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Nomal 秘密 /空 (08/06/09(Mon) 22:27) #5357
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■5357 / 親階層)  秘密
□投稿者/ 空 一般人(1回)-(2008/06/09(Mon) 22:27:22)
    2010/07/24(Sat) 19:52:23 編集(投稿者)
    2008/06/09(Mon) 22:48:55 編集(投稿者)

    うっかり2年経ってました(^_^;)
    自己満足な作品ですが、良かったら読んでください。

    5ページまでは絡みなしです(^-^;)

    (携帯)

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■5358 / 1階層)  
□投稿者/ 空 一般人(2回)-(2008/06/09(Mon) 22:29:50)
    6月から新しいフロアに異動することになり、早紀は張り切っていた。

    研修中はフロアの異動はないと聞いていたが、どうやら早紀のやる気が認められ、それから少しの運の良さが味方して、研修中の身としてはあまり前例のない今回の職場替えとなったらしい。
    「あなたなら、どのフロアでも大丈夫よ!」
    と、前のフロアで太鼓判を押してくれたパートのおばさん達の声に元気づけられ、早紀は新しい仕事への意欲に燃えていた。



    「よろしくお願いします!」
    研修中の人間らしく、爽やかに丁寧に頭を下げる。にこやかに応えてくれる新しいフロアの面々。女性ばかり4人だ。

    「岡野です。よろしくね。」
    早紀の手を取り、一際にこやかに挨拶してくれた30代前半の女性は、少しポッチャリとしていて、何でも話を聞いてくれそうな優しい感じの人だ。

    「主任の朝鷺(あさぎ)です。2Fでの活躍は聞いていますよ。ここは人数が少ないわりに重要な仕事が回ってくるから、大変だと思うけど頑張りましょうね。」
    ハキハキと話す、どこか上品な女性は、20代後半くらいの、いかにも仕事ができますといった雰囲気をかもし出していた。
    「伊藤です。」
    「橋立です。」
    同じくらいの歳の2人は、すぐにでも仲良くなれそうだ。


    「早速だけど、今日早紀ちゃんの歓迎会をするから。夜、大丈夫でしょ?」
    岡野にいきなり“早紀ちゃん”と呼ばれ、少し驚いたが、癒し系の岡野のキャラクターのせいか、それがかえって、緊張していた早紀の気持ちをほぐした。
    「あ、はい!大丈夫です!ありがとうございます!」
    早紀はめいっぱいの笑顔でそう言い、ピョコッと頭を下げた。

    (携帯)
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■5359 / 1階層)  
□投稿者/ 空 一般人(3回)-(2008/06/09(Mon) 22:33:39)
    経理で手続きを済ませてくるように言われ、5Fに戻った時には もう2時を過ぎていた。


    「何度言えば理解するの!!」

    ドアを開けた途端、朝鷺の大きな声が聞こえたので、ドアのノブを持ったまま早紀は固まってしまった。


    「すみません…。」
    蚊の鳴くような涙声で伊藤が返事をしている。

    「あっ、早紀ちゃん、こっち こっち! ここに書類持ってきてぇ〜〜。」
    こんな状況なのに、あっけらかんと笑いながら自分に声をかける岡野に、またも驚く。
    チラチラッと朝鷺と伊藤を見ながら部屋の奥に移動し、やっとの思いで岡野のデスクにたどり着いた。
    「あ、あの……。」
    「はい、OK! これで経理関係は終了よ。よくできましたぁ〜。」
    朝鷺と伊藤のことが気になって仕方がない早紀の手を取り、岡野が言った。

    「あ、あの……。」
    「え? 何? あぁ、あの2人? 日常茶飯事よぉ。そのうち慣れるわよ。」
    慣れる…って。伊藤さん、泣きそうなのに。

    「それより、夜 よろしくね。たくさん飲んでよね。」
    「あ、はい。」
    岡野に手をずっと握られたままだ。やけにベタベタする人だとは思ったが、忙しさにすぐ気が紛れてしまった。


    休憩に入り、給湯室に行くと、伊藤が一人たたずんでいた。
    「伊藤さん、お疲れ様です。」
    「…あ、早紀ちゃん、お疲れ様…」

    さっき朝鷺に叱られたことが響いているのだろうか、伊藤は少し考えこんでいるようだった。
    「大丈夫?」
    早紀は思わず声をかけた。
    「え?あぁ、ごめんごめん。考えごとしてて…。それより、さっきは驚いたでしょ?ごめんね〜。私、い〜〜〜っつも主任に怒られてるのよぉ。」

    “いつも”の言い方にかなり力が入っていたので、早紀はそれを聞いてつい笑ってしまった。
    「伊藤さん、面白い〜。」
    「そう?私、ミスが多いから、こんな話 山ほどあるわよ。最近は、主任に怒られないと かえって変な気分でさ。Mっ気あんのかしらね〜っ。」
    「M〜っ?(笑)」
    早紀は、伊藤の明るい表情に少しホッとした。

