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■6928 / inTopicNo.21)  地下の花壇 9
  
□投稿者/ 左眼 一般人(15回)-(2012/11/15(Thu) 19:50:26)
     彩夏の細い肩に手をかけると、怯えた表情で振り返った。涼子の様な美形ではないし、亜紀のような華やかさもないが、大きな瞳が印象的な、優しい顔立ちをしている。そして、涼子の調教を見て、首筋まで赤らめている顔にはまだ幼さが残っていた。肩にかかる艶やかな黒髪と、透き通るような白い肌をしているが、背中から腰、脚のラインはきゃしゃでか細い。
    「動かないで、そのまま涼子を見ていなさい」「はい」
     彩夏が涼子の調教に目を戻すと、背後から両手で乳房をつかんだ。彩夏は小さな悲鳴を上げたが、体は動かさない。私の片手に収まる大きさの乳房は、弾力があり熱く火照っていた。薄い胸から速くなっている心臓の鼓動も感じられる。乳房や乳首を愛撫しながら涼子の陰部を見ていると、少しずつ蝋燭が短くなってきた。
     涼子はすでに、生徒への性的虐待を告白していた。自分の美しさに憧れる従順な少女に目をつける。特別レッスンで裸にして弄ぶ。弄ばれた少女は、初めて経験した性体験と快楽で涼子に夢中になるが、涼子はすぐに飽きてまた別の少女に手を出す。自殺未遂をした少女も、その中の一人で親に真相が知られ訴訟になりかけていると、告白した。
     蝋燭が短くなり、花びらのすぐ上で炎がゆらいでいる。
    「助けて下さい。全部話しました。嘘はついてないです。怖い、助けて」
    「最後の質問よ。ショーツの染みはどうしてついたの?」
    「裸にした生徒を思い出して、レッスン中に一人でした時に汚してしまいました」
    「レッスン中に何をしたのよ」
    「恥ずかしいけど、オナニーです。生徒の演奏を聴きながら、自分の指で擦りました。熱い、助けて」
     涼子がまた悲鳴を上げた。恐怖で体全体が震え、短くなった蝋燭が揺れ倒れそうになっている。「助けてあげて」彩夏も叫んだが、母は、ぎりぎりまで動かなかった。
    炎が粘膜を焼く直前に、母が蝋燭を抜いた時、涼子は恐怖のため失禁していた。無毛の股間から尿が内腿を伝い、床に水たまりができている。
    「今日はここまでにするわ。後片付けをして、手当をさせなさい」
    「かしこまりました」
     涼子が「花瓶」から出され、呼ばれた女中により、失禁の後始末もされた。
      拘束を解かれた涼子は、全裸のまま母の前に立たされた。無毛の陰部と太腿が、血液の混じった愛液と尿で濡れている。恥辱の後、うなだれている涼子は、それでも美しく、涼子を所有している母を、羨ましいと感じた。
    「ごめんなさい。お漏らし、してしまいました」
     震える声で涼子が言った。失禁した事でさらに、お仕置きが追加されるのではと怯えているようだ。
    「いいのよ。あなたの今日の調教は終り。よく耐えたわ」
     母はマスクを脱いで、涼子に近づいた。残酷な表情は消え、やさしく微笑んでいる。
     涼子を軽く抱きしめ、額にキスをする。
    「耐えた花にはご褒美があるの。お風呂に入って、待っていなさい。今度は天国に行かせてあげる。それと、訴訟の心配はもうしなくていいから安心しなさい」
    「ありがとうございます」涙ぐみながら涼子が頭を下げた。
     女中がバスタオルで涼子の体を包み、調教室から連れ出した。
    「あとはお任せします。娘をよろしくお願いします」
     マスクを脱いで、素顔になった母もマヤに頭を下げると調教室を出た。マスクをつけている間は、残酷で厳しい調教人の人格でいる事が花壇の流儀だ。マスクを脱いだ母は、上品な白神家の奥様に戻っていた。

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■6935 / inTopicNo.22)  地下の花壇 10
□投稿者/ 左眼 一般人(16回)-(2012/11/22(Thu) 15:43:02)
     彩夏の乳房から手を離し、マヤから彩夏が穿いていたショーツを受け取った。ブルーの可愛いデザインだが、国産の質素なものだった。汚れなどはなく、清潔だ。
     自分が調教される順番が来て、彩夏は、細くて白い脚を小刻みに震わせて、怯えている。か細い体と透き通るような白い肌が、調教人の血を熱くする。
     マヤがファイルを見ながら報告を始めた。彩夏は裕福な家の末娘として育てられた。すでに結婚している、年の離れた異母兄姉がいるが、彩夏も先日婚約したという。
    「まだ二十歳の学生なのに婚約したのには訳があります。相手は38歳の有名なIT企業の経営者です。彩夏の実家が、代々経営してきた会社の業績が、悪化しています。倒産を防ぐ手段として、彩夏の美貌が利用される様です」
    「今どき、娘を家の犠牲にする、何てことがあるのかしら」
    「彩夏は今の社長の後妻の娘です。先妻の病死の後、愛人だった若い女と入籍し、その時彩夏を自分の娘として認知しました。ところが、母親は、彩夏を残し別の若い男と駆け落ちしてしまったのです。その後も彩夏は、社長令嬢として育てられ、名門の女子大に進学しましたが、親族のほとんどからつらく当たられ、肩身の狭い思いをしてきたようです」
