| 私の麻衣…… 誰にも渡さない。
『ふぁぁぁ……』
口を大きく開き、白い息を吐きながら麻衣は欠伸をした。 麻衣が通う学校までは最寄のバス停から約15分程だ。 予定時刻より数分遅れてバスは到着した。 朝の通勤、通学ラッシュでバスの中は混み合っていた。
(……苦しい…15分の我慢だ……)
憂鬱になりながらも圧迫する人の壁に耐えていた。 しかし、しばらくすると麻衣はお尻に当たる何かに意識が集中した。
(…手だ…やだ……痴漢!!?)
そう思った瞬間、その手が麻衣の内股をなで始めた。 麻衣はピクっと体が反応してしまい、俯き瞳を閉じた。
(…やだ……どぉしよ…気持ち悪い……)
そして次第にその手は内股からパンツのラインをなぞりだした。 麻衣は黙って俯いたままだった。それをいいようにどんどんエスカレートしていき、パンツの上から麻衣の割れ目をなぞりだし、クリトリスを探し当てるとそこを集中して攻め出した。
『……っ…』
麻衣の口から吐息が漏れ出した。 自分でも次第にパンツが湿ってきたことに気付く。 そしてその手が麻衣のパンツの中に指を忍ばせてきた。 ヌルっと麻衣の割れ目を滑らせた瞬間。
(…いやだ!!!!)
その手を掴み頭の上まで持ち上げた。
『こっ…この人痴漢ですっ!!!』
(携帯)
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