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Nomal 飼われる /左眼 (13/12/27(Fri) 13:17) #7479
Nomal 飼われる 第二話 /左眼 (14/01/06(Mon) 15:38) #7489
Nomal 飼われる 第三話 /左眼 (14/01/10(Fri) 12:18) #7501
│└Nomal Re[2]: 飼われる 第三話 /のん (14/01/14(Tue) 17:55) #7515
│  └Nomal ありがとう /左眼 (14/01/17(Fri) 16:47) #7522
Nomal 飼われる 第四話 /左眼 (14/01/17(Fri) 16:46) #7521
Nomal 飼われる 第五話 /左眼 (14/01/23(Thu) 21:10) #7530
│└Nomal Re[2]: 飼われる 第五話 /のん (14/01/27(Mon) 12:44) #7532
│  └Nomal いつもありがとう /左眼 (14/02/03(Mon) 17:23) #7542
Nomal 飼われる 第六話 /左眼 (14/02/03(Mon) 17:21) #7541
Nomal 飼われる 第七話 /左眼 (14/02/10(Mon) 18:00) #7554
│└Nomal Re[2]: 飼われる 第七話 /のん (14/02/14(Fri) 16:05) #7560
│  └Nomal いつもありがとう /左眼 (14/02/27(Thu) 17:55) #7588
Nomal 飼われる 第八話 /左眼 (14/02/27(Thu) 17:54) #7587
Nomal 飼われる 第九話 /左眼 (14/03/19(Wed) 20:10) #7591
Nomal 飼われる 第十話 /左眼 (14/03/29(Sat) 11:56) #7593
│└Nomal Re[2]: 飼われる 第十話 /のん (14/04/04(Fri) 20:35) #7594
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Nomal 飼われる 第十一話 /左眼 (14/04/16(Wed) 17:46) #7601
Nomal 飼われる 第十二話 /左眼 (14/04/24(Thu) 17:15) #7603
│└Nomal Re[2]: 飼われる 第十二話 /のん (14/04/25(Fri) 11:08) #7604
│  └Nomal 感謝 /左眼 (14/05/02(Fri) 11:16) #7606
Nomal 飼われる 第十三話 /左眼 (14/05/02(Fri) 11:14) #7605
│└Nomal Re[2]: 飼われる 第十三話 /のん (14/05/12(Mon) 15:56) #7612
│  └Nomal ありがとう /左眼 (14/05/16(Fri) 14:32) #7614
Nomal 飼われる 第十四話 /左眼 (14/05/16(Fri) 14:29) #7613
│└Nomal Re[2]: 飼われる 第十四話 /のん (14/05/20(Tue) 14:23) #7618
│  └Nomal 遅くなりました /左眼 (14/05/30(Fri) 16:57) #7622
Nomal 飼われる 第十五話 /左眼 (14/05/30(Fri) 16:55) #7621
│└Nomal Re[2]: 飼われる 第十五話 /のん (14/05/30(Fri) 17:11) #7623
│  └Nomal ありがとう /左眼 (14/06/13(Fri) 11:41) #7626
Nomal 飼われる 第十六話 /左眼 (14/06/13(Fri) 11:38) #7625
│└Nomal Re[2]: 飼われる 第十六話 /のん (14/06/17(Tue) 19:32) #7628
│  └Nomal 遅くなりました /左眼 (14/07/02(Wed) 22:09) #7631
Nomal 飼われる 第十七話 /左眼 (14/07/02(Wed) 22:07) #7630
│└Nomal Re[2]: 飼われる 第十七話 /のん (14/07/08(Tue) 16:01) #7632
│  └Nomal ありがとう /左眼 (14/07/24(Thu) 17:32) #7636
Nomal 飼われる 第十八話 /左眼 (14/07/24(Thu) 17:29) #7635
Nomal 飼われる 第十九話 /左眼 (14/08/13(Wed) 21:15) #7638
Nomal 飼われる 最終話 /左眼 (14/09/06(Sat) 12:05) #7644 完結!
  └Nomal Re[2]: 飼われる 最終話 /yuka (14/10/02(Thu) 22:52) #7648 完結!
    └Nomal ありがとう /左眼 (14/10/04(Sat) 12:24) #7649


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■7479 / 親階層)  飼われる
□投稿者/ 左眼 付き人(77回)-(2013/12/27(Fri) 13:17:09)
    第一話
     仁美の目が覚めたのは、広いベッドの上だった。
     さらわれた時の事は、朦朧としていて覚えていない。
     何か、薬を使われて眠らされていたらしい。
     不安な気持ちで自分の体を検める。
     恐ろしい事に、犬の様に首輪をつけられていた。
     首輪は天井から、吊るされたロープに繋がっていて自分で外す事ができない。
     服装に乱れはなさそうで、お気に入りのワンピースを着ているが、下半身に心もとない感じがする。
     手をスカートの中に入れて、その訳が分かった。
     下着が脱がされている。
     恥ずかしさで顔が赤らみ、不安な気持ちが強くなる。
     寝ている間に乱暴されたのでは、と頭が真っ白になるが、女性の部分に痛みや傷はなさそうだ。
     天井には大きな照明が備えつけられていて、不気味な部屋を明るく照らしている。
     ベッドの傍に大きな棚があって、鞭や大きな注射器などが置かれている。
     床には婦人科の診察台や十字架の形をした金属の台、ポータブルトイレ、ビニールシート、大きな鏡、平均台、マットなどが整然と置かれている。
     ここはどこ?私はどうなるの?
     恐怖と不安で、仁美は涙ぐみ始めた。
     しばらくして、部屋のドアが重々しい音をたてて開いた。
     レイプされるの?緊張して、入って来る人影を見つめる。
     男ではなく、身なりのきちんとした女性二人が、部屋に入って来た。
     助けに来てくれたのかもしれない。
     二人は、まっすぐに仁美に近づいてきた。
    「助けて、助けて下さい」
     泣き声で呼びかけたが、二人とも平然とした顔をしている。
     ひとりは、まだ若い女性でスーツを着ている。上背があり、鋭い眼光をしている。
     もう一人は、年配の太った女性で高価なブランドのドレスを着て、指にはダイヤの指輪が光っている。
    「最近捕獲した中では、一番の美形でございます」
    「いいわね。肌もきれいじゃない」
    「処女膜も確認済みです」
    「気は弱そうね。もう泣いているじゃない」
    「闘犬には向きませんが、愛玩用には最適かと存じます」
     仁美の泣き声を無視して、商談しているようなやり取りが続いた。
    「お願いです。教えてください。どういう事ですか?」
     思い気って、二人に大きな声をかけると、若い方の女が睨み付けた。
    「うるさい犬で、申し訳ありません」
     年配の女に、頭を下げてから、壁のスイッチを押す。
     すると、首輪に吊るされた、ロープが上に上がり始めた。
     引っ張られて、仁美はつま先立ちになる。
     首が絞まる、ぎりぎりのところでロープは止められた。
     呼吸するのがやっとの状態で、声を出すことも出来ない。
    「あとで、ゆっくりしつけてあげるから、黙って立っていなさい」
     冷たい声で言うと、年配の婦人との商談を再開した。