    「婚約者はいい男なの?」
    「企業家としては優秀のようですが、周囲にいる女達からの評判は最悪です。彩夏もお見合いの後、交際を断ったのですが、異母姉らが強引に話を進め、断れない状況をつくりました。彩夏は随分悩み、それが原因で痩せたようです」
     彩夏の胸を見た。白い乳房の形はきれいだが、その下には肋骨がういている。
    「家とお父様のために、わが身を犠牲にする可哀想なお嬢様って訳ね」
     彩夏の前に立ち、ショーツの臭いを嗅ぐと、かすかな女の香りがした。恥ずかしそうに俯いている彩夏から、もっと濃厚な女の臭いがしているのに気が付いた。
    「私には分かる。あなたは、ただの健気なお嬢様ではない。苛められて感じるマゾヒスト、立派な変態だわ」
     驚いた顔をして彩夏が顔を上げた。
    「涼子の調教を見ていて、あなたは感じていた。自分が責められるところを想像して恥ずかしい所を濡らしていた。深窓の令嬢の正体は変態のマゾね」
     意地悪な言葉で彩夏の顔は真っ赤になる。
    「そんな事ありません」
    「躰を検めれば、分かるわ。脚を開いて腰を突き出しなさい」
    「だめ、許してください」
     彩夏は両手で股間を押えてしゃがみこんだ。亜紀と涼子の調教を見て、逆らうことはできないと分かっているはずだ。自分の性器を観察される事も覚悟していたのかもしれない。しかし私の言葉で、自分の躰の恥ずかしい変化に気付くと、羞恥心が理性を超えてしまったのだろう。
    「花は自分を隠せないの。お仕置きを受けて躰で覚えなさい」
     私の冷たい声で、怯えた彩夏の顔が今度は青ざめた。大きな瞳には涙が浮かんでいる。
    「花瓶をお使いになりますか?」マヤが事務的な口調でお伺いを立てる。
    「この子には花瓶より、縄が似合うわ」
    「かしこまりました。私にお任せ下さいませ」
     マヤが棚から、赤い縄を2本取り出した。古くからある縄で、花達の涙と汗、それに愛液で所々黒く変色している。
     マヤは、天井にぶら下がった滑車に2本の縄を取り付けた後、彩夏の黒髪をつかんで立ち上がらせた。彩夏は恐怖で抵抗できず、マヤの流れるような動作で縄を掛けられ、天井の滑車に繋がれた。
     マヤの縄は、先代の女主人が考案した2本の縄を使う手技を用いていた。花を拘束するだけでなく、花に恐怖と苦痛、羞恥を与え、より美しく見せる工夫がされている。
     彩夏は、両手首に掛けられた一つ目の縄で天井に繋がれ、つま先立ちになっている。もう一つの縄は、胸から腰、左脚に巻かれ、左の足首を締め上げた後天井の滑車に掛り、先端はマヤに握られている。マヤが握っている縄を引けば左脚が開き、上に引き上げられる仕掛けになっている。右脚と下腹部には縄は掛っていない。
    赤黒い縄が、透き通るような白い肌を緊縛し、か細い肩、小さな乳房、くびれたウエスト、すらりと伸びる左脚に、毒蛇の様に巻き付いていた。
     彩夏はまだ幼さの残る顔を紅潮させ、拘束されていない右足を寄せて股間を隠そうとしていた。
     私は棚から、鞭を取りだし彩夏の前に立った。
    「鏡の自分をご覧なさい。縄が良く似合っているじゃない。これからあなたの一番恥ずかしい所を見せてもらうわ」

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■6940 / inTopicNo.23)  いよいよ・・・
□投稿者/ Rui 一般人(5回)-(2012/11/26(Mon) 19:59:02)
    主人公の責めが始まるんですね。
    まだ不慣れな彼女と彩夏の変化が楽しみです。
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■6945 / inTopicNo.24)  地下の花壇 11
□投稿者/ 左眼 一般人(17回)-(2012/12/06(Thu) 19:50:40)
     マヤに命じて縄を引かせた。彩夏の悲鳴が響き、左脚が無惨に開いて、吊り上げられた。陰毛の中の秘部が露わになる。花びらはきれいなピンク色で、清楚な彩夏にふさわしい色と形をしている。しかし、躰の反応は正直だ。クリトリスは充血し、花びらの奥から愛液が滲み出ている。愛液は花びらと内腿を濡らし、あどけない彩夏から濃密なメスの臭いを漂わせていた。
    目を硬く閉じて、顔を赤らめている彩夏は、清楚であどけない少女に見えたが、同時に縛られて感じているマゾヒストのメスでもあった。
    「目を開けて自分の姿を見なさい」
     彩夏は、目を閉じたまま首を振り、「許してください、見ないでください」と哀れな声をだした。
     無言のまま、鞭をしならせて、彩夏の尻を打つ。悲鳴が、響き渡り、白い尻に血の滲んだ鞭の痕ができた。
     彩夏は目を開いて、鏡を見た。鏡に映った自分の秘部を見て、また哀れな声を出す。
    「見ます。見ますから許して下さい。鞭はもう嫌です」
    「逆らった罰よ。あと4回鞭をあげるわ。お漏らししない様、下腹に力を入れておきなさい」
     今まで、経験した事のない痛みと恐怖で、泣き叫ぶ彩夏の表情に、私は強く魅かれていた。しならせた鞭を、白い尻と内腿に、ゆっくりと時間の間隔を空けて、当てた。鞭が当たる瞬間に、大きな悲鳴が上がり、次の鞭が来るまでの間、怯えた泣き声が続いた。
