SMビアンエッセイ♪

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■2392 / ResNo.10)  逢瀬の痕H
  
□投稿者/ 雅 一般人(10回)-(2005/09/16(Fri) 01:04:49)
http://id7.fm-p.jp/23/bianmiyabi/
    「真里菜を綺麗にしてあげるわ」


    佐々木は、遮光カーテンを閉め、暗闇の中で蝋燭に灯をつけた。

    そして佐々木は、紅い縄を取り出した。


    「アゥン」

    紅い縄が真里菜の肌を擦り、締め付けられていく度に心地よい快感に襲われた。

    蝋燭の灯りで浮き上がる露になった乳房は、紅い縄が喰い込み、女性の象徴である

    胸が更に強調される。

    佐々木は手馴れたように真里菜に縄を入れ、その目は真剣だった。

    まるで一つの作品を愛しく創り上げていくように。


    真里菜は、恍惚の表情で、佐々木の手つきに見つめていた。

    お姉さまは、私を創ってくださっている。

    こんなに真剣な眼差しで・・。

    真里菜は、そう考えるだけで、どんどん潤ってくる。

    触れられていないのに、お姉さまを見ているだけでこんなに濡れてくる

    なんて・・・。私・・おかしい・・


    「真里菜、ごらんなさい。」

    佐々木は、姿見を真里菜に見えるように置いた。

    真里菜の身体には、紅い縄が網目を描くように肉に喰い込んでいる。

    拘束された手と足は、縄によって軽くうっ血し、ほんのり赤みが増し、女性の膨ら

    みは、美しく強調され乳首の先端までもが突き出ていた。


    「これが・・私・・」


    「とっても綺麗よ・・真里菜」


    佐々木は、鏡ごしに真里菜を見ながら、真里菜の突き出た乳首に軽く歯を立てた。


    「ハァ・・ン」


    (お姉さま・・、もうダメです・・私・・)


