| 2005/02/05(Sat) 00:41:03 編集(投稿者)
Lesson.1−性感発掘−@
「芽衣。」 「…はい。お呼びですか?お嬢様。」 メイド服を身に纏った芽衣が返事をする。 「……その“お嬢様”と呼ぶのはやめてくださいと、何度も言ってるじゃありませんか。」 毛先をディップで固め、不規則に跳ねさせた栗色のショートカットの髪型。 長身な体型に、トレーナーと膝の開いたビンテージ物のジーンズを履く要には 確かにお嬢様は似合わない。 「あ…。も、申し訳ありません。要様。」 「何度言っても分からないのは、お仕置きをされたくてわざと…なのですかね?」 そのくせ、上品な家庭で育った要の言葉づかいは、誰に対しても丁寧で、 それはメイドの芽衣に対しても同じだった。 「ち、違いますっ。」 お仕置きの言葉に反応して頬を染め、慌てて否定する芽衣。 「正直ですね。そんなに顔を赤くして。もう濡らしてしまったのではないですか?」 「ぬ、ぬ、濡らしてなんていませんっ!」 芽衣の顔がますます赤色を濃くして行く。 「ま。いいでしょう。」 要はベッドに上がると、壁に凭れるようにして胡座をかき 「芽衣。ここへ。」 芽衣にベッドに座るよう、手で指し示した。 3日前に、同じように呼ばれ、気がついた時には 全裸で喘いでいた自分を思い出し動けずにいる芽衣。 そんな芽衣に要はまた。 「ここへ。」 お構い無しで、笑顔で呼ぶ。 それでも動けない芽衣に 「私に肩を抱いて連れて来られるのを待っているのですか?」 訊き、ニコリと笑う。 芽衣は首を横に小さく何度か振ってから歩きだし、ベッドに腰を掛けた。 後ろで胡座をかく要がジリジリと近づいてくる。 近づく気配を感じる度に、芽衣の心臓がドクドクと音を立てる。 気を逸らそうと、目を固くつぶるが、心臓の音が余計に大きく聞こえ息苦しくなる。 何時の間にか、要の足は、芽衣を挟むようにベッドから投げ出されていて 「芽衣は可愛いですね。」 耳元で優しく囁かれ、掛る息に、芽衣のからだがピクンと反応する。 そんな自分が恥ずかしくて、耳まで赤くする芽衣。 要は芽衣の着けるエプロンの紐を解きながら、唇を芽衣の耳にあて 「耳まで赤くして、何を期待しているのですか?」 と言う。 「期待なんかっ」 そこまで言った時、エプロンがスルスルと落ち芽衣の体が少しだけ揺れる。 要の腕が芽衣の腰に巻きつき、後ろから抱きしめられていた。 「期待しているじゃないですか。ブラジャーも着けないで。」
芽衣は胸が大きいことを気にして、いつも1サイズ小さいDカップのブラジャーを使い胸をつぶしていた。 上からはみ出ることのないフルカップの、見た目、あまり可愛いとは言えないブラジャーだった。 3日前のあの日。 「可愛い芽衣に、このブラジャーは似合いませんね。 私が揃えてあげますから、それまではノーブラでいましょう。」 そう要に言われ、そのブラジャーを取り上げられてしまった。
それからブラジャーを着けずに過ごしていた。 エプロンを外したその下では ブラジャーを外し、押さえつけることのできない胸が 白いブラウスのボタンを弾き飛ばしそうとしている。 「それは、要様が取り上げたから…」 「芽衣はブラジャーを1枚しか持っていなかったのですか?」 芽衣のクローゼットの中には、まだちゃんとブラジャーが残っている。 「それに、着けるなって…」 「ええ。言いましたよ。あれから着けていないのですか?」 「………。」 「昨日も?」 「………。」 「一昨日も?」 「………。」 「まさか本当にノーブラでいるとは思いませんでしたよ。芽衣は随分と従順なんですね。」 耳に唇を付けたまま言う。 「分かりました。後で芽衣のブラジャーは全部処分しましょう。 新しい物を揃えてあげます。」 そう言って、肩に吊られるスカートの吊りを落とす。 スカートはウエストで止められていて落ちないが 吊りを落とされたため、今までそれでなんとか隠れていた乳首は 白いブラウスから透け、場所をはっきりとさせていた。 「あの時は、芽衣をイカせるのに夢中でしたよ。」 腰に巻きついていた要の腕が解かれて行く。
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