□投稿者/ 仙樹 一般人(2回)-(2004/07/08(Thu) 22:18:33)
| しほりはニッって笑って、左手にビニールバックを持ち、右手で私の腕を引いた。
「ね、次の授業プールだよ!じゅんちゃん一緒に行こ」 「うん!」
プールこんな都合の良い行事はない!危険な思考ばかりが頭のなかを駆け巡っていた。
もう私は我慢できないよ… …しほり…
授業が終りに近付き、先生が自由時間を作ってくれた。 私はプールから出て、しほりを呼んだ。 「ねーしほり!トイレいかない?」 「いいよ!じゃぁ更衣室で待ってる」 トイレの前で立ち止まるしほりの腕を引っ張って 「このトイレさ、虫とかいそうじゃん…怖いからついてきてよ」 グイグイ引っ張るとしほりは苦笑して付いてきてくれた。 私が何を考えてるかも知らずに…でも正直不安なんだ… それでもしほりをもっと側で感じたい…キスだって、もっともっと深い事したい… だって好きなんだもん… こう思うのが普通でしょ?
「じゅんちゃん?」 私はトイレの壁にそっとしほりを追い詰め、 「目…つむって」
少し不安げな顔をしていたしほりだが、素直に従い目を閉じた。
好き…大好き…しほりが好き…
私はそっとしほりの耳元で囁き、そしてゆっくりと唇を近づけた…
その時…
(携帯)
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