屋に響いていた。
『せっ……先輩っ…これは……』
ルミは顔が真っ赤になってしまった。
「フフッ、たまにはこぉゆうのもいいでしょ?」
ルミはドキドキしながらも、気付かぬうちにブラウン管に夢中になっていた。 しかし、体の芯からジワッと熱くなるものを感じた。
「気持ち良さそうだね…ルミちゃん」
カオリが必要以上にルミの耳元で息を吹きかけるように喋った。
『ぁっ……ぇ…はい…』
すると今度はツカサがルミの太ももに手を置いてきた。 手を置いているだけなのにそこからジワジワと熱くなった。 ルミの息遣いが無意識のうちに荒くなっていた。
「どぉしたの?ルミちゃん」
耳もとでカオリが言った。
『ぅ……何でもないです……』
するとツカサは置いていた手を内ももに滑らせてきた。
『ぁ……』
そのルミの様子を見て
「フッ、興奮して感じてるの?」
ツカサが言った。
『ぁっ…違い‥ます……』
ルミは顔を赤くして俯いた。
「ホントはさ、ずっとこうなるのを期待していたんじゃない?」
そう言ってカオリはルミの耳をペロッっと舐めた。
『ぁんっ……そんなこと……』
「素直じゃないね、ホントのこと言いなよ」
ツカサはパンツの上から秘部をなぞった。
『ふぁっ……………す…少しだけ…』
「少しだけぇ?そんなことないでしょ?」
クチュクチュと音を出しながら、カオリはルミの耳に舌を這わせた。
『んんっ…ぁっ………期待…して……ました……』
その言葉を聞き、カオリとツカサは立ち上がりベッドルームの扉を開けた。 ルミも立ち上がり、2人を見つめた。 2人はルミの方に体をむけると、
「おいで……ルミちゃん……」
カオリが手を差し伸べた。2人の表情はあの日のようだった。 ルミは2人に吸い込まれていくように、ベッドルームに入っていった。これから起こることを期待しながら妖艶な笑みを浮かべ、扉は閉まった。
―END―
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