    5回目の鞭が、左の内腿に当たり、悲鳴を上げた後、彩夏は自分で立てなくなっていた。マヤに命じて、手首を吊るしている縄を緩めると、そのまま床に倒れこんだ。左脚は天井から吊るされたままだ。
    「膝を立てて右脚を開きなさい」「はい」
     彩夏は右の膝を立て、脚を開いた。吊り上げられた左の脚との間で、花びらが再び露わになった。彩夏は仰向けで脚を開き、羞恥に耐えている。縄で縛られ鞭を受けた事がよほどショックだったのだろう。涙の浮かんだ大きな瞳には、怯えと恐怖が浮かんでいる。
     彩夏の股間に手を伸ばした。愛液で濡れた花びらを指で左右に開くと処女膜の襞が見えてきた。きれいなピンク色をしているが滲み出ている愛液で濡れ、花びらを開かれた刺激で、ヒクヒクと震えている。
    「あなたの女の子の部分、奥までよく見えるわ。鞭で打たれて、こんなに濡らしているなんて。いやらしいお嬢様ね」
     私の意地悪な言葉に、顔をさらに赤らめながらも、懸命に肯き服従の態度をとろうとしている。
    「処女膜がヒクヒクしているわ。あなた今、感じているの」
     この質問に、彩夏は声を出せなかった。首を横に振り、怯えた表情で私を見つめる。
    「ここでは、あなたは私の花。花の体も心も、わたしの所有物なの。隠し立ては許されないわ」
     そう言いながら、花びらをなぞり、人差し指を奥に進めた。膣の入り口は濡れているのに硬く、挿入するのに抵抗がある。泣き声の様な喘ぎ声を、彩夏が出し始めた。
    「許してください。感じていました。私はいやらしい子です。ああっ。そこはだめです。いやぁ」
     指の先端が、かろうじて彩夏の中に入る。ゆっくりと回し敏感な粘膜を刺激すると、彩夏は腰を反らせて、喘いだ。「あっ、あっ、あっ、」
    「今も感じているのって、訊いているの」
    「感じています。私はいやらしい女です。ごめんなさい。許して」
     果てそうになる前に指を止めて、手を離すと、切なそうに腰を揺すりだす。敏感になった性感が中途半端なままで、刺激を止められたため、身の置き所が無くなった様子だ。
    「鏡を見てごらんなさい。恥ずかしい所から、たくさんよだれが出ているわ。初めてで、こんなに感じるなんておかしい。あなた今まで誰かに責められて、感じる様調教された事があるのね」
     彩夏は答えられない。隠しておきたい秘密があるのだ。

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■6946 / inTopicNo.25)  いつもありがとう
□投稿者/ 左眼 一般人(18回)-(2012/12/06(Thu) 19:52:45)
    楽しんでいただければ嬉しいです。
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■6958 / inTopicNo.26)  Re[2]: 地下の花壇 11
□投稿者/ Rui 一般人(6回)-(2012/12/12(Wed) 15:52:45)
    今まで見ているだけだったのに、主人公の上手な責め方。
    お嬢様であるが故の上品で残酷な感じがゾクッとします。
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■6963 / inTopicNo.27)  地下の花壇 12
□投稿者/ 左眼 一般人(19回)-(2012/12/15(Sat) 10:53:30)
    「花は、自分を隠す事ができないの。可哀想に、まだ分からないのね」
     彩夏は大きな瞳を潤ませて首を振っている。鏡に映しだされた、きれいなピンク色の花芯は処女のものだ。だがそこから、とめどなく愛液が滲み出て、尖ったクリトリスを濡らしている。
    「剃毛して、もっと正直にお話しできるように調教するわ」
     マヤの方を振り向いて、陰部の剃毛を命じた。
     右膝を開き、左脚は吊り下げられた状態で、彩夏の剃毛が始められた。陰毛を剃り性器を露出させる事で、花の羞恥心をあおり、性感を敏感にさせるのが、花壇のやり方だ。
     涼子も剃毛の羞恥で、性感が高められ、蝋の熱さで花びらを濡らしていたが、その姿は妖しいまでに美しかった。性感を高める事で、花はより美しくなる。
     剃刀が動く刺激で、愛液がさらに滲み出てきた。泣き声の様な喘ぎ声も大きくなる。
     陰毛が剃り落とされた性器が、天井の鏡に映った。幼さの残る可愛い顔立ちに不釣り合いな、濡れそぼった花びらや尖ったクリトリスが露わになっている。
    「目を開いて鏡を見なさい」「はい」
     彩夏が大きな瞳で自分の躰を見つめる。長い黒髪が乱れ、肩や胸の白い肌の上にもかかっている。白い乳房の上の乳首は、ピンク色に充血し尖っている。細いウエストの下で、左脚が吊り上げられ、開いた右膝との間に剃毛された秘部が露出している。幼女の様な無毛の割れ目の間から、濡れて充血した花びらやクリトリスが覗き、鏡に映っている。
    「いや、恥ずかしい」彩夏は、目を逸らし、小さな悲鳴をだしたが右脚は動かさない。鞭の痛みと恐怖がまだ、効いている。
    「恥ずかしい事をされてこんなに濡らしている。あなたをこんな躰にしたのは誰?」