    (携帯)
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■5360 / 1階層)  
□投稿者/ 空 一般人(4回)-(2008/06/09(Mon) 22:39:36)
    早紀の歓迎会は、大人っぽい雰囲気が漂う店で開かれた。暗めの店内は個室が多く、各部屋が細い通路でつながっていて程よいプライベート感がある。店内に流れているBGMも落ち着いた感じで、美味しい酒が出てきそうな店だった。

    「早紀ちゃんはぁ、こっちね♪」
    岡野がまた、例の調子で早紀の手を取り、隣に座らせる。
    「今日は、あなたの歓迎会なんだから、ガンガン飲んでね♪ 潰れたら、うちに泊まっちゃえばいいから♪」

    「いえ、それは申し訳ないんで…」
    早紀は慌てて、でもさりげなく断った…つもりだった。でも、当の岡野はちっとも聞いていない。座ってからも、テーブルの下で早紀の手を握ったまま、メニューを見ている。
    「岡野さん、お持ち帰りはダメですよ。全く、かわいい女の子見ると、すぐデレデレしちゃうんだから!」
    橋立がすかさず助け舟を出した。
    「えーっ、いいじゃないのよぉ、由美子ちゃ〜ん。」
    由美子というのは橋立の名前だ。岡野が由美子に向かって口を尖らせる。とことんフランクな人だ。メンバーの中で一番年上なはず。ある意味ムードメーカーだなと、握られた手を離してもらうことを諦め 早紀は思った。

    酒が進んでくると、早紀の歓迎会であることなど どこかに吹き飛んでしまうくらい、皆、素になっていた。
    手をやっと離してくれた岡野は、可笑しいことにずっと年下の橋立に説教をされている。空気を読め…などと、なかなか痛いところをつかれていた。そして、テーブルを挟んだ向こうでは、伊藤がまた朝鷺に怒られていた。

    「だから!あなたはそういうところがダメだって言ってんのよ!……あ〜〜酔った!ちょっとトイレ行ってくるわ。」
    朝鷺は、うつむいて聞いている伊藤に言い放ち、席を立った。


    (携帯)
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■5361 / 1階層)  
□投稿者/ 空 一般人(5回)-(2008/06/09(Mon) 22:46:35)
    2008/06/21(Sat) 10:40:30 編集(投稿者)

    伊藤と目が合った早紀は、給湯室の時と同じように、
    「大丈夫?」
    と聞いた。
    「うん、ありがとう〜。大丈夫よ、慣れてるから〜。」
    全然気にしていない様子で笑う。
    「朝鷺さんて、恐いでしょ?」
    怒る姿が印象的で、思わず
    「うん、恐い。」
    と答えた。
    「でもね、酔うとすごく色っぽいのよ。 あれ?トイレからまだ帰ってこないね。ちょっと様子見てくるね。」
    色っぽい?…伊藤から、そんな言葉が出てくるのが意外だった。

    しばらくして、伊藤と朝鷺が戻ってきた。朝鷺は酔ってしまったようで顔を赤くし、気分が悪いということで、先にタクシーを呼び帰宅した。
    「朝鷺さん、あれくらいでバテちゃ困るよ。」
    あれくらい…って、結構飲んでたぞと思い返す。

    「ね、早紀ちゃん、今日うちに泊まらない?なんか、岡野さんも潰れてるし(笑)」
    早紀に泊まれと言っていた岡野は、早々に潰れてしまって、テーブルの上で寝ていた。
    「もう私、仕事でストレス溜まってんのよーっっ。これで終わりじゃ寂しいから、うちで飲み直そうよ〜。」

    潰れた岡野のことは、いつもの“潰れた岡野係”であるらしい橋立に頼み、2人もタクシーに乗りこんだ。
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■5362 / 1階層)  
□投稿者/ 空 一般人(6回)-(2008/06/09(Mon) 22:50:02)
    2008/06/22(Sun) 20:41:00 編集(投稿者)

    伊藤の部屋に着くと2人して
    「フ〜ッ。」
    「ふ〜っ。」
    と同時にため息をついたので、早紀はおかしくて笑ってしまった。伊藤もつられて笑う。
    「伊藤さん、お疲れ様でした。」
    改めて体を向き直し、礼儀正しく伊藤に頭を下げる。
    「そんな改まらないで〜。香理って呼んででいいよ〜。」
    「うん、香理ちゃん、じゃ、飲み直そっか♪」
    「早紀ちゃん、やっと香理ちゃんって呼んでくれた〜。飲もう飲もう!」

