SMビアンエッセイ♪

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■2300 / ResNo.10)   君と僕の間に 7
  
□投稿者/ 沙羅 一般人(5回)-(2005/08/29(Mon) 19:39:42)
    大事そうに箱を見ている彼女を
    僕は、抱きしめた。

    強く抱きしめた。

    かける言葉はない。

    言える言葉はない。

    ただ、ただ、抱きしめた。

    彼女はじっとしていた。身動きせずに・・。

    「・・・・これ、使うのいや?」
    彼女が言った。
    「嫌じゃないけど・・・。必要があれば使うよ。
    二人で使いたいって思った時に・・・」

    「使って。これで、私を壊して。」

    彼女は、はっきりと僕に言った。

    僕は、彼女の服を脱がせた。

    何も考えなかった。考えたら、彼女を抱くことなんてできない。

    ベットの脇に裸になった彼女を立たせた。
    胸を縛り、両手を後ろに縛った。
    ベットに寄りかかるように座らせ、両足を左右に広げた。

    彼女は、目を閉じたままだった。

    僕は、ゆっくりと彼女を見た。
    縛られた胸。固くなった乳首。
    両足を広げられ、敏感な部分が濡れて光って見えた。

    僕は、彼女のラビアを左右に広げた。

    「う・・・」彼女が声を発した。

    クリトリスの皮を剥いて、じっと見た。
    「う・・。ううん・・」彼女は低い声で呻いた。

    僕は、彼女のクリトリスを指で円を描くように触り始めた。
    そして、彼女の中に、ゆっくりと指を沈めた。

    彼女の中を確かめるように。

    「あぁ・・・」
    彼女は切なそうに声を上げていった。

    いきなり、敏感な部分から触られた彼女の反応を見ながら
    僕は、指を早く動かした。
    「あぁー・・・」彼女の体に力が入っていく様子がわかった。

    僕は、彼女の『宝箱』にあるローターを取って
    彼女のクリトリスにあてた。
    「うぅ・・・・」
    ヴィーンと低い音を鳴らしながら、ローターは彼女のクリトリスを責めた。
    「あぁ・・ん。あ、あ、あ。あぁ・・・」
    彼女が苦悶の表情を浮かべた。


    僕は冷静だった。


    僕の中のS性が強くなる時は、必ず冷静になるような気がする。



    「勝手にイッテはだめだ。」僕は彼女に言った。
    「勝手にイッタら、痛いことするよ」
    彼女のクリトリスにローターを強くあてながら言った。
    「あぁ・・。だめ・・。おねがい・・・・」
    「勝手にイクな」僕は、さらにローターに力を入れた。
    「あぁ・・。だめ、だめ・・。いやぁ・・・あぁ・・」
    彼女は、顔を横に何度も振りながら、簡単にイッテしまった。
    「勝手にイッたんだ」
    「・・・ごめんなさい・・」
    彼女の呼吸は乱れていた。


    「じゃぁ、ちょっと痛いことしようか」

    僕は彼女に言った。

引用返信/返信 削除キー/
■3026 / ResNo.11)  君と僕の間に 8
□投稿者/ 沙羅 一般人(1回)-(2006/04/18(Tue) 23:04:09)
    縛ったままの彼女をベットに横たえた。
    イッタばかりの彼女の息は荒く、胸が大きく動いていた。

    僕は、ゆっくり彼女の乳首を指で摘んで引っ張った。

    「うっ・・・」

    いきなりされた行為に彼女は感じる声を上げず、重く呻いた。

    僕は、髪を束ねるゴムで、彼女の乳首を縛ってみた。

    「うぅ・・・」
    彼女は胸をのけ反りながら、苦痛の表情を浮かべている。
    僕は、彼女の足の間にロープを通し、縛り上げた。
    「あぁ・・・」
    明らかに、彼女の声は感じている声になっていった。

