SMビアンエッセイ♪

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■688 / inTopicNo.21)  感想です。
  
□投稿者/ さき 一般人(2回)-(2004/09/08(Wed) 02:07:54)
    ぅ〜ん(>_<)いいっ!!いやらしい!!そして綺麗!!うまく言えないんですけど、言葉の使い方が本当に上手いですね!今回は“香水”という言葉が出てきて、嗅覚でも興奮させて頂きました(≧ω≦)続きがとても楽しみです♪

    (携帯)
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■700 / inTopicNo.22)  Re[2]: NO TITLE
□投稿者/ ORE 一般人(23回)-(2004/09/09(Thu) 20:23:47)
    えむねこさん、返信が遅くなってスミマセン。
    そして感想ありがとうございます♪
    気に入って頂けたようで嬉しいです。




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■701 / inTopicNo.23)  Re[18]: 感想です。
□投稿者/ ORE 一般人(24回)-(2004/09/09(Thu) 20:29:28)
    ちょっと長過ぎ・・・?とも思ったのですが・・・
    楽しんで頂けているようで嬉しいです!

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■707 / inTopicNo.24)  NO TITLE 18
□投稿者/ ORE 一般人(25回)-(2004/09/10(Fri) 22:07:52)
    岬はゆるゆるとガラスの瓶を動かした。瓶の中で香りの液体がゆらゆらと揺れる。
    液体の音と、由希の蜜が立てる音が混ざる。
    敏感な部分から溢れる卑猥な音が部屋に響き渡る。
    粘膜と粘液の音。
    由希の切ない喘ぎ声がその音と重なる。
    「由希、自分で振ってごらん。いやらしい音をたてて」岬は由希の耳元で囁く。
    吐息交じりのその声に、由希は抵抗できない。
    もう抗うことができない。
    由希の顔は上気し、火照った身体についた爪の筋はより赤みを増して細く浮かび上がっている。
    突き上げる快感に合わせて由希が腰を動かす。
    白い乳房を揺らしながら、身体が、腰が、激しく前後する。
    身体の揺れに合わせ、蜜が音を立ててあふれる。
    身体は反り返り、筋肉が収縮する。
    より深く、もっと奥まで、貪欲に快感をむさぼる。
    身体の芯から立ち上る粘った音と、荒い呼吸は速さを増す。
    小刻みな震えとともに、熱い快感が全身に巡る。

    「んっっ、あぁぅ・・・!ああぁぁぁ・・・・・・・っっ」
    岬は冷酷な機械のように瓶を激しく動かし、充血した突起に刺激を与え、肌に爪を立て、乳首に痛みを与える。
    「由希・・・見ていてあげるから」岬の声が遠く聞こえる。
    身体を痙攣させ、恍惚の中で由希は果てた。

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■708 / inTopicNo.25)  NO TITLE 19
□投稿者/ ORE 一般人(26回)-(2004/09/10(Fri) 22:09:13)
    あんな事があってからの休日明け出社は、ほとんど拷問だった。
    「酔ってました」では済まないような成り行き。
    言い訳もできないような姿を見せてしまった自分が恥ずかしい。
    あの瞬間を思い出すだけで灼熱の恥ずかしさに身が焦げそうになる。
    考えただけで顔から火が出そう。
    職場の皆がその事を知っている、皆がわたしの事を見ている、そんな気がしてならない。
    自意識過剰や被害妄想と思いつつも、普通を装うのに一苦労だ。


    おまけに、あの例の香水。
    あの香水をつけて、岬と同じ職場に出勤するはめになるなんて。
    ふと香る匂いに、あの光景を思い出して胸が苦しくなってしまう。
    同僚に「あれ?香水変えた?岬チーフと同じ?」そう聞かれ、心臓が飛び出そうになる。
    そんなやり取りを、聞いているくせに聞いていないフリをしている岬。
    岬は何もなかったかのような態度で、いつものようにテキパキと働いている。
    正確な口調で指示を出し、モニターに向かい、種類をめくる。
    見ないようにしようと思っても、岬を目で追わずにはいられない。
    たまにこちらを見て、目が合えば、不自然だけど・・・・笑う。
    わたしの気持ちを知りながら、反応を楽しんでいるのだろうか。
    悔しいけど、やはり岬のほうが何枚も上。
    仕事でもプライベートでも、岬には勝てない。
    征服される喜びを知った今、そんなあの人の態度も全て愛しく感じる。
    それにしても・・・これからどうなるのだろう。
    チーフは・・・岬はあの日の事を、そして私の事をどう思っているのだろう。

