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■1907
/ 親記事)
はじめての夜 −1−
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□投稿者/ 美弥
一般人(10回)-(2005/04/13(Wed) 09:47:36)
今日は雨。
「せっかくの休みなのに嫌になっちゃうな…。」なんて独りで呟きながら電車に乗った。
突然の誘いだったのに、お姉さまは快く返事をくれた。
7時前、駅の近くで待ち合わせ。
お姉さまに会うのは初めてで、とっても緊張していた。
黒いコートに身を包んだお姉さまは、30代なんて思えないくらいに綺麗な人でした。
とりあえず食事をしようってことになって、お姉さまお気に入りのレストランへ向かった。
人込みに流されないように、お姉さまの後ろを付いて歩いた。
少し薄暗い照明の店内では、お姉さまのロングヘアが怪しげでドキドキした。
軽くお酒を飲んで、ビアンバーへ行くことになった。
お姉さま行きつけのビアンバーで、またお酒を飲んだ。
ふとした話から、SMの話になった。
お姉さまは、SMの店で女王様をしていて、SM経験は10年以上。
それに比べて私は、まだまだ未熟なM女。
経験がないわけじゃないけれど、まだ手探り状態って感じ。
どんなプレイが自分の好みなのかも、実はよく分かっていないの。
お姉さまが突然聞いてきた。
『蝋燭…苦手なのよね?』と。
私は、個人サイトに蝋燭が苦手だと書いていた。
でも苦手なわけじゃなかった。
ただ蝋燭を受けた経験がないだけ。
あの赤い蝋燭って見るからに熱そうで、何となく怖くって。
蝋燭を受ける機会はあったけど、いつもお許しを乞いていた。
「蝋燭、受けたことがないんですよ、何かあの赤い色が恐怖心を煽っちゃうみたいで」
『そう?そんなに熱くないよ?』
「低音蝋燭らしいけど、やっぱり熱いんでしょ?」
『Mちゃんの蝋燭処女もらっちゃおうかな〜』
なんて言いながら、お姉さまは笑っていた。
(お姉さまになら、いいかな)なんて、頭の中で考えていた。
カウンターの中の店員が話しに入ってきた。
─「近くにアダルトグッズ専門店ありますよ?」─
さすが、同性愛者の街「新宿2丁目」です。
─「ゲイグッズのショップですけど、蝋燭ぐらいなら扱ってるんじゃないですかね」─
─「けっこう品揃えいいみたいですよ?」─
(店員さん…そんな情報いらないよぉ…)と思いながらも、内心はドキドキしてた。
『Yちゃん、ちょっと散歩に行こうか?』
お姉さまに連れられて、ビアンバーから1度出ることになった。
やっぱり向かったのは、店員さんが教えてくれたアダルトショップだった。
『蝋燭ありますか?』
お姉さまはショップの店員さんに尋ねて、赤い蝋燭とピンクのローターを買っていた。
またビアンバーに戻って、お酒を飲み直した。
『ティッシュあるかしら?』
店員からティッシュを受け取ると、さっき買った赤い蝋燭に火を点けた。
赤い蝋燭に火が点いて、溶け出した蝋が静かに揺れていた。
『手だして?』
お姉さまに言われるがまま手を差し出すと、手の甲にポタッ…ポタ…。
体が突然の熱さにビクッとなった。
『そんなに熱くないでしょう?』と、お姉さまは火を吹き消した。
(手の甲でも熱かった…手の甲じゃなかったら…)なんてことを少し考えた。
『そろそろ出ようか?』
お姉さまに促されるがまま、ビアンバーを後にした。
※ 私書箱番号「6877」
御感想・御意見お待ちしています^^
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■1908
/ ResNo.1)
はじめての夜 −2−
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□投稿者/ 美弥
一般人(11回)-(2005/04/13(Wed) 11:30:30)
小雨の中、タクシーに乗った。
『この辺のホテル街までお願いできますか?』
ホテル街でタクシーを降りて、『ここ綺麗そうじゃない?』ってお姉さまが選んだホテルに入ることにした。
ホテルに入って、お姉さまはお風呂の用意をしてくれた。
『そろそろ溜まったんじゃないかな?先に入っておいで?』
先にお風呂に入ることにした。
冷えた体を淡い紫の湯に浸かって暖めた。
体を丁寧に洗った。
お風呂を出た後、何が起こるのかは想像も出来なかったけど。