    乳首をゴムで止められ、身体を縛られてる彼女を

    僕は冷静に見つめていた。

    何も感情がなかったと言えば嘘になる。

    彼女に「痛い愛し方」をして、その先に何が見えるのだろうか。

    彼女の心の奥に触れてみたいと思っていた。

    僕は、そのまま彼女を四つんばいにした。

    彼女は両手を後ろで縛られて、お尻を高く上げた格好になった。

    彼女の敏感な部分を縛っていたロープをゆっくりとずらした。

    彼女は濡れていた。
引用返信/返信 削除キー/
■3028 / ResNo.12)  NO TITLE
□投稿者/ ym 一般人(1回)-(2006/04/18(Tue) 23:38:50)
    ずっとずっと待っていました
    沙羅さんに何があったのか知りたいくらいですがそれはさておき…
    痛い愛し方の先に何があるか
    私も過去に言われたことがあります
    私には偽りではない愛が見えたのですが一方通行だったみたいです(苦笑)
    これからも陰ながら応援しています
    おかえりなさい。。。沙羅さん

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■3030 / ResNo.13)  Re[5]: NO TITLE
□投稿者/ ちえ 一般人(1回)-(2006/04/20(Thu) 13:46:46)
    こんちは
    先程はありがうございました。
    沙羅さんのファンになっちゃいそうです続き楽しみに待ってます
    今度会ったら落として下さい(笑)
    頑張って下さい!!!
引用返信/返信 削除キー/
■3032 / ResNo.14)  ありがとうございます
□投稿者/ 沙羅 一般人(2回)-(2006/04/21(Fri) 09:36:16)
    読んで頂きありがとうございます。
    長期に渡り、休んでいました。

    ymさん やっと、帰ってきました(苦笑)
         応援して頂きありがとうございます。少しずつ書きます。
         読んでいただけたら幸いです。

    ちえさん 短い時間でしたが、チャット楽しかったですね。
         天然のちえさんを落とせるかなぁ(笑)また、チャットしましょう。
引用返信/返信 削除キー/
■3033 / ResNo.15)  君と僕の間に 9
□投稿者/ 沙羅 一般人(3回)-(2006/04/21(Fri) 09:51:37)
    僕は、彼女の「宝箱」の中から、オレンジ色のバイブを手に取った。
    縛られて、四つんばいになっている彼女の後ろに回り、
    彼女の中にゆっくりバイブを埋め込んだ。

    「あぁ・・。」
    彼女は反応していた。

    ゆっくりと出し入れを始めると、彼女は切ないような声を出し始めた。
    「あぁ・・。うぅーん・・。あぁん・・」

    僕は、スピードを速めた。
    「あー・・」
    彼女の足の指に力が入っていく様子が判る。

    僕は、彼女の縛っていた股の間のロープを交差し、バイブを縛り、

    バイブを固定した。

    奥深く入ったバイブが曇った音を立てている。
    バイブから手を離すと、彼女の敏感な部分から出ているバイブが、動いている。

    「あ・・。あっ・・・。」
    彼女は、目を閉じている。身体の感覚だけを感じているようだった。
    僕は、彼女の上体を起こした。
    「うぅ・・・」
    バイブがうごめいている彼女の身体をベットの脇に立たせた。
    彼女の胸を縛っているロープに、さらにロープを通して、カーテンレールに縛った。
    彼女の股の間のロープが、さらにきつくなっていった。

    「あーーー・・」

    彼女に埋め込んだバイブが深く入り込んでいた。
    僕は、洗濯ばさみを探し出し、ゴムで縛られた彼女の乳首を挟んだ。

    「いやぁぁああ・・・。あぁ・・・」
    「いや?」
    僕は、彼女の顔を手で撫でながら聞いた。

    「うぅ・・・。あぁ・・・」
    彼女は、僕の問いに答えなかった。

    両方の乳首を洗濯ばさみで挟んだ。


    「ああぁぁぁ・・・」


    泣いているかと思い、彼女の顔を見たが、泣いてはいなかった。
    僕は、台所に行き輪ゴムを探し出した。
    彼女の元に戻ると、彼女は上半身を反らしながら立っていた。