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■709 / inTopicNo.26)  NO TITLE 20
□投稿者/ ORE 一般人(27回)-(2004/09/10(Fri) 22:11:32)
    注意散漫になりながらもなんとか業務をこなし、午後になってやっと少し落ち着いた。
    なんとか気を楽に持てるようになったと思ったら、デスクのPCがメールを受信した。
    社内からのメールフォルダに、“重要事項”フラッグのついたメールが入った。
    送信者の名前を見て、心臓が一瞬止まる。
    岬からだ。

    『重要事項:
    由希さん、今日は仕事がはかどっていないようですね。
    香水を変えた事が原因ですか?香水に気を取られず、しっかり業務に
    取り組みましょう。岬』

    たった数行だが、何度も読み返す。
    香水の香りがよりいっそう強くなった気がする。
    あの出来事がまざまざと頭に浮かび、耳まで赤くなるのが自分でもわかる。
    由希はモニターから顔をあげ、離れた席に座る岬を見た。
    しかし岬は、相変わらず何事も無かったような態度で仕事を続けていた。
    わたしが読んでどう反応するか、気にしていないフリをしている。
    でも・・・本当は楽しんでいる?
    恋愛の初期段階のような駆け引き?
    それともただの意地悪?
    完全に翻弄されている自分に、そしてこの状況に、由希は狼狽した。
    可哀想なほどにおろおろとする由希のPCに、新しいメールが着信した。
    また岬だ。

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■710 / inTopicNo.27)  NO TITLE 21
□投稿者/ ORE 一般人(28回)-(2004/09/10(Fri) 22:12:49)
    『追伸です。
    先日の件については、有能な部下に嫌な思いをさせたのでは?と
    心配になっていますが、いかがですか?
    あなたが大丈夫であれば私は嬉しいと思っているので気にしないで
    ください。岬』

    由希は、業務メールを処理するふりをして返信を打ち始める。
    キーボードの音と心臓の音がいつもより大きく感じる。

    『Re:重要事項:
    香水を変えたせいで、仕事に集中できません。
    先日の件、私も良かったと思っています。有能な部下、ではないかも
    しれませんが、そばで働ける事を嬉しく思っています。今後もよろしく
    お願いします。公私ともに。由希』

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■711 / inTopicNo.28)  NO TITLE 22
□投稿者/ ORE 一般人(29回)-(2004/09/10(Fri) 22:17:41)
    もっとあの人を知りたい。
    エスカレートしていきそうな感情と関係に不安を抱きながら、由希は幸福な息苦しさを味わっていた。
    切ないほど、あの人を求める気持ち。
    あの人の全てが欲しい。わたしも、わたしの全てをあの人にあげたい。

    「お疲れ様!」同僚の声ではっと我に返る。
    「由希さん、今日なんか変じゃない?あ、彼氏でもできた?」
    茶化すように言う同僚は、何も知らない。
    あなたの上司、あの人は・・・彼氏なんかよりも、もっと良いもの。

完結!
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■712 / inTopicNo.29)  感想です。
□投稿者/ さき 一般人(3回)-(2004/09/11(Sat) 00:57:51)
    読みましたー!最初から最後まで心臓ドキドキしっぱなしでした!本当によかったです(^-^)これからもOREさんの小説楽しみにしています。ありがとうございました☆

    (携帯)
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■717 / inTopicNo.30)  Re[23]: 感想です。
□投稿者/ ORE 一般人(30回)-(2004/09/11(Sat) 21:17:41)
    さきさん、最後まで読んでいただいてありがとうございます!
    ちょっと長過ぎでくどいかと心配していたんですけど、気に入って
    もらえたようで嬉しいです。
    こういう感想をもらえると、けっこう嬉しいですね♪

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