    伊藤…香理は、飲みながら会社の愚痴をひたすら話した。よっぽどストレス溜まっていたんだろうと、早紀は聞き役に徹した。
    「あれ、なんか私ばかりしゃべっちゃってごめんね。…早紀ちゃん、今の職場どう?」
    「うん、厳しいこともあるけど、自分のためになってると思う。5Fに来て良かったよ。」
    「私も、早紀ちゃん来てくれて嬉しい!これからもよろしくね♪」
    早紀は、気の合う友達ができて、とても嬉しかった。
    「早紀ちゃん、そろそろ寝よっか。ベッド一緒でいい?今日はもう遅くて近所迷惑だから、明日シャワー使ってね。」
    といい、香理はTシャツと短パンを出してくれた。
    「うーん、色気ないけどこれで我慢して?」
    色気? さっきもそうだったが香理のこの手の言葉は、どうも引っかかる。
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■5363 / 1階層)  
□投稿者/ 空 一般人(7回)-(2008/06/09(Mon) 22:52:53)
    「おやすみ。」
    そう言って、香理のベッドにもぐりこむ。
    早紀はすぐにでも眠りに落ちそうだったが、隣に寝る香理の妙な視線に気づいて目を開けた。
    すぐ隣で、香理が自分の顔をじっと見つめている。
    「ん?どしたの?眠れないの?」
    「早紀ちゃん、かわいい…。キスしていいかな?」
    「え!?…んっ!」

    香水だろうか、フワッと香理のいい香りが早紀を包んだと思ったら、香理の顔があっという間に近づき、早紀の唇は香理に奪われた。
    「!!」
    パニックになりながらも、体が重くなるのを感じる…香理が巧みに体を滑らせ、早紀の上に体を重ねてきたのだ。

    一瞬の出来事だった。
    「女の子とキスするのは初めて?」
    耳元で囁かれ、ゾクゾクする。華奢な女性に乗られているだけなのに、腕をしっかり押さえつけられ、逃げられない。

    「やめて…どうしたの!?」
    「どうしたのって、早紀が欲しくなったの。他に何があるの?」
    「ダメだよ…ダメ、こんなの。」

    香理の顔をまともに見られない。
    「そんなふうに嫌がられると、余計にイタズラしたくなるのよね。もう、彼女とはマンネリだし、新鮮なHがしたいの。」
    彼女?? 香理ちゃんて、もしかして?

    「今日だって、あれだけでバテちゃうだもん。主任ダメダメだよ。」

    「えっ!?えっ!?朝鷺さん!?」

    「そうよ、見ててわからなかった? 私達付き合ってるの。さっきトイレで少し気持ちよくしてあげたら、顔赤くしちゃって…すぐイっちゃったんだから!罰にさっさと帰らせたわ。」
    驚いて言葉が出ない…。付き合ってるって…そんなこと想像すらしない。確かに顔が赤いとは思ったが、トイレでそんな行為がされているなんて、思うわけがない!
    “酔うと色っぽい”と言ったわけも今わかった。
    「驚いてる?主任ね、Hの時すごくかわいいのよ。かわいい声でおねだりするんだから。…早紀にも同じことしてあげる…早紀はどんな声で鳴くのかな…」
    あまりに衝撃的で香理の言葉がすぐには入ってこなかった。香が早紀の首筋に唇を這わせ、スウッと舐め上げた。ゾクッと快感が走り、同時に我に返る。
    「やめて!!」
    「シッ!大きい声を出すと近所に迷惑でしょ?」
    急に常識的なことを言われ、声を潜めてしまった。
    すかさず香理はまた早紀の唇を奪う。
    「ん!……んっ」
    長い長いキス…香理の吐息が時々漏れる。

    (携帯)
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■5365 / 1階層)  
□投稿者/ 空 一般人(9回)-(2008/06/09(Mon) 22:57:52)
    2008/06/22(Sun) 20:46:17 編集(投稿者)

    香理は早紀の上にまたがり、早紀を見下ろした。
    「うーん、やっぱりそのTシャツじゃ 色気無いな〜。本当はスーツのまま攻めたかったんだけど…まぁ、それは次回ね♪」

    手首とベッドがつなげられているようで、全く手の自由がきかない。それにさっきから、仲の良い同僚であるはず人間から信じられない言葉ばかりが飛び出している。…早紀はもう訳が分からなくなっていた。

    「早紀、本当にかわいいね。モテるでしょう? スタイルもいいし…」
    「あ!はぁっっん」
    ふいにTシャツをまくりあげ、香理が早紀のウエストラインを撫でたので、思わず声が漏れた。

    「あ、腰 感じるんだ♪」
    香理がまた、ウエストラインをスゥーッと撫でる。
    「ぁふっ!やめてっ…く、くすぐったいっ」
    「やめてと言われたら、やりたくなるのよね。」

    香理のしなやかな指が、ツゥーッ、ツゥーッと腰のくびれを撫でる度、早紀は体を固くし、我慢するしかなかった。
    「ぅん!ふっ!」
    「その耐えてる顔がたまらない…これはどう?」

