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■1346 / 親記事)  メイド主人
  
□投稿者/ 乱 付き人(79回)-(2005/01/07(Fri) 09:53:06)
    「チリリン…」
    品の良い呼び鈴の音に、隣の部屋で待機していたメイドのサツキが反応する。
    「お呼びですか?お嬢様。」
    「サツキ…お…お願い…もう…」
    「そんなお行儀の悪い格好で…奥様がご覧になったら卒倒されますよ。」
    「お…お願いっ!」
    「…分かりました。」
    高価そうな椅子に行儀の悪い格好で腰を掛けているお嬢様、マユへ近づく。
    ネグリジェを捲くり上げ、両足を肘掛けに掛けガーターとガーターベルトだけを
    身につけた下半身を曝け出し、息を荒げているマユ。
    ガーターベルトにはコントローラーが収められ、そこから延びるコードは蜜壷へと繋がっている。
    その蜜壷からはヌラヌラと光る蜜が溢れ、椅子の上に染みを作るまでに至っていた。
    「またこんなに汚してしまって…。少しお仕置きをしなくてはなりませんね。」

    (携帯)
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■1347 / ResNo.1)  メイド主人 -2-
□投稿者/ 乱 付き人(80回)-(2005/01/07(Fri) 09:55:11)
    サツキが、この近藤家に仕えるようになったのは2年前のこと。
    特に学びたいこともなく、かといってやりたい仕事もなく。
    気が付けば、何も決まらないまま高校を卒業してしまった。
    働かずにはいられず、フリーターとなり職を転々しながら8年が経ってしまい
    待っていたのは
    「サツキはまだ嫁の貰い手がないの?本家のおばさんが世話してくれるって言ってるけど、どう?」
    お見合いの話しばかり。
    女性しか愛せない自分に結婚の話しは聞くに耐えないものがあった。

    そんなある日、ふと目に留まった求人広告。
    「メイド募集…住み込み?」
    この家から出られる、その思いだけで近藤家の門を叩いていた。
    こんなご時世でも、あるところにはあるものなのだなと思わされる家の造り、装飾、調度品の数々。
    だからなのだろう。すっかり衰退してしまったメイドを募集できるのは。
    24時間、主に仕えるメイドにはそれなりの賃金を支払わなくてはならない。
    自給で雇えるお手伝いさんやヘルパーではなく、あえてメイドを募集しているのだ。
    給料はしっかりいただけること間違いないだろう。
    この家の一室に住めるだけでも、この仕事に就く価値はありそうだ。

    それに

    「初めまして。マユです。」

    自分より10歳年下のマユ。
    近藤家の一人娘。

    愛くるしい笑顔は16歳とは思えぬ程、幼く
    毛先に緩いカールが掛った栗色の髪は何処か艶やかで
    透き通る白い肌と品のある柔らかな声。

    一目惚れだった。
    10歳も年下の娘に一目で落ちてしまった。

    サツキはその日の内に引越しを終えていた。
    引越しと言っても、家財道具などは全て近藤家で準備されてあって
    持って来た物と言えば、少量の着替えぐらいだったが。
    仕事は楽しくて堪らなかった。
    サツキの仕事はマユの世話係だったからだ。
    勿論、サツキの主はマユではない。
    契約を交わしたマユの母親、亜希子だ。
    その主、亜希子から与えられたサツキの仕事がマユの世話係だった。
    マユの住むこの家にいられるだけで良かったのに
    朝から晩まで、マユの傍にいられる事になった。
    この上ない幸せだった。
    ただ…

    (携帯)
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■1348 / ResNo.2)  メイド主人 -3-
□投稿者/ 乱 付き人(81回)-(2005/01/07(Fri) 10:01:05)
    2005/01/07(Fri) 10:09:49 編集(投稿者)