[ □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7479 ] / 返信無し
■7489 / 1階層)  飼われる 第二話
□投稿者/ 左眼 付き人(78回)-(2014/01/06(Mon) 15:38:04)
    第二話
    「本当にきれいな子ね。お目目が大きくて。優しい顔立ちで好みだわ」
    「24歳で、S女子大を卒業しています。捕獲したばかりで、しつけは、まだできていませんが」
    「他にもいい子がいるのかしら?」
    「今ご用意できるのは、二匹で、調教中ですが、しつけの基本は済ませています。連れて来させます」
     スーツの女が携帯電話で指示をする。
    しばらくして、ドアがノックされ、作業服姿の女が入って来た。
    年齢不詳で、うすい唇が残忍な印象を与えている。
     手に2本のリードを持ち、首輪に繋がれた若い女二人がドアの前で正座していた。
    「あら、この方が、あのオニヒメさんね」
    「はい。噂を聞いておられましたか。オニヒメ、お客様にその二匹をお見せしなさい」
    「かしこまりました」
     一礼するとオニヒメは、リードを引き一人の女を部屋の中に入れた。
     精悍な顔立ちの、背の高い娘で、花柄のビキニの水着を着て、ハイヒールを履いている。
     プロポーションがいいだけでなく、鍛えられた体をしていて、腹筋が割れ、肩の筋肉が盛り上がっている。
    「名前はリプリーです。22歳で、闘犬の調教中です。日本人とロシア人のミックスです」
    「まあ、いい体をしているわね」
    「リプリー、お客様の前で控えなさい」
    「あん」
     リプリーと呼ばれた、女は、背筋を伸ばし、モデルの様な歩き方で、婦人の前まで来ると、優雅なターンで一回転した後、両手をついて正座した。
    「学生時代は柔道の選手でした。闘犬としても期待できますが、容姿もこの通りで、愛玩用としてもお楽しみいただけます。この犬も処女でございます」
    「いいわね。月末のパーティの闘犬に間に合うかしら?」
    「大丈夫です。性格に凶暴なところがありますが、飼い主には従順になるようしつけております」
    「もう一匹の子は?」
    「はい」
     オニヒメがリードを引いて、二人目の女が入って来た。
     白い色のビキニの水着を着て、ハイヒールを履いている。
     あどけない顔に、不釣り合いな大きな胸をしていて、臍の下に、赤いバラの入れ墨が彫られていた。
    「ローズという名前で、18歳です。ローズお客様の前で控えなさい」
    「あん」
     ローズも、モデルの様な歩き方で、婦人の前まで来ると、ターンをしてから両手を床について正座した。
    「顔立ちは悪くないのですが、育ちはよくありません。矯正施設から脱走中に捕獲しています。処女ではありませんが、後ろの方はまだバージンです」
    「あまり品がないわねえ」
    「おっしゃる通りでございます。歩き方も仕草も、あまり優雅にできません」
    「闘犬にしては、体格が悪いし、愛玩用にしては、少しお下品ね」
    「ただ、特技が一つございます」
    「あら、何かしら?」
    「舌の技でございます。私が躾をした犬の中でも、最高のレベルでございます」
    「ほう」
    「お試しになりますか?」
    「いいわね」
    「ローズ、お客様に奉仕しなさい」
    「あん」
     床に、手をついて、頭を下げた後、ローズが頭を婦人のスカートの中に入れた。
     下着を下げて、股間に唇をつけ、舌で愛撫を始める。
     にやにやしていた、婦人の表情がすぐに変わった。
    「あれ、えっ、なにこれ、えっ、ああっと」
     無意識に腰を振り始め、呼吸が荒くなっている。
    「ああつ、もうだめ、そこまで」
     婦人が、ローズの髪の毛を引いて、自分から離した。
    「お気に召しませんでしたか?」
    「いいえ。逆よ。良すぎたの。人前でいきそうになったじゃない」
    「恐れ入ります」
    「まだ若いのに、驚いたわ。この二匹と契約します」
    「ありがとうございます」
    「新入りの子は、躾が終わった後にもう一度見せて頂戴」
    「かしこまりました。応接室にお茶を用意してございます」
     婦人が服装を整えている間にスーツの女が、フアイルと一枚の下着を取り出し、オニヒメにわたした。
     下着は、仁美がつけていたものだ。
    「オニヒメ、新入りの子頼むわ。壊さないように、くれぐれも注意して」
    「了解致しました」
     スーツの女が婦人を伴い、部屋を出ていくと、オニヒメが仁美に近づいてきた。

[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7479 ] / ▼[ 7515 ]
■7501 / 1階層)  飼われる 第三話
□投稿者/ 左眼 付き人(79回)-(2014/01/10(Fri) 12:18:39)
    第三話
     フアイルを見ながら、オニヒメが仁美の前に立つ。
     壁のスイッチを押して、首輪に繋がるロープが緩められた。
     首輪がゆるみ、声を出せるようになったが、仁美は怯えきって何も話せない。
     水着姿で首輪をつけられた、娘達がまるでペットのように扱われていた光景が信じられなかった。
     現実とは思えず、怖い夢を見ているようだ。
    「白瀬仁美、24歳、いいとこのお嬢様だったのね。可愛いショーツを穿いていたね」
     ブルーのショーツを、ひらひらさせてオニヒメが話しかけてきた。
     自分の穿いていた、下着を見られて、頬が赤くなるのが分かる。
    「最初の調教をするから、穿きなさい」
     オニヒメから、ショーツを手渡された仁美は、戸惑いながらもあわてて身につけた。
     天井からのロープが外され、リードが首輪に繋がれる。
     そのまま、リードを引かれて、十字架の形をした金属の柱まで連れて来られた。
     そこで、両手首を繋がれ、腕を開いた立位の状態での拘束になった。
     恐怖で泣きべそをかきながら、抵抗する事も出来ず、オニヒメのなすがままになっている。
     オニヒメは次に錠剤を取り出して、仁美の口を開けさせた。
     仁美は、抵抗できずに、言われるままに飲み込む。
    「オーナが名前をつけてくださったわ。アイリスだって」
    「えっ?」
    「最初の躾は、あなたに、犬のアイリスであることを自覚させる事」
    「えっ。どういう事ですか?」
     仁美の声は不安で震えている。
     オニヒメは、答えずにベッドの上に座り、フアイルを読み始めた。
     リプリーとローズはオニヒメの足もとに正座し、仁美を見つめている。
     しばらくして、仁美の様子が変わった。
     膝を擦り合わせるような仕草をして、体を揺らし始めた。
     困惑した顔が、苦痛の表情に変わっている。
    「あん、あん」
     リプリーとローズがほぼ同時に声を出すと、オニヒメがフアイルから目を上げた。
     仁美と目が合う。
    「お、お願いです。おトイレに」
     急に感じた、尿意が次第に強くなってきている。
    「薬が効いてきたみたいね。羞恥心の強い子でもあまり我慢できないわ。ローズ、シートの用意をしなさい、リプリーは鏡よ」
    「あん」「あん」
     ローズが、ビニールシートを仁美の足もとに敷き、リプリーが大きな鏡を仁美の前に置いた。
    「お願いです、おトイレに、ああ、もう、おトイレに行かせてください。お願いします」
     泣き声で哀願するが、無視され、体をよじり耐え続けるしかない。
     数分で、仁美は自分に限界が来たのが分かった。
    「ああ、いやだ、いや、ああ」
     苦しげに、首を横に振るのと同時に、スカートが濡れ、ビニールシートに水滴の落ちる音がし始めた。
     仁美は顔を真っ赤にして、うつむいたまま失禁を続けるしかない。
     両手を柱に拘束されているので、顔を覆う事も、しゃがみこむことも出来ない。
    「自分の姿が、もっと見えるようにさせなさい」
     オニヒメの指示で、ローズが仁美のワンピースを大きくたくし上げた。
    「いやあ、止めて、だめ、見ないで」
     仁美の悲鳴が上がるのと、同時にスカートの中が露わにされた。
     形のいい、白い脚を伝って、尿がビニールシートを濡らしているのが、鏡にも映しだされ、仁美は自分の姿を見てまた、小さな悲鳴をあげた。
     ショーツはぐっしょりと濡れて、肌に張り付き、陰毛や性器の割れ目が透けている。
     くびれたウエストから腰、硬く閉じた、白い太腿のラインが艶めかしい。
     惨めな、失禁している姿でも、仁美は美しく、オニヒメは満足そうに微笑んだ。


[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7501 ] / ▼[ 7522 ]
■7515 / 2階層)  Re[2]: 飼われる 第三話
□投稿者/ のん 一般人(5回)-(2014/01/14(Tue) 17:55:34)
    新作、楽しみにしていました。
    今までよりもっと踏み込んだ描写もあって、刺激的ですね。
    どうぞ長いお話になりますように。

[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7515 ] / 返信無し
■7522 / 3階層)  ありがとう
□投稿者/ 左眼 付き人(81回)-(2014/01/17(Fri) 16:47:08)
    がんばります。
[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7479 ] / 返信無し
■7521 / 1階層)  飼われる 第四話
□投稿者/ 左眼 付き人(80回)-(2014/01/17(Fri) 16:46:17)
    第四話
     失禁が、やっと終わった。
     仁美はうつむいたままで、顔を上げる事ができない。
     美しい白い脚が尿で濡れ、足元のビニールシートに水たまりができていた。
     大きな瞳から涙がこぼれている。
    「人前でお漏らしして、どんな気持ち?自分が犬になるという事が少しは分かったかしら?」
    「許して、もうひどい事しないでください」
    「自分が犬になる運命をまだ分かっていないみたいね」
     残酷に微笑んだオニヒメが、ローズとリプリーに指示を出す。
    「服を脱がせて、シャワーで尿を洗い流しなさい」
    「あん」「あん」
     リプリーとローズが、仁美のワンピースを引き裂き、ブラジャーのホックをはずす。
     白い紡錘形の乳房が露わになり、濡れたショーツ一枚の姿になった。
     哀れな悲鳴を上げるだけで、仁美は抵抗できない。
     ローズがショーツに手をかけると、仁美の泣き声が大きくなった。
    「お願い、それは許して、だめ、あ、あ」
     ゆっくりと、ショーツが脱がされると、全裸になった仁美にシャワーがかけられた。
     尿が流され、ビニールシートが片づけられてから、オニヒメが仁美に近づく。
     ローズとリプリーは正座をして、控えている。
     オニヒメが躰を検め始めた。
     背後から、長い黒髪を上にあげ、白いうなじに唇をあてる。
     肩から、背中のラインを何かを探るように、撫でていく。
     恐怖と、羞恥で仁美は身を固くしている。
     後ろから、両方の乳房を同時につかまれると、逃れようと身をよじった。
    「いやです。許して、ああ、お願い」
     乳房を揉みながら、乳首を指でまさぐる。
     薄いピンク色の乳首が尖ってくる。
    「ああ、ああ、止めて、変な事しないで」
     オニヒメは、耳たぶの後ろを唇で、刺激しながら、乳房と乳首を指で弄ぶ。
     仁美の顔がさらに紅潮し息が荒くなってきた。
     泣き声が、押し殺した悦びの声に変わっていく。
    「あ、あ、はあっ、あ、いやだ、ああん」
     突然、乳房を愛撫していた手が、股間に伸びた。
     硬く閉じた、内腿の間から、秘部がまさぐられる。
    「いやあ、ああ、だめです、そんなところ」
     仁美の悲鳴が大きくなる。
    「濡れているわ」
     オニヒメが、股間に差し入れた手を抜いて、仁美の頬で拭いた。
    「ああ、そんな、ああ」
    「そんなに泣くことはない。不感症なら愛犬になれないわ」
    「もう許して、苛めないで」
    「愛犬には大事な穴が三つあるの。これからそれを検めるわ」
     オニヒメは、首輪にリードを繋げてから、柱に縛られていた両手首を離した。
    「検査台にのせるわ、手伝いなさい」
    「あん」「あん」
     ローズとリプリーが嬉しそうに返事をした。