     彩夏が悲しげな表情で首を振る。
    「もう一度吊し上げますか?」マヤが冷たい声を出すと、彩夏がすがるような表情で私を見た。
    「お許しください。私は、初めから、いやらしい子です。変態です」
    「別の方法で、白状させるわ。つぼみ用の肥料箱を持って来て」
    「かしこまりました」
     マヤは一瞬だけ意外そうな表情をしたが、すぐに棚から「肥料箱」を持って来て私の前に置き、蓋を開けた。
     肥料箱には、苦痛を与えるための道具ではなく、悦びを与える性具や薬品が揃えられている。「苦痛を与える場面で悦ばせてどうするのか?」とマヤは思ったのかもしれない。
     私は指を彩夏の中に入れ、果てる前に刺激を止め、手を離したときの彼女の表情を思い返していた。身の置き所を無くしたような切ない表情。鞭による痛みよりも、オーガスムスに達する手前で放置されるつらさが、彩夏にふさわしい調教法だと感じたのだ。

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■6980 / inTopicNo.28)  Re[2]: 地下の花壇 12
□投稿者/ Rui 一般人(7回)-(2012/12/20(Thu) 15:24:31)
    焦らし責めが与えられるなんて素敵です。
    SMの中では苦痛系の方が多いですから。
    同じ花達の中でも自分だけが逝くことを許されないと思ったら、
    絵的には美しい生き地獄ですね。
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■6988 / inTopicNo.29)  地下の花壇 13
□投稿者/ 左眼 一般人(20回)-(2012/12/26(Wed) 20:30:40)
     古びた肥料箱の中から、いくつかある媚薬のうちの一つと、振動棒を取り出した。
     取り出した媚薬は塗り薬だが、亜紀に使用した薬と違い刺激は強くない。効き始めると局所が火照り、感覚が鋭敏になるだけだ。性感を高め、悦びを増す事ができる。ただその媚薬をつけた後に何もしないと、少しずつ痒みが出てくるのが特徴だ。指や道具で刺激すると、悦びが得られるが、放置されると身の置き所を無くすような、むず痒さが出てくる。
     振動棒は、今でいうバイブレターだ。経験のない、つぼみにも使えるよう小型で、振動も強くない。先端が細くなっていて挿入しやすくなっている。
     彩夏が、両手首と左脚を吊るされ、右膝を立てて横たわったまま、顔を上げてこちらを見ていた。潤んだ瞳には、羞恥と不安だけでなく、何かを期待する光があるのに気付いた。
     無毛で剥き出しになった性器が、濡れたピンク色の襞を覗かせている。
    「上のお口が素直じゃないから、下のお口に訊いてみる事にするわ」
    そう言いながら、媚薬を塗りつけた振動棒を粘膜に当て、挿入を始めた。
    「あっ」小さな悲鳴があがり、彩夏の花の中に振動棒が入って行く。濡れた粘膜にそってゆっくりと奥まで挿入した。悲鳴を上げた後、彩夏は歯をくいしばって、自分の中に入った性具の感覚に耐えている。
    「ぬるぬるしているから、簡単に入ったわ。いやらしいお嬢さんにふさわしい調教をしてあげる」
     媚薬の効果が出てくる時間をおいて振動棒のスイッチを入れた。
     彩夏の表情が徐々に変わってくる。挿入された時の、おぞましい感覚をこらえる苦痛の表情が、しばらくして戸惑いの顔になった。そして戸惑いの表情が、恍惚の表情に変化していく。令嬢の慎みなのか、彩夏は悦びの声を出すのを我慢していた。歯をくいしばり、腰を切なげに動かしている。躰は正直で、愛液が内腿をつたい床まで濡らしていた。
    「これだけ濡らしているのに、恥ずかしい声は聞かれたくないのね」
     振動棒を手で、前後に動かし始めると、彩夏はたまらず悦びの声を出した。恥ずかしげに動いていた腰の動きも徐々に、大胆になってくる。
    そのうちに、「あーっ、あーっ、ああっ」喘ぎ声を出しながら、ピストン運動する振動棒に合わせて腰を振り始めた。刺激を強めていき、もう少しで果てる直前に、突然振動棒を抜く。
     性具を抜かれた事に気付かずに、何度か腰を振った後、彩夏は動きを止めた。しばらくして我に返ると、顔を真っ赤にして情けない表情になった。さらに時間が経つと赤らんでいた顔が青ざめてくる。剥き出しになったままの秘部からは愛液が出続け、クリトリスも充血し尖ったままだ。
     絶頂の直前に止められた刺激と悦びは、性欲を刺激する痒みに変わっている。媚薬と性具で高められた性欲が、深窓の令嬢の心を支配しようとしていた。
    「お願いです。止めないで下さい。どうにかなりそうです」
     哀れな声を出し、切なげに吊るされた左脚に右脚を擦りつけ腰をよじり始めた。

引用返信/返信 削除キー/
■6989 / inTopicNo.30)  いつもありがとう
□投稿者/ 左眼 一般人(21回)-(2012/12/26(Wed) 20:33:49)
    今日更新しました。楽しんでいただけると嬉しいです。
引用返信/返信 削除キー/
■6990 / inTopicNo.31)  NO TITLE
□投稿者/ 奈美 一般人(1回)-(2012/12/26(Wed) 23:08:55)