    傍にいればいるほど、押さえられない感情が暴れ出す事があった。
    特に、同じベッドで寝たりする時は
    「このまま抱きしめて…」
    何度そう思ったかわからなかった。
    それでも、ぐっと我慢してベッドに潜りこんでいた。
    そんな事をしたら、この家にいられなくなる。
    そう思っていたから。
    そんなある晩。
    今までは、週に1回くらいだったのにマユが
    3日続けて一緒に寝ようと言ってきたのだ。
    流石に3日目になるとサツキもきつくなる。
    自分の感情がコントロール出来なくなりそうだったから。
    サツキはマユにやんわりと断りを入れた。
    「お嬢様。申し訳ありませんが、今晩はご一緒できそうにありません。」
    「何で?」
    寂しそうに見上げる瞳に胸が痛む。
    「え…少し風邪をひいたらしく、染してしまってはいけませんので。」
    「嘘。さっき一緒にお風呂入ったのに。」
    その場繕いの言い訳が墓穴を掘る。
    「あ…あの時は気付かなかったのですが、少し喉に痛みがありまして…」
    「嘘!サツキはマユが嫌いなんでしょ!だからそんな嘘吐くんだ!」
    見上げた瞳に涙が溜まり始める。
    「ちっ、違います!私がお嬢様を嫌うだなんて…」
    「じゃぁ、サツキはマユのこと好き?」
    「え!?そ…それは…」
    「ほら。答えられない。やっぱり嫌いなんだ…」
    「そ…そんなことありません。」
    「なら…好き?」
    言ってしまって良いのだろうか。
    ここで言ってしまって、自分の感情はコントロール出来るだろうか。
    サツキはそんな事を考え、口を開くことができないでいると
    「マユは好き。サツキが…サツキが好きなの…」
    そう言って瞬きをした途端、溜まっていた涙が溢れだした。
    「お嬢様…」
    「サツキが好きなの…」
    マユはサツキに抱き着いてきた。
    サツキは抱き返す事ができなかった。
    今どき、古臭いと思われるかもしれないが、近藤家の人間に恋愛感情を抱くのは
    この家に仕えるサツキにとって、ご法度なのだ。
    慕う事は許されるが、愛する事は許されない。
    それはメイドとして、近藤家に仕える時、交わされた契約の1つ。
    どんなに狂おしいほど愛しくても。


    「お嬢様?」
    肩を掴み、体を離しマユの目を真っ直ぐに見つめて話し始める。
    「私は、この家に仕える者です。お嬢様は、行く行くはお婿様をお迎えになる身。
    男ならまだしも、女である私にそういった思いを懐いてはいけません。」
    「いやっ。サツキが好きなの。お婿さんなんていらない!」
    「まだお嬢様は16歳です。お家の事など今は考えられないかもしれませんが
    考えなくてはならない時が必ずきます。お婿様を迎えなくてはならない時が必ず来るのです。」
    マユに言いながら自分にも諭すように言うサツキ。
    「いやっ。サツキがいい。サツキと結婚する!」
    「そんな無茶を仰られても…」
    「好きでもない人と結婚するなんて出来ない!」

    マユが、両親にお見合いを進められていた自分の姿と重なった。
    好きでもない人と、愛せないと分かっている人と結婚なんて出来ない。
    当たり前だ。しかし…

    「お嬢様。私はこの家に仕える者です。もし…
    もし仮に、お嬢様を愛しているとしてもそれは許されない事なのです。」
    「何故?」
    「それがこの家に仕える時、交わした契約だからです。」
    「それならそんな契約、破棄してしまえばいい!
    それでマユとサツキでこの家を出ればいいだけ!」
    「お嬢様…」
    「サツキが好きなの。サツキじゃなきゃ駄目なの…」
    マユは泣き出してしまった。
    温室育ちの16歳。まだ幼さの残るマユに家を出ると言わせる程、自分を慕い、愛してくれている。
    サツキはにこりとして言った。

