SMビアンエッセイ♪

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Nomal 君と僕の間に /沙羅 (05/01/24(Mon) 21:07) #1476
Nomal NO TITLE /じゅごん (05/01/25(Tue) 00:56) #1477
│└Nomal じゅごんさんへ /沙羅 (05/01/25(Tue) 08:44) #1480
Nomal 君と僕の間に 2 /沙羅 (05/01/25(Tue) 08:49) #1481
│└Nomal 君と僕の間に 3 /沙羅 (05/01/30(Sun) 08:29) #1499
│  └Nomal 君と僕の間に 4 /沙羅 (05/08/25(Thu) 08:48) #2275
│    └Nomal 君と僕の間に 5 /沙羅 (05/08/25(Thu) 15:02) #2276
│      └Nomal 君と僕の間に 6 /沙羅 (05/08/25(Thu) 21:15) #2280
│        └Nomal 君と僕の間に 7 /沙羅 (05/08/29(Mon) 19:39) #2300
Nomal こんにちは♪゛ /千夜-chiya- (05/08/25(Thu) 17:13) #2277
│└Nomal ただいま /沙羅 (05/08/25(Thu) 20:30) #2278
│  └Nomal 君と僕の間に 8 /沙羅 (06/04/18(Tue) 23:04) #3026
│    └Nomal NO TITLE /ym (06/04/18(Tue) 23:38) #3028
│      └Nomal Re[5]: NO TITLE /ちえ (06/04/20(Thu) 13:46) #3030
│        └Nomal ありがとうございます /沙羅 (06/04/21(Fri) 09:36) #3032
│          └Nomal 君と僕の間に 9 /沙羅 (06/04/21(Fri) 09:51) #3033
│            └Nomal 君と僕の間に 10 /沙羅 (06/04/23(Sun) 00:21) #3038
│              └Nomal 君と僕の間に 11 /沙羅 (06/04/25(Tue) 23:06) #3042
│                ├Nomal 初めまして /加奈 (06/05/01(Mon) 11:55) #3048
│                │└Nomal こんにちわ /沙羅 (06/05/02(Tue) 11:41) #3054
│                ├Nomal Re[10]: 君と僕の間に 11 /mina (06/05/03(Wed) 01:12) #3055
│                │└Nomal こんばんわ /沙羅 (06/05/03(Wed) 21:55) #3059
│                └Nomal 君と僕の間に 12 /沙羅 (06/05/04(Thu) 00:05) #3060
│                  └Nomal 君と僕の間に 13 /沙羅 (06/05/04(Thu) 00:09) #3061
│                    ├Nomal 初めまして /コウ (06/05/04(Thu) 14:51) #3063
│                    │└Nomal ありがとうございます /沙羅 (06/05/04(Thu) 23:19) #3064
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│                      └Nomal 君と僕の間に 15 /沙羅 (06/05/06(Sat) 12:10) #3072
│                        └Nomal 君と僕の間に 16 /沙羅 (06/05/07(Sun) 19:15) #3083
│                          ├Nomal 君と僕の間に 17 /沙羅 (06/05/26(Fri) 20:02) #3243
│                          │└Nomal 君と僕の間に 18 /沙羅 (07/02/12(Mon) 20:13) #4206
│                          │  └Nomal 君と僕の間に 19 /沙羅 (07/02/12(Mon) 21:27) #4207
│                          │    └Nomal 君と僕の間に 20 /沙羅 (07/02/12(Mon) 22:52) #4208
│                          │      └Nomal 君と僕の間に 21 /沙羅 (07/02/16(Fri) 10:53) #4223
│                          │        └Nomal 君と僕の間に 22 /沙羅 (07/02/16(Fri) 11:09) #4224
│                          │          └Nomal 君と僕の間に 23 /沙羅 (07/02/16(Fri) 11:21) #4225
│                          └Nomal 覚えてますか? /みゆき (06/05/31(Wed) 00:00) #3272
│                            └Nomal Re[16]: 覚えてますか? /ym (06/05/31(Wed) 09:34) #3273
Nomal 続き /明守美 (06/06/25(Sun) 00:21) #3412


親記事 / ▼[ 1477 ] ▼[ 1481 ] ▼[ 2277 ] ▼[ 3412 ]
■1476 / 親階層)  君と僕の間に
□投稿者/ 沙羅 一般人(2回)-(2005/01/24(Mon) 21:07:41)
    自分の中のS性に気がついたのは、女の子と付き合うようになって
    だいぶ経ってからだった。
    『みゅう』と付き合ってからだったと思う。
    深く愛するようになったと思う。
    それからは、好きになって付き合う子とは必ずSMをするようになっていた。

    「SM」を止めて、普通に愛したいと悩んだ時期もあった。

    そんな時、彼女と出会った。

    彼女とは、ビアンサイトのチャットで知り合った。
    PCで仕事をしている時に何気なくチャット部屋を取り、画面を見ていると
    間もなく、彼女が入室してきた。

    『こんばんは』
    『はじめまして』

    いつも通りに挨拶から始まり、年齢や住んでいる場所を話した。
    間もなく、彼女が切り出した。


    『私、自分の身体はどうでもいいんです』


    何と言って良いのか、答えに窮した。
    『そうなんだ』
    それから、彼女は自分の中の強いM性を訴え始めた。
    もちろん、経験も多少あり、その中で後悔もあったと言った。

    『家に帰ってから、アザを見ると、何やってるんだろうって思います』

    彼女は何を求めているのだろう。

    何を探しているのだろう。


    自分のS性について、今までの経験を少し話した。
    彼女はチャットの中で同じ考えを示した。

    『携帯でメールしようか』
    思い切って書いてみた
    『う〜ん・・・携帯は・・』
    『そうだよね。不安だよね。私書箱に書いてくれればいいよ』
    『わかりました』

    そうして、彼女と付き合いが始まった。


    何故に彼女は自虐的なのだろう。

    何を求めているのだろう。

    その訳を無性に知りたい衝動があったのは事実だった。
    彼女に興味を持った自分をわかっていた。

    もっと、彼女の事を知りたい。

    もっと、彼女と話したい。

    私書箱で何回かのやり取りをしたが、自分の欲望を抑えられなかった。

    もっと、もっと、彼女の事を知りたい。


    携帯のアドレスを書いてみた。
    果たして、携帯にメールがくるのか心配だった。
    彼女は警戒心が強く、あまり自分の日常を話したがらない印象を受けたからだ。

    1日が経った。2日が経った。携帯にメールは届かなかった。
    ちょっと、急ぎすぎたかな。やっぱり無理かと思っていた。

    3日目にメールが来た。


    「怖い、不安でいっぱいです」


    短いメールだった。


[ □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 1476 ] / ▼[ 1480 ]
■1477 / 1階層)  NO TITLE
□投稿者/ じゅごん 一般人(1回)-(2005/01/25(Tue) 00:56:40)
    沙羅さんの作品大好きです!! つづき楽しみにしてます(^O^)今回も頑張って下さいね☆

    (携帯)
[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 1477 ] / 返信無し
■1480 / 2階層)  じゅごんさんへ
□投稿者/ 沙羅 一般人(3回)-(2005/01/25(Tue) 08:44:46)
    読んでいただきありがとうございます。「大好き」と言われたのは久しいような気がします。(苦笑)
    うれしいです。頑張って続きを書きたいと思います。
[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 1476 ] / ▼[ 1499 ]
■1481 / 1階層)  君と僕の間に 2
□投稿者/ 沙羅 一般人(4回)-(2005/01/25(Tue) 08:49:50)
    彼女と携帯でメールのやり取りが始まった。

    最初のメールで彼女の中にネットの世界に強い不安があるような気がした。
    僕は、何か、嫌な思い出があるのかと勝手に解釈した。

    彼女の不安を取り除こうと、自分の事を詳しく書いた。
    住んでいる場所や仕事の内容。現実の日常を書いた。

    彼女は、それに答えるように自分の事を少しずつ話し始めた。
    一人暮らしで事務系の仕事をしている。
    毎日が同じ事の繰り返しでストレスがあると書いてあった。

    ストレスかぁ・・・。ストレスがあるからM?・・。
    じゃないよなぁ・・・。
    僕は、携帯の液晶を見ながらため息が出た。

    携帯のメールにはSMの事は書かなかった。
    本当は色々と聞きたかった。でも、あえて、書かなかった。
    体が目当てと思われたくなかったし、会ってもいないのに書けないと思った。

    しばらく、彼女との何気ないメールのやり取りが続いた。

    その日も、いつものように彼女に「おやすみ」とメールをした。
    「おやすみなさい」と返信のメールを受け取り、ベットに入った。

    僕は、何故か、なかなか、寝付けなかった。
    何回か寝返りを打ちながら目を閉じていた。

    いきなり携帯のメール音が鳴った。

    こんな時間に誰だろう・・・。
    仕事のトラブルか・・と嫌な気分で、携帯に手を伸ばした。


    メールは彼女からだった。



    『愛で傷つくなら、愛じゃなくてもいい』



    急に目が覚めるのを感じた。

    ベットから体を起こして、すぐに返信した。


    『今すぐに行く。』


    電話番号も一緒に書いた。

    彼女は電話番号だけを書いたメールを返信してきた。

    着替えながら電話をした。
    彼女は想像通りの声のような気がした。

    「ごめんなさい。ごめんなさい・・・」
    彼女は、電話の向こうで謝ってばかりだった。

    彼女の家を聞いたときには、僕は玄関を出ていた。

    玄関の鍵を閉めて

    僕は走り出していた。


[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 1481 ] / ▼[ 2275 ]
■1499 / 2階層)  君と僕の間に 3
□投稿者/ 沙羅 一般人(5回)-(2005/01/30(Sun) 08:29:45)
    タクシーを降りて、彼女に教えてもらった建物を探した。
    あるビルが目に止まった。

