| 2007/10/18(Thu) 06:50:25 編集(投稿者)
キーンコーンカーンコーン
授業が終わると薫子はすぐ鞄を持ちニコニコしながら先生に
「朝出した生徒手帳に書いた通りホームルームは家庭の事情で出ないで帰ります!」
と言うと胸あたりまである明るめの髪の毛を耳にかけ教室を出た
薫子は中学三年生。身長は145センチ、どこかあどけない可愛さがあるものの、10人に10人が振り向くんじゃないかと思う程整った顔をしていた。 大きくくりっとした目にくるんとしたマスカラのいらない睫毛、ピンクがかった肌のの白さに、プルンとしたピンクの唇。貧乳なのが玉に傷ってところだが、成長期だから気にしてはいなかった。
容姿端麗、頭脳明晰、性格の良さ、明るさ、から先生からも生徒からも好かれていた。
薫子の父は貿易会社の社長と、この学園の理事を勤めており、薫子がうまれてすぐ離婚した為、一人娘を可愛がるあまり、つい我が儘を聞いてしまう。 一つの判例として先生を全てよりすぐりの美女を集めた 薫子の指示によって。
初等部からあるこの学園は大学までエスカレーター式で、転入以外、初等部からの入学でないとこの学園には入れない。中等部、高等部からの外部からの受験者は募っていないのだ。
そんな中で薫子は育ってきた少し我が儘だが素直な生粋のお嬢様だ。
(携帯)
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