    (携帯)
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■1349 / ResNo.3)  メイド主人 -4-
□投稿者/ 乱 付き人(82回)-(2005/01/07(Fri) 10:10:56)
    「私もお嬢様が大好きです。お嬢様に初めて会ったあの日から、ずっとお嬢様が好きでした。」
    「サツキ…」
    「でもお嬢様。幾つかお話しなければならない事があります。」
    「何?」
    「お嬢様は16歳。私は26歳です。」
    「歳なんて関係ないっ。」
    「はい。仰る事はわかります。でも16歳のお嬢様の求める愛の形と
    26歳の私が求める愛の形には大きな違いがあるのではないでしょうか?」
    「そんな事ない。マユだってそのくらい分かってる!だからっ…だから…」
    今まで威勢の良かったマユが急に俯き出した。
    「だから?」
    「だから…一緒にお風呂入って、一緒に寝ようって言ったの…」
    頬を真っ赤に染め、恥ずかしそうに下を向くマユ。
    「…誘っていたのですか?」
    「…………。」
    返事をしないのが何よりもの答えだ。
    「そうでしたか…。それは気が付かなくて失礼しました。」
    そんなマユの姿が愛しくて、思わず顔を綻ばずサツキ。
    「お嬢様?」
    呼ばれて顔を上げたマユの唇にサツキの唇が重なる。
    マユに合せ、敢えて可愛いキスをして
    「酷いことをしてしまうかもしれませんよ?」
    「大丈夫。サツキになら何をされても平気。」
    健気に大人ぶるマユを抱きしめ、濃厚なキスの雨を降らすサツキ。
    「ん…ふぅん…」
    キスも初めてなマユにとって口内まで支配されるような激しいキスは
    それだけでマユの全身を溶かしてしまいそうだった。だが
    「サ…サツキ?」
    「何ですか?」
    「まだ…話が…」
    サツキはマユに幾つか話さなければならない事があると言った。
    だが、その話はまだ1つしか聞いていないのだ。
    「あ…」
    ふと我に返るサツキ。
    「他の話は何?」
    サツキは少し考えてから
    「…いえ。お話はそれだけでした。」
    「本当?」
    「はい。」
    「サツキ?」
    「はい?」
    「大好き…」
    マユは覚えたてのキスをサツキに返した。

    本当は話さなくてはならない事がある。
    しかし、サツキにはそれを話す事が出来なかった。
    きっと話したら、マユを傷つけるから。
    そして何よりも今は。
    マユと深く愛し合いたかったから…。

    (携帯)
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■1350 / ResNo.4)  メイド主人 -5-
□投稿者/ 乱 付き人(83回)-(2005/01/07(Fri) 10:17:46)