    速く続きが読みたいです

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■6991 / inTopicNo.32)  Re[2]: 地下の花壇 13
□投稿者/ Rui 一般人(8回)-(2012/12/27(Thu) 16:50:14)
    ため息出ちゃいます。
引用返信/返信 削除キー/
■6999 / inTopicNo.33)  地下の花壇 14
□投稿者/ 左眼 一般人(22回)-(2013/01/05(Sat) 11:14:53)
    「これが欲しいのね」
    愛液に濡れた振動棒を、股間に近づけると彩夏が切羽つまった表情で何回も肯いた。
    「全部話せば、悦ばせてあげる。少しでも嘘をついたらこのまま、明日までおいておくよ」
    「お話します。助けて下さい」
     性感のつらさに支配された彩夏の長い告白が始まった。

     正直に言います。だからお願いします。あそこが熱くて、痒くて、つらいのです。さっきみたいに、その道具を脚の間に入れて動かしてください。こんな事お願いするのは恥ずかしいけど、もうどうにもなりません。
     私をこんな躰にしたのは義姉です。誰にも言えない私の秘密です。
     義姉は、私より10歳年上です。始めて会った時から、かなわない、と思いました。背が高くて、スタイルが良くて。引っ込み思案の私と違って気が強く、いつでもグループの中心にいるような人です。
    結婚してからも実家に一人で帰って来る事が多く、お友達とよく遊んでいるようでしたが、私には冷たく、あまり口もきいてくれませんでした。
     私が高2の時に、よく家に来た義姉のお友達がいました。小夜香さんと言って、義姉より少し年上らしいのですがまだ独身で、とても綺麗な人でした。小柄ですが上品で、日本人形を連想してしまうような清楚な方です。一目で私はその人を好きになってしまいました。私の初恋です。
     小夜香さんに会いたくて、二人分の紅茶やお菓子を用意して義姉の部屋を、ノックした事があります。部屋に通されると、小夜香さんがお礼を言ってくれて、私にいろいろ話かけてくれました。義姉が迷惑顔でいるのに気付いて、長居は出来なかったのですが、嬉しくて、ときめいていました。義姉の冷たい目が怖くて、小夜香さんが来た時に義姉の部屋を訪れる事は出来ませんでしたが、玄関先で小夜香さんに挨拶し一言、二言、話をしてもらえるのが私の楽しみになりました。
     ある日、夜遅くになって義姉が小夜香さんと一緒に帰ってきました。自分の部屋で義姉と小夜香さんの声が聞こえたのですが、その時パジャマに着替えた後だったので玄関までは出られませんでした。しばらくして、私の部屋がノックされました。
    「彩夏、あなたの好きな小夜香が来たよ。私の部屋にお茶を持って来てくれる?」
     いつになく優しい義姉の声がしました。
    「はい、持っていきます」
     嬉しくて弾んだ声で返事をしました。小夜香さんに会えるので、お気に入りのワンピースに着替え、髪を整えて部屋を出ました。急いで紅茶とクッキーを用意したのですが、身なりを整えるのに時間がかかって、遅くなっています。義姉は待たされるのが嫌いなので、お盆を持って急いで義姉の部屋の前まで来ました。
     ドアをノックしようとしたのですが、なぜかドアは少し開いたままになっていて、中から小夜香さんの喘ぐような声が聞こえました。私は小夜香さんが、病気になって苦しんでいると思ったのです。義姉がお世話をしているのかしら、と想像しながらも心配で気がはやりました。
    「失礼します。大丈夫ですか?」
     声をかけてドアを開き、中に入りました。そこで私は見てはいけないもの、を見てしまったのです。
     義姉の部屋は広く、奥に大きなベッドがあります。二人はその上にいました。小夜香さんの、白い脚が大きく開いていて、その間に義姉の背中が見えました。二人とも裸で、義姉が小夜香さんの上に覆いかぶさって、腰を上下させていました。
     驚きのあまり、私は声を出すこともできずに、立ち竦んでしまいました。部屋の灯りは点いたままで、ベッドの傍に二人の下着が乱れたまま置かれています。こういう事に疎い私にも二人が何をしているのか、ようやく分かりました。
     この場からすぐに立ち去らなければ、と思いました。でも足が動きません。喘ぎ声を出している小夜香さんから目を離す事が出来なくなっていたのです。

引用返信/返信 削除キー/
■7000 / inTopicNo.34)  おまたせしました
□投稿者/ 左眼 一般人(23回)-(2013/01/05(Sat) 11:18:04)
    話が長くなりすぎて、少し心配ですが楽しんでいただければ嬉しいです。
引用返信/返信 削除キー/
■7001 / inTopicNo.35)  どうでしょう
□投稿者/ 左眼 一般人(24回)-(2013/01/05(Sat) 11:20:19)
    話が少し退屈かなと心配です。感想いつもありがとう。
引用返信/返信 削除キー/
■7011 / inTopicNo.36)  退屈ではないです
□投稿者/ Rui 一般人(9回)-(2013/01/10(Thu) 15:01:10)
    SMなのにとても綺麗な情景が浮かんで来ます。
    これからも楽しみにしています。