    香理は一度まくりあげたTシャツを直し、人差し指を突き出した。そして、わざと早紀の目を見ながら、Tシャツの上から胸の膨らみの、その敏感な頂上付近を撫で始めた。
    「ぅんふっ!」
    こんなことになるなんて思っていないから、いつも寝る時のようにブラを外してある。Tシャツ越しの指の動きでも、香理の指は、早紀の敏感な部分をしっかり捉えることができた。
    「ほら…固くなってきたよ…ほら…どう?こっちもしてあげる…」
    「やめ…て…はぁっ!」

    「結構敏感なのね。いい感じ♪ 下はどうかな♪」
    「ヤダ!嫌!お願い…やめて…」

    足をバタつかせるが、香理にしっかり乗られて意味のない抵抗となる。香理は、まず短パンを膝までずらした。


    (携帯)
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▲[ 5357 ] / 返信無し
■5364 / 1階層)  
□投稿者/ 空 一般人(8回)-(2008/06/09(Mon) 22:55:24)
    2008/06/22(Sun) 20:45:42 編集(投稿者)

    香理は、早紀の唇の柔らかさをじっくりと味わっているようだった。
    …しかし早紀もまた、香理の柔らかな唇を感じていた。香理が上手なのだろうか、優しい優しいキスに力が抜けていく。
    その時、香理の舌が早紀の唇を割って、力強く自分の中に入ってきた。
    「んんっ…」
    早紀は、拒否しきれない自分を感じていた。無理やり舌を入れてくる香理に、犯される快感を感じていたのだ。


    長い時間をかけ早紀を味わった香理は、すっかり力の抜けた早紀の両手首をつかみ、早紀の頭上で重ねた。
    「早紀、素敵よ…。暴れると危ないから、少しの間 我慢してね。」
    香理は、いつの間にか取り出したヒモで、早紀の手首を縛り上げてしまった。早紀は一瞬怖くなった。はねのけて逃げたいのに、体を動かすことができない。香理の手慣れた動きに、言葉で抵抗をするのがやっとだった。

    「や、やめて…」
    「ん?…キス、気持ち良かったでしょ?あなたには素質があるの。認めて。それにね、私がこうしなくても、どっちみち岡野さんにされてたわよ。今日は岡野さんは、いつもの彼女とお楽しみだわね。」

    「えっ! どういうこと!?」
    「どういうことって、そういうことよ。岡野さんと由美子。」
    そう、早紀はとんでもない職場に異動になったのだ。

    「主任もね、初めは早紀みたいに嫌がってたわ。でも私、一度狙った子猫ちゃんは、嫌がっても何でも自分のものにしないと気が済まないの。」
    香理はイタズラっぽく笑った。


    (携帯)
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▲[ 5357 ] / ▼[ 5371 ]
■5367 / 1階層)  10
□投稿者/ 空 一般人(11回)-(2008/06/09(Mon) 23:04:57)
    2008/06/22(Sun) 20:44:54 編集(投稿者)
    2008/06/22(Sun) 20:44:40 編集(投稿者)

    「やっと素直になったね♪ じゃ、おっぱい舐めるよ?いい?」

    「…」

    「いいのね?」

    「…言…えない…よ…」

    香理は薄笑いを浮かべTシャツをまたまくり上げる。今度は首のところまで一気に上げた。早紀の綺麗な乳房があらわになる。
    「早紀、綺麗…んっ」
    「ぁん…あふ…」
    香理は早紀の固くなった乳首を舌先でつついたり、転がしたり、吸ったりして、味わった。
    「あ、ごめん。下も続けようね。」
    香理はそういうと、一旦早紀から離れ、少しして戻ってきた。

    ウィーンと機械音がする。

    「ローター入れたげるね♪」
    「えっ?何を入れるって?ダメっ!」

    香理は早紀のパンティ剥ぎ取り、秘部をあらわにした。
    「ちょっと動かないでね。」
    そう言うとローターをクリに押し付けた。
    「あっ!あっあっ!」あまりの快感に頭が真っ白になる。

    「気持ちいいでしょ。うーん、ローター入るかな…。」
    ローターをクリに押し付けたまま、香理は指を挿入しようとした。十分に濡れたその中に、指を立てる。優しく探りながら、少しずつ指をうずめていった。
    「あ…あ…んっ」
    「うーん、もう一本入るかな。」
    愛液が溢れすぎて、指を沈める度にズブズブッと音がするようだ。
    「ダメっ…ぅんっ…あ!」
    「ん?感じちゃう?じゃ、ちょっと一回イっとこうか♪」

    香理はローターで優しく輪を描くようにクリをマッサージし、更に中の指をクイックイッと動かした。
    「あぁっ!あぁん!ぁん!ぁんっ!」
    早紀はもう意識が飛びそうだった。