    あれから2年の時が経ち、2人の間にはしっかりとした愛の形が築かれていた。

    「またこんなに汚してしまって…。少しお仕置きをしなくてはなりませんね。」
    サツキはしゃがみこむと、蜜を垂れ流す淫列をまじまじと見つめた。
    「呑み込んだところがヒクヒクしていますね?とても厭らしいですよ。お嬢様。」
    肩で大きく息を吐いているマユ。
    「少し拭き取りましょう。厭らしい汁が出過ぎていますから。」
    サツキは筆を持ってきた。
    生地の薄いピンク色のネグリジェの上から乳首をさわさわと撫でる。
    「あぁ…はぁ…」
    体をくねらせ身悶えるマユ。
    「乳首は、感じるようになるのに時間が掛る人もいるのですが
    お嬢様は、あっと言う間に敏感になってしましましたね。
    乳首を弄っただけで、また蜜が溢れ出しましたよ。」
    ボタンを外し筆先で直に撫でる。
    「あっ…ひ…あぁん…」
    厭らしく腰がくねる。
    「お嬢様。そんなに厭らしく腰を振ってはいけません。
    厭らしい汁が、あちこちに着いてしまうではありませんか。」
    「だっ…て…ひっ…あぁぁん…」
    「あぁ。余計に厭らしい汁がでてきましたね。これで拭き取れますかね。」
    サツキは筆を淫列に這わせる。
    「はぁぁ…ん…」
    たった一撫でしただけで、筆先は糸を引いていた。
    「こんなに糸を引いていますよ。」
    筆先から垂れる蜜をマユに見せる。
    恥ずかしそうに唇を噛むマユ。
    「それなのにもっと弄って欲しくて私をお呼びになるのですからね。
    本当に厭らしいお嬢様ですね。」
    サツキは筆でクリトリスの周りを撫で始めた。
    「ここを弄って欲しいのですよね。
    お嬢様が一番大好きなクリトリス。ほら。ここ。」
    「あっ…ひゃぁん…」
    筆先で突つかれ、悦ぶマユ。
    「そんなにイイですか?ここ。」
    サツキの操る筆がクリトリスの上を走る。
    「あっ…ん…あぁぁ…」
    肘掛けに掛けられたマユの足が走る筆のリズムに合せ震え出す。
    「もう震えが来てしまいましたか?なら、こうしたらどうなりますか?」
    筆がクリトリスから離れる事なく、くるくると円を描きながら撫で続ける。
    「あっあっあぁぁん…駄目っ…あっ」
    マユの膝は、止まる事なくガクガクと震えている。
    「こうすると、こんなに震えてしまうのですね。」
    サツキはそう言いながら筆を操り続ける。
    「駄目っ…あぁ…イッちゃうっ…」
    「それは駄目です。」
    イク寸前でクリトリスから筆が離れる。
    「い…やぁ…」
    頭を大きく左右に振るマユ。
    「お仕置きと言った筈です。お嬢様の望むままに昇天されてしまったらお仕置きになりませんからね。」
    恨めしそうにサツキを見上げるマユ。
    「そんな目をされても駄目ですよ。もっとしっかりお仕置きできるようベッドに移りましょう。」
    腰に力の入らないマユは椅子から転げ落ちるようにして四つん這いでベッドへ進む。
    「お嬢様。私がお嬢様の前を歩けないのをご承知でわざとそんな厭らしいポーズをされるのですか?」
    メイドのサツキは、近藤家の家人の前を歩く事は許されない。
    マユの腰に力が入らないのは本当だ。しかしサツキに早く弄ってもらいたくて
    必ず自分の後ろを歩くサツキを知って
    必要以上に腰を持ち上げて這っているのもまた事実だったのだ。
    「いつからそんなにおねだりする様になってしまったのですか?仕方ありませんね。」
    サツキは細長い黒い棒を手にした。
    その先端にはローターが仕込まれていて、握る部分にダイヤル式のコントローラーが内蔵されているのだ。
    長さは調節できるが、ここのところそれは弄っていない。
    サツキが立ったまま手を伸ばせば、いつも、こうやって這ってあるくマユのクリトリスに
    しっかりと当る長さになっているから。
    マユが這って歩く時にだけ使うローターになっているのだ。
    「これが大好きですものね。お嬢様は。」
    そう言って激しく唸るローターをクリトリス目指し伸ばす。
    「あっ…んぁあぁ…」
    このローターは普通のローターより動きが激しい。
    柄が長い分、クリトリスを狙うのが難しいので
    クリトリスから少し離れたところにあたってもしっかりと振動が伝わらせる為だ。
    しかし、このローターを使いこなせるサツキにとって
    マユのクリトリスに命中させる事など容易い事なのだ。
    「あっ…やぁぁ…はぁぁん…」
    イキたくて堪らないマユは
    それを待っていたかのように足を広げ背中を伸ばし腰を高く上げ
    サツキの操るローターがクリトリスを的確に狙えるポーズをとる。
    「そんなポーズは教えた覚えがないのですがね。」
    数秒、マユが全身を震わせ悦ぶ姿を後ろから眺め、イク寸前でローターを外す。
    「あぁ…はぁぁ…」
    ローターを外されるのは前へ進むことを意味する。
    もどかしさに耐えながらマユはヨタヨタと這い出した。
    椅子とベッドは向かい合うように置かれている。
    広い寝室。ベッドへ辿り着くまでに、何度も腰を高く上げ体を震わせるマユ。
    「あっ…やっ…あぁあん…」
    やっとの思いでベッドに辿り着いた時には、椅子からベッドへの間、所々で
    蜜が輝いていて、まるで道標を作っているようだった。