引用返信/返信 削除キー/
■7026 / inTopicNo.37)  地下の花壇 15
□投稿者/ 左眼 一般人(25回)-(2013/01/16(Wed) 17:57:45)
     美しい顔を紅潮させた小夜香さんは、義姉の腰の動きに合わせて、途切れ途切れに声を出していました。始めは苦しんでいると思ったその声が、悦びの声だと気付いて私は、動けなくなったのです。
     しばらくして、小夜香さんの脚が痙攣したように大きく震え、腰が浮き上がりました。
    「あっあっ、ああっ、だめぇー」と声が大きくなります。今すぐに、部屋から出なければ二人に気付かれてしまう、と焦った私は、この時お盆を床に落としてしまいました。
     ティーカップの割れる音がして、小夜香さんが私の方に顔を向けました。私に気付くと、あわてて義姉の体から離れ、シーツで体を隠しながら私を見つめました。
    「あなた、見ていたのね。いったい、いつから?」
    「ごめんなさい。私、私、ドアが開いていて、声が聞こえて、」
     いつもは優雅で上品な小夜香さんの、裏返った声に、私は、さらに傷つきました。小夜香さんの恥ずかしい姿を、覗き見していたと思われたのです。ショッキングな二人の行為で動揺していた私は、うまく弁解も出来ずに、立ち竦んだまま「ごめんなさい。ごめんなさい」と繰り返すだけでした。
     背中を向けていた義姉がゆっくりと振り返り、ベッドから降りて立ち上がりました。その姿を見て、今度は悲鳴を上げてしまいました。義姉の股間に、男の人の体がついていると思ったのです。すぐにそれが、作り物だと気付きましたが、初めて見た私にはその大きさや形がとても怖いものに見えました。
     義姉は裸の姿を隠そうともせず私に近づき、にやりと笑いました。今なら分かります。すべて義姉が、仕組んだ罠だったのです。でもその時は、動揺しきっていて、全く気付かずに、罪悪感と恐怖でパニックに陥っていました。
    「小夜香は一番恥ずかしいところをあなたに見られちゃったね」
    「ごめんなさい。ごめんなさい」
    「ごめんなさい、だけじゃだめ。覗き見した子には罰で同じ思いをしてもらうわ。脱ぎなさい、下着も全部脱いで、裸になるの」
    「はい」
     私は逆らえません。思考停止の状態で、ワンピースを脱ぎ始めました。でも、ブラをとり、胸を出して、ショーツ一枚の姿になった時、我に返りました。急に恥ずかしくなったのです。顔が赤くなり、手で胸を隠したまま、動きが止まりました。
    「裸になるぐらい何よ。小夜香はセックスの最中を見られたのよ。でも、普段はおしとやかな彼女があんな声をだすなんて、あなたも驚いたでしょう?」
     そう言って義姉は小夜香さんの方を振り返りました。小夜香さんは背中を向いて下着を身につけようとしていました。
    「誰が服を着ていいと言ったの」
     義姉が年上の小夜香さんに向かって、叱りつけるように叫びました。小夜香さんは、下着を持ったまま振り返りましたが、怯えて泣き出しそうな顔になっていました。
    「ごめんなさい。私恥ずかしくって」
    「今さら何よ。あれだけ悦んでいて。これから、この子の躾をするから、こちらに来て手伝ってよ」「はい」
    小夜香さんは、穿きかけたショーツを脱いでから、こちらに来ました。義姉と違い手で胸と下腹部を隠して、恥ずかしそうにしています。
    「何を今さら恥ずかしがっているのよ。この子はもうあなたの正体を見てしまったわ。上品でおしとやかな小夜香さんが、本当は淫乱な女だって事」
    「意地悪言わないで」
     小さな声を出した小夜香さんはうつむき、顔を赤らめていました。
    「一人で脱げないなら手伝ってあげるわ」義姉は私に向かってそう言うと、いきなり胸を隠していた両手をつかみ、背中に捻り上げました。義姉は合気道の有段者です。関節をきめられ、身動きできず、胸が露わになりました。
    「おっぱいは小さいけれど、ショーツの下はどうかしら?淫乱な母親の娘だもの、使い込んでいると思うわ。小夜香、脱がしてくれる」
    「彩夏ちゃん、ごめんね」すまなさそうに言って、小夜香さんがショーツに手を掛けました。
     憧れていた女の人に、下着を脱がされ、恥ずかしいところを見られてしまう。恥ずかしさで、涙が出そうでしたが同時に下半身の奥が熱くなってくる感覚もありました。
    「早く下して」義姉のきつい声がして、小夜香さんがショーツを下し足首から脱がせました。
    「脚を開きなさい。そのままだとよく見えないじゃない」
     おずおずと、脚を開き始めましたが、目の前に小夜香さんがいます。頭の中は真っ白になっていました。
    「これぐらいで許してあげたらどう?」小夜香さんが遠慮がちにいいました。
    「だめよ、奥まで見えていないじゃない。指で開いて」
    「ごめんね」小夜香さんの指で私のあそこが開かれました。人に触られたのは初めてで小さな悲鳴が出ました。義姉がにやにや笑いながら上から覗いています。
    「なんだ、まだ処女じゃない。でも変な声だして。感じているの?」「そんな事ないです」
    「よく見ると、少し濡れているわ。あなた一人でやる事ある?」「え?」
    「オナニーするのか?て訊いているの」「そんな。ないです」