    「イっていいのよ。ほら…」
    「あぁん!あぁん!ダメっ!ダメ〜〜っ!イっ…ちゃ…う〜〜〜んふぅっっ!」

    早紀は、一度目の絶頂を迎えた。

    (携帯)
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▲[ 5367 ] / 返信無し
■5371 / 2階層)  続きが
□投稿者/ 丸 一般人(1回)-(2008/06/21(Sat) 05:33:36)
    気になります
    更新がんばってさい
    m(__)m

    (携帯)
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■5366 / 1階層)  
□投稿者/ 空 一般人(10回)-(2008/06/09(Mon) 23:02:10)
    両足を固く閉じ、早紀はまたささやかな抵抗を試みる。
    「強情ねぇ。」
    そう言うと香理はまた、あっという間に足を開かせ、ベッドに固定してしまった。

    早紀は両手両足を拘束され、逃げ場を失った。これから、どんなことをされるのか、考えると泣きたくなってきた。

    「どうして こんな…お願い…許して…」
    もう涙声だ。
    「も〜、早紀ったら、S心をくすぐりすぎ〜。本当にかわいい人…」

    香理はまた人差し指を突き出した。
    「今度はこっちね。」
    「ヤっ!嫌!」
    パンティの上から、秘部を撫でられ、早紀はのけぞった。香理の指は構わず、その柔らかな部分を揉み続ける。
    「あぁっ!あぁっ!」
    「パンティの上からじゃ物足りないかな? こうしたらどう?」
    香理は、スルリとパンティの脇から、秘部に人差し指を差し入れた。
    「やっぱり…感じやすいのね〜。スッゴいグチャグチャ。溢れてるよ♪」
    手慣れた香理の指は、難なくクリを捉え、ポイントを知り尽くしたマッサージは続いた。
    「はぁん…あぁん!」
    「気持ちいい?」
    もう駄目だ…
    「あぁん!…き、気持ち…いい…」
    早紀はとうとう、言ってしまった。


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■5370 / 1階層)  NO TITLE
□投稿者/ あかり 一般人(1回)-(2008/06/17(Tue) 22:16:09)
    めっちゃドキドキ(//△//)
    私もこんな風にされたいナァと妄想膨らみ中です♪
    続きお待ちしてますので、頑張って下さいね★彡

    (携帯)
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▲[ 5357 ] / 返信無し
■5372 / 1階層)  あかりさん、丸さん、
□投稿者/ 空 一般人(12回)-(2008/06/22(Sun) 00:20:40)
    コメントありがとうございました(^-^)

    またちょっと更新したので良かったら読んでくださいm(_ _)m

    (携帯)
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■5373 / 1階層)  11
□投稿者/ 空 一般人(13回)-(2008/06/22(Sun) 00:22:07)
    2008/06/22(Sun) 20:47:49 編集(投稿者)

    香理の言うように早紀には その“素質”というものがあるのだろうか。手足を拘束され、同僚に恥ずかしい姿を見られてしまったというのに、早紀の中では、その恥ずかしさよりも香によってもたらされた快感の方が勝っていた。

    香理が早紀からそっとローターを離す。そして足の拘束を解き、ぐったりとする早紀にキスをした。
    「早紀、素敵よ…今日は朝まで楽しもうね…」
    「も、もう…ダメ…もう…」

    そう言う早紀に構わず、香理はもう一度キスをした。同時に早紀の足から腰を香のしなやかな指が行ったり来たりする。

    キスにしても、自分の体の上を自由に動きまわる指にしても、女性の愛撫というのはこんなに優しいものなのだろうか。早紀は、もう香の柔らかな唇を心地よいとさえ感じていた。

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■5374 / 1階層)  12
□投稿者/ 空 一般人(14回)-(2008/06/22(Sun) 00:24:58)
    2008/06/22(Sun) 20:48:40 編集(投稿者)

    香理の舌が、早紀の唇から離れ、全身を愛撫し始めた。
    首筋から耳へ…腕から脇へ…足から腰へ…ゆっくりと、ゆっくりと早紀を追い詰めていく。
    「あ!…ぅんっ…はぁん…あぁん……」
    手首を拘束されている早紀は身をよじって反応するしかなかった。

    「彼女…主任はね…」
    不意に香理が早紀の耳元で囁いた。
    「すごくいやらしい声で喘ぐのよ。隣に聞こえちゃうから、声出しちゃだめって言ってるのに、我慢できないみたい…。特にここを攻めるとね…」
    言いながら香理は、早紀の秘部に再び指を伸ばす。指は、また難なく早紀の一番敏感な部分を捉え、動き始めた。
    「あっ!」

    「足を閉じたらだめじゃないの。ほら、もっと開かなきゃ。それから、声出しちゃダメよ?」
    香理は、自分の足を早紀の両足の間に入れ、無理やり開かせてから愛撫を続けた。

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■5375 / 1階層)  13
□投稿者/ 空 一般人(15回)-(2008/06/22(Sun) 00:28:03)
    2008/06/22(Sun) 20:49:40 編集(投稿者)