    (携帯)
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■1353 / ResNo.5)  メイド主人 -6-
□投稿者/ 乱 付き人(84回)-(2005/01/09(Sun) 00:26:53)
    ベッドに辿り着いたマユは足を半開きにして、ネグリジェを捲くり上げ白いお尻を突き出している。
    サツキが手を伸ばすのを今か今かと待っているのだ。
    「随分と厭らしくなってしまったものです。」
    淫列に沿って指を這わしながらサツキが言う。
    「ん…ぁあぁん…」
    「2年の間にこんなに成熟なさってしまって。」
    マユから溢れた蜜をたっぷり絡ませた指でクリトリスを撫で回す。
    「あっ…いいっ…あぁん…」
    白いお尻がフルフルと震えている。
    「たっぷりとお仕置きをさせていただきますよ。」
    サツキは少し乱暴にマユの体を押すと、マユの華奢な体は
    いとも簡単にコロンと転がり仰向けになった。
    サツキはマユの体に重なるように横になると深いキスをしながらマユのクリトリスを撫で回す。
    「ふぅん…ん…くっ…」
    口を塞がれ、マユの泣き声が鼻から切なそうに漏れる。
    唇を離すと、サツキは舌を耳へと這わし
    「焦らされるお仕置きと、イキ続けるお仕置き。お嬢様はどちらがお好みですか?」
    と訊く。
    クリトリスを弄られたままのマユは、体を震わせるだけで返事が出来ない。
    口から出る言葉は、熱い吐息と悦ぶ泣き声ばかり。
    サツキはクリトリスから指を離した。
    「やぁ…止めないで…」
    潤んだ瞳で訴えるマユ。
    「お嬢様がお答えにならないからですよ。焦らされるお仕置きと、イキ続けるお仕置き。どちらがお好みですか?」
    サツキはさっきと同じ質問をした。
    どっちと答えても、恥ずかしいだけのマユは答えられずにただ、恨めしそうにサツキを見上げている。
    「それとも…ここで止めま…」
    サツキがもう一つの選択肢を言うのを遮るようにマユがボソリと言う。
    「どっちも…」
    「はい?」
    訊き返すサツキ。
    「どっちも。」
    さっきより少し大きな声で言うマユ。
    「どっちも…ですか?」
    確かめられて、恥ずかしさを増すマユは両手で顔を隠した。
    その手を掴み、退かせると、固く目を瞑ったマユの顔が現れる。
    「お嬢様。私の目を見てください。」
    マユは観念したように、ゆっくりと目を開ける。
    「焦らされるお仕置きと、イキ続けるお仕置き。両方ですね?」
    自分の望んだことをはっきりと言われ、そのはしたなさに泣きそうな顔になるマユ。
    「焦らされるお仕置きと、イキ続けるお仕置き。両方ですね?」
    サツキがもう一度、同じ事を訊いた。
    マユが返事をするまで訊く気なのだ。
    「ん…」
    マユが短く返事をする。
    「お嬢様。お返事はそれで宜しいと言いましたか?」
    サツキに言われマユは、一度唇を噛んでから
    「焦らされるお仕置きと、イキ続けるお仕置き。両方お願いっ!」
    意を決した様に言う。
    サツキはにこりとして
    「良く言えました。そんな厭らしいお嬢様が、私は大好きですよ。」
    そう言って、サツキは貪るようなキスをし、離れていた指をまたクリトリスへと伸ばした。

    (携帯)
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■1354 / ResNo.6)  メイド主人 -7-
□投稿者/ 乱 付き人(85回)-(2005/01/09(Sun) 01:34:59)
    2005/01/09(Sun) 01:39:57 編集(投稿者)

