| おしりの辺りで、モゾモゾと動く感触がした。
誰かに制服のスカートの上からおしりを撫でられてるような…
これって…痴漢?!
真奈美は身を固くした。
でもここには女の人しかいない。 自分の後ろにいる人だってもちろん女の人のはず…
そのとき、撫でていた手がおしりから離れた。
やっぱり勘違いか…真奈美はホッと胸をなでおろした。
女の人なのに痴漢なんてするわけない。 きっとたまたま手が当たってしまっただけだろう。
しかし安心したのつかの間。
真奈美のスカートはフワっと持ち上げられ、ピンクのパンツが露(あらわ)になった。
背後の女性はピッタリと真奈美の背中に密着している。
えぇ…?! なんなのこの人…女なのにどうして…?
痴漢の…いや、痴女の手は再び真奈美のおしりに触れた。
今度はスカート越しではなく、パンツの上から。
「ィヤ…」
真奈美は思わず不安を言葉にした。 相手は女だ。 しかも真奈美はまだ…誰にも触れられたことがなかった。
そんな不安を見抜いてか。 痴女は真奈美の耳元でささやいた。
「大丈夫よ…怖がらないで。」
優しい声だった。 艶っぽくて大人の女性を想像させる声。
女はおしりから太股にかけてゆっくりと撫で回していく。 丁寧にじっくりと。
その触れ方がとても優しくて… 真奈美の体のこわばりは、徐々にほぐれていった。
痴女はおしりを撫でたまま、もう片方の手を真奈美の胸に伸ばした。
|