     そのあと、義姉は私と小夜香さんを見つめて、残酷な表情で言ったのです。
    「じゃあ。見本を見せて、教えてあげるわ。小夜香ここで、オナニーしなさい」
    矛先が、突然小夜香さんに向きました。赤くなっていた小夜香さんの顔が、今度は少し青ざめてきました。

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■7030 / inTopicNo.38)  地下の花壇 16
□投稿者/ 左眼 一般人(26回)-(2013/01/19(Sat) 13:33:44)
    「そんな事、出来るはずが、」義姉の言葉に、小夜香さんは絶句してしまいました。
    「簡単じゃない。あなたが一人で、やっている事を、ここでするだけでしょう」
    「無理よ。そんな恥ずかしい事できるはずがない。お願い、それだけは許して」
    「私のいう事がきけないのね」「ごめんなさい。でも人前でそんな事、絶対できない」
     義姉はしばらく沈黙してから、冷たい視線を小夜香さんに向けました。
    「分かったわ。服を着て早く帰って。あなたとはもう逢わない」
     小夜香さんは、今にも泣き出しそうな顔になってしまいました。
    「そんなひどい事言わないで。言う通りにしますから、そんな言い方しないで」
    「オナニーをするか、服を着て帰るか。どうしたいの?あなたは」
    「オナニーします」消え入りそうな声で小夜香さんが答えました。
    「じゃあ、座ってよく見えるようにしてから始めて。彩夏も向かいに座って、見学しなさい」
     小夜香さんは膝を立てて、床に座ると、義姉の方を見ました。少しためらってから、膝をゆっくり開いていきます。義姉が頷くまで開かなくてはならなかったのです。
     義姉は、私にも同じ格好で、小夜香さんの向かいに座るように言って、捻り上げていた手を離してくれました。
     義姉に抵抗できる雰囲気ではありません。私は、小夜香さんの向かいに座り、同じように、膝を大きく開きました。
     小夜香さんの脚の間で、女性の部分が丸見えになっていました。すぐに目を逸らせましたが、自分も同じように、丸見えになっていて、小夜香さんに見られていると分かります。すると恥ずかしいのですが、正直少し嬉しいような、気持ちにもなりました。憧れの人と一緒に、恥ずかしい恰好を強要され、それを互いに見つめあうという状況が、異常な心理状態にさせたのだと思います。
     小夜香さんの心理状態も異常になっていたのだと思います。途方にくれ、恥ずかしがっていた表情が消え、目が潤み、お酒に酔ったような顔になっていました。
    「顔を上げて、小夜香の、あそこを、よくご覧。クリトリスが大きくなって、粘膜が恥ずかしいぐらい濡れている。あなたも、いつかはあんなふうになるのよ」
     義姉に言われて、顔を上げると小夜香さんの女性の部分が、目に入りました。割れ目の奥から赤く充血した粘膜の襞がはみ出ていて、粘液で濡れています。怖くて恥ずかしいのですが、自分の下半身の奥も疼きだしているのが分かりました。もう眼を離す事が出来なくなっていました。
     小夜香さんの白い指が、割れ目の中に入り襞をなぞるようにして、何度も上下を往復しました。始めはゆっくり、次第に早くなり、濡れた粘膜を擦っていました。割れ目の上の部分が指で開かれると、襞の間に尖った膨らみが出てきました。小夜香さんは3本の指でそれをつまむように、擦り始めました。次第に息が荒くなり、あーあー、あーん、と声を出し始めました。首と背中を丸め、指の動きが速くなりしばらくすると、腰をくねらせるように動かし、小夜香さんの動きが止まりました。
    「いったみたね」義姉の声が聞こえ、小夜香さんが顔を上げると、私と目があいました。
    「次はあなたの番よ」顔を赤くした小夜香さんは、そう言うと私の膝の間に視線を移しました。
     私は、指を動かす事も出来ず、膝を閉じる事も出来ず固まってしまいました。小夜香さんにだけ、あんな事をさせておいて、自分は何もせずに済むとは、思っていませんでした。でも、それまでは、本当に自分でした事がなかったのです。
     私の様子を見て、小夜香さんが立ち上がりました。私の背中にまわって座り、体を密着させてきました。私は膝を開いたまま動けず、背中に当たる小夜香さんの乳房を感じていました。義姉は黙って、見下ろしています。
    「私が教えてあげる。女の子の楽しみ方を。彩ちゃんは、今とても恥ずかしい恰好よね。でもとてもきれい、一緒に見て」
     小夜香さんは耳元でささやくと、自分の体でしていた同じ事を、私の体で始めました。
    「ここが一番敏感なところなの。優しくつまむように可愛がってあげるといいわ」
     初めての感覚でした。触られ、擦られ、摘まれて、私のあそこも、充血し熱くなるのが分かりました。恥ずかしい所が、濡れてきて、快感の波がやってきました。
    「自分でやってみて。私がしたやり方で」
    小夜香さんは、手を離し、今度は私の乳房と乳首を触り始めました。唇が私のうなじに当たっていました。
     私は夢中で自分の、襞の間のふくらみを、摘み擦っていました。声をだして、腰を揺らしていたと思います。
     大きな快感の波が来る、と感じた瞬間、カメラのフラッシュが光りました。義姉が写真を撮ったのです。