    「ひゃ…あぁん…あっ…」
    スイッチが入ったようにマユが泣き声を上げ出した。
    サツキは舌を乳首へと這わせる。
    口に含み舌で舐め上げる。もう片方の乳首は指で天辺を撫でる。
    クリトリスを弄る指も止めない。
    クリトリスを縁取るように撫で続ける。
    「あっ…いっ…いいぃ…」
    勝手に開かれた膝をガクガクと震わせながら悦ぶマユ。
    「イイ声がでてきましたね。お嬢様。」
    サツキが嬉しそうに言う。
    マユの両足を抱えるように掴むと、自分の胸あたりにマユのお尻がくるほど高々と持ち上げる。
    マユの足は、自分の顔を挟むようにダラリと垂れる。
    サツキはマユのそこを指で大きく広げ
    「まだ皮の中でしたか。」
    そう言って、クリトリスの皮を剥く。
    ピンク色のクリトリスが顔を覗かせる。
    「さぁ。これからが本当のお仕置きですよ。」
    サツキの言葉に、不安と…期待で蜜を溢れさせるマユ。
    その蜜を舌ですくいながら、ゆっくりとクリトリスを目指し舌を這わせるサツキ。
    しかし、クリトリスには触れず、その周りを舌で円を書いている。
    「あっ…やっ…」
    マユの腰が、サツキの舌を追う。サツキはそれをかわし、クリトリスを避ける。
    「いやぁ…サ…サツキ…お願い…」
    「焦らされたいと言ったのはお嬢様ですよ?お忘れですか?」
    マユは「うぅ…」と唇を噛む。
    「仕方がありませんね。少しだけですよ。」
    サツキはクリトリスを舐め上げた。
    「ああぁぁぁん…」
    剥き出しにされ感度を上げたクリトリスを舐められマユの体がビクンを大きく跳ねる。
    「そんなにイイんですか。ここ。」
    サツキの舌が、クリトリスの縁をくるくると舐め回る。
    「あっあっ…サツキ…いいのぉ…そこっ…あぁん…」
    愛しそうに、優しく舌を這わせ続けるサツキ。
    マユの体が小刻みに震え続けている。
    避けていたクリトリスの天辺をチロチロと優しく刺激する。
    「ひゃぁぁん…あっ…はぁぁん…」
    マユの体の震えが一層激しくなる。
    「あっ…駄目っ…イッちゃう…あぁん…」
    蜜壺に飲み込まれたままになっていたローターの引き抜き
    サツキの舌がクリトリスから糸を引きながら離れて行く。
    頭を大きく左右に振るマユ。
    「サ…サツキぃ…」
    どうしようもないもどかしさに、サツキを求めマユの手が空を掴む。
    その手を掴むと自分の胸に寄りかからせるようにしてマユを抱きしめる。
    覗き込むようにマユに顔を向け、濃厚なキスをしながら両方の乳首を摘み転がす。
    クリトリスを弄って欲しくてマユの足は大きく開いたままになっているが直ぐには触れない。
    もっともっと深い絶頂を迎えさせる為に、焦らせるだけ焦らす。
    「サツキ…まだ…まだ…駄目?…」
    唇が離れるとマユが訊く。
    「まだですよ。この程度では焦らされた内に入りませんよ。」
    聞き分けのない小さな子供に諭すように言い
    「今度はこれで焦らしてさしあげます。」
    サツキは引き抜いたローターをブラブラと揺らしながら笑顔を見せた。

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■1355 / ResNo.7)  メイド主人 -8-
□投稿者/ 乱 付き人(86回)-(2005/01/09(Sun) 02:56:38)
    ローターのスイッチを入れ手を伸ばし、マユの足の間に垂らす。
    「さあ。ご自分でクリトリスにあててください。あ。でも手を使っては駄目ですよ。」
    マユは唇を噛んで俯いたが、ゆっくりと腰を持ち上げ出した。
    ブルブルと激しく揺れるローターを目指し腰を振る。
    上から垂れるローターは安定性がなく、なかなかクリトリスにあたらない。
    それを追い、一生懸命腰を振るマユ。
    その姿が、より厭らしく、より艶かしいことにマユは気付いていない。
    「サツキ…こんなの…いやぁ…」
    サツキはクスリと笑い
    「分かりました。もう少し狙いやすくしましょう。」
    そう言って、マユの膝を割るようにして座り
    ローターから少し上のコードの部分を持ち
    「これならそれ程、揺れないと思いますよ。」
    と言った。
    マユはサツキの手、直ぐ下で激しく震えるローターを目指し腰を突き出した。
    さっきとは違い、今度はクリトリスにあたる。
    「あっ…あぁぁん…」
    途端に泣き声を上げ、全身を震わせるマユ。
    「どうですか?クリトリスにあたりますか?」
    「あっ…あたるっ…あぁぁん…」
    「そうですか。」
    サツキはクリトリスを撫でるようにしてローターを上に持ち上げる。
    マユは追えるとこまで追う。
    追いきれなくなると腰を降ろし、肩で息を吐く。
    「さぁ。ここですよ。」
    サツキはローターを元の位置に戻し、自分でローターを追うように促す。
    マユは快楽を求め、また腰を振り出す。
    「あぁぁ…やっ…はぁぁん…」
    「イイですか?」
    「いいっ…いいのぉ…」
    「そうですか。それではこうしたらどうですか。」
    サツキは指先で少しだけローターを押し付けた。
    「あぁぁぁ…」
    クリトリスに振動がダイレクトに伝わり顎を上げるマユ。
    「とてもイイようですね。」
    そう言ってまたローターを離して行く。
    身悶えるマユを他所に
    「さぁ。ここですよ。」
    サツキはにこりと笑い、またローターを揺らしていた。
    何度そうしていただろうか。
    体を支えるマユの手足が悲鳴をあげ出した。