    自動ドアの前に一人の女の子が立っていた。
    早足で近づいて行くと、こっちをじっと見ていた。
    僕は、声をかけてみた。
    「もしかして・・」
    彼女は小さく頷いた。

    寒さで声が出なかったのだ。

    「まさか・・・。ずっと外で待って・・・」
    彼女の体は小さく震えていた。
    彼女は僕の手を取って、自動ドアの中に入っていった。

    握った手は氷のように冷たかった。

    彼女の部屋に通された。

    それまで、彼女は一言も話さなかった。

    暖房の前に彼女を座らせ、自分の上着を彼女にかけた。
    彼女は下を向いていた。
    「何か、暖かい飲み物作ろうか?」
    僕が聞くと、彼女が泣きだした。

    「えっ?どうしたの?寒い?」

    泣きながら彼女は言った。
    「そんなに・・・やさしくしないで・・」

    僕は、思わず抱きしめたくなる気持ちを堪えた。
    彼女の肩に手を置いた。
    「やさしくなんかないよ。普通だよ・・・」
    彼女の肩を撫でながら、僕は言った。
    彼女は、しばらく泣いていた。

    今夜は何も聞くまい、と僕は彼女の横顔を見ながら思った。

    彼女が泣き止むのを待ち、僕は言った。
    「もう、今夜は遅いから、少し横になろうか。
     明日は仕事でしょ?」
    彼女は頷いた。

    僕は彼女のベットに寝る事にためらいがあった。
    ベットに一緒に寝ると抑えられないと思った。

    やせ我慢と言うやつかもしれない・・。

    彼女の部屋にホットカーペットがあった。
    「今夜はここで寝るよ。毛布、貸しくれる?」
    彼女が毛布を持ってきた。
    僕が横になると彼女は側に座っている。

    「ん?一緒に寝る?」
    僕が彼女に聞くと、彼女は黙って頷いた。
    「はい」僕が毛布を上げると、彼女が入ってきた。

    僕は彼女に肩枕をして目を閉じた。

    彼女は身動きせずに、じっとしていた。
    緊張しているのか。と思った。
    「眠れない?」
    僕は、目を閉じたまま聞いた。

    彼女が頷く気配を感じた。
    「寝なきゃダメだよ」僕は笑いながら答えた。

    「・・・エッチしなくていいの?」
    彼女が言った。

    「いいよ、しなくて。」
    僕は、我慢している事を見透かされたような気がして
    早口で答えた。

    「もう、ここには来ないの?」
    彼女の消え入りそうな声を聞いた。

    僕は肩枕した手に力が入った。

[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 1499 ] / ▼[ 2276 ]
■2275 / 3階層)  君と僕の間に 4
□投稿者/ 沙羅 一般人(1回)-(2005/08/25(Thu) 08:48:32)
    何故、彼女は哀しい考え方をするのだろう
    辛い経験があるのだろうか


    「そんなことないよ。明日・・・。明日、食事をしよう」
    「明日?・・・」
    「うん。明日、ここで夕食を食べよう。何か作ってさ」
    「・・・」
    彼女は、戸惑っている様子だった。
    そんな事は気にしないように僕は一人で話した。
    「何がいいかなぁ。パスタがいいかな。和食でもいいよ。
     材料は買ってくるよ」
    「うん・・・」彼女はつられて返事をしているようだった。
    「じゃぁ、明日に備えて寝よう」
    僕はわざと明るく言った。


    朝になり、体中のきしみを覚えた。
    床に寝たせいだった。
    彼女も目を充血させていた。
    身支度を整えながら、聞いた。
    「今日は止める?早く寝る?次にしようか?」
    「・・・」彼女は首を横に振った。
    「わかった」
    待ち合わせの時間を決めて、僕は一度自宅に戻り出社した。

    昼過ぎから、睡魔に襲われて辛かったが、なんとか乗り切った。

    体のだるさを感じながらも
    僕は、浮かれてる気分があった。

    夕方、パスタの材料を買って、彼女に電話した。
    彼女は、もう、自宅に着いていた。

    彼女の部屋に行き、二人でパスタを作り始めた。
    彼女は、ほとんど話さず、頷いたり、微笑んだり
    緊張しているような横顔を見せた。
    何とか、話をしようとした。

    幸いな事にパスタの話題で盛り上がった。
    パスタは何味がいいとか。パスタ店のどんな雰囲気がいいとか。
    他愛もない会話ができた。

    空になった皿を前にコーヒーを飲んでいると
    彼女が黙って下を向いていた。
    「どうしたの?お腹、いっぱいになった?」
    僕は、なるべく話しかけた。
    「うん・・」彼女は短く答えた。
    「ほんと、お腹、いっぱいになったよね」
    会話が続かないな、と思った。


    肝心な事が聞けない・・・。

    なぜ、彼女は自虐的なのだろう。

    なにか、きっかけがあったのだろうか・・・・

    いろいろな考えが頭の中を巡っているとき

    彼女が口を開いた。

    「これから、どうなるの?・・」


[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 2275 ] / ▼[ 2280 ]
■2276 / 4階層)  君と僕の間に 5
□投稿者/ 沙羅 一般人(2回)-(2005/08/25(Thu) 15:02:02)
    「これからって・・・」
    どう答えていいか迷ってしまった・・。
    変な事は言いたくないし、格好つけた言い方もしたくなかった。
    適当な事を言ったら、彼女が泣きだすような気がした・・。

    「これから・・・、何かが始まるかな」
    正直な気持ちを言ってみた。

    「私・・」
    彼女が口を開いた。僕の顔を見ずに言った。

    「私・・もう、傷つきたくない・・」
    「・・・・・うん」

    「・・・・」
    「・・・・」

    二人とも黙っていた。
    嫌な沈黙ではなかったと思う。

    僕は、彼女の気持ちを、判った気がした。

    何も始まっていないのに・・・・。

    「傷つけようと思って、ここに来たんじゃない」
    「・・・・」
    「うーん・・・。うまく言えないなぁ」
    「・・・・」
    「一時的な感情や遊びで来てるわけじゃない」
    「・・・」
    「逢ったばかりで、信用してくれって言う方がおかしいとおも・・・」

    僕の話しの途中で彼女が立ち上がった。

    僕は、呆気に取られて見ていると

    彼女が、僕に近寄ってきた。

    僕の前に立つと、座ってる僕を見つめた。


    はじめて、彼女に見つめられて気がした。



    彼女が僕を抱きしめた。

[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 2276 ] / ▼[ 2300 ]
■2280 / 5階層)  君と僕の間に 6
□投稿者/ 沙羅 一般人(4回)-(2005/08/25(Thu) 21:15:10)
    僕は、彼女の突然の行動に驚いた。

    このまま、彼女を抱きしめるということは
    これから、付き合って行く。

    彼女と一緒に時間を過ごすことを意味する。


    僕は、彼女を強く、強く抱きしめた。

    「・・・・」

    彼女のため息を聞いたような気がした。

    「逢ったばかりだけど・・。好きになった」

    僕は、はっきり言った。

    彼女が僕の肩越しで頷いた。

    彼女が体を離し、僕を寝室に連れていった。

    彼女が、僕の方に向き直った時、僕はもう一度彼女を抱きしめた。

    そして、ゆっくりと、彼女にキスをした。

    軽く、やさしくキスをした。

    彼女は動かなかった。

    僕は彼女の手を取り、手の平にキスをした。

    彼女の体が少し、動いたような気がした。

    もう一度、彼女にキスをした。わざと、やさしいキスをした。

    彼女の心の傷はどんな物なのか想像すらできなかったが
    何とか、忘れる事ができるなら、と浅はかに考え始めていた。

    彼女と抱き合っていると、彼女が言った。

    「・・・私を」
    「・・ん?」

    「私を・・・」
    「うん・・・」


    「私を・・・壊して・・・」



    僕は、彼女の言葉に目を見開いた。

    顔を上げ、彼女の顔を見つめた。

    彼女は、真っ直ぐ僕を見ていた。

    そして、彼女は僕から離れると

    タンスの引き出しから、大事そうにキレイな箱を取り出した。

    僕は黙って見ていると
    彼女が箱を開けた。

    箱の中にはキレイな色をした布が引いてあり、
    その上に順よく、いろいろなバイブやローターのような玩具が
    数種類、並べられていた。


    まるで、子供の宝箱のように・・・。

    僕が黙って見ていると、彼女は言った。


    「機械は裏切らないから・・・」



    僕は、彼女の心の深い淵に立った気がした。

[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 2280 ] / 返信無し
■2300 / 6階層)   君と僕の間に 7
□投稿者/ 沙羅 一般人(5回)-(2005/08/29(Mon) 19:39:42)
    大事そうに箱を見ている彼女を
    僕は、抱きしめた。

