| あれは高三の夏―――。 両親が大学受験のために家庭教師をつけてくれた。 大学生で家庭教師のバイトをしていた仁美さんが家に来たのは夏休みが始まって8月になる頃でした。 仁美さんはとても綺麗で頭が良く憧れる感じの女性です。私も仁美さんみたいな女性になりたいな。 仁美「初めまして、めぐみさん。よろしくね めぐみ「はい。お願いします。 それからめぐみの部屋に移動して苦手科目の勉強が始まった。解らないことを優しく教えてくれる仁美先生。一時間ぐらいしたころ、母が差し入れを持って来た。休憩しようか。仁美先生の言葉に頷く。 仁美「めぐちゃん。成績いいんでしょ?いい大学行けるよ。 めぐみ「仁美先生の大学行けるかな? 仁美「私の大学より上を目指せるよ。家庭教師が私だからいいのかなぁ。 めぐみ「めぐね、仁美先生みたいになりたいの。 仁美は少し照れたように笑った。再び勉強をする二人時間が過ぎ、帰りの時に。母が来週は留守にします。すいませんがお願いします。とだけ伝えると仁美先生は帰っていった。
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