| 高校の頃に兄の机の中に見つけた一枚のDVDが私を根底から変えてしまいました。 そこには男は登場せず、ひたすら、ただひたすら、女が女を性的に虐めているのでした。 それまで私は男性に関心など全くなく、友人の恋バナなど、(鼻でせせら笑いながら)聞くフリだけをして過ごしてきたものでした。 自分には性欲がない、あるいは淡泊なのだと、そう思っていたのです。 ところが兄のDVDは、私が実は猛烈な性欲の、それも相当に歪んだ性欲の持ち主だと告げたのでした。 女の子、それも複数の女の子に、性的に虐められたい。 死ぬのはイヤだけど、女の子たちから理不尽で残虐な拷問も受けてみたい。 こっそりと兄のDVDを見ながら、私は自分の胸を揉みしだき、トイレやお風呂以外では触ったことのない、あの場所をまさぐったのでした。 いちばん興奮したのは、大の字に拘束されたマゾ役の女の子が、 「前はヤメて! 私処女なの!」 と泣き叫び、結局は得体の知れぬ巨大な器具(当時は知りませんでしたが、アナルヴァイブというものです。電マに装着してクリとアナルを同時に刺激するタイプで、四肢を拘束されてこれで責められると、しまいには発狂……いえこれはまだ先の話です)を、よくはわかりませんが恐らくアナルに深々と埋め込まれ、女の子たち四人の前で失禁するまで責められるシーンでした。 最初は女の子たちが言わせたように、 「ケ●の穴で逝きます」 と叫んでいましたが、しだいに声は出なくなり、泣きながら、 「許して、もう抜いて」 を繰り返すだけになりました。 「ほら、自分で出せよ。ク●をひり出す要領だよ」 今ならよくわかりますが、あれは自分の腹圧だけでは出せないような形状なのです。 しかもそうやって出そうといきむと、よけい振動が伝わって、恐ろしい快楽が生まれるのです。 いえ、これはもう快楽ではありません。 失神するまで続く拷問です。 ああ、同じようにされて失禁して女の子たちの嘲笑を浴びたい。 十六だった私の夢はこれでした。(ご無沙汰。なんか色々あってね。またゆっくり書いていくよ)
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