    「…ぅんん!…」
    「そうそう、声出すのは 我慢してね♪」
    我慢できずに出てしまう甘い声も、我慢して耐える表情も、どちらも香理にとっては大好物なのだ。早紀は、それをわかっていながらも、香理の策にはまるしかなかった。

    「早紀…もっと気持ち良くしてあげる…」
    香理は早紀の両足をグイッと押し広げ、間に顔を沈めた。
    「あ!ダメ〜っ、汚いっ!」
    「声出しちゃダメだってば!口もふさいじゃうよ?」

    指とは違う感触が早紀を襲ってきた。が、いやらしくうごめく香理の舌は、一番敏感な部分を避け、周りだけを舐め上げる。早紀はじれったさを感じていた。
    その時、またウィーンと機械音がし始めた。

    「あぁぁぁっ!!」

    「ほら、力抜いて。入らないよ。」
    「ダメっ!ダメっ!」
    懸命に首を振り抵抗するが、ローターは早紀の入り口から離れない。
    「大丈夫…気持ち良くしてあげるから…ん…」
    「はぁぁぁんっ!!」
    香理は、さっきから避けていたクリを舐め上げた。と、同時にローターを押し込んでくる。

    「あっ、あっ、あっ…」
    もう声を押さえることなどできない。ローターは早紀の中に深く差し込まれた。

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■5376 / 1階層)  14
□投稿者/ 空 一般人(16回)-(2008/06/22(Sun) 00:30:21)
    2008/06/22(Sun) 20:50:32 編集(投稿者)

    ローターの刺激に加え、香理の舌がクリを攻める。頭が真っ白になり、下半身がしびれるような快感に包まれていく。

    「イっちゃ…うよ…またイっちゃう…くうっっ〜っん…」
    早紀は体を硬直させ、大きくのけぞって果てた。


    それから、何度いかされたのだろう。疲労からくる眠気で気を失いそうになったが、香理は構わず、一晩中早紀の体を隅々まで味わった。

    やっと許され明け方眠りに落ち、気がついた時は 翌日の昼近くになっていた。
    「あ おはよう、早紀ちゃん! だいぶ疲れてたみたいだけど大丈夫?」
    「え? う、うん。大丈夫…ありがとう」
    自分をあんなに辱めた相手に何でお礼を言っているのだろうと、自分でも思ったが、食事の支度をしながら微笑む香理は、一瞬全てが夢だったのかと思う程爽やかに見えたのだ。

    「ご飯食べたら一緒にシャワー浴びようね♪」
    …いや、やはり全ては現実だった。香理は早紀にそう言い、早紀の頬にキスをした。

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■5377 / 1階層)  15
□投稿者/ 空 一般人(17回)-(2008/06/22(Sun) 00:33:10)
    2008/06/22(Sun) 20:52:01 編集(投稿者)
    2008/06/22(Sun) 09:03:34 編集(投稿者)

    促されるまま香理の手料理を食べ、食べ終わると浴室へ連れて行かれた。
    何故嫌だと言わなかったのだろうか。早紀は、自分が香理に溺れ始めているのを感じていた。

    浴室で服を脱いだ香理の体が目に入り、早紀はドキッとした。そう言えば夜、香理は服を脱がなかったのだ。
    香理は柔らかそうな白い肌をしていた。大きくはないが形の良い胸は、しゃぶりつきたくなるほど綺麗だ。
    「夜…」
    低いトーンで突然話され、早紀は驚いた。
    「夜、声出しちゃダメって言ったのに、声出したでしょ? ちょっと練習しなきゃ、声出さない練習。」
    そう言うと香理は、早紀を浴室の壁に向かって立たせ、両手を壁につかせた。
    「何!?」
    「いいから足、開いて。」
    香理はシャワーのヘッドをキュッと絞った。すると、シャワーの出方が変わる。更にキュッキュッと絞っていくと徐々に湯の勢いが強くなった。

    「ここで少しでも声出したら、確実に外に聞こえるからね…」
    香理が耳元で囁く。
    「もっと足開いて。」
    香理に足を軽く蹴られ、早紀は大きく足を開いたので、お尻を突き出す格好になった。

    香理はすかさずシャワーを秘部に当てる。
    『!!』
    シャワーを近づけたり離したりしながら“声を出さない練習”が始まった。
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■5378 / 1階層)  16
□投稿者/ 空 一般人(18回)-(2008/06/22(Sun) 09:06:57)
    2008/06/22(Sun) 20:52:45 編集(投稿者)

