| 短大の卒業旅行の夜でした。 「ゲイの無修正DVD持ってる。夜にみんなで見ようよ」 と青葉が言うから、みんなで楽しみにしてたわけ。 でも、青葉ったら、中身の確認をしてないのよ。 一人で見るのが恐いって。 そしたら、それがゲイはゲイでも女同士のゲイ。 レズビアンの無修正だったの。 一同、ギャーって叫んで、最初はやめてやめて状態。 だってもう、アメリカのそういうのって、全部丸出しな女がスポーツみたいに快楽を貪ってるでしょ。 で、また、性器がえげつないの。 自分にもあんなのがついてるのがイヤになるくらい。 で、最初はみんな嫌がってたけど、性具とか出てくると、 「あれ何?」とか、「あんなのが入るの?」なんて、興味津々で観始めてた。 結局二時間近く見たのかな。 みんなはおそらく、好奇心と興味だけで見てたんだと思う。 性的にはほとんど興奮してはなかったと思う。 だって、女が女のあそこをグチャグチャ言いながら舐めてるシーンなんて、普通ならグロでしかないし、一人の女の顔に女達が次々とオシッコを浴びせるなんて、言語道断。 そんなシーンのいちいちで声を上げそうになるくらい興奮したのは、たぶん私くらい。 だと思ってた。 ところが、二人部屋に戻ったら、里奈が、 「私変なのかなぁ。さっきのビデオ、異常に興奮した」 何て言うの。 私も嬉しくて、 「変じゃないよ。私だって興奮した」 「したよね」 そう言って、ちょっと真剣に見つめあい、軽いキス。 で、舌が絡み合い、胸を触り合い、もどかしいとばかりに全裸になって絡み合い、ビデオの中で女達がしていたように互いの秘部を舐めあって…… しまいには、お風呂でお互いがオシッコするところを見せ合いながら、 「私たち変態だね」 「うん。変態だよ」 「変態で良かったね」 「うん。変態で良かった」 こうして、私たちのズブズブドロドロな関係が始まった。(続くよ。感想待ってるね)
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