SMビアンエッセイ♪

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■1531 / 親記事)  甘い蜜
  
□投稿者/ 柚月 一般人(1回)-(2005/02/06(Sun) 16:52:09)
    ―ピンポ〜ン―
    呼び鈴が鳴る。
    「は〜い」
    美月は、そう言いながらパタパタと走り、扉を開けた。
    ―ガチャっ―
    そこには、大きな旅行バックと大きなボストンバックを抱えた女性が立っている。
    「花?!荷物なら取りに行くって行ったじゃない!」「うん。でも、部屋借りるだけでも悪いのに、荷物まで運んでもらったら悪いから…」
    頬を赤くしながら、花と呼ばれた女性はおっとりと話す。
    今日、花は美月のマンションに引っ越してきたのだ。


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■1532 / ResNo.1)  甘い蜜2
□投稿者/ 柚月 一般人(2回)-(2005/02/06(Sun) 17:36:39)
    2人は同じ大学に通う学生だ。
    “おっとり”“ふんわり”の似合う花。
    “意気揚々”“明朗活発”の似合う美月。
    相反する性格の彼女たちだが、姉御肌の美月がおっちょこちょい花の面倒をみ、花はそんな美月をしたう形で、まるで姉妹のように仲がよい。
    今回、花が引っ越ししてきたのは美月の提案だった。
    母子家庭で親からの仕送りを断り花がバイトをして生活費を稼いでいる姿をみて、財閥の一人娘である美月がたまりかねて相談したのだ。
    実際、美月は高級マンションの最上階に一人で住んでいる。親からの仕送りだって、そこらのサラリーマンの月収をもしのぐほどだ。
    そんな贅沢な提案をはじめは断っていた花だが、美月の
    「一人じゃ寂しいし…」
    という言葉に渋々賛成したのだ。
    しかし、彼女はまだ知らない。
    甘い罠にはまり始めていることを…。

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■1533 / ResNo.2)  甘い蜜3
□投稿者/ 柚月 一般人(3回)-(2005/02/06(Sun) 18:09:51)
    「花、早速なんだけど今晩の夕食どうする?」
    美月はリビングのソファに寝そべりながら言った。
    「どうしよっかぁ。何が食べたい?私作るよ?」
    「う、う〜ん。花の手料理もいいけど…。疲れたし、今日は引っ越し祝いにぱぁ〜っと寿司でもとって食べない?」
    実はこの家のキッチンは冷蔵庫とレンジ以外使われていないのだ。調理器具すらないのだ…。
    彼女にとって
    “ご飯どうする?”
        ‖
    “何を外食する?”
    だったのだ。
    花は
    「えっ、いいの〜?」
    と口でいいながらも、目はその案に賛成らしい。


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■1534 / ResNo.3)  甘い蜜4
□投稿者/ 柚月 一般人(4回)-(2005/02/06(Sun) 20:28:44)
    「みちゅきぃ〜」
    夕食も終わり、ほろ酔い加減の花はろれつが回らない。
    コンビニで酒を買って、寿司とつまみでお祝いをしたのはいいのだが…。
    花は酒に弱い。
    酎ハイ2缶ですっかりできあがってしまっていた。
    それに比べ、美月はザルである。
    すでにビールのロング缶が見えるだけでも6缶は空いている。
    花はふらふらしながら美月の隣に来て腰を下ろした。
    「花、どう…?!」
    美月が声をかけようとした時。
    「あちゅい…」
    花は服を脱ぎ始めていた。
    「えぇっ?!ちょ、ちょっと待って、花!」
    美月があわてている間に、花はキャミだけになっていた。
    何が楽しいのかヘラヘラと笑っている。
    「はぁなぁ〜?!」
    「みちゅきぃ〜……おやしゅみなさぁい…」
    「へっ?!」
    こてっ
    花は美月の膝の上に頭を乗っけて寝ていた。
    今まで、花と美月は外で飲むことはあったが家での宅飲みはしたことがなかった。
    花がこんな状態になるまで飲んだことはなかったのだ。
    花は気持ち良さそうに規則正しい寝息をたてている。
    「花…、そんなに私に気を許さないで…」
    美月は、そういうと顔を赤くして膝に寝ている花の唇にそっと自分の唇を重ねた。

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■1535 / ResNo.4)  甘い蜜5
□投稿者/ 柚月 一般人(5回)-(2005/02/06(Sun) 21:11:27)
    ちゅっ…ちゅっ……ちゅっ…
    静かな部屋にキスの音だけが響く。
    「花…」
    美月が花の耳元で囁く。
    「うぅん…」
    花はまだ夢の中だ。
    花の美月がまた囁く。
    「花…私のこと……好き…?」
    「…うん」
    寝ぼけている。花が寝ぼけて答えているのは、酔っていても分かる。
    しかし、美月にとってその答えは酒の助けもあって、理性を失うのに十分だった。
    美月は花を自分の部屋に運んだ。
    花はシーツの感触に顔をほころばせながらシーツを掴む。
    「花……花が悪いんだからね…」
    そう言うと、美月は花の両方の手首をベルトで縛り上げた。


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■1536 / ResNo.5)  甘い蜜6
□投稿者/ 柚月 一般人(6回)-(2005/02/07(Mon) 15:38:37)
    美月は男を恋愛の対象とはしない女性なのだ。金持ちの一人娘なだけで男はイヤでも寄ってきた。
    容姿もさほど悪くない。どちらかといえば綺麗な方に入るだろう。そうなれば、ますます寄ってくる。
    高校の時からすでに見合い話ももちかけられた。
    金に目のくらむ男たちをうんざり見てきた美月にとって、恋愛の対象はいつの間にか女になっていた。
    大学に入ってから彼女は一人の女性に恋をしたのだ。それが花だ。
    そして今、美月の意中の相手は自分のベッドで寝ている。