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■1356 / ResNo.8)  メイド主人 -9-
□投稿者/ 乱 付き人(87回)-(2005/01/09(Sun) 02:58:11)
    「仕方ありませんね。」
    サツキはそう言うと、外してあったフカフカの羽毛の掛け布団をベッドに掛けその上にローターを置いた。
    「これなら座っているだけでクリトリスにあたるでしょう。揺れることもありませんからね。」
    サツキの目の前に置かれたローターをまたぐようにマユが座る。
    ローターはフカフカの羽毛に埋まり、上手くクリトリスにあたらなかった。
    マユは押し付けるようにしながら腰を振りローターを探った。
    「お嬢様。私を見ながらしてください。」
    マユは上気しトロンとした表情をサツキに見せながら腰を振る。
    「サツキ…お願い…もう…もう…」
    「もう…何ですか?」
    「許して…」
    「イキたいのですか?」
    「イキたい…イカせて…」
    「分かりました。でも。一度イッたら今度はイキ続けるお仕置きが待ってますよ?」
    「分かってる…分かってる…」
    「次は許してと言っても許しませんよ?それでもイキますか?」
    「分かってるから…お願い…」
    「分かりました。」
    サツキはスイッチを切ったローターをしっかり握ると
    マユが立て膝でちょうどクリトリスにあたるぐらいの位置で構えた。
    「私が持っていますから、ご自分の好きなようにあてて好きな時にイッてください。」
    マユはサツキの肩に手を掛け、サツキの掴むローターにまたがり腰を振っている。
    「スイッチを入れますよ。」
    ヴィヴィヴィ…と音が響く。
    「あっ…いいっ…サツキ…いいのぉ…」
    快楽に酔いながら厭らしく腰を振り続けるマユ。
    「もっと良くなれますよ。」
    ローターの振動を徐々に強くして行く。
    「あぁん…すご…いいっ…ああぁん…」
    「イイですか?」
    「いいっ…いい…ん…」
    立て膝になってサツキより高くなったマユがサツキにキスをしてくる。
    マユから求めるキスに、深いキスでそれを迎える。
    「ん…くっ…んはぁぁ…」
    離れた唇から熱い吐息が漏れ。サツキはローターの振動を最大にした。
    「あっあっあっ…サツキぃ…」
    腰を激しく振りながらローターに押し付けてくる。
    ローターを握るサツキの指に力が入る。
    「あぁぁん…イッちゃう…いい…イッても…いい…」
    マユに訊かれサツキが答える。

    「いいよ。マユ。大好き。」

    どんな時でも敬語を使うサツキが、マユがイク時だけ敬語を使わず答える。
    マユはサツキに『マユ』と呼ばれるのが大好きだった。
    雇われているからここにいるサツキなのではなく
    自分を愛しているからここにサツキがいるのだと思えたから。
    「イクっ…イクっ…あっあっ…イクゥ―――……」
    マユはサツキに抱きつきながら深い絶頂を迎えた。

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■1357 / ResNo.9)  あけおめです
□投稿者/ ルー 一般人(3回)-(2005/01/10(Mon) 10:29:06)
    お久しぶりです、ルーですm(__)m
    ついに新作ですね☆続き楽しみにしてます、頑張ってください(⌒▽⌒)ノ"

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/

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