    湯の勢いを様々に変え、香理は早紀の反応を楽しんだ。早紀は目をつむり、歯を食いしばって身をよじりながら快感に耐える。
    無言の時間は、長く続いた。

    シャワーが止められると、今度は違う快感が走った。香理はオイルをたっぷり手に取り、早紀の乳首を指で転がし出した。
    ヌルヌルとした感触は、胸から全身に広がり、自らもオイルまみれになって体を重ねる香理の吐息が後ろから感じられた。
    その後、香理はおもむろに早紀の前に座り、舌を突き出してクリを舐め始めた。シャワーの刺激で十分敏感になっていたクリは、大きく膨らみ、少しの刺激でも立っていられなくなるほどになっている。早紀は、足をガクガクさせながら、舌の動きに耐えた。


    浴室にはピチャピチャという、恥ずかしい音だけが響いた。

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■5379 / 1階層)  ドキドキ‥
□投稿者/ 麻美 一般人(1回)-(2008/06/22(Sun) 13:37:37)
    読んでてドキドキしちゃいます。私もこんな事されたいと思ってしまいました。。

    続きが楽しみです☆



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■5399 / 1階層)  (*´∀`*)
□投稿者/ あかり 一般人(1回)-(2008/07/19(Sat) 18:27:09)
    『声出しちゃダメ』ってシチュエーションとか凄くイイッ(〃д〃)
    こんな風にされたいょ〜!!!


    忙しいとは思いますが、是非続きを…☆彡

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■6259 / 1階層)  17
□投稿者/ 空 一般人(1回)-(2010/07/24(Sat) 17:39:27)
    浴室に響く音と、自分の秘部で動き回る舌の動きに、早紀の理性は犯されていく。

    ふっと舌の動きを止め、立ち上がった香理が早紀の耳元で囁いた。

    「いい子ね。その調子よ。腰、動かしてみて…」

    香理の言葉に、やっとの思いで目を開ける。香理は更に早紀の足を開き、しゃがんでその秘部に舌を這わせた。
    そして上目遣いで早紀を見る。
    「ほら…」
    促されるまま、早紀はゆっくり腰を動かした。

    とろけるような快感が早紀を満たしていく。腰をくねくねと動かしながら、早紀は香理の舌全体の感触を味わったり、舌先がクリを刺激するのを感じたりした。自らそんないやらしい動きをしていることなんて、もうどうでも良かった。

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■6260 / 1階層)  18
□投稿者/ 空 一般人(2回)-(2010/07/24(Sat) 17:41:28)
    早紀が十分に自分の舌を堪能したことに満足した香理は、何とも言えない表情で目を閉じている早紀の体をサッとシャワーで流し、浴室を出るように促した。

    「声、よく我慢したね。早紀、もう恥ずかしくないでしょ?」
    バスタオルで優しく体を拭いて、今度はベッドに連れていく。

    裸の早紀を仰向けに寝かせると、早紀の足を大きく開いた。

    早紀はもう抵抗しなかった。クリは既に勃起し、甘い蜜は次から次へと溢れてくる。自分さえも見たことがない部分、ましてや同性の同僚に、その秘密の部分をまじまじと見られている状況。
    浴室の行為から、頭もアソコも痺れている。そして、早紀の女の部分は、本能的に“何か”を求めているからか、早紀は次の香理の行為に期待している自分がいることを感じていた。

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■6261 / 1階層)  19
□投稿者/ 空 一般人(3回)-(2010/07/24(Sat) 18:34:27)
    その時突然、
    「ピンポーン」
    と呼び出し音が鳴った。

    来客!?
    「!!!」

    ハッと我に帰った早紀は、ベッドから飛び上がり、うろたえた。一気に現実に引き戻される。

    「あ、ごめん。ちょっと待っててね。」
    慌てる様子もなく、近くに置いてあった服を着て、部屋のドアを後ろ手で閉めて、香理は出ていった。


    香理のアパートは、玄関を入るとすぐリビングがあり、その奥の部屋に寝室があった。
    早紀はまるで悪いことでもしているように、息を止め、耳を澄ました。

    「仕事ちゃんとやってるかなって思って」

    張りのある女性の声。

    『主任!?』早紀は咄嗟に自分が着る服を探した。

    「あ〜、まだ時間あるから大丈夫でしょ?まだ途中なんですよ。」

    「見てあげるから貸しなさい。あなた、もうこれ以上失敗できないでしょ?」

    「え〜っ、そうですかぁ?」


    香理は、こともあろうか朝鷺を家に入れてしまった。何を考えているのだろう。こうなっては、バサバサと服を着る音さえ立てられない。ただ、ついさっきまで燃えていた裸の体を、香理のいい匂いが残っている布団で隠しじっとしているしかなかった。


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■6262 / 1階層)  20
□投稿者/ 空 一般人(4回)-(2010/07/24(Sat) 18:36:43)
    「まだ時間あるから、大丈夫ですよぉ。自分でやります〜。」