    「あぁん・・。あぁ・・」
    僕は、彼女の乳首を挟んである洗濯ばさみに輪ゴムを付けた。


    その様子を彼女は見たのだろうか、僕は、気にしなかった。


    輪ゴムの先に、何かぶら下げる物を探した。
    彼女の「宝箱」から、別のバイブを取り出しぶら下げる。


    「あーーーーー」
    彼女の顔が苦痛で歪んだ。


    乳首が重さで引っ張られている。
    彼女が痛みのせいか、前かがみになっている。

    僕は彼女の中に入っているバイブを出し入れ始めた。
    「いやぁ・・。あぁ・・・」
    出し入れする度、バイブが濡れて光っている。


    やばい・・・。止まらねぇなぁ・・。

    僕は、冷静になろうとしていた。

    僕のSMは、いつも「痛み」と「快感」を別にはできなかった。
    「痛み」だけを与える事は、できなかった。

    それは、僕だけなのだろうか。
    他の人のSMはどうなんだろう。

    何度も考えた。

    自分がSとしておかしいのか。

    女の子同士が恋人関係になる事は
    今では容認されてきたような気がする。

    僕の中に、何か後ろめたい気持ちがあるのだろうか。
    好きになった女の子に、SMをしてしまうのは、
    そんな気持ちに関係あるのだろうか。





    彼女が答えをくれそうな気がした。





引用返信/返信 削除キー/
■3038 / ResNo.16)  君と僕の間に 10
□投稿者/ 沙羅 一般人(4回)-(2006/04/23(Sun) 00:21:09)
    「あぁーーー」
    彼女の声が大きくなっていった。
    彼女の足が、ガクガクと震えだした。

    僕は、バイブを出し入れしながら、彼女のクリトリスに
    洗濯ばさみを挟んだ

    「いやぁぁあああああ・・。あぁ・・・。」

    彼女は全身を硬直させていった。

    彼女の身体の力が抜けるのを待って、バイブを抜いた。

    彼女は、ぐったりと前に倒れた。
    その時、彼女の足に黄色い液体が流れ始めた。

    彼女は失禁してしまった。

    僕は、ちょっと驚いた。
    驚いた様子を、彼女に悟られてはいけないと咄嗟に思い冷静を装った。
    すぐに、バスタオルを持って来た。
    彼女の足を最初に拭いて、床を拭いた。

    彼女を縛っていたロープを外した。

    ゆっくり、洗濯ばさみを外すと彼女が泣きだした。

    身体を縛っていたロープを全て外し、彼女をベットに座らせた。
    彼女の肩に手を回して、彼女を抱きしめた。
    彼女は、僕の胸の中で泣いていた。

    暫くして、彼女が泣き止んだ。
    「シャワー浴びようか?」僕は彼女に聞いた。
    彼女は小さく頷いた。


    シャワーの水の音が、響いている中で、僕は彼女の身体を洗った。

    ロープの痕が残っている手首、背中。そして、胸。

    ゴムで縛られて、いつまでも尖がっている乳首。

    手で愛撫するように、愛おしさを込めながら洗った。


    「痛い?しみる?」
    僕は、洗いながら聞いた。

    彼女は首を横に振りながら言った。
    「痛みは・・。痛みは消えないほうがいい・・・」


    僕は無言で洗い続けた。


    シャワーを出て、テーブルを挟んで床に座り、二人でコーヒーを飲んだ。
    僕は、彼女から今までの経験を聴きだそうと考えていた。
    彼女を見ると、コーヒーカップを両手で持ちながら、
    リラックスしているような感じだった。


    どうやって聞こうか・・。

    興味本位って思われたくないなぁ・・・。

    絶対に傷つけたくない。
    僕は、考えていた。


    強い痛みを欲しがるガラス細工のようなだなぁ。

    僕が黙って、コーヒーカップを見つめていると彼女が口を開いた。



    「何か、気に入らなかったですか?・・・」

    僕は、意外な質問に驚いた。
    「えっ?そ、そんな事ないよ」
    彼女は黙っている。

    「全然、そんな事ないよ。う〜ん・・・。たくさん聴きたい事があって・・。
     どうやって聴こうかって思っていたとこ。」
    彼女は、まだ黙っている。

    僕は、僕が知りたがってる事を全部聞くことにした。
    「えーーと・・・・。前のカノってどの位付きあったの?」
    「・・・・3ヶ月くらい・・」
    彼女は、少しずつ答え始めた。

