| 「ただいま〜。」 午後8時、ようやく葵が帰宅した。
「おかえり、葵。食事の用意しとくから、先にシャワー浴びておいで。」 葵に軽くキスすると、もえはキッチンに向かった。
シャワーを浴び、バスルームを出た葵は、用意された着替えを見て顔を赤らめる。 「もぅ・・・。もえのエッチ。」 用意されていたのは、ピンクのTバックショーツにお揃いのキャミソール。素材はこれ以上ないほど、薄く透けるもので、着ている意味があるのかわからない。明らかに見る者を楽しませるためだけに作られたものだ。 それを身につけ恐る恐るリビングへ入る葵。
「やっぱり、似合う!かわいいよ、葵!!」 「恥ずかしいよ、もえ。カーディガン、着ていい?」 「だめ!!」
からだを隠すことを禁じるもえは普段の雰囲気と一変して厳しく、葵はもえの言葉や視線にからだを疼かせていた。
(携帯)
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