| 2008/03/21(Fri) 11:44:47 編集(投稿者) 2008/03/21(Fri) 11:44:43 編集(投稿者)
そして約束の日が来た。
相手は白いスカートに薄い青の コートを着てくるらしい。
○△駅の前で待ち合わせ。
約束の時間になっても 彼女は現れない。
(ドタキャンかな。)
すると遠くの方から 小走りでこっちに走ってくる 女性が目についた。
薄い青のコート。 白いスカート。 彼女に違いない。
「遅れてすいません・・ハァ・・ハァ・・・」
彼女は息がきれていた。
「そんな急がなくてもいいですよ。」
僕は冷静に言う。
しかし内心冷静にはいられなかった。
(綺麗だ。)
1目見て思った。 今まで出会った女のなかで 1番綺麗だ。
「ませ・・すいません?」 彼女が僕に声をかける。
「あぁ・・すいません。 つい貴女に見惚れてしまって。」
「また〜お上手ですね。笑」
「いや・・ほんまですよ〜」
ほんとのことであった。
「あの〜・・・お名前は?」
「あ?僕・・・ですか? 僕優(ゆう)って言います。貴女は?」
「私ですか?夏海っていいます。」
「夏海・・さん。 えっと・・・これからど-します?」
「お互い目的は1つでしょう?」
彼女がそう言った瞬間僕の胸は 妙に高鳴った。
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