    強く抱きしめた。

    かける言葉はない。

    言える言葉はない。

    ただ、ただ、抱きしめた。

    彼女はじっとしていた。身動きせずに・・。

    「・・・・これ、使うのいや?」
    彼女が言った。
    「嫌じゃないけど・・・。必要があれば使うよ。
    二人で使いたいって思った時に・・・」

    「使って。これで、私を壊して。」

    彼女は、はっきりと僕に言った。

    僕は、彼女の服を脱がせた。

    何も考えなかった。考えたら、彼女を抱くことなんてできない。

    ベットの脇に裸になった彼女を立たせた。
    胸を縛り、両手を後ろに縛った。
    ベットに寄りかかるように座らせ、両足を左右に広げた。

    彼女は、目を閉じたままだった。

    僕は、ゆっくりと彼女を見た。
    縛られた胸。固くなった乳首。
    両足を広げられ、敏感な部分が濡れて光って見えた。

    僕は、彼女のラビアを左右に広げた。

    「う・・・」彼女が声を発した。

    クリトリスの皮を剥いて、じっと見た。
    「う・・。ううん・・」彼女は低い声で呻いた。

    僕は、彼女のクリトリスを指で円を描くように触り始めた。
    そして、彼女の中に、ゆっくりと指を沈めた。

    彼女の中を確かめるように。

    「あぁ・・・」
    彼女は切なそうに声を上げていった。

    いきなり、敏感な部分から触られた彼女の反応を見ながら
    僕は、指を早く動かした。
    「あぁー・・・」彼女の体に力が入っていく様子がわかった。

    僕は、彼女の『宝箱』にあるローターを取って
    彼女のクリトリスにあてた。
    「うぅ・・・・」
    ヴィーンと低い音を鳴らしながら、ローターは彼女のクリトリスを責めた。
    「あぁ・・ん。あ、あ、あ。あぁ・・・」
    彼女が苦悶の表情を浮かべた。


    僕は冷静だった。


    僕の中のS性が強くなる時は、必ず冷静になるような気がする。



    「勝手にイッテはだめだ。」僕は彼女に言った。
    「勝手にイッタら、痛いことするよ」
    彼女のクリトリスにローターを強くあてながら言った。
    「あぁ・・。だめ・・。おねがい・・・・」
    「勝手にイクな」僕は、さらにローターに力を入れた。
    「あぁ・・。だめ、だめ・・。いやぁ・・・あぁ・・」
    彼女は、顔を横に何度も振りながら、簡単にイッテしまった。
    「勝手にイッたんだ」
    「・・・ごめんなさい・・」
    彼女の呼吸は乱れていた。


    「じゃぁ、ちょっと痛いことしようか」

    僕は彼女に言った。

[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 1476 ] / ▼[ 2278 ]
■2277 / 1階層)  こんにちは♪゛
□投稿者/ 千夜-chiya- 一般人(1回)-(2005/08/25(Thu) 17:13:00)
    沙羅さんお帰りなさいっ!!
    本当に本当にお久しぶりです(>_<。)
    お話の続きを再開されたようで、嬉しくてカキコしてしまいました//

    あっ!以前に感想をちょこちょこ書いていた千夜です(^^)
    沙羅さんのお話がとてもスキでずっと読んでました‥//
    また最初から読ませていただきます(U.U*)

    また来ますね☆゛

    (携帯)
[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 2277 ] / ▼[ 3026 ]
■2278 / 2階層)  ただいま
□投稿者/ 沙羅 一般人(3回)-(2005/08/25(Thu) 20:30:57)
    色々と仕事も私生活も忙しく、やっと帰って来れました(?)(笑)
    千夜-chiya-さん、覚えてくれていて、うれしいです。
    また、お会いできましたね(笑)
[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 2278 ] / ▼[ 3028 ]
■3026 / 3階層)  君と僕の間に 8
□投稿者/ 沙羅 一般人(1回)-(2006/04/18(Tue) 23:04:09)
    縛ったままの彼女をベットに横たえた。
    イッタばかりの彼女の息は荒く、胸が大きく動いていた。

    僕は、ゆっくり彼女の乳首を指で摘んで引っ張った。

    「うっ・・・」

    いきなりされた行為に彼女は感じる声を上げず、重く呻いた。

    僕は、髪を束ねるゴムで、彼女の乳首を縛ってみた。

    「うぅ・・・」
    彼女は胸をのけ反りながら、苦痛の表情を浮かべている。
    僕は、彼女の足の間にロープを通し、縛り上げた。
    「あぁ・・・」
    明らかに、彼女の声は感じている声になっていった。

    乳首をゴムで止められ、身体を縛られてる彼女を

    僕は冷静に見つめていた。

    何も感情がなかったと言えば嘘になる。

    彼女に「痛い愛し方」をして、その先に何が見えるのだろうか。

    彼女の心の奥に触れてみたいと思っていた。

    僕は、そのまま彼女を四つんばいにした。

    彼女は両手を後ろで縛られて、お尻を高く上げた格好になった。

    彼女の敏感な部分を縛っていたロープをゆっくりとずらした。

    彼女は濡れていた。
[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 3026 ] / ▼[ 3030 ]
■3028 / 4階層)  NO TITLE
□投稿者/ ym 一般人(1回)-(2006/04/18(Tue) 23:38:50)
    ずっとずっと待っていました
    沙羅さんに何があったのか知りたいくらいですがそれはさておき…
    痛い愛し方の先に何があるか
    私も過去に言われたことがあります
    私には偽りではない愛が見えたのですが一方通行だったみたいです(苦笑)
    これからも陰ながら応援しています
    おかえりなさい。。。沙羅さん

    (携帯)
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▲[ 3028 ] / ▼[ 3032 ]
■3030 / 5階層)  Re[5]: NO TITLE
□投稿者/ ちえ 一般人(1回)-(2006/04/20(Thu) 13:46:46)
    こんちは
    先程はありがうございました。
    沙羅さんのファンになっちゃいそうです続き楽しみに待ってます
    今度会ったら落として下さい(笑)
    頑張って下さい!!!
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▲[ 3030 ] / ▼[ 3033 ]
■3032 / 6階層)  ありがとうございます
□投稿者/ 沙羅 一般人(2回)-(2006/04/21(Fri) 09:36:16)
    読んで頂きありがとうございます。
    長期に渡り、休んでいました。

    ymさん やっと、帰ってきました(苦笑)
         応援して頂きありがとうございます。少しずつ書きます。
         読んでいただけたら幸いです。

    ちえさん 短い時間でしたが、チャット楽しかったですね。
         天然のちえさんを落とせるかなぁ(笑)また、チャットしましょう。
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▲[ 3032 ] / ▼[ 3038 ]
■3033 / 7階層)  君と僕の間に 9
□投稿者/ 沙羅 一般人(3回)-(2006/04/21(Fri) 09:51:37)
    僕は、彼女の「宝箱」の中から、オレンジ色のバイブを手に取った。
    縛られて、四つんばいになっている彼女の後ろに回り、
    彼女の中にゆっくりバイブを埋め込んだ。

    「あぁ・・。」
    彼女は反応していた。

    ゆっくりと出し入れを始めると、彼女は切ないような声を出し始めた。
    「あぁ・・。うぅーん・・。あぁん・・」

    僕は、スピードを速めた。
    「あー・・」
    彼女の足の指に力が入っていく様子が判る。

    僕は、彼女の縛っていた股の間のロープを交差し、バイブを縛り、

    バイブを固定した。

    奥深く入ったバイブが曇った音を立てている。
    バイブから手を離すと、彼女の敏感な部分から出ているバイブが、動いている。

    「あ・・。あっ・・・。」
    彼女は、目を閉じている。身体の感覚だけを感じているようだった。
    僕は、彼女の上体を起こした。
    「うぅ・・・」
    バイブがうごめいている彼女の身体をベットの脇に立たせた。
    彼女の胸を縛っているロープに、さらにロープを通して、カーテンレールに縛った。
    彼女の股の間のロープが、さらにきつくなっていった。

    「あーーー・・」

    彼女に埋め込んだバイブが深く入り込んでいた。
    僕は、洗濯ばさみを探し出し、ゴムで縛られた彼女の乳首を挟んだ。

    「いやぁぁああ・・・。あぁ・・・」
    「いや?」
    僕は、彼女の顔を手で撫でながら聞いた。

    「うぅ・・・。あぁ・・・」
    彼女は、僕の問いに答えなかった。

    両方の乳首を洗濯ばさみで挟んだ。


    「ああぁぁぁ・・・」


    泣いているかと思い、彼女の顔を見たが、泣いてはいなかった。
    僕は、台所に行き輪ゴムを探し出した。
    彼女の元に戻ると、彼女は上半身を反らしながら立っていた。

    「あぁん・・。あぁ・・」
    僕は、彼女の乳首を挟んである洗濯ばさみに輪ゴムを付けた。


    その様子を彼女は見たのだろうか、僕は、気にしなかった。


    輪ゴムの先に、何かぶら下げる物を探した。
    彼女の「宝箱」から、別のバイブを取り出しぶら下げる。


    「あーーーーー」
    彼女の顔が苦痛で歪んだ。


    乳首が重さで引っ張られている。
    彼女が痛みのせいか、前かがみになっている。

    僕は彼女の中に入っているバイブを出し入れ始めた。
    「いやぁ・・。あぁ・・・」
    出し入れする度、バイブが濡れて光っている。


    やばい・・・。止まらねぇなぁ・・。

    僕は、冷静になろうとしていた。

    僕のSMは、いつも「痛み」と「快感」を別にはできなかった。
    「痛み」だけを与える事は、できなかった。

    それは、僕だけなのだろうか。
    他の人のSMはどうなんだろう。

    何度も考えた。

    自分がSとしておかしいのか。

    女の子同士が恋人関係になる事は
    今では容認されてきたような気がする。

    僕の中に、何か後ろめたい気持ちがあるのだろうか。
    好きになった女の子に、SMをしてしまうのは、
    そんな気持ちに関係あるのだろうか。





    彼女が答えをくれそうな気がした。





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▲[ 3033 ] / ▼[ 3042 ]
■3038 / 8階層)  君と僕の間に 10
□投稿者/ 沙羅 一般人(4回)-(2006/04/23(Sun) 00:21:09)
    「あぁーーー」
    彼女の声が大きくなっていった。
    彼女の足が、ガクガクと震えだした。