[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7479 ] / ▼[ 7532 ]
■7530 / 1階層)  飼われる 第五話
□投稿者/ 左眼 付き人(82回)-(2014/01/23(Thu) 21:10:30)
    第五話
    「あん」
     オニヒメに返事をして、リプリーは新入りを見つめた。
     大きな瞳と、白くてなめらかな肌を持つ美しい女。
     彼女も、自分たちと同じように、これから飼われるのだ。
     立ったまま、失禁するのを見られ、下着と脚を、無惨に濡らす。
     その後で、全裸にされ、検査台にのせられる。
     1か月前、自分も同じ調教を受けた。
     その時の感覚が、リプリーの下半身によみがえる。
     アノトキカラ、ワタシハ、イヌ、ニナッタ。
     リプリーとローズの水着の股間が濡れ始めていた。
    「あら、きれいな子だと発情するのが早いわね」
    「あん」「あん」
     オニヒメの言葉で、リプリーはローズと一緒に腰をふった。
     水着は、濡れると透ける素材でできている。
     二人とも、性器が水着の上から、透けて見えていた。
     新入りは、リードで引っ張られ、検査台の前まで連れて来られている。
     形のいい乳房と陰部をまだ隠そうとして、前かがみになっていた。
    「許して、怖い、助けて」
     大きな瞳に涙をためて、リプリーを見つめる。
    「あん」アキラメナサイ、アナタモ、カワレルノ
    「台にのせて、剃毛の用意をしなさい」
    「あん」「あん」
     うずくまろうとする新入りをリプリーが背後から、抱え上げた。
    「いや、だめ、許して」
     きゃしゃな体で、必死に抵抗しようとするが、簡単に診察台にのせられてしまう。
     ローズが両手首を、ベルトで固定する。
    「いい子だから、脚を開いてごらん」
     オニヒメが、開脚台の間に入った。
     新入りは膝を固く閉じ、首を横に振っている。
     ニヤリとしたオニヒメが新入りの乳首を摘まんだ。
    「いやあ、あ、あ、許して」
     泣き声が大きくなる。
     ピンク色の乳首が、弄ばれまた尖ってくる。
     オニヒメはもう片方の手に、針を持っていた。
     針を当てられた乳首から、うっすらと血が滲む。
    「いやあ、こわい、あ、あ」
    「早く脚を開かないと、針が刺さっていくよ」
     泣きながら、新入りが脚を開き始めた。

[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7530 ] / ▼[ 7542 ]
■7532 / 2階層)  Re[2]: 飼われる 第五話
□投稿者/ のん 一般人(6回)-(2014/01/27(Mon) 12:44:05)
    今までにない責め方にドキドキします。
[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7532 ] / 返信無し
■7542 / 3階層)  いつもありがとう
□投稿者/ 左眼 付き人(84回)-(2014/02/03(Mon) 17:23:50)
    自分のペースで書いていきます。これからも、お付き合いしていただければ、とても嬉しいです。
[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7479 ] / 返信無し
■7541 / 1階層)  飼われる 第六話
□投稿者/ 左眼 付き人(83回)-(2014/02/03(Mon) 17:21:42)
    第六話
     仁美は、子供の頃から針など先の尖ったものが苦手だった。
     弄ばれて、大きくなった乳首に針先を当てられると恐怖で体が震えた。
     あわてて、裸の下半身を開き始める。
     ところが、膝が離れ、股間に空気を感じると動きが止まった。
     怖いけれど、恥ずかしい。裸で脚を開くなんて。
    「手伝って、おあげ」
    「あん」「あん」
     ローズとリプリーが左右から足首をつかんで、引っ張る。
    「いや、だめ、止めて、ああ」
     仁美の泣き声は無視され、限界まで開かれた状態で開脚台に固定された。
     前に鏡が置かれ、ライトで照らされる。
     陰毛の中の秘部が無惨に鏡に映しだされた。
    「いやー、見ないで、いやだ、いや」
     目を閉じて首を振る仁美。
    「きれいにして、もっとよく見えるようにしてあげるわ」
     オニヒメが剃刀を手にした。
     クリームを塗り臍の下から剃り始める。
    「動くと大事なところが切れるよ」
     オニヒメに脅かされて、仁美は腰を動かすことも出来ない。
    「ひーつ、ああん」
     オニヒメの手がラビアを開く。初めて自分の性器を触られた。
    「そこは、許して、だめです、ああ」
     仁美は、また泣き出した。
     オニヒメの指がラビアからクリトリス、ワギナの粘膜に触れ、剃刀が陰毛をそっていく。
     すすり泣きの声が、続いたが仁美の表情が変わって来た。
     泣き顔が困惑したような表情になり、何かを耐えるように荒い息をし始めた。
     オニヒメは剃毛しながら、仁美の性器を刺激していた。
     反応を見ながら、じらすように、性感帯を弄ぶ。
     こんなにひどい事をされて、恥ずかしい格好をさせられているのに。なぜ。
     自分の意思と無関係に、反応する自分の躰が怖かった。
     なんで、感じてしまうの、もうやめて。
     セックスの経験はないが、この感覚が性の快楽である事は分かった。
     こんな時に感じてはいけない。
     潔癖な仁美の性格が、性の感覚に抵抗しようとしていた。
     感じちゃだめ、だめ、こんな恥ずかしい格好で感じるなんて。
     陰毛が、すべて剃り終えられるまで仁美は耐えた。
     恥ずかしい、悦びの声を出さないように歯を喰いしばる。
     剃り終えた陰毛とクリームを流すため、シャワーが用意されていた。
     性器をいじっていたオニヒメの指が、離れ、股間に向けてシャワーがかけられる。
     その時に、仁美に限界がきた。
     今までとは違う刺激。温水が敏感になった粘膜にシャワーであたる感覚。
    「ああつ、だめ、あ、あ、あ、あーん」
     開脚したまま、腰が前後に痙攣し、悦びの声がでてしまう。
     陰毛の無くなった性器が、残酷な形で露わになっていた。
     開かれた陰唇から、ピンク色の粘膜がはみ出ている。
     ライトに反射して、濡れているのが分かる。
    「あ、あ、あ、あ、あーん」
     クリトリスを尖らせ、ピンク色の粘膜を濡らせて、腰を震わせる。
     三人の目が見つめる中、仁美は初めての感覚に身を任せるしかなかった。
     我にかえった時、オニヒメの顔が近づいてきた。
     恥辱に打ちのめされ、仁美は泣き声を出すことも出来ない。
     快楽の余韻で、まだ下半身が火照り、ヒクヒクしている。
    「お漏らしして、裸にされて、いかされた。もうお嬢様には戻れないわ」
     オニヒメが仁美の頬を両手に包み、ささやく。
    「お前は、白瀬仁美から、愛玩犬のアイリスになるの。分かったら返事をしなさい」
    「あん」
     仁美は、犬としての返事を初めてした。

