| 2013/08/27(Tue) 13:47:32 編集(投稿者)
「あなたの文章『歴女の妄想』読ませてもらったわ。自分が絶世の美女だったらどうするって、ひどく自分勝手な勝手な妄想」 私はいつのまにか、さっきと同じように縛られ、女の子に羞恥の中心を晒していた。 女の子は私のVの字になった脚越しに笑いながら、 「美人のここは、時と場合によっては民衆にさらされて、面白半分に破壊される運命にあるのよ、わかってる?」 女の子は私の敏感な芽を優しく摘んだ。 ビクン、と感じた。 ああああ、と声が出る。 思えば、こんなに優しい愛撫は初めてだ。 関係を持った男二人は、あきらかに愛がなかった。 私が感じているかどうかなんてお構いなしだった。 愛のある愛撫とはこれほど心地良いものなのか。 「私は理不尽に殺されてきた美しい女たちの残留思念よ。それがあなたの文章に反応したの。何を自分勝手なことを、って」 愛撫が荒々しいものにかわった。 指が入れられ、芽を潰すような愛撫になった。 内と外で、感じる。 声が出る。 「逝きなさい、何度でも」 言われるがまま、女の子の指を受け入れ、数え切れないほど逝った。 「可愛いわ。食べちゃいたい」 そう言って、女の子は私のそこに唇を当てた。 芽を甘く噛まれながら、信じられないほど長い舌が私の中を蹂躙した。 どんな技法を使えばこんなことが出来るのかわからない。 指がアナルにも入れられ、舌とアナルが薄い皮一枚隔てて絡み合い、得も言えぬ快楽のハーモニーを醸し出す。 逝って逝って逝きまくり、もう死ぬ、と思った。 あまりにも深い快楽に。 「さて」と女の子は起き上がった。 その手には巨大なノコギリがあった。 私はそれをある大学の人権センターみたいな所で見たことがあった。 そこには世界の拷問具が集められていたのだった。 これは女の犯罪者を文字通り股裂きにするノコギリで、実際に使われたものだと知ってゾッとしたのを憶えている。 これで切られても傷がおへそに達するくらいまでは生きていたという記述にもゾッとした。 「頭のてっぺんまで切られても、また再生してノコギリでひかれるの。永遠にね。私の運命はあなたの運命に変わったわ。これで消えていける。さよなら、私のドッペルゲンガー」 女の子の目から明らかに精気が失せた。 女の子は機械的な動きでノコギリを持ち上げた。 とても一人では持てない二人でひく道具なのに、軽々と持ち上げ、私のそこに当てた。 冷たい鉄の感触が…… カプセルのドアが開けられた。 「大丈夫ですか?」 開発室の担当者が言った。 「大丈夫じゃない。これはひどく危険な機械よ」 「やっぱり……」 担当者は残念そうに言った。
けれど数日経って、実用化のめどが立ったという知らせを貰った。 被験者の想念の中に出てきて色々悪さをしていた女の子が消えたというのだ。 心当たりはあったが、黙っていた。(終わり。感想待ってるね)
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