    僕は、バイブを出し入れしながら、彼女のクリトリスに
    洗濯ばさみを挟んだ

    「いやぁぁあああああ・・。あぁ・・・。」

    彼女は全身を硬直させていった。

    彼女の身体の力が抜けるのを待って、バイブを抜いた。

    彼女は、ぐったりと前に倒れた。
    その時、彼女の足に黄色い液体が流れ始めた。

    彼女は失禁してしまった。

    僕は、ちょっと驚いた。
    驚いた様子を、彼女に悟られてはいけないと咄嗟に思い冷静を装った。
    すぐに、バスタオルを持って来た。
    彼女の足を最初に拭いて、床を拭いた。

    彼女を縛っていたロープを外した。

    ゆっくり、洗濯ばさみを外すと彼女が泣きだした。

    身体を縛っていたロープを全て外し、彼女をベットに座らせた。
    彼女の肩に手を回して、彼女を抱きしめた。
    彼女は、僕の胸の中で泣いていた。

    暫くして、彼女が泣き止んだ。
    「シャワー浴びようか?」僕は彼女に聞いた。
    彼女は小さく頷いた。


    シャワーの水の音が、響いている中で、僕は彼女の身体を洗った。

    ロープの痕が残っている手首、背中。そして、胸。

    ゴムで縛られて、いつまでも尖がっている乳首。

    手で愛撫するように、愛おしさを込めながら洗った。


    「痛い?しみる?」
    僕は、洗いながら聞いた。

    彼女は首を横に振りながら言った。
    「痛みは・・。痛みは消えないほうがいい・・・」


    僕は無言で洗い続けた。


    シャワーを出て、テーブルを挟んで床に座り、二人でコーヒーを飲んだ。
    僕は、彼女から今までの経験を聴きだそうと考えていた。
    彼女を見ると、コーヒーカップを両手で持ちながら、
    リラックスしているような感じだった。


    どうやって聞こうか・・。

    興味本位って思われたくないなぁ・・・。

    絶対に傷つけたくない。
    僕は、考えていた。


    強い痛みを欲しがるガラス細工のようなだなぁ。

    僕が黙って、コーヒーカップを見つめていると彼女が口を開いた。



    「何か、気に入らなかったですか?・・・」

    僕は、意外な質問に驚いた。
    「えっ?そ、そんな事ないよ」
    彼女は黙っている。

    「全然、そんな事ないよ。う〜ん・・・。たくさん聴きたい事があって・・。
     どうやって聴こうかって思っていたとこ。」
    彼女は、まだ黙っている。

    僕は、僕が知りたがってる事を全部聞くことにした。
    「えーーと・・・・。前のカノってどの位付きあったの?」
    「・・・・3ヶ月くらい・・」
    彼女は、少しずつ答え始めた。

    付き合っていた子と電話がなくて不安になった事。

    不安になると縛って欲しくなる事。

    エッチの最中に不安に襲われてしまう事。

    彼女は、ゆっくり話していた。

    僕は黙って聞いていた。


    夜は、まだ明けなかった。




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▲[ 3038 ] / ▼[ 3048 ] ▼[ 3055 ] ▼[ 3060 ]
■3042 / 9階層)   君と僕の間に 11
□投稿者/ 沙羅 一般人(5回)-(2006/04/25(Tue) 23:06:51)
    彼女と僕は付き合い始めた。

    普通の付き合いだと思う。
    休日に映画を観て、ショッピングをした。

    彼女の家で食事をすることも多かった。
    色々な食材で夕食を作った。
    夕食を作りながら、子どもの頃の話や、会社の話をした。

    彼女との穏やかな会話が嬉しかった。


    彼女の笑い顔も増えたような気がした。


    その日も、彼女の自宅で食事をした。
    彼女と並んでソファに座り、テレビを観ていた。
    僕は、何気なく彼女の肩に手を回して、彼女の髪の毛に触れていた。

    突然、彼女が言った。

    「欲しい物があるの」
    僕はテレビから目を離す事なく聞いた。
    「ん?何?」

    「うん・・・・。買ってもらいたの・・・」

    彼女が、自分から物を欲しがるのは初めてだった。

    なんだろう・・・。指輪かな・・・。僕は不思議にも思わなかった。
    「うん。いいよ。ボーナス前だから高いものは買えないけど。何?」
    「うん・・・・」

    はっきり言わない彼女を僕は見た。
    「何が欲しいの?」
    「うん・・・」
    「何?言っちゃいなよ。買ってあげるよ。」
    僕は笑いながら聞いた。


    「うん・・・・。あのね、首輪がほしい」


    彼女は、僕を見ないで言った。

    「首輪?」

    「そう、首輪。首輪を買って、付けてもらいたいの」
    「・・・・」

    あまりにも唐突で驚いた。
    「首輪って・・・」僕は何と言っていいか判らなかった。

    「首輪を買って。」

    「・・・・」

    「私、あなたに首輪を付けてもらいたい」

    普段の彼女とは違い、はっきりとした口調で言った。
    「く、首輪を付けるってさ。それって、主従関係とか言うやつなわけ?」
    「そう。」
    「そ、それは・・・」

    僕は、ここではっきり言わなければ、彼女は誤解したままだと考えた。

    「あのね、よく聞いて。自分が望んでる関係は主従関係じゃないんだ。
     カノとして付き合ってるつもりだし、そんな関係をしたいとも思わないよ」
    「・・・・・」

    彼女は下を向いて、黙っている。

    「う〜ん・・・。どう思っていたのか判らないけど。どっちが上とかないと思うし
     お互い対等だし。恋人関係だよ。」

    僕は、少し早口で話した。何とか彼女に理解してもらいたい。


    愛情があることを示したいと考えていた。

    泣き出すかな・・。と思った時に彼女は立ち上がり、彼女は服を脱ぎだした。

    僕はその様子を、呆気に取られて見ていると、

    僕の前に、彼女が両足を広げて座った。

    全裸の彼女の敏感な部分が見えた。

    彼女は、自分の手で敏感な部分を広げて言った。



    「私を・・・。私を奴隷にして下さい」





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▲[ 3042 ] / ▼[ 3054 ]
■3048 / 10階層)  初めまして
□投稿者/ 加奈 一般人(2回)-(2006/05/01(Mon) 11:55:31)
    前の作品から読んで、陰ながら楽しみにしてましたぁ☆前作から何か心の中にズドーンって入ってくる感じがあって、ネコの子が自分とかぶっちゃうんです。Mだったりとか自虐したりとかあるんだけどいまいち自分が何でしてるのかとかわかんないし…何か答えみたいのが見えそぅな気がする。うぅ〜ん…何を伝えたかったのかよくわからなくなっちゃった(>_<)

    (携帯)
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▲[ 3048 ] / 返信無し
■3054 / 11階層)  こんにちわ
□投稿者/ 沙羅 一般人(6回)-(2006/05/02(Tue) 11:41:44)
    読んでいただき、ありがとうございます。

    加奈さん、伝わってきましたよ(笑)
    このエッセイからじゃなくても、
    いつか、加奈さんの答えがみつかるといいですね。
    加奈さんの色々なことには、必ず、必ず意味があると思います。
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▲[ 3042 ] / ▼[ 3059 ]
■3055 / 10階層)  Re[10]: 君と僕の間に 11
□投稿者/ mina 一般人(1回)-(2006/05/03(Wed) 01:12:44)
    ゆうべはお話してくれてどうもありがとう。^^
    エッセイ読みました♪♪メアド?がわからなかったので、こちらにメッセージ入れちゃいました☆良かったらメールしてね。私の私書箱です。(12035)
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▲[ 3055 ] / 返信無し
■3059 / 11階層)  こんばんわ
□投稿者/ 沙羅 一般人(7回)-(2006/05/03(Wed) 21:55:21)
    エッセイを読んで頂き、ありがとうございます。
    チャット楽しかったですね。
    時々、チャットにいます。見かけたら、声をかけてください。

[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 3042 ] / ▼[ 3061 ]
■3060 / 10階層)  君と僕の間に 12
□投稿者/ 沙羅 一般人(8回)-(2006/05/04(Thu) 00:05:36)
    彼女の言葉に僕は哀しい想いがした。

    今まで、どんな恋愛をしてきたのか。

    彼女の心の奥深いところで何が起こっているのか。

    僕は、彼女を抱きしめることしかできなかった。

    裸の彼女を抱きしめながら、僕は言った。
    「だいじょうぶだよ。好きだから。絶対に。」
    「・・・・・・」
    彼女は、僕の言葉に答えようとしない。