    「おしまいよ、離れなさい。随分と楽しそうじゃない。二人とも」
    「あなたが、言ったから、」「悦ばせる必要はないわ。恥ずかしがらせるだけでよかったのよ、あなた本当に淫乱ね」
     義姉に言われて、小夜香さんはまた、泣きそうな顔にもどりました。我にかえった私は、恥ずかしさと屈辱で、泣き出してしまいました。
    「楽しませてあげたのに、泣くことないじゃない。今日の事、私と小夜香の事、は絶対秘密よ。誰かに話したら、あなたがオナニーしている写真をお父様に見ていただくわ。母娘そろって淫乱の証拠になるわ。分かったら早く部屋に戻りなさい」
     泣きながら服を着て、部屋を出てドアを閉めました。でも、そこで、自分の部屋には戻らずに、息を潜めていました。しばらくすると、私の期待していた声がかすかに聞こえてきました。小夜香さんの悦びの声です。私はそれを聞きながらオナニーを再開しました。小夜香さんが義姉に責められている姿を想像して、恥ずかしい所を擦るとすぐに大きな快感が来たのです。その日から私は変わってしまいました。いやらしい、変態の女の子になってしまったのです。

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■7032 / inTopicNo.39)  Re[2]: 地下の花壇 16
□投稿者/ Rui 一般人(10回)-(2013/01/20(Sun) 14:22:47)
    リアリティがあって素敵です。
    まるで目の前で進行しているみたい。
    次回、楽しみにしています。
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■7036 / inTopicNo.40)  地下の花壇 17
□投稿者/ 左眼 一般人(27回)-(2013/01/24(Thu) 22:56:21)
     彩夏はオナニーの常習者になった事を告白した。義姉はあの夜以後、小夜香を彩夏に会わせなくなった。恋人が美しい義妹を愛撫するのを見て、嫉妬にかられたのだろう。一方で、彩夏は今も小夜香を想い続け、彼女が責められている場面を空想して、自慰に耽るという。
    「よく話してくれたわ。あなたの恥ずかしい写真と、望まない結婚は、私達の力で何とかしてあげる。でもあなたが、今一番欲しいのはこれね」
     振動させた性具を彩夏の中に、挿入し、前後に動かし始めた。短時間で、膣が痙攣したように収縮し、彩夏は腰をのけぞらせて果てた。
     マヤに縄を解くよう指示し、マスクを脱いだ。今日の調教はすべて終わりだ。
     縄を外された彩夏は立ち上がると、「ありがとうございました」と頭を下げた。その時、鏡に映った自分の姿が目に入ったようだ。無毛の股間から濡れたピンク色の粘膜がはみ出ている。思わず手で隠そうとして、私と目が合うとあわてて、手を離した。目が怯えている。
    「今日の調教はもう終わりだから、怖がらなくていいのよ。でもまだ、そこが疼くでしょう?」
    「はい」彩夏が恥ずかしそうに頷いた。媚薬の効果はしばらく続く。
    「手当をしてあげるわ、ベッドに仰向けになっていなさい」
     花を育てるのは、調教で痛みと恥辱を与えた後が大事と教えられた。調教の後、傷などの手当を優しくする。手当の後は寝室で女の悦びという蜜を与える。残酷な調教と、優しい手当、寝室での性技で、花は次第に、主人に躰と心を捧げるようになる。我が家に伝わる花壇の流儀だ。
     ベッドに横たわった彩夏は、股間に当てた手を恥ずかしそうに動かし始めていた。
    「オナニーしたい気持ちは分かるけれど、やると、ますます疼いてくるわ。お薬を塗るから脚を開きなさい」「はい」
     素直に脚が開き、濡れた性器が露出する。彩夏は顔を赤くし、目をきつく閉じているが躰を隠そうとはしない。
     媚薬の作用を鎮める薬草を塗ったガーゼを、股間に当てた。それを冷たい水で絞った布で覆い、その上から白い褌を巻く。褌を巻く時、小さな子供に、布おむつを穿かせるような体位になる。彩夏は、さすがに恥ずかしそうにしていたが、この時も、従順に脚を開いたり、腰を上げたりした。ガーゼと冷たくした布が股間に食い込むよう強く褌を巻き、結んだ。
    「立って鏡をご覧。よく似合っているわ」
     彩夏は、顔を真っ赤にして恥じらっていたが、白い褌がきれいな形の尻に食い込んでいる姿は清純な色気があった。
    「しばらくそうしていると、疼きが消えてくるわ。今夜はオナニーをしない事」
    「はい。ありがとうございます」
     彩夏が女中に連れられて調教室を出た後、マヤも般若の面をとった。
    「お嬢様、お見事な調教でした」「ありがとう。マヤのお陰よ。お母様は?」
    「涼子に蜜をお与えになっている、ところと存じます」
     美しい涼子の肢体を思い出して、気持ちがまた高ぶってきた。涼子は、今頃母の性技で何度ものぼりつめているのだ。蜜は主人が自分の寝室で、一人で、花に与える事になっている。私はこれから、亜紀と彩夏に蜜を与えなくてはならない。
    「30分後に亜紀を私の寝室にお願いするわ」「かしこまりました」
     亜紀と彩夏を迎えるため、私は自分の寝室に向かった。

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