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■4779 / inTopicNo.1)  主従姉妹 プロローグ
  
□投稿者/ レティセンス 一般人(1回)-(2007/10/26(Fri) 18:52:29)
    始めまして。レティセンスです。レティとお呼び下さい。
    拙く下手かもしれないですが楽しんでいただけたらなと思ってます。
    では、プロローグを始めます。

    私には姉がいる。姉と言ってもほんの僅かな差で世に出ただけで齢も誕生日も一緒の双子の姉だけど…。
    双子といっても二卵性だから顔も性格もあまり似ていない。
    そんな私と姉だけど家にいるときは二人きりのことが多い。部屋が共同で親が共働きということもあるが、仲がいいからだと思う。そう私たちは仲がいい…
    二人きりのときは私は姉の主人となる。奴隷に快楽を与えるご主人様へと…

    (携帯)
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■4780 / inTopicNo.2)  主従姉妹 日常
□投稿者/ レティセンス 一般人(2回)-(2007/10/26(Fri) 18:54:24)
    「椎急いで、学校遅れちゃうよ?」
    家の中からドタバタという騒々しい音がして勢いよくドアが開いた。
    「舞ちゃん待ってよ!舞ちゃんがなかなか起きないから食器が片付けられなかったんだよ」
    「はいはい、お説教は後走るよ。」
    舞はそう言って身を翻し駆け出す。
    「あ〜、待ってよぉ」
    それを追い掛ける形で椎も走り出す…
    「ふぅー、ここまで来れば大丈夫かな?」
    学校付近まで来ると舞は立ち止まり振り返る、少し離れたところで鈍足の椎が彼女なり懸命に走っている。
    「ハァッ、ハァッ、舞、ちゃん、はや、いよぉ。」
    やっとのことで追い付いた椎は息も絶え絶えに舞の肩につかまり呼吸を整えようとする。
    舞は『椎が遅いんだよ。』と言おうとしたがそれを飲み込み椎から鞄を引ったくる。
    「あ、あり、がと。」
    感謝の言葉を聞きつつ椎の鞄からこっそりと数学のノートを抜き取る。
    「ちょっ、ま、舞ちゃん?ハァハァ、ふぅ〜、また宿題してないの?」
    舞が罰が悪そうに舌を出すとそれを見た椎がため息をつき、舞を叱り始める。
    「先生は公式の使い方を覚えてもらうために宿題を出してるんだよ?少しは自分で考えないと。」
    椎は責任感が強く母親代わりに家事全般をこなし、当然のように舞を叱るのだが、舞はほとんど話を聞き流している。
    「今日はいいけど今度は自分でやりなよ。」
    椎は責任感が強いがそれ以上に人がいい結局は椎自信から折れ舞のわがままは必ずと言っていいほど叶う。
    「さっすが、椎ありがとね。」
    「およ、しまい姉妹じゃん、そんなのんびりしてると遅れるよ?」
    背後から腐れ縁のトモに声をかけられ二人は同時にお揃いの腕時計に目を向けた。

    (携帯)
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■4808 / inTopicNo.3)  主従姉妹 日常?
□投稿者/ レティセンス 一般人(3回)-(2007/10/29(Mon) 22:29:07)
    「ただいま〜」
    学校の帰りにスーパーに寄り、椎に頼まれたものを買ってきた舞が、椎から大分遅れて帰ってきた。
    「お帰りなさ−い。舞ちゃん?荷物は台所に置いておいて。」
    お風呂掃除でもしているのだろうお風呂場のほうから椎の声が飛んでくる。
    その声に従い舞は買い物袋を冷蔵庫前に置き、替わりに冷蔵庫の中からコーラを取り、チャンネル片手にソファ−に横になる。
    興味のない政治のニュースが始まったところで椎が姿を現した。
    「しぃ?今日父さん帰ってくるの?」
    舞はソファ−のひじ掛けにあごを乗せ椎を見上げる。
    「残業で帰れそうにないだって。」
    舞はテレビに向き直り顔をほころばせる。母は長期出張でしばらく帰ってこない、父も帰って来れない。今夜は二人きり…つまりそういうことだ。
    台所からは包丁の心地よい音、テレビは難しい政治が続いている。舞は今夜の調教に胸を躍らせまぶたをゆっくりと閉じた。

    (携帯)
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