    「愛してる、本当に。」
    僕は、抱きしめる腕に力を込めた。

    「・・・・じゃぁ」
    「ん?」
    「じゃぁ・・・・。奴隷にしてくれるでしょ。本当に好きなら」

    彼女は、身体を固くして言った。


    あぁ、そうか。そうなのか。


    彼女は、僕の愛情を確かめたいのか。


    僕は、ゆっくり身体を離して言った。
    「わかった。」

    彼女が大きく頷いた。

    「ただし、こうしよう。普段は普通に付き合おう。でも、エッチする時だけ
     そうするよ」


    それは、僕の精一杯の譲歩だ。


    「・・・・・・・・・・・・」
    彼女は下を向いて考えているようだった。
    「・・・・うん」
    彼女がやっと頷いた。

    「そう、よかった・・・」
    僕は複雑な気持ちだった。

    本当にそれでいいのだろうか。

    彼女はそれで納得したのだろうか。

    これから、不満が出てくるだろうか。

    自分のS性が試されているような気分になった。



    「ねぇ・・・」彼女が僕に声をかけた。



    何かの合図のような気がした。

[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 3060 ] / ▼[ 3063 ] ▼[ 3070 ]
■3061 / 11階層)  君と僕の間に 13
□投稿者/ 沙羅 一般人(9回)-(2006/05/04(Thu) 00:09:47)
    彼女の顔を手で包み、僕は彼女にやさしいキスをした。

    彼女は僕の肩に手を回してきた。

    僕は彼女の首すじにキスをした。
    彼女がため息を漏らした。

    身体を離し、彼女の寝室から、あの宝箱を持ってきた。

    彼女は、その様子をじっと見ていた。


    僕は、彼女の宝箱を全部使うつもりだった。


    無言で彼女を縛った。

    彼女の胸の上を2本にしたロープを通し、背中で交差し胸の下に回した。

    強く縛った。

    彼女の胸の形が変わってしまった。

    両手を背中の後ろで縛った。
    無防備のように彼女の胸が反っていた。

    彼女をソファの横に寝かせ、片足をソファに上げた。
    「・・・・・」


    彼女はずっと声をださない。


    僕は、彼女の足の間に座り、彼女を見つめた。

    彼女は少し目を開けて、僕を見ていた。


    「さっき言った言葉。言える?」
    「・・・・・・」
    「自分で言っていた言葉だよ」


    彼女は、目を閉じて少し掠れた声で言った。
    「・・・・奴隷に・・・してください・・」


    僕は、彼女の敏感な部分を広げながら言った。


    「何?聞こえない」


    「あっ。あぁ・・・。・・・・ど、奴隷に・・・・してください・・」


    彼女の身体がピクンと動いた。




    彼女は濡れていた。





[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 3061 ] / ▼[ 3064 ]
■3063 / 12階層)  初めまして
□投稿者/ コウ 一般人(2回)-(2006/05/04(Thu) 14:51:07)
    続きを楽しみに読ませてもらっています。
    前作の存在も最近知って、すっかり夢中になってしまいました。
    なぜって『僕(沙羅さん?)』の気持ちにとてもかぶっています。
    私は今カノと会って、『何か』が生まれ『奴隷にしてください』と言われ
    『私の中のS性が試されていると感じた』今まさに、その状態なのです。
    これまでの人生は、SMとは無縁だったのでまだまだこれからですが・・・
    エッチはたまに、参考にさせてもらっています(笑)
    これからも頑張ってくださいね。楽しみにしています。
[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 3063 ] / 返信無し
■3064 / 13階層)  ありがとうございます
□投稿者/ 沙羅 一般人(10回)-(2006/05/04(Thu) 23:19:31)
    読んでいただきありがとうございます。
    前作も読んで下さり、嬉しいです。
    つたない文章でお恥ずかしい限りですが・・・。

    SMと無縁だったのに、いきなりですか・・・。
    心情お察しします(苦笑)
    SMは難しいと思いますが、
    愛情があれば奥深いものになると、今でも信じています。
    お二人の時間が「二度とない」時間になるといいですね。

    また、続きを書きますので、よろしくお願いします。
[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 3061 ] / ▼[ 3072 ]
■3070 / 12階層)  君と僕の間に 14
□投稿者/ 沙羅 一般人(11回)-(2006/05/05(Fri) 21:46:42)
    僕は、彼女の濡れている敏感な部分を広げて、ゆっくり見つめた。

    「・・ぁ」
    彼女は小さい声を発する。

    僕は、彼女の宝箱の、ローターを2つ手に取った。

    彼女の敏感な部分に1つ、ゆっくりと埋めた。

    「あぁ・・・・」
    敏感な部分から、ローターのコードが出ている。
    スイッチを入れると、ヴィーンと低い音を立て始めた。

    「あぁーん・・。あぁ・・・」

    彼女の腰が動いている。

    僕は、ソファに上げている片足を押さえ、
    もう1つのローターをお尻の穴に入れた。
    少し抵抗があったが、無理に押し込んだ。

    彼女の顔が苦痛で歪んでいった。

    「いっ・・・。」
    痛いと言いたいのを堪えたいのか、唇を噛んでいる。
    彼女のお尻の穴からも、コードが出ていた。

    僕は、彼女に言葉をかけないで、2つ目のローターのスイッチを入れた。


    「あぁーーー。あぁ・・・」
    彼女の、ソファに上げていた足が床に落ちてしまった。

    「あぁーー。うぅ・・」
    彼女の腰や両足が動き、悶えている。

    僕は、彼女の両足の足首を掴んで、彼女を引きずりながら
    テーブルの脇に彼女の身体を移した。

    片足の膝をテーブルの足に縛った。

    彼女は顔を上げて、僕を見ようとしたが、体を襲う刺激が勝っていた。


    「あぁ・・・。あーん・・」

    唯一、自由な片足で力を入れて腰を上げたりしている。


    ヴィーン。2つのローターの機械音が重なり合うように鳴っている。

    曇った低い音が彼女の身体の中から聞える。

    僕は、彼女に覆いかぶさり、彼女にキスをした。
    「うぅ・・」
    唇を塞がれ、彼女は苦しそうだった。

    そして、僕は彼女の首筋、胸へとキスをした。

    「あぁーん・・」

    縛られた胸の乳首を口に含み、舌で転がし、強く吸った。

    「あぁ・・・。あっ、あっ・・」


    僕は、洗濯ばさみを用意した。

    その間、彼女はずっと声を上げている。

    洗濯ばさみ2つを、輪ゴム3つを使って繋いだ。

    そして、もう1つの洗濯ばさみに糸をつけた。

    彼女を見ると、僕と目が合った。


    「あぁ・・・」彼女が深く呻いた。


    僕は彼女の乳首をやさしく吸った後に、繋いだ洗濯ばさみの1つを挟んだ。
    「あーーーー・・・」
    彼女は、苦痛で顔を歪めながら、胸を反らしている。

    僕は、洗濯ばさみを繋いでいる輪ゴムを彼女の首の後ろに通した。
    挟んでいる乳首も引っ張られている。

    僕は、首の後ろを通した輪ゴムを手で持ち、
    乳首が引かれないようにしながら
    もう片方の乳首を、挟んだ。
    「あ・・・。うぅ・・・」

    彼女がさらに胸を反り返した。


    僕は、ゆっくり輪ゴムから手を離した。


    「いやぁーーーー・・・あぁ・・・」

    彼女の乳首が上に引っ張られていった。

    「あぁ・・。はぁ、はぁ・・。あぁーー」

    彼女の息が荒くなっている。


    彼女は、もう身体の感覚しかないはずだ。





    僕は、冷静な自分に気が付いていた。


    S性が強くなっている。


    これから、彼女の身体をどうするか考えが決まっていた。




    僕のS性は、もっと強くなっていくのだろうか。



    僕のS性は、彼女への想いと比例しているのだろうか。




    僕は、彼女の低い機械音が鳴っている敏感な部分に顔を近づけた。





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▲[ 3070 ] / ▼[ 3083 ]
■3072 / 13階層)  君と僕の間に 15
□投稿者/ 沙羅 一般人(12回)-(2006/05/06(Sat) 12:10:38)
    彼女の胸は形が変わるくらいに、強く縛られている。