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▲[ 7479 ] / ▼[ 7560 ]
■7554 / 1階層)  飼われる 第七話
□投稿者/ 左眼 付き人(85回)-(2014/02/10(Mon) 18:00:29)
    第七話
     仁美の脚は開脚台の上で大きく開かれたままだ。
     犬にされた、と思い込まないと耐えられない恥ずかしさだった。
    「あん、あん」
     アヌスにオニヒメの指が当てられて、仁美は哀れな声を出した。
     人の言葉を話してはいけない。
     話せば、どんなひどい目に合うか分からない。
     なんとなく、ここでのルールが分かってきた。
     怖い、でも恥ずかしい。
     指が、奥深く挿入された。
    「あん、あん、あん」
     おぞましい感覚で、声が震える。
     指が直腸の中で、容赦なく動かされている間に片方の手で股間がまさぐられた。
    「あん、あん」
     泣き声をだし、腰を振って異様な感覚に耐えるしかなかった。
     下半身にまた、あの感覚が来そうになるのを感じ、仁美の泣き声が大きくなる。
    「あん、あん」ヤメテ、ユルシテ、カンジテシマウ
    「いいね、感度のいい程、クライアントは悦ぶわ」
     濡れだした、秘部を触りながらオニヒメがニヤリとした。
     アヌスとワギナを同時に責めている。
    「あん、あん」
     自分の意思とは反対に、感じてしまう躰。
     ハズカシイ、デモ 
     シャワーを当てられた時のあの恥ずかしい感覚。
     恥ずかしいけれど、甘美な悦び。
     今仁美は、求めていた。
     マタ、イキタイ
     仁美の反応を見ていた、オニヒメの手が突然離れる。
     快楽の波を期待していた、下半身が取り残され、思わず仁美が腰を前に突き出した。
    「いやらしい子ね。お、あ、ず、け」
    「あん、あん」
    「いかして、あげるのはご褒美の時だけ」
     冷たく言って、オニヒメが取り出したのは、細いカテーテルだった。
     先に電極が取り付けてある。
     二本の指で、尿道口の線が左右に開かれた。
     ピンク色の粘膜が覗く。
     カテーテルの先端が当てられ徐々に挿入される。
    「あーん、あーん」
     経験した事のない、気持ちの悪さだった。
     でも、耐えるしかない。
     先端が膀胱に達した時、仁美は冷や汗をかいていた。
     ひどい膀胱炎の時のような感覚。
     排尿したいのに、できない気持ちの悪さ。
    「これはね、お仕置きの道具なの」
     オニヒメが言って、カテーテルの電極を操作した。
    「ひいーつ」
     尿道に電気が流れ、仁美は声にならない悲鳴をあげた。
     衝撃の後、激しい痛みが敏感な尿道を貫く。
     正座をして、見ていたローズとリプリーも怯えた顔になっていた。
    「これが、一番弱い電流よ。強いのを流してあげようか?」
    「あん、あん、あん」
     涙を流しながら、首を振る仁美の顔は恐怖で凍りついている。
     恐ろしい、衝撃と痛み。
     気持ちの悪いカテーテル。
    「あん、あん」ハヤクヌイテ、コワイ、コワイ
    「明日の朝まで、そのままにしておくわ。素直に裸にならずに脚も開かなかった」
    「あん、あん」ユルシテ、ユルシテ、ヌイテクダサイ
    「それ以上鳴くと、もう一度電流を流すよ」
     恐怖と絶望で、仁美は黙って涙を流すしかなかった。
     最初の調教がようやく終わり、開脚台から降ろされたが、仁美は立つことも出来ず、倒れ込んだ。

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▲[ 7554 ] / ▼[ 7588 ]
■7560 / 2階層)  Re[2]: 飼われる 第七話
□投稿者/ のん 一般人(7回)-(2014/02/14(Fri) 16:05:48)
    好奇心と恐怖感で高揚します。
    今までと全く違うだけに毎回新鮮です!
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▲[ 7560 ] / 返信無し
■7588 / 3階層)  いつもありがとう
□投稿者/ 左眼 付き人(87回)-(2014/02/27(Thu) 17:55:14)
    更新が遅くなってしまいました。楽しんでもらえたら嬉しいです。
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▲[ 7479 ] / 返信無し
■7587 / 1階層)  飼われる 第八話
□投稿者/ 左眼 付き人(86回)-(2014/02/27(Thu) 17:54:05)
    第八話
     これは上物だ、オニヒメは珍しく興奮していた。
     美しいだけでなく、処女なのに感じやすい。
     初めての調教で、悦びの頂点を経験した。
     今まで性体験のなかった躰の変化が楽しみだ。
     清純なほど、羞恥心が強いほど、性の悦びに支配されやすい。
     麻薬を求めるように躰が悦びを求め始める。
     膀胱に留置したカテーテルも、次第に性感を刺激し始めるはずだ。
     不快なおぞましい感覚が、本人の意思とは無関係に、切ない刺激になる。
     でも、自分ではさせない。
     オナニーできないように、犬たちは調教中以外の時間は手錠をかけられる。
     悦びは、調教者と飼い主だけが与える事が出来る。
     「アイリス、今日の調教は終りだ」
     オニヒメの声で、あわてて立ちあがる。
     尿道の電気ショックの恐怖が強烈だった。
    「あん」コワイ、デンキハ、ヤメテ
     オニヒメが、尿道のカテーテルから電極の接続を離した。
     カテーテルはそのまま、膀胱の中で留置されている。
     剃毛された陰唇の間から細いカテーテルが幼児のペニスのように出ている。
    「よく似合っているわ」
     オニヒメの指示でリプリーが大きな鏡を仁美の前に置いた。
     全裸で、剃毛された陰部からカテーテルが出ている姿が、映る。
     長い黒髪、大きな瞳、透き通るような白い肌、紡錘形の乳房の先のピンク色の乳首。
     惨めな姿にされても、仁美は美しかった。
    「あん」ハズカシイ
     大きな瞳から、また涙があふれる。
    「メソメソしないで、早く服を着なさい」
    「あん」
     仁美には清潔な服と下着が用意されていた。
     ただ、下着は紙オムツだ。
     あわてて、オムツと服を身につける。
     服を着てから、手錠と首輪にまた繋がれた。
    「初日の調教が終わったわ。後はあなたに任せる」
     オニヒメが携帯で連絡して、すぐに調教室のドアが開いた。
     小柄な、白衣を着た若い女が入って来る。
     彫の深い整った顔をしているが、人工的で無表情だ。
     肌が、病的に白い。
    「どう?シロヒメ」
    「上物だわ、壊さないでね、オニヒメさん」
    「感度が良すぎるの。あなたも、あまり悪戯しないように」
    「了解」
     不気味な会話の後、首輪のリードがオニヒメからシロヒメに渡された。
     シロヒメにリードを引かれ、仁美は部屋を出る。
    「あなた達はこれからよ」
    「あん」「あん」
     オニヒメの声に応えるローズ達の声がして、調教室のドアが閉められた。

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▲[ 7479 ] / 返信無し
■7591 / 1階層)  飼われる 第九話
□投稿者/ 左眼 付き人(88回)-(2014/03/19(Wed) 20:10:56)
    第九話
     シロヒメが仁美を連れて行ったのは、管理室と書かれたオフィスだった。
     部屋に入るとすぐに、首輪をはずされ、ソファに座るよう指示される。
    「そんなに怖がらないで。ここではあなたに、痛い事はしないから」
     思いのほか、優しい口調だった。
    「あん」
    「それと、私の前ではヒトの言葉を使っていいの」
    「お、お願いです。ここの管をはずして下さい」
     泣き声で頼むと、気の毒そうな顔で首を振られた。
    「それはだめ。カテーテルと手錠は調教人の管理だから」
    「そんな」
     仁美は辛そうに、手錠のかかった両手を、下腹部に置いている。
    「気持ち悪いのね」
    「はい」
     シロヒメが、仁美の横に座り肩を抱いた。
     甘い香水の香りがして、仁美は身をかたくする。
     スカートの中に、手が入れられると、小さな悲鳴が出た
    「安心して。私のやり方はオニヒメさんとは違うから」
     オムツを膝まで下し、スカートがたくしあげられる。
     剃毛された性器が露出し、その上にシロヒメの手が置かれた。
     優しい、愛しむような愛撫だった。
    「今までセックスもオナニーもしたことがなかったのね」
    「はい、あ、あ」
    「我慢しなくていいの。私に任せなさい」
    「あ、あ、あ」
    「あなたのお世話をするのが私のお仕事。食べさせて、排せつさせて、いかせる」
     オニヒメのいたぶる様な責め方ではない。
     細い指が、仁美の性感を探り、優しい刺激を続けた。
    「もう、だめ、あ、あ」
     クリトリスと膣の入り口を何度も何度も指が擦る。
    「いきそうになったら、そう言うのが、たしなみよ」
    「いく、いく、いきます」
     剃毛された性器から、濡れた粘膜が覗き、ヒクヒク震えていた。
     下半身も何度か震え、いつの間にか、手錠をした手で、シロヒメにしがみついていた。
    「いい子ね」
     シロヒメが唇を吸い舌が入れられた。
     仁美は、抵抗することなくキスを受け入れていた。
    「ここでは、私があなたのママ、あなたは赤ちゃん、淫らな赤ちゃん」
    「はい」
     仁美が、嬉しそうに返事をした。