    そう言いつつも、書類を出してきて、朝鷺に見せているようだ。

    「……へぇ〜、思ったよりも進んでるじゃない! へぇ〜…」

    しばらく書類に目を通していたのだろうか、少しの時間 沈黙が続いた。

    早紀はドア一枚向こうに上司がいること、その上司は今まで自分に快感を与え続けていた同僚と恋人関係であることを思い、気分が悪くなってきた。
    『早く帰って!』心の中で祈る。


    「昨日、あれからどうしたの?」
    朝鷺が口を開いた。

    「主任が帰ってから、すぐお開きになりましたよ。」

    「新人さんは?」

    「タクシーで帰しました。疲れてるみたいだったし。」

    香理は当たり前のように嘘をついた。早紀は更に耳を澄ませる。

    「そう、頑張り屋さんみたいだから、何とか伸ばしてやりたいわね。」

    朝鷺のその言葉を聞き、早紀は罪悪感でいっぱいになった。

    「ね、香理、仕事頑張ってるから、ご褒美しよか? ん?」

    聞いたことのない朝鷺の上ずった声。

    「昨日、トイレで中途半端だったし…」

    「う〜ん、今日はちょっと疲れてて。」

    「え〜っお風呂、もう入っちゃったのぉ? 一緒に入りたかったな。こないだより…激しくしてほしい…」

    ………

    それから、2人の声は聞こえなくなった。早紀は罪悪感と裏腹にドアの向こうで一体何が行われているのか気になって仕方がない。


    「…今日はここまで。」
    ふいに香理の声がした。

    「本当に疲れてるの?」

    「うん。」

    「…わかった。じゃ、また来ます。電話してね。」


    ガチャガチャと玄関を開ける音。そして閉まる音。早紀は、自分がいることがバレなかったことに安堵した。


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■6263 / 1階層)  21
□投稿者/ 空 一般人(5回)-(2010/07/24(Sat) 19:36:44)
    「ごめん、ごめん! いいとこだったのにね。」

    また、当たり前のようにベッドに入ってくる香理。
    早紀はさすがに“続き”をする気にならず、
    「帰るよ。」

    と行って部屋を出た。

    「う〜ん、仕方ないかぁ。」

    香理もリビングへ出た。

    「私の服は?」

    スーツも靴もバッグも、きちんとしまってあった。朝鷺が気がつかないはずである。しかし、いつのまに…。まるで朝鷺が来ることを予想していたようだ。

    服を着る間、香理は早紀をじっと見つめていた。玄関を出ようとしたところで、
    「待って。」
    香理が止める。

    「やっぱりスーツ、いいわね。そそられる。帰すわけないじゃない。」

    スッと後ろから抱きしめられ、耳に息をかけられる。

    「さっきドキドキした?」

    「…気分悪くなった!…」
    ゾクゾクする快感に負けないように、ちょっとキツメの声を出す。

    「そか、ごめん。…ねぇ、“続き”しよ?…もっと気持ち良くしてあげるから…ネ?…」
    香理が早紀の耳に舌を這わせる。
    これだ、この舌がいけないのだ。

    香理は早紀をしっかりと抱きしめ、また身動きが取れないようにしながら、耳に、首筋にヌラヌラと舌を這わせた。

    「香理ズルい…主任に悪いよ…さっき、2人でこんなことしてたんでしょ!?」
    快感に必死に抵抗しながら、早紀は言った。
    「…さっき? さっきはね…」

    香理は早紀の唇に、自分の唇を重ねた。優しく優しく唇で唇を愛撫する。

    「はふ…ん…主任は大事な人よ…でも、こんなに感じない…んっふ…」


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■6264 / 1階層)  22
□投稿者/ 空 一般人(6回)-(2010/07/24(Sat) 19:39:57)
    思ってもみなかった言葉が、香理の吐息とともに漏れ、早紀は驚いた。

    「早紀といると…すごく感じるの…もっと悦ばせてあげたい」


    香理は、早紀を少しずつリビングに引き戻し、さっき朝鷺が座っていたであろう椅子に座らせた。
    そしてキスをしながら巧みに後ろに回りこみ、あっという間に両腕を椅子に縛ってしまった。

    「帰る!やめて!!」

    「キスしたら力抜けちゃうくせに。」
    ニヤリと意地悪な笑みを浮かべ、香理は鋭く言った。
    見抜かれた恥ずかしさに早紀は顔を赤らめる。

    「本当にかわいいんだから…どうしようかな…」

    じっくりと早紀を眺める香理。きちんとスーツを着ている早紀の胸元、足に視線を這わせていく。
    目で犯されている感覚に、早紀は恥ずかしさと興奮を覚えていた。

    『主任より、私の方が魅力的なの?本当に?』

    うっとりと自分を見る香理の目を、覗き込むように見た。

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■6265 / 1階層)  NO TITLE
□投稿者/ ゆめ 一般人(1回)-(2010/08/01(Sun) 18:48:04)
    香理さん最高です(*´Д`*)

    香理さんにイケナイことしてもらいたいです…///


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