    付き合っていた子と電話がなくて不安になった事。

    不安になると縛って欲しくなる事。

    エッチの最中に不安に襲われてしまう事。

    彼女は、ゆっくり話していた。

    僕は黙って聞いていた。


    夜は、まだ明けなかった。




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■3042 / ResNo.17)   君と僕の間に 11
□投稿者/ 沙羅 一般人(5回)-(2006/04/25(Tue) 23:06:51)
    彼女と僕は付き合い始めた。

    普通の付き合いだと思う。
    休日に映画を観て、ショッピングをした。

    彼女の家で食事をすることも多かった。
    色々な食材で夕食を作った。
    夕食を作りながら、子どもの頃の話や、会社の話をした。

    彼女との穏やかな会話が嬉しかった。


    彼女の笑い顔も増えたような気がした。


    その日も、彼女の自宅で食事をした。
    彼女と並んでソファに座り、テレビを観ていた。
    僕は、何気なく彼女の肩に手を回して、彼女の髪の毛に触れていた。

    突然、彼女が言った。

    「欲しい物があるの」
    僕はテレビから目を離す事なく聞いた。
    「ん?何?」

    「うん・・・・。買ってもらいたの・・・」

    彼女が、自分から物を欲しがるのは初めてだった。

    なんだろう・・・。指輪かな・・・。僕は不思議にも思わなかった。
    「うん。いいよ。ボーナス前だから高いものは買えないけど。何?」
    「うん・・・・」

    はっきり言わない彼女を僕は見た。
    「何が欲しいの?」
    「うん・・・」
    「何?言っちゃいなよ。買ってあげるよ。」
    僕は笑いながら聞いた。


    「うん・・・・。あのね、首輪がほしい」


    彼女は、僕を見ないで言った。

    「首輪?」

    「そう、首輪。首輪を買って、付けてもらいたいの」
    「・・・・」

    あまりにも唐突で驚いた。
    「首輪って・・・」僕は何と言っていいか判らなかった。

    「首輪を買って。」

    「・・・・」

    「私、あなたに首輪を付けてもらいたい」

    普段の彼女とは違い、はっきりとした口調で言った。
    「く、首輪を付けるってさ。それって、主従関係とか言うやつなわけ?」
    「そう。」
    「そ、それは・・・」

    僕は、ここではっきり言わなければ、彼女は誤解したままだと考えた。

    「あのね、よく聞いて。自分が望んでる関係は主従関係じゃないんだ。
     カノとして付き合ってるつもりだし、そんな関係をしたいとも思わないよ」
    「・・・・・」

    彼女は下を向いて、黙っている。

    「う〜ん・・・。どう思っていたのか判らないけど。どっちが上とかないと思うし
     お互い対等だし。恋人関係だよ。」

    僕は、少し早口で話した。何とか彼女に理解してもらいたい。


    愛情があることを示したいと考えていた。

    泣き出すかな・・。と思った時に彼女は立ち上がり、彼女は服を脱ぎだした。

    僕はその様子を、呆気に取られて見ていると、

    僕の前に、彼女が両足を広げて座った。

    全裸の彼女の敏感な部分が見えた。

    彼女は、自分の手で敏感な部分を広げて言った。



    「私を・・・。私を奴隷にして下さい」





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■3048 / ResNo.18)  初めまして
□投稿者/ 加奈 一般人(2回)-(2006/05/01(Mon) 11:55:31)
    前の作品から読んで、陰ながら楽しみにしてましたぁ☆前作から何か心の中にズドーンって入ってくる感じがあって、ネコの子が自分とかぶっちゃうんです。Mだったりとか自虐したりとかあるんだけどいまいち自分が何でしてるのかとかわかんないし…何か答えみたいのが見えそぅな気がする。うぅ〜ん…何を伝えたかったのかよくわからなくなっちゃった(>_<)

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■3054 / ResNo.19)  こんにちわ
□投稿者/ 沙羅 一般人(6回)-(2006/05/02(Tue) 11:41:44)
    読んでいただき、ありがとうございます。

    加奈さん、伝わってきましたよ(笑)
    このエッセイからじゃなくても、
    いつか、加奈さんの答えがみつかるといいですね。
    加奈さんの色々なことには、必ず、必ず意味があると思います。
引用返信/返信 削除キー/

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