    両方の乳首に輪ゴムで繋いだ洗濯ばさみを挟まれ、
    首の後ろに輪ゴムを通されている。
    乳首だけ上に引っ張られている。

    両手は背中で縛られ、片足の膝をテーブルの足に縛られて、

    身動きができない。

    唯一、自由な足を曲げたり、伸ばしたりと力を入れている様子が判る。

    彼女の敏感な部分とお尻の穴から、ローターのコードが見える。
    低い、曇った音が彼女の身体の中から聞えてくる。

    「ああぁぁ・・。あーー・・・」
    彼女は何回も首を振っている。

    僕は彼女の濡れている敏感な部分に顔を近づけた。

    彼女のクリトリスの皮を剥き始めた。


    小さな突起は簡単に顔を出した。
    「いっ・・いや、いやぁ・・・」
    彼女は僕を見ようとしたが、新しい感覚が身体を襲った。

    僕は、剥いたクリトリスを口に含んだ。
    ゆっくり、舌を使い舐めた。

    「あ・・・。ああ・・。あぁーー」

    彼女が反応している。
    強く吸ったり、軽く噛んだり繰り返した。

    「うぅ・・・。うぅーーー」


    彼女の喘ぎ声が変わってきた。


    乳首の痛み、ローター、クリトリスのどれに反応しているのだろう

    僕は冷静に考えていた。


    全部かな・・。


    僕は、彼女の敏感な部分から離れ、糸の付けた洗濯ばさみを手にした。

    さっきより、かなり濡れている敏感な部分から
    固くなってしまった、小さな突起を見つけることは簡単だった。

    「うぅ・・・。」
    彼女は低い声で唸っているようだった。

    もう、余裕がなくなっているのかもしれない。

    僕は、彼女の固くなったクリトリスに糸がついた洗濯ばさみを挟んだ。


    「あああぁーーー」
    彼女が叫んだ。



    僕は、唯一自由な片足を曲げて、太ももに洗濯ばさみに付けた糸を縛った。
    彼女が足を伸ばそうとするとクリトリスが引っ張られた。


    「痛っ・・。いや、いや、いやぁあああ・・」


    彼女は、すぐに足を曲げた。


    ちょっと、酷いかな・・。
    泣き出したら、止めよう。
    僕は、そう思いながら、彼女の様子を見つめた。

    「あぁ・・。いや、いや・・・」
    彼女は泣いてはいなかった。
    時々、唇を強く噛んで、堪えている。

    僕は、彼女の敏感な部分の中に入っているローターをゆっくり抜いた。
    「あぁーー。うぅ・・」
    彼女の足が動こうとしたが、
    クリトリスが引っ張られ、すぐに足は動かなくなった。
    抜いたローターは濡れて光っている。

    僕は、そのローターを洗濯ばさみで挟まれたクリトリスの根元の上に置いた。


    「あぁーーー。いやいや・・。いやぁあああ。だめぇ・・。いっちゃう・・」


    彼女が顔を横に激しく振っている。

    顔が反り返り、力が入ったと思ったら、すぐに顔に向けた。


    僕は、少し待って、
    彼女のクリトリスを挟んでいた、洗濯ばさみを外した。

    「うぅ・・」小さく彼女が呻いた。

    テーブルに縛っていた足のロープも外した。

    乳首の洗濯ばさみやお尻のローターはそのままにして、僕は彼女を座らせた。

    背中で縛っていた両手を外した。肩の関節が心配だった。

    彼女は、両手が自由になり崩れ落ちそうに床に片手をついた。

    僕は、すぐに彼女を犬のように四つんばいにした。

    「うぅ・・」
    身体の形を変えられ、乳首の痛みが増すのか、
    お尻の穴の中のローターが動くのか
    彼女は呻いた。


    僕は、犬のように四つんばいになっている彼女の顔を上げた。


    僕は、やさしくキスをした。


    彼女は泣き出した。




    泣きながら、僕に言った。


    「うぅ・・・。奴隷にしてくださいぃ・・。
     本当に奴隷になりたいぃ・・・。」



    彼女の頬に涙がとめどなく流れていた。







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▲[ 3072 ] / ▼[ 3243 ] ▼[ 3272 ]
■3083 / 14階層)  君と僕の間に 16
□投稿者/ 沙羅 一般人(13回)-(2006/05/07(Sun) 19:15:11)
    彼女が「奴隷になりたい」と泣いた夜から
    僕と彼女の付き合いが変化していった。

    普段は、恋人同士のように付き合っているつもりだったが
    彼女は、自分の意見を言わなくなってしまった。

    「どうしようか?映画にする?買い物?」
    「あなたがしたい事でいい・・・」

    「何、食べたい?どうしようか?」
    「あなたが食べたい物でいい・・」

    最初は、僕に気を使っていると思っていたが
    毎回、毎回、同じように言われると
    僕は、少しイラついてきた。

    自己がないかのような彼女。

    普段から、そう言わなくてもいいのに。

    僕は、彼女にわざとやさしく接した。

    求めているであろう、主従関係にはならないと言わんばかりだった。

    すると、彼女も今まで以上に言葉を失っていった。
    僕の顔色ばかり気にするようになった。



    僕が、わざとやさしく接した日の夜中には
    彼女は泣きながら電話してきた。
    僕は、翌日の事も考えず、彼女の元に飛んでいった。
    飛んで来た僕に向かって彼女は
    「ごめんなさい。ごめんなさい」
    と、謝ってばかりだった。


    何度か、同じ事を繰り返した。




    最悪な悪循環だった。



    僕は彼女の家に暮らす事にした。

    夜中に動くより、ずっといいと思った。


    彼女が重かったか、と聞かれると否定はできない。

    ただ、彼女に対して強い責任感はあった。



    こんな彼女にしたのは自分だ。



    僕が、彼女を不安にした、と思っていた。


    僕は、少しの身の回りの物を持って彼女に言った。


    「ここに住むよ」


    「・・・はい」



    想像していた答えだった。






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▲[ 3083 ] / ▼[ 4206 ]
■3243 / 15階層)  君と僕の間に 17
□投稿者/ 沙羅 一般人(15回)-(2006/05/26(Fri) 20:02:09)
    彼女との暮らしの中で、僕は彼女を笑わせる事ばかり考えていた。
    馬鹿な事を言い、おどけたり、すねたり、甘えたりした・・。

    僕は、ただ、ただ、彼女の笑顔が見たかった。


    そんな僕を見て、彼女は微笑むばかりだった。
    まるで、母親のようだった。


    夜になると、彼女は、いつも服を脱いで裸で過ごした。

    テレビを観ていても、食事をしていても服を着る事はなかった。
    僕が、服を着るように言っても、裸で過ごした。


    彼女は、まるで、昼間の僕を戒めるようだった。


    『私は、貴女の奴隷なのよ』

    裸の彼女を見ていると、そう言われている気がした。


    僕は、裸の彼女に昼間のように接した。
    わざと大きな声で笑ったり、彼女に甘えた仕草を取った。


    そんな夜が続いた。


    数日が過ぎ、いつものように彼女が仕事から帰ってきた。
    「おかえり。遅かったじゃん。腹ペコペコだよぉ」

    僕はソファに腰掛けていた。テレビを観ながら言った。
    なるべく、普通に話した。

    そこに日常があるように。

    「夕食、何食べる?魚でも焼こうか?」
    僕は彼女に一気に話しかけた。


    「はい・・。ちょっと、お風呂に入ります・・」
    「う、うん・・」
    彼女が丁寧な言葉で話していた。

    僕は、何か予感がしたような気がした。


    暫くして、彼女が風呂場から出てきた。

    きっと、また裸だろうな・・。
    僕は、テレビの画面から彼女の方に目を移した。


    彼女の敏感な部分の毛が全て剃られていた。

    僕は、黙って彼女を見た。



    そんな僕の前に彼女は座って、両足を広げた。






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▲[ 3243 ] / ▼[ 4207 ]
■4206 / 16階層)  君と僕の間に 18
□投稿者/ 沙羅 一般人(1回)-(2007/02/12(Mon) 20:13:54)
    彼女の毛を剃られた敏感な部分。

    僕は彼女に近づいて、抱きしめた。

    全てをさらけ出すとは、こんな事なのか・・。
    僕がため息をついた時、彼女は言った。
    「勝手にして怒ってる?呆れてるの?」
    「いや。そんな事はない」

    僕は強く否定した。彼女が傷つかないように。

    「私は・・。私は、いくら身体を虐められても不安なの。
     不安で怖いの。どうしたらいいか判らないの。
     どうしたらいいの。どうすればいいの。」

    僕は黙って抱きしめる腕に力を入れた。

    彼女のM性は、満足することがないのかもしれない。
    いや、「満足」と言う言葉が当てはまらない。

    彼女の愛情は深く、自分の愛情をどう表現してよいか
    彼女自身が分からなくなっているのかもしれない。

    僕は・・・。僕はどうすればいいのだろう。
    中途半端な愛情、中途半端なSM。

    日頃の心地よさだけを求めていたのか。


    彼女は、僕から離れると、僕の前で足を広げた。

    僕は息を呑んだ。
    全てが丸見えになっている彼女の敏感な部分を見ながら。

    彼女は、そんな僕を見ながら、自分の敏感な部分を指で広げた。
    「ここにお仕置きして下さい」

    はっきりとした口調だった。
    何も躊躇いのない潔い口調だった。
    僕は圧倒された。

    僕のような中途半端なSは彼女には向いてないのか・・。
    そんな考えが、一瞬頭を過ぎった。
    でも、そんな事を言ったら彼女が悲しむ、きっと。
    そして、そんな彼女がどんな行動に出るか想像ができない。


    こわいな・・・・。

    正直、そう思った。
    そんな考えを止めるように頭を振った。


    僕は、彼女に手招きをして、ソファに手を置いて言った。
    「こっちに座ってごらん」

    彼女はちょっと戸惑った素振りを見せたが素直に従った。

    ゆっくりと立ち上がり、裸の彼女はソファに座った。



    僕は、彼女の前に座り直した。


    「もう一度。もう一度、言ってごらん。今、行った事を。」



    覚悟を決めていた。

    とことん、彼女に付き合おう。
    たとえ、どんな将来が待っていようとも。


    僕は、彼女を好きになった。

    そんな彼女が愛情を求めている、きっと。



    今までの愛し方じゃ、不安なんだ。



    不安が吹き飛ぶくらい、痛いくらいに愛情をくれてやる。



    それが、お前の望みなんだろ、痛いほど愛してやる。





    僕に迷いはなかった。
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▲[ 4206 ] / ▼[ 4208 ]
■4207 / 17階層)  君と僕の間に 19
□投稿者/ 沙羅 一般人(2回)-(2007/02/12(Mon) 21:27:26)
    「もう一度。もう一度、言ってごらん。今、言った事を。」