バスローブを羽織ってお風呂から出ると、お姉さまはソファでタバコを吸っていた。
『入ってくるね』と言って、お姉さまはお風呂場へ。
お姉さまのことをソファに座って待っていた。
ソファの前の机の上に、アダルトショップで買った蝋燭とローターが並べて置いてあった。
お風呂からバスローブを羽織って、お姉さまが出てきた。
『何か飲む?』お姉さまは缶ビールを、お姉さまは缶チューハイを飲んだ。
私の隣に座ったお姉さまが『抱っこさせて?』と、後ろから抱き締めてくれた。
優しく抱き締めてくれた。
お姉さまの手が胸の辺りまで下りてきて、バスローブの上から優しく胸を撫でた。
指先で乳首の辺りを弄られると、乳首が反応を見せ始めた。
お姉さまは嬉しそうに『乳首、立っちゃってるよ?』と乳首を摘んだ。
必死に声を堪えてたけど、小さく「んっ…」と声が漏れてしまった。
バスローブを剥がれ、お姉さまの手が直に触れてきた。
『何処まで耐えれるかなぁ?』と言いながら、私の胸を力いっぱい握った。
お姉さまの細い指が食い込んでいった。
胸の芯までも潰されそうに痛かったけど耐えてみせた。
『Yちゃんの胸に蝋燭あげようね〜』と言いながら、お姉さまが机の上に置かれた蝋燭に火を点けた。
蝋燭から目を背ける私に『ほら?ちゃんと見てないと』と、お姉さまが言った。
右の胸に溶けた蝋が降ってきた。
蝋が垂れた瞬間、目をつぶってしまった。
蝋が皮膚に落ちたとこを見ることは、やっぱり怖くてできなかった。
乳首の上に蝋が落ちて、とても熱かった。
(熱っ…!)と思ったら、今度はその熱さがじわじわと染みていった。
ポタッ…ポタポタ…
胸が赤い蝋で飾られていった。
火の点いた蝋燭を皮膚に寝かせ転がしていった。
皮膚から近い場所に火があると思うと、怖くて動けなかった。
でも、蝋が皮膚を伝うたびにビクッと体が反応を見せた。
お姉さまの手が、胸からお腹、そして下着まで降りてきた。
パンツのゴムを引っ張って『何で履いてるの?』と言われて、パンツも脱いだ。
『足上げて?』
ソファの上でM字開脚をさせられてしまった。
電気のついた明るい部屋で、お姉さまに見られてるかと思うと恥ずかしくて顔をバスローブで隠した。
※ 私書箱番号「6877」
御感想・御意見お待ちしています^^
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■1911
/ ResNo.2)
あの…
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□投稿者/ ミキ
一般人(1回)-(2005/04/13(Wed) 15:43:22)
美弥さんは いくつか お話を載せていますが 毎回読んでいます。
が…何故 全部 話が完結していないのに また 新しくお話を載せるのですか?
出来れば 昔載せたお話をもう一度出しているなら 最後まで読みたいのですが…こんな風に思うのは 私だけでしょうか(*_*)
失礼な言い方ですいません。
(携帯)
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■1912
/ ResNo.3)
はじめての夜 −3−
▲
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□投稿者/ 美弥
一般人(12回)-(2005/04/13(Wed) 16:46:24)
お姉さまは私の前に座って、私の丸見えのソコを見ていた。
『子供のと一緒だねぇ…閉じたままだよ?』と、指で広げられた。
お姉さまの息が近くて、体をくねらせてしまった。
『動かないのっ!』そう言って、太ももをピシャリと叩いた。
お姉さまがソコにキスをした。
優しく優しく。
そして、指が入ってきた。
しばらく、お姉さまの舌と指での愛撫を受けた。
お姉さまが机の上に置いてあった、火の点いたままの蝋燭を手に取った。
『いい子にしててね?』そう言って、ソコに蝋燭をポタリ…
「ん゛っ…ぁ」苦しい声が漏れてしまった。
熱くて、唇を噛み締めて、ソファに爪を立てた。
『ココが蝋燭で見えなくなるまで…ちゃんと我慢するのよ?』
ポタ…ポタ…
お姉さまの指が、クリトリスの皮を優しく剥くと、ソコにも赤い蝋が降ってきた。
「あぁぁーっ…んっ…」
言葉にならなかった。
熱いのか痛いのかも分からなかった。
熱いなら足を閉じればいいのに、足を大きく広げて、腰をくねくねさせていた。
止まることなく、柔らかい皮膚、敏感なソコに赤い蝋が降ってきた。
痛さのせい?熱さのせい?
