| その日は美咲が初めて排泄補助をする予定になっていた。 半年にわたる研修で、排泄物に対する嫌悪感も消え、自分の役割をきちんと果たす自信もあった。 けれど、講師は現れなかった。 グラウンドに集められた講師たちが一人ずつ裸にされ、大の字に拘束されてハリツケのように高く立てられるのを、美咲達は何か遠いことのように眺めていた。 皆はグラウンドに下り、講師達を見上げた。 この半年、舐め続けた部分が頭上にあった。 革命委員会のリーダーが講師達に言った。 「最期に選ばせてやる、アナルか? ヴァギナか?」 講師達は泣く泣くどちらかを選ばされ、望み通りの箇所から串刺しにされていった。 まっすぐに喉まで至るのはまれで、身体の様々な箇所から尖った槍を突き出したまま、講師達は革命を呪い続けた。 呪いの声は翌朝まで続いた。 「さあ、あなたたちはもう自由よ。何をやっても自由なの」 それを聞いて、美咲達は再び研修所に戻り、講師達に叩き込まれた技法を互いの身体でためし続けた。 そして美咲は初めて、排泄の…… 美咲はもはや立派なウォシュレットと化していた。 後にこの革命は「ウォシュレット革命」と呼ばれた。(終わりだよ。なんか、日常生活でのストレスが作品に出てしまうなぁ。基本的に欲求不満です。便秘じゃないけどね。感想待ってるね)
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