SMビアンエッセイ♪

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■2129 / ResNo.10)  leoサンへ
  
□投稿者/ トヤ 一般人(9回)-(2005/07/29(Fri) 01:07:01)
    レス、そしてお褒めの言葉ありがとうございます(^^)

    至らぬ部分等あると思いますが、
    この先もお付き合いくださいませ☆
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■2130 / ResNo.11)  鳥篭 -6-
□投稿者/ トヤ 一般人(10回)-(2005/07/29(Fri) 01:35:52)
    「お昼、何食べたい?」

    相変わらず厳しく照りつける太陽と、飽和状態の人ゴミの中で
    茉莉は私の腕にしっかりとしがみついている。
    はぐれないよう。置いていかれないよう。

    「んー・・・玲ちゃんは何が食べたいのー??」

    「私は・・・パスタかな。」

    「じゃあちょうど良かったねー、わたしもパスタが良かったの♪」

    満面の笑み。茉莉の隣を忙しく通った若い男性が目をとめ、足を止める程の愛らしさ。
    黒い感情が押さえきれなくなってしまいそう。

    「センター街行けばなんかしらあるかな」

    「そだねっ」

    センター街へは人の流れにうまく乗った事で思ったより楽にたどり着けた。
    そして目についたチェーン店をよく見かけるパスタ屋へ。
    狭い数段の階段、茉莉を先に上がらせ自分が上り終えた所で茉莉のヒップを
    それとなく撫でる。

    「もぅっ、セクハラぁっ」

    茉莉は笑いながら振り返った。表面上はフツウでも実際は違う。
    私はその欲情の火を消さず燻り続けさせておきたい。

    「だって、茉莉のお尻が可愛かったんだもの」

    思ってる事を微塵と感じさせぬよう笑いながら答え、店内へ。

    そして、何もせずに昼食をすませた。
    あれだけ人がいればさすがに何も出来なかった、ってだけなんだけど。

    映画館は暗かったおかげで気にならなかったけれど、
    茉莉の容姿はどこにいても目立つ。
    唯一目立たないのは、以前茉莉の趣味で行った西洋人形展の会場だけ。
    本当に、人形の様な顔立ちなんだもの。
    ただ彼らと違って茉莉の頭は小さい。もちろん顔も。
    身体のつくりは恐ろしく華奢。
    痩せすぎというわけでもなく、ライン自体はとても柔らかい。

    茉莉が微笑めば愛らしい野花が咲いたようで、周囲の空気が柔らかく変わる。
    男女共に惹かれてしまうその全てを、独占したい。
    いっそ閉じこめてしまえたらと、時折思う。

    「ぃちゃん! もぅー玲ちゃんってばぁ」

    「ぁっ 何?」

    「さっきから何度も言ってるでしょーぅ。行きたいお店があるから後で行こうねって」

    「ごめんね。そうだね、行こう」

    黒い感情を再び胸に押し込めて、茉莉の話を聞く事にした。




    いつまで、押さえ込めるだろうか・・・
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■2131 / ResNo.12)  きゃ〜
□投稿者/ たまぴょ 一般人(1回)-(2005/07/29(Fri) 01:36:13)
    ドキドキしちゃいました。茉莉ちゃん可愛いvvV続き頑張って下さいね☆

    (携帯)
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■2146 / ResNo.13)  鳥篭 -7-
□投稿者/ トヤ 一般人(11回)-(2005/07/29(Fri) 23:37:14)
    茉莉の行きたいお店はアロマキャンドルや入浴剤を売っているお店だった。

    パスタ屋から近い所だったから、さして暑さにさらされずに済んだ事に
    正直ほっとしてる。

    「ねぇ、玲ちゃん〜、これいいニオイ(^^)」

    サーモンピンクのキャンドルを手に満足げに微笑んでる。

    「ん?どんなニオイ?」

    聞きながら私も嗅ぐ。

    何かとオレンジが混ざったようなニオイで、確かに甘すぎずいいかんじだった。

    「いいね。でも・・・茉莉のアソコのニオイの方がすきかな。」

    ボソリと耳元で囁けばみるみる顔が赤くなる。

    「ぅ〜・・・ばかぁ。。。」

    「あ、あっちの入浴剤は見なくていいの?」

    「・・・見るよ〜ぅ」

    赤い顔のまま入浴剤の売り場へ。って言っても小さいお店だから、すぐそこだけど。




    「ぅ〜・・・なんか色々試しすぎてニオイわかんなくなってきたぁ。。。」

    「もう・・・馬鹿ねぇ・・・」

    しばらく店内を見て、眉をひそめた茉莉の頭を軽く撫でながらお店を出る。

    「暑いし、少しゆっくりしたいからどっか入ろうか」

    「うんっ。あ、カラオケがいいな♪新しい曲覚えたの〜(^^)」

    「じゃ、そこでいい?」

    ちょうど見える場所にカラオケがあったから、そこに入る事にした。

    そして、待つ事なく部屋へ案内された。
    ようやく喧騒を離れられて安心した。茉莉は懸命に歌本を見てる。

    「あ、そうだ。これあげる。」

    茉莉が不思議そうな顔で受け取る。

    「わぁ〜っ、ありがとう(^^)いつの間に買ったの〜??」

    先ほどのサーモンピンクのキャンドルが、いくつかパッケージされたもの。

    「茉莉がうろうろしてる間にね。似合いそうだなって思ったから。」

    「ありがと〜ぅ。玲ちゃん大好き〜v」

    これでもかという程天真爛漫、心からの笑顔。

    アタシの我慢の限界がきたのを、遠くから見ているように感じた。


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■2148 / ResNo.14)  たまぴょサンへ
□投稿者/ トヤ 一般人(12回)-(2005/07/29(Fri) 23:38:25)
    レス、お褒めの言葉ありがとうございます。

    未熟ながらがんばって書いていこうと思います〜。
    なので、良かったら今後もどーぞご覧くださいませ☆
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■2196 / ResNo.15)  鳥篭 -8-
□投稿者/ トヤ 一般人(13回)-(2005/08/09(Tue) 22:07:33)
    プレゼントをバッグへしまい、再び歌本を見始めた茉莉の首筋に
    そっと息を吹きかけた。

    「ひゃぁっ!!」

    間の抜けた、艶っぽい声とはかけ離れた反応。

    「もぅ〜なぁに〜??」

    「なんでもないよ。こっちにおいで」

    膝の間に私にもたれる様に座らせてぎゅっと抱きしめる。
    小さな子供と同じ、太陽の匂い。

    嗚呼 手放したくないなと、こういう何気ない瞬間に
    痛い程強く激しく感じる。 独占欲にがんじがらめにされて。


    茉莉の少し恥らった顔を顎を持ってこちらに向ける。
    いきなりの深い口付けに驚きながらも、目を閉じた。
    上顎の辺りに下を這わせれば、少し声がもれ、空いている片手で
    身体を撫でれば、身体を小さく震える。


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