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▲[ 7479 ] / ▼[ 7594 ]
■7593 / 1階層)  飼われる 第十話
□投稿者/ 左眼 付き人(89回)-(2014/03/29(Sat) 11:56:17)
    第十話
     こうして仁美の犬としての生活が始まった。
     オニヒメに調教された後、シロヒメに飼育される毎日。
     調教中は首輪を、飼育中は手錠をつけられたまま過ごさなければならない。
     朝、目が覚めるとまず、オムツの点検が始まる。
    「お願いします」
     リプリーとローズが順番に、シロヒメの前に仰向けになる。
     仁美の順番がきた。
     挨拶をして、仰向けになる。
     シロヒメがスカートをたくし上げ、オムツを脱がせる。
     剃毛され、尿道にカテーテルを挿入されている下半身が露わになった。
     毎朝の事なのに恥ずかしさで顔が赤くなる。
     オムツの排泄物を点検される恥ずかしさに、慣れる事もできない。
     トイレは使わせてもらえないし、調教中に失禁すると、オニヒメにお仕置きされる。
     犬たちは、飼育中にオムツの中で排せつしなければならない。
    「あら、今日もおしっこだけね」
    「でも、大丈夫です、明日は出します」
    「便秘はお肌に悪いから。新入りの子はほとんどが便秘になっちゃうのよね」
     オムツに排便して、それを見られるのが恥ずかしかった。
     でも、それより恥ずかしい事がある。
     嫌な予感がして、不安が高まった。
     シロヒメは大きなガラスの浣腸器を用意し始めた。
     白濁した薬で満たすと、ローズ達がビニールシートとバケツ、大きな鏡台を持ってきた。
    「お願いです。明日までに必ず出します」
     シロヒメは首を振る。
    「いい子だから、四つん這いになりなさい。お尻をつきだしてね」
     優しい声だが逆らえない。
    「そうそう、脚も開いてお尻の穴がよく見える格好でいてね」
    「ああ、恥ずかしい」
     白くて華奢な、臀部と形のいい脚。それが開かれ陰部の粘膜が露わになる。
     シロヒメとローズ達の視線を感じるが脚を閉じる事は許されない。
     そして、短期間の調教で自分の躰が変わっているのに気づいてしまう。
     恥ずかしい格好で、さらに恥ずかしい事をされるのに、性器の部分が疼き始めていた。
     美しく清純な処女が、お尻をつきだし、性器を濡らしている。
    「いい子ね、お尻の力をゆるめなさい」
    「ああ、ああ」
     浣腸器の冷たいガラスの先端が肛門に入れられる感触で声が震える。
    「うう、ああ」
     薬液が容赦なく注入され、仁美は悲劇の予感におののいた。
    「おトイレに、お願いですからおトイレに」
     シロヒメは、首をふりスカートを脱がせ始める。
    「お洋服が汚れた嫌だから裸になりましょうね」
    便意が徐々に高まり、仁美が泣き出しそうな顔になっている。
    シロヒメが手際よく仁美の服を脱がせ全裸にした。
    「これで大丈夫、かわいい赤ちゃん、さあ立ちなさい」
     絶望的な状況で、前かがみのまま立ち上がり、腰を揺らし始める。
     美しい娘が全裸で便意に耐え悶えるのを、シロヒメだけでなくローズ達も目を輝かせて見ていた。
    「もうだめ、お願いです、見ないで」
     ビニールシートの上に置かれたバケツの上に座ろうとするのを、シロヒメが止めた
    「座ったらだめ。バケツをまたいで立ったままでしなさい」
    「そんな、ああ」
     便意は耐えがたく、限界にきていた。
     そして、シロヒメには逆らえない。
     仁美は脚を開いてバケツの上に立つ。
    「ああ、だめ、そんな」
     鏡に映る自分を見ながら、仁美は失禁した。
     便が、バケツに流れ落ちる音と、仁美の泣き声が続いた。

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▲[ 7593 ] / ▼[ 7602 ]
■7594 / 2階層)  Re[2]: 飼われる 第十話
□投稿者/ のん 一般人(1回)-(2014/04/04(Fri) 20:35:37)
    久しぶりに読むことが出来ました。
    ちょっぴり甘くて切ない気分になるのが気持ち良いです。
    残酷な責めも甘い責めも、どちらも捨てがたいなぁと思うのは、
    リアルな立場に身を置いていない贅沢でしょうか・・・
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▲[ 7594 ] / 返信無し
■7602 / 3階層)  いつもありがとう
□投稿者/ 左眼 付き人(91回)-(2014/04/16(Wed) 17:48:24)
    マンネリになって反省しています。少し違う展開を考えます。楽しんでもらえれば嬉しいです。
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▲[ 7479 ] / 返信無し
■7601 / 1階層)  飼われる 第十一話
□投稿者/ 左眼 付き人(90回)-(2014/04/16(Wed) 17:46:41)
    第十一話
    「いつまでも泣かないで、きれいにしましょうね」
     シャワー室に連れて行き、シロヒメが仁美の汚れた下半身を洗い始めた。
     赤ん坊をあやすように、泡立てたスポンジで体を洗う。
     手錠をつけられたまま、仁美はシロヒメに身を任せるしかない。
     シャワーで流された、便の臭いはすでに消えている。
     替わって、柑橘系のボディシャンプーの香りがしていた。
    「あーん、あーん、あ、あ」
     シロヒメの手が股間を探ると、仁美が喘ぎ声を出し始めた。
     人前で、立ったまま便失禁を強要されたショックで、仁美の羞恥心がマヒしている。
     はばかることなく、腰を振り悦びの声をあげている。
    「気持ち良くなったとき、なんていうのかな?」
     敏感になっている、仁美の性器を刺激しながら、シロヒメがささやく。
    「いくう、いくう、いきます、あ、あ、ああ」
     下半身を痙攣させて、仁美が果てる。
     その肢体を、ローズとリプリーがじっと見つめていた。
     拉致された時よりも、さらに美しく、艶めかしくなっている。
     性感が開発され、今まで知らなかった悦びに支配されるようになった。
     いやらしい事、恥ずかしい事と考えてきた性の快楽が、麻薬の様に仁美の躰を虜にしていた。
    「もっと、もっと、してください、あ、あ」
     ラビアの奥から愛液が滲みだし、クリトリスはピンク色に充血している。
    「これから先はおあずけよ。さあ調教の時間が近づいてきたわ。準備をしなさい」
    「はい」
     切ない顔をして、仁美が頷いた。
    「調教室に行く時間だわ、みんな支度なさい」
     いつもの様に、手錠が外され、水着を身につける。
     首輪がつけられ、犬になった3人の娘は、リードを引かれ調教室まで連れて行かれた。
     調教室の前で、リードがシロヒメからオニヒメに渡される。
     調教室のドアが開くと、若い女性達の泣き声が聞こえてきた。


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▲[ 7479 ] / ▼[ 7604 ]
■7603 / 1階層)  飼われる 第十二話
□投稿者/ 左眼 付き人(92回)-(2014/04/24(Thu) 17:15:02)
    第十二話
     調教室のベッドの上には首輪に繋がれた二人の女がいた。
     1人は、彫の深い顔立ちの30歳ぐらいの美人で、スーツ姿だ。
     もう一人は、長い髪をポニーテールにしている、美少女でまだ10代に見える。
     ミニスカートから出た、形のいい脚を閉じて、目に涙を浮かべている。
     二人は手をつないで、寄り添っていた。
     開いたドアから、入って来る犬達を見て、表情が固まる。
     首輪をつけられた水着姿の3人の娘が、ドアの前で正座した。
     リードを外して、オニヒメがベッドに近づく。
    「助けて、ひどい事しないで」
    「帰して、これをはずして、誰にも言わないから」
     二人の泣き声を無視して、オニヒメがリプリーを呼ぶ。
    「あん」
    「今日は、狩りの練習よ。この二人は恋人同士らしい。恋人の前で片方を犯しなさい」
    「あん、あん」
    「上手に脱がせて、いい声でいかせるとポイントが高くなる」
    「あん」
    「膣に挿入するだけではダメ。嫌がっているのを、いかせた時が勝ちだからね」
    「あん、あん」
    「アイリスとローズは片方の女がいってから、もう片方をいかせなさい」
    「あん」「あん」
     仁美もローズと一緒に返事をする。
    「何を言っているの?どういう事ですか?」
     スーツの女の叫び声に、オニヒメが振り返った。
    「あなた達にチャンスをあげるわ。この子があなたをレイプしようとする」
    「えっ?」
    「首輪を離してあげるから逃げなさい、抵抗しなさい」
    「いったい?」
    「恋人の前で、裸にされて、いかされるの」
    「いやあ、助けて」
    「30分逃げ切れば、あなたも、あなたの恋人も無事に帰してあげる」
    「えっ?」
    「あなたがいったら、その後であなたの恋人もレイプされる」
    「いやだ、助けて、あの子まだ18なの、手を出さないで」
    「じゃあ、必死で逃げるのね」
     スーツ姿の女とリプリーの首輪が外された。
    「よし、始め」
     オニヒメがストップウオッチを取り出し合図を出すと、女が逃げリプリーがそれを追い始めた。

