| 「ねぇ、気持ち良かった?」
笑いながら魅夜ちゃんは話しかけてくる。 私は、私は答えられない。
「私ね、本当はずっと真波ちゃんに触れたかったのよ?」
耳元でそっと話す魅夜ちゃん。 息が耳にかかる度にぞくりと背筋に震えがはしり力が抜けそうになる。
「声が出ないくらい良かったのかしら? ふふっ、ねぇ、真波ちゃん? もっと気持ち良い事、してあげる」
再び重ねられた唇。 今度はゆっくりと丹念に私の舌は絡められ、舐められる。 力が抜けていって、思わず私は魅夜ちゃんに縋った。
腰の辺りを触っていた手がだんだんと上に行く。 その手はとうとう私の乳房に触れ、揉み始めた。 始めはゆっくりと、ほんの少しの強弱を付けながら。
「ふ…っん……」
口付けの合間に漏れた声に自分でびっくりした。 私の声はまるで。
「感じてるみたいね」
思ってた事を言われて恥ずかしくなる。
(携帯)
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