眼に涙が滲んだ。
何処に感覚があるのか分からなかった。
ただ、落ちてくる蝋に体が反応していた。
声にならないような声で鳴いた。喘いだ。
蝋燭の雨が降ってくるのが止まった。
火の点いた蝋燭をお腹の上に置かれ『蝋燭が倒れないようにね?動いちゃ駄目よ』と私の傍から離れた。
お姉さまが蝋燭だらけの手を洗っている間、蝋燭の炎をずっと見ていた。
倒れやしないかと思うだけで怖いのに、そう思うたびに体がビクン…と動く。
手を洗って、また私の前に座ったお姉さまはローターを取り出した。
赤い蝋にコーティングされたままの乳首に、ローターを当てた。
固まった蝋はローターの刺激で割れて、パラパラと崩れ落ちていった。
そして、手に持ったローターが下に下りてきた。
クリトリスにローターが触れた。
「あっ!あぁ…」声が漏れた。
固まった蝋が柔らかい皮膚を引っ張って、ひきつるような痛みが走った。
でも、クリトリスに響く振動は気持ちよくて、腰を押し付けた。
痛さと快感が混ざった愛撫を受けた。
足に力が入って、痙攣を始めた。
「あっ…やぁ…んっ…あっっ!」
イってしまった。
※ 私書箱番号「6877」
御感想・御意見お待ちしています^^
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■1913
/ ResNo.4)
はじめての夜 −4−
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□投稿者/ 美弥
一般人(13回)-(2005/04/13(Wed) 16:55:19)
赤い蝋だらけの私は、シャワーを浴びるように促されシャワーを浴びた。
体に付いた蝋はシャワーの水圧で簡単に流れていった。
蝋を綺麗に落とした私は、隠れるほどに蝋の雨を受けたソコに手をやった。
(濡れてる…)触る前から濡れていたことは分かっていたけど、改めて自覚すると恥ずかしくなった。
シャワーから上がると、またお姉さまの隣に座った。
お姉さまがキスをくれた。
とっても優しいキス。
髪を優しく撫でてくれた。
額を覆っていた前髪を掻き分けて、額にキスをくれた。
『辛かった?』と聞かれ、首を横に振る私。
辛くなかったといえば嘘になる。
でも、お姉さまに愛されたことが嬉しかった。
初めて受けた蝋燭の熱さも苦しさも心地よかった。
『そう?可愛かったわ』と、またキスをくれた。
それから、お姉さまに抱っこされながら眠りについた。
※ 私書箱番号「6877」
御感想・御意見お待ちしています^^
完結!
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■1914
/ ResNo.5)
よんでくださった皆様へ
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□投稿者/ 美弥
一般人(14回)-(2005/04/13(Wed) 16:58:09)
このお話はノンフィクションです。
4月10日は、美弥にとって忘れることのない大切な日になりました。
>ミキ様
申し訳ありませんでした。
ただ、この話だけは体が初めて受けた蝋の感触を鈍くさせないうちに残しておきたかったのです。
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■No1914に返信(美弥さんの記事) > このお話はノンフィクションです。 > 4月10日は、美弥にとって忘れることのない大切な日になりました。 > > >ミキ様 > 申し訳ありませんでした。 > ただ、この話だけは体が初めて受けた蝋の感触を鈍くさせないうちに残しておきたかったのです。 >
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