    僕の言葉を聞いた彼女は、ゆっくりと足を広げた。

    裸で、敏感な部分の毛を全て無くした彼女は、
    ソファに座り足を大きく広げた。



    「ここに・・・、お仕置きして下さい」




    彼女の声は小さかった。

    「ここ?ここって、どこ?」
    僕はわざと大きい声で言った。

    「ここです・・」


    彼女は、自分の指で敏感な部分を自分の指で広げた。

    「ここに、どんなお仕置きをしてほしい?」

    「・・・・痛いお仕置きをして下さ・・」
    「よく見えない。」
    僕は彼女の言葉を遮った。

    「はい・・」
    彼女は、自分の指でさらに大きく広げた。

    「クリトリスは?」
    「はい・・・」
    彼女は指でクリトリスの皮を剥いた。

    彼女の敏感な部分は、
    自分自身の片方の手の指で広げられ、もう片方の手の指でクリトリスが剥かれた。


    彼女の中から透明な液体が溢れ出てきた。

    「濡れてる・・・」
    僕は、つい呟いてしまった。

    「はい・・・・」
    彼女は素直に答えた。

    「うん・・・。」
    僕は、彼女の素直さが愛しいと感じた。
    抱きしめたい感情を抑えながら、ロープを手にした。


    彼女を縛った。


    普段は、自由を奪うための縛りだった。それ程、強くは縛らなかった。
    両手がわずかに動かせたり、足も太ももの1箇所だけを縛ったりと
    彼女に余裕を持たせるような縛りをしていた。

    僕は、力を入れながら縛った。

    胸にロープを二重に通しながら縛り上げる。
    ロープが身体に食い込む。

    両手を後ろに縛る。
    胸がロープに挟まれている。

    足は膝を折るように縛り、足が広がるように
    背中のロープに括った。
    足が広がりMの字のようになっていた。

    僕は、SM雑誌やネットで見るような縛りは好きではなかった。
    その時の体の1部の自由を奪い、感じさせる事ができれば、
    それで良いと思っていた。


    僕は、彼女のお尻を両手で前に移動した。

    「うぅ・・」
    彼女が呻いた。


    彼女の敏感な部分は濡れて光っている。

    足を大きく広げ、縛られ身動きできない彼女をそのままにした。


    僕は彼女の前で洗濯ばさみに紐を付け始めた。

    彼女の肩が動いている。

    彼女の息が大きくなっていくのを解った。


    何個もの洗濯ばさみに紐を付けた。
    まるで、作業をしているように黙っていた。


    口を開くと


    「好きだよ」


    「愛してる」
    と言ってしまいそうだった。


    僕は、無言のまま、彼女の乳首に洗濯ばさみを挟んだ。

    彼女は予期していたかのように目を閉じていた。

    「あぁ・・。うぅ・・・」
    彼女が、また呻いた。

    洗濯ばさみの先の紐を、強く引っ張り膝のロープに縛った。

    乳首が引っ張られている。


    「うぅーーー」
    彼女の顔が苦痛に歪んでいる。

    ピンと張った紐を指で弾いてみた。

    「いっ・・・あぁー」
    彼女が固く閉じていた口が開いた。



    僕は、彼女の敏感な部分に目を落とした。


[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 4207 ] / ▼[ 4223 ]
■4208 / 18階層)  君と僕の間に 20
□投稿者/ 沙羅 一般人(3回)-(2007/02/12(Mon) 22:52:47)
    彼女の敏感な部分は濡れて光っている。


    僕は彼女のクリトリスを口に含んだ。

    「うっ・・」

    彼女の体がビクンと動いた。

    洗濯ばさみで挟まれると予測していたのだろうか
    彼女の体の反応は、驚いた感じだった。

    僕は彼女のクリトリスを下からゆっくり舐め、クリトリスを吸いだした。


    「あぁ・・・」


    彼女がため息をついた。

    彼女はのけ反ると、乳首のロープがさらに引っ張られる。
    乳首が伸びてしまいそうなくらいに痛々しい。


    僕は気にせず、クリトリスを舐めたり、軽く噛んだ。


    「あぁ・・・。うぅ・・」

    痛みと快感が同時に彼女を襲っているのか、彼女が呻いている。


    時間をかけて、彼女のクリトリスを舐めた。

    「あぁ・・。い・・・」
    「あーー・・・」

    彼女は何度も喘ぎ、呻いた。

    僕は彼女から離れ、彼女の宝箱からローターやバイブを持ってきた。

    彼女の息は荒かった。

    僕は、彼女に言った。
    「痛いときは痛いと言いなさい。」
    「・・・・は・・い」
    「我慢しなくていい」
    僕は怒っているように言い放った。
    「・・・はい」
    彼女が小さく答えた。

    僕は、彼女のクリトリスにローターをあてた。


    「あぁーーー」
    彼女の声が大きくなった。

    まるで、イク事を待っていたようだった。

    彼女の足の指に力が入っている。

    僕は彼女がイッタ後もローターを押し付けた。

    ヴゥーーン

    クリトリスに押し付けられ、ローターの音が曇って聞えなくなる。
    「うぅ・・・。あぁ・・・」
    彼女の顔が歪んでいった。


    「簡単にイクな」


    僕は彼女のクリトリスに向かって言った。
    「・・あぁ」
    また、彼女の足に力が入っていった。

    何度か繰り返していると、彼女の顔が宙を見つめている。

    僕は、赤く大きくなった彼女のクリトリスを指で剥いた。


    そして、洗濯ばさみを挟んだ。


    「いっ・・・・。あぁーーーー」

    彼女の瞳が大きく見開き、そのまま強く閉じた。

    僕は、座っていた彼女の身体をソファの上に横にした。

    彼女は身をまかせたままだった。

    乳首やクリトリスが洗濯ばさみで挟まれ、自分からは動けなかった。

    「あ・・あっ・・。うぅ・・」
    彼女は声にならない声を上げていた。


    僕は、ゆっくり彼女の中にバイブを入れた。

    彼女の中にバイブが埋め込まれていった。


    「あぁーーーー」

    僕がバイブを出し入れする度、彼女の体は揺れている。

    そして、乳首が引っ張られ、クリトリスを挟んだ洗濯ばさみが揺れた。

    「あぁ・・あーー」

    僕はクッションでバイブを固定し、彼女をそのままにした。



    彼女は、どの部分の感覚が1番強く感じているのだろう


    僕は、冷静に考えている自分に驚いた。


    僕は、彼女のクリトリスの根元にローターをあてた。
    「あーーーー」「あ・・あ・・・」

    彼女が目を開いて大声を上げた。

    僕は乳首の洗濯ばさみの紐を上に引っ張った。

    「痛・・・・、あぁ・・・」
    彼女が言った。

    僕は、彼女の乳首の洗濯ばさみを外した。


    「あぁーん・・・あぁ・・」
    彼女が身悶えた。洗濯ばさみを外した乳首に別の快感が襲うらしい・・。



    僕は書類を止める黒いクリップを持ってきた。




    バイブは彼女の中で蠢いている。

    「あぁん・・。あぁ・・」
    彼女は目を閉じてバイブの感覚を感じている。

    クリトリスの洗濯ばさみが小刻みに動いている事が解る



    僕は、黒いクリップで片方の乳首を挟んだ



    「痛い!!痛いぃいい」
    彼女が悲鳴を上げた。




    「いやぁあああああ・・。痛いぃいい」




    僕は無視しているように、もう片方の乳首を指で摘んでみた。

    「いや、いや・・。あぁ・・」
    彼女が泣き声になっていった
    「いや?」
    僕が聞いた
    「うぅ・・・。」
    彼女がは答えられない。


    僕はもう片方の乳首にクリップを挟んだ。



    「痛いぃいいい・・。あーーー」彼女がのけ反った。

    僕はバイブを動かしながら言った

    「クリトリスもクリップで挟もうか」
    「いや、いや、いやぁ・・・」
    彼女が何度も首を振っている


    「ん?お仕置きしてほしいんだろ?」
    「いやぁ・・・。ごめんなさい・・。ゆるして・・・下さい」
    彼女が泣き声で言った。


    「だめだ」
    僕は短く答えた。



    「いやぁ。。あぁ・・」

    僕はクリトリスの洗濯ばさみを外した。

    「あぁ・・・」
    彼女が、また身悶えた。

    僕は赤く腫れているクリトリスを指で転がした。
    そして、クリトリスにローターをあてた。

    「うぅ・・・。あぁん・・・」
    彼女は快感で呻きながら、

    クリップで挟まれる恐怖で足が震えていた。



[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 4208 ] / ▼[ 4224 ]
■4223 / 19階層)  君と僕の間に 21
□投稿者/ 沙羅 一般人(4回)-(2007/02/16(Fri) 10:53:15)
    彼女の敏感な部分は、濡れて光っている。

    ラビアはバイブが分け入って左右に広がっている。
    バイブを出し入れする度に透明な液体が溢れ出て、ラビアを更に濡らしている。

    クリトリスは赤く固くなっている。
    敏感な部分の毛がなくなっているため、良く見える。

    クリトリスの皮を剥いて、尖っている先端にローターをあてる。

    「あぁぁーーー・・」
    彼女に強い刺激が走る。

    彼女の足の指に力が入り、指が曲がっていく時に、バイブの出し入れを早くする。

    「あっ、あっ、あ・・・。いや・・・・・、イッちゃう・・・・」
    「だめだ。勝手にイクな。」
    「うぅ・・・。いやぁ・・・」
    「勝手にイッタらクリップを挟む。」
    「いやぁぁ・・。うぅ・・・」