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▲[ 7603 ] / ▼[ 7606 ]
■7604 / 2階層)  Re[2]: 飼われる 第十二話
□投稿者/ のん 一般人(2回)-(2014/04/25(Fri) 11:08:01)
    今回のお話は前回とは全く違っていて、マンネリ感なんて感じないです。
    小説は作者の想像の世界なので、自分の思い描くものと少し重なっているだけで共感を覚えます。
    続き、楽しみにしています♪

[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7604 ] / 返信無し
■7606 / 3階層)  感謝
□投稿者/ 左眼 付き人(94回)-(2014/05/02(Fri) 11:16:34)
    優しいコメントありがとうございます。のんさんのゴールデンウイークに素敵な事がありますように。
[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7479 ] / ▼[ 7612 ]
■7605 / 1階層)  飼われる 第十三話
□投稿者/ 左眼 付き人(93回)-(2014/05/02(Fri) 11:14:35)
    第十三話
     昨夜は先生との初めての夜を迎えるはずだった。
     ずっと憧れていた先生。
     先生も私の気持ちを分かってくれていた。
     でも名門高校のスキャンダルを心配する先生は慎重だった。
    「卒業してから、おつきあいしましょう」
     そう言って、周りを気にしながらキスされたのは、誰もいない音楽室だった。
     卒業して、初めてのデート。
     キス以上の事を、期待して出かけた。
     待ち合わせは、シティホテルのロビーだった。
     スーツ姿の先生が私を見つけて、手を振ってくれた。
     きれいで、ハンサムな先生。
     最上階のレストランで、フレンチのコースを予約してくれていた。
    「大人の女になるのだから」
     と勧めてくれた、赤ワイン。
     幸せでとろけてしまいそうだった。
     チェックインして、部屋に向かうエレベータの中で先生は私を抱き寄せた。
     キスをしようとした時、エレベータが止まり、ドアが開いた。
     あわてて、体を離したが、乗り込んで来た人達に見られたと感じ、顔が赤くなる。
     恥ずかしさでうつむいた時、首にチクリとする痛みを感じた。
     そこで、気を失ったようだ。
     気が付いたのは、ベッドの上で首輪をつけられていた。
     隣では先生が同じように、首輪に繋がれて、心配そうに私を見つめていた。
    「私達何をされるの」
     いろいろな事が想像されて、不安と恐怖から二人で震えた。
     長い時間が経ち、泣き出した私を慰める先生の声も涙声になっていた。
     ドアの開く音がして作業服姿の女が、リードを手に部屋に入って来た。
     その後ろで、水着姿の若い女性が3人いた。
     驚いたことに、3人とも首輪をつけられ、リードで繋がれていた。
     水着姿の女の子達はドアの近くで、正座し、作業服の女が近づいてくる。
     女の話は、信じられない恐ろしい話だった。
    「狩り」をされる。
     水着姿の女性の一人が、みんなの前で先生をレイプしようとする。
     30分間逃げとおせれば、何もせずに解放される。
     逃げ切れずに、レイプされて、感じたら、私もレイプされる。
     そんな、信じられない。
     なんで、こんな目に合うの。
     私も先生も、自分たちの運命が信じられなかった。
     リプリーと呼ばれた水着姿の女性が首輪を外され、近づいてきた。
     ハーフだろうか、彫の深い顔と抜群のプロポーションをしている。
     先生の首輪も外され、作業服の女の前に立たされた。
     作業服の女が黒い鞭とストップウオッチを持って二人の間に立つ。
     リプリーはプロポーションがいいだけでなく、肩の筋肉が盛り上がり、腹筋が割れている。
     でも、先生もきれいなだけの女性ではない。
     空手の有段者で、凛々しい黒帯姿は女子の生徒達の憧れだった。
     闘って、逃げ切って、私を守ってください。
     私は、祈るしかない。
     先生の犯されるところを、見たくない。
     作業服の女が、ストップウオッチを見て、鞭を床に振り下ろした。
    「よし、始め」
     先生が、逃げ、リプリーがそれを追い始める。

[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7605 ] / ▼[ 7614 ]
■7612 / 2階層)  Re[2]: 飼われる 第十三話
□投稿者/ のん 一般人(3回)-(2014/05/12(Mon) 15:56:17)
    今回は視点が変わって新鮮で面白いです。
    同じ描写でもそれぞれの登場人物の目を通してみると、
    まるで違った感覚で捉えられて、感情移入しやすいです。
[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7612 ] / 返信無し
■7614 / 3階層)  ありがとう
□投稿者/ 左眼 付き人(96回)-(2014/05/16(Fri) 14:32:03)
    丁寧な感想いつもありがとうございます。楽しんでもらえれば嬉しいです。
[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7479 ] / ▼[ 7618 ]
■7613 / 1階層)  飼われる 第十四話
□投稿者/ 左眼 付き人(95回)-(2014/05/16(Fri) 14:29:46)
    第十四話
     仁美はローズと並んで、リプリーの狩りを見つめていた。
     さらわれてきた二人は、高校の教師と教え子の卒業生らしい。
     スーツ姿の教師が、リプリーに追われ、壁際に追い詰められた。
     首輪をつけられたままの、卒業生が心配そうに見つめる。
     ミニスカートがよく似合う、まだ少女の面影を残す、可愛い娘だ。
     教師の方も、ショートヘアの美人で、空手の構えをとった。
     精悍な構えから、突きや蹴りの技を続けて繰り出す。
     しかし、リプリーには通じない。
     巧みにかわして、追い詰めていく。
     教師の脚が高く上がり、リプリーの顔面を狙ってきたが簡単に受け止められた。
     そのまま脚を取られて、床に倒される。
     スカートがたくし上がり、形のいい脚が露わになった。
     あわてて起き上がろうとする、瞬間にリプリーはスーツを脱がせた。
     それ以上は攻撃せずに、相手が、構えをとるまで待った。
     その後も、教師の精一杯の技を簡単に受けては、床に倒す。
     仁美はリプリーが手加減しているのが分かった。
     柔道の投げで床に叩きつければ、失神し一瞬で勝負がついてしまう。
     わざと優しく床に転がして、一枚一枚服を脱がせていくのだ。
     ブラウスが脱がされ、ストッキングが脱がされる。
     教師は、汗まみれになり、荒い呼吸をしながらも立ちあがった。
     美しい顔に、絶望と恐怖が張り付いている。
     逃げ出そうとしたが、リプリーが脚を掛けまた床に倒された。
     今度は、ブラジャーが剥ぎ取られた。
     白い胸が露わになり、両手であわてて覆う。
    「いやあ、やめて」
     悲鳴を上げたのは、教え子の方だ。
     涙を流して、憧れていた先生が裸にされているのを見るしかない。
     仁美は自分の下半身が疼きだしているのに気付いた。
     性器が濡れ、水着の股間が透けてきている。
     気の毒な二人のはずなのに、自分と同じ、さらわれてきた被害者なのに。
     今までの調教で、犬になってしまい、この状況に性的興奮を感じてしまっている。
     隣の、ローズも興奮しているのが分かった。
     大きな胸の乳首が尖り、水着が濡れ、性器が透けて見えている。
     濃厚なメスの臭いがした。
     でも、この臭いはローズだけではなく、自分も出している臭いだ。
    「あん」「あん」仁美とローズは同時に吠えた。
     両腕を胸に交差させたまま、動けなくなった教師の両足首を、リプリーが掴んだのだ。
     怪力で持ち上げ、逆さ吊りになる。
     黒いレースのショーツと白い脚がむきだしになった。
     スカートが、剥ぎ取られ、ショーツ一枚の姿で逆さ吊りの状態になる。
     惨めさと、恥ずかしさで、教師は泣き始めた。
    「助けて、許して」
     それを見ている教え子の泣き声も大きくなる。
     リプリーは教師を逆さ吊りにしたまま、オニヒメの前にきた。
    「あん」獲物を運び、得意げに吠える。