     …乱れて…
    …私だけの花…


    (携帯)
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■1538 / ResNo.6)  甘い蜜7
□投稿者/ 柚月 一般人(7回)-(2005/02/07(Mon) 16:40:40)
    「…ぅ、ん…」
    花は肌寒さを感じ目を覚ました。
    酔いが醒めたらしい。
    キャミとパンツだけという薄着の自分に気づき、布団をかけようと無意識に手を動かした。
    ―ガチャ…ガチャっ―
    手は動かない。頭をあげて手のある方見る。手はベルトでベッドの柵に固定されていた。
    起きあがろうにもお尻のあたりはクッションが敷いてあり、思うように動けない。
    「美月っ!美月っ!」
    自分がなぜこんな状態になっているのか分からない花は、この現状について何か知っているであろう人を呼んだ。
    「花…起きたのね…」
    扉を開けて近寄ってくる親友は、何事もないような顔をしている。美月はベッドに腰をかけると困惑した表情の花に声をかけた。
    「花って見た目より胸大きいのね。着やせするタイプなの?」
    美月は花の右胸をキャミ越しに掴み、円を描くようにもみ始めた。
    「み、美月?!」
    「柔らかい…花のおっぱい柔らかくて揉みがいあるね」
    美月は花の胸の先でかたくなりつつある膨らみに手をかけた。
    「あっ…んっ」
    花の口から声が漏れる。「ここがいいの?じゃあ、いっぱい触ってあげるね」
    指でつまみ転がすようにさわると、その膨らみはいっそう硬さを増す。
    「かわいい…花の乳首かたくなってきたよ。花は胸が感じるんだね。キャミ押しあけで自己主張してる」
    花は恥ずかしくて顔をあかくする。
    目を閉じ恥ずかしさに耐える花。
    抵抗しない花に美月の行動はエスカレートしていく。
    ―するっ―
    「ひゃっ!」
    キャミの上にあった美月の手が直に胸をさわり始めた。
    身動きのとれない花の上にまたがり両胸を揉みし抱く。
    ゆっくりと胸を揉みながらも、かたくなっている先っぽへの愛撫も怠らない。
    「あっ……はぁんっ…ぁあっ!」
    美月の愛撫にたえられず花は喘ぎをもらし始める。恥ずかしさより快感が勝ってきているだろう。
    「花…もっと喘いで…
    花の声…もっと聞きたい…」
    そういうと美月は花にキスをちらしはじめた。
    額、頬、首、胸…
    あえて下半身には行かない。
    蜜を流すまではその部分には決してさわらない。それが彼女のやり方だ。


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■1540 / ResNo.7)  甘い蜜8
□投稿者/ 柚月 一般人(8回)-(2005/02/08(Tue) 17:25:42)
    ―あっ…はっあん……あっあぁっ……―
    どのくらいたっただろう。
    花にとって少し肌寒かった部屋は、今寒いどころか蒸し暑く感じるほど体が火照っていた。
    「み…みつきぃ…」
    花が美月の愛撫に目をトロンとしながら一つ一つの愛撫にびくびくと体を反応させる。
    「花…そろそろ良さそうね」
    そういうと美月は花の一番敏感な場所へ手を伸ばした。
    すでにそこは蜜を溜めきれず溢れお尻を伝っていた。
    「花のすごいことになってる」
    美月はそう言い終えるより早く指を蜜壺の中に沈めた。
    ―くちゅっ…―
    「あぁぁぁ…」
    ―くちゅ…くちゅ―
    「あっ…ぁはんっ…」
    蜜壷は熱を帯び指を動かすと適度に締め付ける。
    指を入れたままクリに触れるとびくっという反応があった。
    入念にクリを刺激すると、蜜壷が指を締め付け始める。
    「そんなに締め付けたら指ぬけなくなっちゃうよ」
    「み…つきっ…な、なんかぁ…変っ…
    あっ…あっあぁ……えっ?!」
    花の足がかくがくして、蜜壷は指を締め付けを強くする。
    イきそうなのだ。
    しかし、花がイくことはなかった。
    美月が指を抜いたのだ。
    「花、締めすぎ。指痛くなっちゃった。」
    美月は何もせず花を見ていた。
    花が体をもぞもぞと動かし始める。
    イく寸前で止められたせいで、花の体はまだ快感を欲してるのだ。
    「もっと触って欲しい?」
    花は美月を見上げる。
    「……うん」
    恥ずかしそうに頷く。
    「じゃあ、お願いしてごらん。」
    「えっ?!」
    美月は花の寝ているベッドの足元に座った。
    「足開いて腰振って『淫乱な花のお口をイかせて下さい』って言えたらしてあげる。」
    「そんな…」
    花がそんなこと言えないことくらい美月は知っていた。
    花はひどく恥ずかしがり屋だ。
    しばらくすると、花は恥ずかしさに顔を赤らめて口を開き始めた。

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■1544 / ResNo.8)  Re[2]: 甘い蜜8
□投稿者/ あみ 一般人(1回)-(2005/02/10(Thu) 10:29:32)
    。。。濡れてきちゃう。。。
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■1545 / ResNo.9)  柚月さんへ
□投稿者/ ぁんり 一般人(5回)-(2005/02/10(Thu) 14:10:22)
    今日一気に読ませていただきました(≧▽≦)
    もぉ〜濡れ濡れです(恥)
    続きカナリ楽しみにしています(〃▽〃)

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