    彼女は顔を横に何回も振り、唇を強く噛んだ。
    僕は、彼女の皮の剥かれたクリトリスにローターを強くあてていく。

    「いやぁぁ・・・」
    彼女は悲鳴のような声を上げ、イッテしまった。

    僕は、ローターを離しバイブを抜いた。
    「う・・・」彼女が小さい声で呻く。


    「勝手にイッタんだ」
    「ごめん・・・なさい・・・。ごめんなさい・・」
    彼女はすぐに答えた。

    僕は、心の中で呟く

    可愛いなぁ。

    「勝手にイッタら、クリップを挟むって言ったよね」
    「ごめんなさい・・・」

    僕は彼女の乳首を挟んでいるクリップを軽く引っ張った。
    「痛・・・。いやぁ・・。あぁ・・・」
    彼女の顔が苦痛で歪む。

    彼女の乳首はクリップで挟まれ、潰れている。
    乳首の色が変わる前に外さなければ・・・。
    僕はそう思いながら確かめる。
    乳首の色は変わってはいなかったが、僕はクリップを外す事にした。

    ゆっくり、乳首のクリップを外す。
    「あぁぁあああああ・・・・・」
    彼女の声が大きくなる。
    挟まれた乳首に、急に血液が流れ込む感覚は異常らしい。

    僕は乳首に傷はないか見ながら、乳首を指で摘んでみる。
    「ひっ・・・。」
    彼女が声を上げる。乳首は鋭い感覚になっている。

    僕は彼女に見えないように、洗濯ばさみを手にした。

    彼女に背中を向け、彼女の敏感な部分を指で広げた。
    「あぁ・・・。ごめんなさい・・」

    彼女はクリトリスをクリップで挟まれると思っている。

    僕は彼女のクリトリスの皮を剥き、指で摘む。
    「あぁん・・。うぅ・・・」
    彼女が唇を噛みしめる。

    僕は、洗濯ばさみを大きく開き、素早くクリトリスを挟んだ。



    「いやぁぁぁああああああ・・・」



    彼女は悲鳴を上げながら、体が震えている。



[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 4223 ] / ▼[ 4225 ]
■4224 / 20階層)  君と僕の間に 22
□投稿者/ 沙羅 一般人(5回)-(2007/02/16(Fri) 11:09:48)
    僕は、震えている彼女の足を縛ってあったロープを外した。

    彼女の足がソファから落ちる。
    「うぅ・・・あぁ・・・」
    彼女の声は、もう少ない。

    僕は、彼女を床に降ろし、四つんばいにした。
    彼女は、両手を後ろで縛られて、お尻が高く上げる格好になっている。

    「もっと、お尻を出して」
    僕は、彼女に冷たく言った。

    「うぅ・・・」彼女がお尻をつき出す格好になる。

    彼女の敏感な部分とお尻の穴がよく見える。

    洗濯ばさみで挟まれたクリトリスが別の生き物のように微かに動く。
    多分、彼女が敏感な部分に力を入れるからだろう。

    僕は彼女の宝箱から、1番細いバイブを手にした。
    細い棒の形をした物だ。
    その細いバイブ全体にハンドクリームを塗った。

    そして、ゆっくり彼女のお尻の穴に入れた。

    思いのほか、すんなり入っていく。

    「うっ・・・あぁ・・・・・」

    確か、直腸は5cmくらいかな・・・。
    僕は注意しながら細いバイブを出し入れする。

    「あぁん・・。あぁ・・・」
    彼女が声を上げる。

    僕は、もう1つバイブを手にした。
    彼女の敏感な部分にバイブをあてる。すぐには入れずにあてるだけにした。

    「あっ・・・。あぁ・・・。いや・・・」
    彼女が解ったようだ。
    「いや?」
    僕は聞いてみた。
    「うぅ・・・。嫌で・す・・」
    彼女が、初めて嫌がった。

    「嫌?」
    僕は、もう1度問い直した。

    「うぅ・・・。ごめん・・・なさい・・・。お許し下さい」
    彼女がはっきりとした口調で答えた。

    『お許し下さいか・・・』
    僕は背中がゾクッする感覚が走った。

    嫌悪感なのか、はっきり解らない。
    けど、今まで言われた事がない言葉のような感覚だった。

    僕は、背中の寒さを消すように
    ゆっくり時間をかけて、もう1つのバイブを入れた。

    「あぁ・・・」
    彼女が呻いた。

    「あぁ・・ゆるして・・・」
    彼女が小さい声で言う。

    僕は、無視しているかのようにバイブを交互に出し入れした。

    「あぁーーーー。うぅ・・・・」
    彼女は絶え間なく声を出し始めた。


    彼女の敏感な部分に刺さっているバイブとお尻の穴に入っているバイブ。

    2本のバイブのスイッチを入れると、2本のバイブは交互に動き始めた。

    ヴィーーーン


    「ひぃいいいいい。あぁーーーー」

    2本のバイブが埋め込まれ、彼女の足が震えている。

    お尻の穴に入れたバイブのハンドクリームと

    彼女の中から溢れてきた液体が交じり合って、

    震える彼女の太ももにゆっくり流れ落ちる様子を

    僕は見つめていた。



[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 4224 ] / 返信無し
■4225 / 21階層)  君と僕の間に 23
□投稿者/ 沙羅 一般人(6回)-(2007/02/16(Fri) 11:21:26)
    胸を縛られ、両手を後ろに縛られて、四つんばいになって
    お尻の穴と敏感な部分にバイブを入れられた彼女。

    後ろから見ると、彼女の体に2本バイブが刺さっている。

    うごめくバイブ。

    ヴィーーン・・。

    低い機械音が彼女の中から聞えてくる。

    「あぁん・・・あぁーー」彼女の喘ぎ声が、時折交じって聞えてくる。

    クリトリスには洗濯ばさみが挟まれている。

    彼女は何か考える余裕があるのであろうか。
    体の感覚で一杯になっているはずだ。


    僕はそう思いたかった。


    僕は、彼女の上体を起こした。
    「うぅ・・。あぁ・・。あぁん・・・」
    彼女は喘いでいるのか、悲鳴なのか判らない声を上げている。

    僕はあぐらを取り、彼女の両足が僕の膝の上に乗せる形を取った。
    僕は自分の足で2本のバイブを止め、彼女に言った。

    「ほら、自分で動きなさい」
    「あぁん・・・。あぁ・・」
    彼女は目を開けず、動き始めた。

    彼女がバランスを崩して倒れないように、
    僕は彼女の胸を縛っているロープを持った。
    「あぁん・・・。あぁ」

    僕は、彼女に乳首に洗濯ばさみを挟んだ。

    「あーーーーー・・」
    彼女がのけ反る。


    「動きを止めない」
    僕は彼女に命令口調で言った。

    「あぁ・・。うぅ・・・」
    彼女が動くと、乳首の洗濯ばさみが揺れた。

    「もっと、早く動きなさい」
    「あぁ・・・はいぃいい・・。うぅん・・」
    僕は、片方の手で彼女の動きに合わせてバイブをつき上げた。
    「いやぁ・・。あぁ・・だめ、だめ、だめぇええ・・」
    僕は何度も彼女にバイブをつき上げた。
    「あぁーーー。」
    彼女の体が硬直していった。
    僕は、彼女が後ろに倒れないよう、自分の方に引き寄せた。
    僕に寄りかかるように彼女が倒れた。

    「あぁ・・。ハァハァ・・」
    僕の耳元で彼女の荒い息が聞えた。

    僕は、彼女の中のバイブを抜き、乳首やクリトリスの洗濯ばさみを外した。
    「うぅ・・・うぇーん・・・」

    彼女が泣きだした。

    僕は彼女の身体を横にし、抱きしめた。
    後ろでに縛られている両手のロープも外した。

    「うぅ・・・。ごめんな・・さい」
    彼女は泣きながら謝っている。

    「だいじょうぶだよ。何も謝る事ないよ」
    僕は彼女の髪を撫でながら言った。
    「うぅ・・」


    僕は彼女を改めて見た。

    まだ、胸が縛られている。

    僕は、何度も彼女の胸を縛っても

    泣いている彼女の心は縛れないのだろうな

    と漠然と思った。

[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 3083 ] / ▼[ 3273 ]
■3272 / 15階層)  覚えてますか?
□投稿者/ みゆき 一般人(1回)-(2006/05/31(Wed) 00:00:57)
    沙羅さん 私のことを覚えてますか?
    私は沙羅さんのことを忘れられずにいます。

[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 3272 ] / 返信無し
■3273 / 16階層)  Re[16]: 覚えてますか?
□投稿者/ ym 一般人(1回)-(2006/05/31(Wed) 09:34:07)
    ここは小説のページです
    感想を書くならともかく…非常識だと思います
[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 1476 ] / 返信無し
■3412 / 1階層)  続き
□投稿者/ 明守美 一般人(1回)-(2006/06/25(Sun) 00:21:54)
    初めまして、続きが読みたいです\(≧▽≦)丿

    (携帯)
[ 親 1476 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/


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