[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7613 ] / ▼[ 7622 ]
■7618 / 2階層)  Re[2]: 飼われる 第十四話
□投稿者/ のん 一般人(4回)-(2014/05/20(Tue) 14:23:29)
    残酷な時間が穏やかに流れていく感じが好きです。
[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7618 ] / 返信無し
■7622 / 3階層)  遅くなりました
□投稿者/ 左眼 付き人(98回)-(2014/05/30(Fri) 16:57:55)
    いつも感想ありがとうございます。ゆっくりと更新していくつもりです。おつきあい続けてもらえれば嬉しいです。
[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7479 ] / ▼[ 7623 ]
■7621 / 1階層)  飼われる 第十五話
□投稿者/ 左眼 付き人(97回)-(2014/05/30(Fri) 16:55:51)
    第十五話
     オニヒメが、教師のショーツに手をかけた。
    「いや、許して」
     ハサミが取り出され、ショーツが切断される。
    「ああっ」
     教え子も悲鳴をあげた。
     ショーツが落ち、オニヒメの顔の前で逆さ吊りの状態で全裸になる。
     30代だが、白く艶やかな肌と、引き締まった美しい躰をしている。
     余分な、ぜい肉はついていない、大人の女性の柔らかなライン。
     ショートヘアの似合う端正な顔とうなじが、羞恥でピンク色に染まっている。
     リプリーが、教師の足首を持ち上げたまま、左右に開いた。
    「いやあっ」「ああっ」
     二人の哀れな悲鳴が、響き、教師の秘部が露わになる。
     乳房を隠していた手で、股間を守ろうとするが、ローズが阻んだ。
     両手が、引き離され、乳房も性器も隠す事が出来ない。
     白い乳房は形がよく、乳首もきれいなピンク色だ。
     陰毛の中の、性器の割れ目が開かれ、赤い粘膜が見える。
     上品で美しい躰のなかでそこだけ、グロテスクで淫靡だ。
    「あん、あん」
     美しい獲物の性器を見て、嬉しそうにリプリーが吠えた。
    「ベッドの上に下せ」
    「あん」
     教師をベッドの上に下し、リプリーは次の指示を待った。
    「やれ」とオニヒメが指示すれば、この美しい教師を凌辱できる。
    「これを見ろ」
     期待と違うオニヒメの冷たい声に、リプリーがベッドの上の教師を見た。
     うつ伏せで横になった、背中や尻に、打ち身の痣が何か所も出来ていた。
     手加減して、倒していたのに、獲物に傷をつけてしまったのだ。
     リプリーは真っ青になり、オニヒメの前に正座した。
    「あん、あん」
     許しを請うように、哀れな声を出したが、オニヒメは横に首を振る。
    「獲物の肌を傷つけるなと、何度も教えているだろう」
    「あん」
    「躰にもう一度教えてやる。用意をしろ」
    「あん」
     恐怖でリプリーの声が震えていた。
     犬達は、全裸でお仕置きの姿勢になるように躾けられている。
     あわてて、水着を脱いだリプリーが床に両手をつき、脚を大きく拡げた。
     剃毛された、股間から、濡れた性器の粘膜がのぞく。
     狩りで、興奮していたのだ。
     オニヒメの電気鞭が、リプリーの股間に当てられた。
    「あおおん、あああっ」
     リプリーが苦痛の悲鳴を上げ、仁美やローズ、教師と教え子も凍りつく。
     オニヒメの電気鞭は、肌を出来るだけ傷つけないように、苦痛を出来るだけ与える様に工夫されていた。
     体の敏感なところに正確に当てられた鞭は痛みだけでなく、電気ショックの苦痛も与える。
    「ああっーああっーああー」
     哀れな絶叫の後、リプリーは意識を失い倒れ込んだ。
     身体が、何度か痙攣したように震え、床に失禁した尿が広がった。
     残酷な体罰に、仁美もローズも恐怖で青ざめる。
     次は自分がされるかもしれない。
     浚われてきた、教師と教え子はそれ以上に怯え震えていた。

[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7621 ] / ▼[ 7626 ]
■7623 / 2階層)  Re[2]: 飼われる 第十五話
□投稿者/ のん 一般人(5回)-(2014/05/30(Fri) 17:11:01)
    待ちかねていました。
    うっかり一気に読んでしまいましたが、次回まで改めてゆっくり味わおうと思います。
    蒸し暑い日が続きますから、ご自愛下さい。
[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7623 ] / 返信無し
■7626 / 3階層)  ありがとう
□投稿者/ 左眼 軍団(100回)-(2014/06/13(Fri) 11:41:52)
    いつも本当にありがとうございます。楽しんでいただければ嬉しいです。のんさんも体調崩されないよう、梅雨と夏をお過ごしください。
[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7479 ] / ▼[ 7628 ]
■7625 / 1階層)  飼われる 第十六話
□投稿者/ 左眼 付き人(99回)-(2014/06/13(Fri) 11:38:16)
    第十六話
     詩織は恐ろしさで泣き声をあげることも出来ない。
     先生を裸にして、逆さに吊り上げていた、女の人が床に倒れている。
     作業服姿の女性が、鞭を股の間に当てた瞬間に凄まじい悲鳴があがった。
     プロレスラーの様に逞しい体が、跳ね上がり床に転がった。
     意識を失い、痙攣して、おもらしをしている。
     服を全部脱がされた先生は、ベッドの上でうつ伏せになり震えていた。
     先生にこれ以上ひどい事はしないで、詩織の願いは冷たい声で遮られた。
    「ローズ、続きはお前がやれ」
    「あん」
     水着姿の若い女が、返事をした。
     詩織と同じ年代に見え、まだあどけない顔をしているが、目つきが鋭い。
     ためらう事無く、水着を脱ぎ始めた。
     見事なプロポーションだ。
     大きな乳房と、臍の下の薔薇の入れ墨も露わになる。
     股間には陰毛がなく、性器の割れ目からピンク色の粘膜が覗いている。
     詩織は目を逸らせようとしたが出来なかった。
     ローズの裸から、目を離すことができない。
     自分と同じ年頃の女の子なのに、自分と違い大きな乳房をしている。
    「やれ」「あん」
     オアズケを許された犬の様に、ローズが先生のいるベッドに駆け寄る。
     先生は、弄られる様に裸にされた後、電気鞭の恐ろしい光景を見た。
     すでに、抵抗する気力を失っている。
    「やめて」
     詩織が先生を助けようと、思わず叫んだ。
     首輪に繋がれていて、先生の所まではいけない。
     ローズが、振り返り詩織と目があった。
    「助けて、私の先生に触らないで」
     ローズは首を横に振り、冷たい微笑みを浮かべた。
     可愛い顔なのに、残忍な表情になる。
     ローズは先生の背中に抱きついた。
    「いや」
     小さな声を出すだけで先生は抵抗しようとしない。
     大きな、ローズの乳房が先生の白い肌に重なる。
    「いやだ、いやだ」
     先生が他の女の人と肌を重ねるなんて、詩織の悲痛な声があがった。
     ローズは先生の、閉じた太腿の間に片手をこじ入れながら、舌をうなじにあてる。
    「あっ、だめ、あっ」
     後ろから差し入れられた手と舌で、何をしているのか詩織にも分かった。
     先生の腰が、ローズの手から逃れようと動く姿が艶めかしい。
     先生は、歯をくいしばって、声を出すまいとしているようだ。
     ローズの手が、先生の股間で違う動きを始めた。
     先生の顔が紅潮し、ローズの腕が上下にゆっくりと動く。
    「あああん、ああ、ああ、」
     先生の泣き声が漏れ始めた。
     違う、泣き声ではない、あの声。
     ローズの指が先生の中に入り、先生は感じている。
     嫉妬しているのに自分の下半身も熱くなっているのに、詩織は気付いた。

[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7625 ] / ▼[ 7631 ]
■7628 / 2階層)  Re[2]: 飼われる 第十六話
□投稿者/ のん 一般人(6回)-(2014/06/17(Tue) 19:32:23)
    リアリティがあって、ついいつもより感情移入してしまいました。

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▲[ 7628 ] / 返信無し
■7631 / 3階層)  遅くなりました
□投稿者/ 左眼 軍団(102回)-(2014/07/02(Wed) 22:09:41)
    いつもありがとう、でも少しスランプかもしれません。楽しんでいただければ嬉しいのですが。
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▲[ 7479 ] / ▼[ 7632 ]
■7630 / 1階層)  飼われる 第十七話
□投稿者/ 左眼 軍団(101回)-(2014/07/02(Wed) 22:07:58)
    第十七話
     泣き声の様な先生の喘ぎ声が大きくなってきた。
     ローズの手が先生の股間を前後するたびに、くちゅくちゅと濡れた粘膜の音がする。
     先生は感じている、私の目の前で、胸の大きな女の子に指を入れられて。
     詩織は、悲しいはずなのに、先生とローズの裸体から目を離すことができない。
     ローズが先生の腰をかかえて、仰向きに倒した。
     両脚の間に、膝を立て、陰部に顔をつけた。
     指は、その間も動いていて、くちゅくちゅと淫靡な音をだしている。
     先生は脚を開いたまま、抵抗しようとしない。
     上品で美しい顔を紅潮させ、喘ぎ声を出すだけだ。
     ローズは指を入れたまま、舌で性器を刺激し始める。
     ローズの腰が上がり、股の間から陰毛のない性器が覗いた。
     奥の赤い粘膜が濡れて、陰唇から涎の様な愛液が出ているのが見える。
    「ひいー、ひー、やだ、やだ、あーん」
     ローズが舌を使い始めてから先生の喘ぎ声がさらに大きく、かん高くなってきた。
     気品の高い高校教師が自分で腰を揺すり始め、いやらしい声を出している。
     沙織には信じられない光景だった。
     そして、もうすぐに先生がオーガスムスを迎える事が分かった。
    「ああん、あーあー」
     先生が腰と両脚を痙攣したように揺らし始めた時、作業服の女が鞭の先を、ローズの背中に当てた。
    「まて」
     ローズの動きがぴたりと止まる。
     先生は、その後も自分で腰を揺らしていた。
    「はーはー」
     悦びの声が荒い息づかいに変わり、途方にくれた表情になっている。
    「いかして欲しければ、欲しいと言うのよ、可愛い恋人の前で」
    「あーん、いかして、やめないで、あーあー」
     私の前で、こんな事言うなんて、もう詩織の憧れていた先生の面影はない。
    「欲しい、欲しい、止めないで」
     ローズの性技に、完全に支配されている。
    「よし」
     作業服の指示で、ローズが最後の仕上げを始めた。
     長い指が、膣の敏感な粘膜を責め、同時に赤い唇がクリトリスを吸う。
    「ああん、いくいくいく、ひーっ」
     先生はローズの頭を抱き、下半身を痙攣させて、絶叫した。
     詩織は無意識のうちに、自分の下腹部を守ろうと手を添えていた。
     そして自分の躰にも変化が起きている事に気付いた。
     こんなショッキングな場面を見たのに、下腹部がうづき、濡れ始めていたのだ。

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▲[ 7630 ] / ▼[ 7636 ]
■7632 / 2階層)  Re[2]: 飼われる 第十七話
□投稿者/ のん 一般人(7回)-(2014/07/08(Tue) 16:01:39)
    その場の光景と登場人物の心の動きが細微にわたって描かれていて、とても良かったです。
    一語一語が乾いた心に染み入って来て、じんわりと温かくなる感じです。

    毎回更新を楽しみにしていますが、購読料が発生していないものですから気長に待てます。
    スランプなどとおっしゃらずに、どうぞお気の向くままお書きになって下さい。
    読者に合わせる必要もなく、読者が作者の描く世界に引き込まれていくのです。


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▲[ 7632 ] / 返信無し
■7636 / 3階層)  ありがとう
□投稿者/ 左眼 軍団(104回)-(2014/07/24(Thu) 17:32:26)
    親切なコメントで嬉しくなりました。ゆっくりと更新していきます。次は仁美と詩織の話にします。
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▲[ 7479 ] / 返信無し
■7635 / 1階層)  飼われる 第十八話
□投稿者/ 左眼 軍団(103回)-(2014/07/24(Thu) 17:29:45)
    第十八話
    「あーん」
     悦びの波にのまれた女教師は、甘えた声を出して、また腰を震わせた。
     ローズが指を、抜いたのが刺激になったのだろう。
     愛液に濡れた、自分の指を口に入れ、ローズがオニヒメを見る。
    「よし、褒美だ、入れてやる」
    「あん、あん」
     女教師から離れたローズが、オニヒメの前に座り大きく膝を開いた。
     下腹部の薔薇のタトゥーの下には陰毛がない。
     開いた陰唇から、赤く濡れた粘膜がはみ出ていた。
     可愛い顔と大きな胸、薔薇の入れ墨、濡れた性器がアンバランスで淫靡だ。
    「相変わらず、下品な子ね」
    「あん」
     オニヒメが電動の大きな性具を取り出した。
    「あん、あん」
     オニヒメが慣れた手つきで挿入していく。
     大きな性具を呑み込んだ、ワギナを見て仁美は顔を赤らめた。
     アンナ、オオキイノガ、ハイルンダ
     処女の仁美は、ワギナの調教は受けていない。
     詩織も、放心してローズの陰部を見つめている。
     振動音を出し始めた性具を、オニヒメが動かしては止める。
    「あん、あん、あ、あ、あ、あん」
     ローズが切なそうに腰を上下させるが、すぐにはいかせてもらえない。
    「まだだよ、待て」
    「あん、あん、あ、あ、あ」
     いくのを、我慢しているローズの表情を見て、性具を再び動かし始める。
    「あん、あーん、ああーん」
    「よし」
     オニヒメの許可の指示を聞いて、ローズが太腿を擦り合わせ、腰をのけ反らせた。
    「ああーん、ああーああ、あん、あん」
     悦びの叫びとともに、ローズが果てた。
     仁美と詩織が、顔を赤くしてそれを見つめていた。

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▲[ 7479 ] / 返信無し
■7638 / 1階層)  飼われる 第十九話
□投稿者/ 左眼 軍団(105回)-(2014/08/13(Wed) 21:15:26)
    「この娘はお前が狩るのよ」
    「あん」
     オニヒメの命令に返事をした、女を詩織は見つめた。
     綺麗な人。
     水着姿の3人は全員美女だ。
     でも、その中でもこの女性は際立って美しい。
     大きな瞳が印象的な、優しい顔。
     きれいな肌、肢体のラインが優美で、形のいい胸が眩しい。
     この人に犯されるの?
     裸にされて、恥ずかしい事をされるなんて、絶対いや。
     でも、詩織は動けなかった。
     先生のショッキングな痴態を見て、躰の奥が熱くなっている。
     怖くて、恥ずかしい。でもこの人となら?
     詩織と目を合わせた、仁美が近づいてきた。
     大きな瞳で見つめられて、詩織は動けない。
    「助けて」
     声が震え、顔が赤くなる。
    「あん」
     仁美が、詩織のブラウスのボタンを外し始めた。
    「いや、やめて」
     小さな声を出すのがやっとで抵抗できない。
     間近でみる、仁美の美しさに圧倒されていた。
     白い水着から、乳首と股間の割れ目が透けて見えるのに気づいて、詩織は首筋まで赤くなる。
     ブラウスを脱がされて、詩織は我に返る。 
     片手で胸を庇い、片手で仁美を突き飛ばそうとした。
     でも、力が入らない。
     突き飛ばすつもりの手が、乳房にあたり止まってしまう。
     仁美はそのまま、詩織を抱き寄せる。
    「だめ、だめ」
     そのまま、唇を重ねる。
     硬く閉じた、詩織の唇に、仁美の舌がゆっくりと侵入する。
     キスをしながら、背中のホックが外され、ブラジャーが脱がされた。
    「ああ、だめ、見ないで」
     詩織の乳房が露わになった。
     誰にも見せたくない小さな乳房。
     わずかしか盛り上がっていない白い乳房とピンク色の乳首。
     仁美の手のひらがそれを覆い、揉み始めた。
    「いや、いや」
     抵抗は形だけで、詩織はされるがままだ。

[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7479 ] / ▼[ 7648 ]
■7644 / 1階層)  飼われる 最終話
□投稿者/ 左眼 軍団(106回)-(2014/09/06(Sat) 12:05:42)
    最終話
     美しい二人の娘の舌が絡まる音と、泣き声の様な喘ぎ声が続いた。
     仁美は詩織の乳首を口に含み、手をスカートの中に入れる。
     下着がずらされ、スカートのホックが外されても抵抗できない。
     「だめ、ああん、ああ」
     きゃしゃで胸も小さいが、肌は透き通るように白い。
     全裸に剥かれた詩織は、魅せられた様に仁美に身を委ねていた。
     仁美の水着は愛液と汗で濡れ、尖った乳首と無毛の性器が透けてみえる。
     美しいだけでなく、淫靡で妖艶なオーラを出しているようだ。
     オニヒメの正面で、仁美は詩織を自分の膝にのせた。
     後ろから詩織の両膝をかかえ、脚を大きく開いた。
    「ああ、あん、ああ恥ずかしい」
     顔を真っ赤にしてうつむくが、抵抗しようとはしない。
     薄い陰毛の中で花びらが割れ、ピンクの襞まで露わになっている。
     オニヒメが指を花の中に入れる。
    「ひいい、ああ、ああん」
    「濡れているわ」
    「ああん、ああ」
     詩織が膝の上で出したのは泣き声ではなく、悦びの声だった。
     リプリーのような腕力はない。
     ローズのように性技も知らない。
     調教で身につけた性の悦びが、美しさで獲物を支配する事を教えた。
     仁美の最初の狩りはオニヒメを満足させた。
    「よくやった、褒美をやろう」
     詩織の愛液と血のついた指をなめながらオニヒメが言う。
    「あん」
     嬉しそうに仁美が答え、詩織を抱きしめ後ろからキスをした。
     完


完結!
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▲[ 7644 ] / ▼[ 7649 ]
■7648 / 2階層)  Re[2]: 飼われる 最終話
□投稿者/ yuka 一般人(1回)-(2014/10/02(Thu) 22:52:08)
    とっても面白かったです。
    すごく興奮しました。
    また、ぜひ書いてくださいねm(_ _)m
完結!
[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 7648 ] / 返信無し
■7649 / 3階層)  ありがとう
□投稿者/ 左眼 軍団(107回)-(2014/10/04(Sat) 12:24:49)
    感想ありがとうございます。とても嬉しい。また始めますのでよろしくお願いします。ゆっくりですが。
[ 親 7479 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/


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