    真里菜は心で訴えた。真里菜の下半身は火照りを増し、佐々木を求めて疼いてい

    た。


    「どんどん淫乱になってくるわね。いやらしい事、もっとしてほしいんでしょ」


    佐々木は、紅い縄とはみ出した肉の境目に、ゆっくり舌を這わせながら、

    妖しく鋭い目で、微笑んだ。


    「そういう時は、ちゃんとお願いしないとダメでしょう、何て言うのかしら?」


    真里菜は、恥ずかしさでいっぱいだった。でも、それがたまらなく快感だった。

    お姉さまのあの目・・・あぁ・・もう溶けてしまいそう・・


    「あら・・してほしくないの?じゃ、点検してみなきゃね」


    佐々木は、真里菜の太腿まで流れ出している泉の出所を中指で弄る。


    「アァァン」


    「真里菜のあそこは、してほしいって言ってるようだけど。ウフフ」


    佐々木は、そのまま、指で泉の出所の上にある突起した敏感な部分を軽く

    つまんだ。


    「ハァゥ・・」


    「さぁ、ちゃんと言うのよ。真里菜」


    敏感な突起物を愛液で滑らせながら指で回し、そして、つねるように、段々

    その指に力が入ってくる。


    「アァァ・ハァハァ・・お姉さま・・何て言えばいいんですか・・」


    「そんな事もわからないのかしら?」


    佐々木は、つまんだ指に更に力を加わえ、そして乳首に歯を立てた。


    「ウッ、アアァァ、痛いぃ、アァァ」


    真里菜は、痛みで目から涙が溢れてきた。


    「やめてほしいの?どうなの?ほんとイヤなら止めてあげるわよ。」

    佐々木は、真里菜をいたぶり、薄ら笑いを浮かべている。


    「アァァおねえさまぁ〜、止めないでぇ・・もっと、もっと強く噛んでぇ〜」


    「ほんと、淫乱なコ。真里菜は淫乱な雌犬だわ。」


    更に力が加わり、真里菜は、泣き叫んだ。

    それでも、止めてとは言わなかった。

    肩、腕、内腿・・あらゆる所にくっきり歯型がついた。

    痛みによる苦痛と、快感が押し寄せてくる。その波に腰をくねらせ、全身を

    ベッドに叩きつけながら、喘いだ。

    真里菜は、気が狂ってしまいそうなぐらい、佐々木の指使いと痛みに酔った。


    ブィィィィン


    佐々木は、黒光りしたバイブを手に真里菜に言った。


    「さ、真里菜のいやらしいここが、ほしがってるものよ。どうしてほしい?」


    「アァ、おねえさま、お願い、入れてください。」


    ズブッ・・


    「アァァァーン」


    真里菜の身体は、その音と共に、くねり波打った。

    腰は、勝手に動き、挿入された部分から、恐ろしいくらいの液が流れてくる。

    紅い縄は、感じるごとに、どんどん締まっていき、真里菜の手と足は、うっ血

    して、赤黒く変色していく。


    「さぁ、ちゃんと目を開けて見るのよ。淫乱な自分のいやらしい姿を」


    真里菜は、虚ろな目で快感に身をゆだねながら、自らの姿を見た。


    黒いバイブが、ウィンウィンと、自分のあそこでうねっている。


    「アァァン、おねぇさま、ハァハァ、もうイッちゃいます。アァァァーン」


    真里菜は、海老のように、身体をそらし、大声で喘ぎ果てた。


    それでも、まだバイブは、そのまま動いて真里菜のあそこを攻め立てる。


    真里菜は、ビクンビクンと全身を痙攣させ、快感の喘ぎが、悲痛な叫びとなった。


    「アァァ、お姉さまぁぁ、もう止めてェェェ」


    佐々木は、妖しげに微笑んだ。


    (つづく)
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■2393 / ResNo.11)  雅さんえ
□投稿者/ ゆうみ 一般人(1回)-(2005/09/16(Fri) 05:00:07)
    どぅも(^-^)
    新作発見♪しかもSMの方でなんて(照)
    前の作品からなんとなく要素がありましたが、本格的なのも雅さんが書くと得に引き込まれます。楽しみにしてます!
    ボチボチ頑張って下さい。

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■2399 / ResNo.12)  Re[4]: M美さん、初めまして。
□投稿者/ M美 一般人(2回)-(2005/09/16(Fri) 20:57:17)
    雅さま

    お返事、ありがとうございました。本当に嬉しいです。

    > しっかり逢瀬の度に調教されていかれたのしょうね(^o^)
    1年ほど半同棲していたので・・・忘れられない思い出です(哀)

    > 私も、S性が強いので、どっちかというと自分なりの調教の仕方になって
    調教の方法は人それぞれだと思います。雅さまのお考えであり、それを自由に表現なさって下さい。真里菜さんを私自身に置き換えて読ませていただきます。





引用返信/返信 削除キー/
■2400 / ResNo.13)  お久しぶりです♪
□投稿者/ 雅 一般人(11回)-(2005/09/16(Fri) 22:09:11)
http://id7.fm-p.jp/23/bianmiyabi/
    ゆうみさん♪お久しぶりです(^o^)/
    見つけていただき、とっても嬉しいです。
    カキコを見て、幼少時代にかくれんぼしてた時のような、楽しい気分に
    なっちゃいました。(笑)
    poison、あなたへの想い等は、エッセイへの投稿というのもあり、SM色を余り出さないようにしてたのですけど、その要素バレてたみたいですね。(笑)
    どんなM女へと変わっていくのか・・今後の調教を楽しみにしていてくださいね♪
引用返信/返信 削除キー/
■2401 / ResNo.14)  逢瀬の痕I
□投稿者/ 雅 一般人(12回)-(2005/09/16(Fri) 23:16:39)
http://id7.fm-p.jp/23/bianmiyabi/
    「どうして私の許しもなく勝手にイってしまったのかしら?」

    妖しい笑みの佐々木の目は鋭かった。

    そして、バイブの音が激しさを増した。


    「ハァァァごめんなさぁい、おねえさまァ、ゴメンナサァイ、アァァーン」


    真里菜は、泣き叫びながら佐々木を見つめた。

    弱めるどころか、更に激しくバイブを強くする。

    蝋燭の灯りで照らされた陰影は、官能的に激しくのた打ち回る、縛られた性奴隷が

    壁に映し出されていた。


    身体の痙攣がおさまると何度も襲ってくる深いエクスタシー。

    そのエクスタシーを頂点に、また身体が痙攣する。

    真里菜の身体から噴出すように流れ出る、滝のような愛液。

    その流れの強さと、その奥の激しいうねりによって、押し出そうになるバイブを

    何度も深く、押し込んでいく。

    真里菜の目からは大粒の涙が溢れ、悲鳴に近い喘ぎ声を部屋中に響きわたらせてい

    た。

    何度も何度も繰り返される快楽の拷問に、真里菜は、失神した。



    それから何時間たったのだろう・・

    真里菜が目覚めると、佐々木は、食事を作っている最中だった。


    「目、覚めたみたいね。お腹すいたでしょ。」


    何事もなかったような佐々木の笑顔。

    真里菜は、重くてだるい体をゆっくりと動かして起き上がろうとしたが

    全く力が入らない。

    フフっと佐々木は笑って、

    「無理しないで横になってなさい」


    真里菜の身体からは、紅い縄は消えていた。

    そっと、真里菜はたぐりよせるように、手首を見た。

    そこには、くっきりと赤黒く、縄目が肌に刻み込まれていた。

    真里菜は、その縄目にキスをした。


    (お姉さま・・。)


    (つづく)
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■2402 / ResNo.15)  逢瀬の痕J
□投稿者/ 雅 一般人(13回)-(2005/09/17(Sat) 01:54:46)
http://id7.fm-p.jp/23/bianmiyabi/
    「さぁ。できたわよ。食べさせてあげるわね」


    佐々木は、ベッドで横たわる真里菜の上半身をゆっくりと起こし、そっと

    シャツを羽織り、背中にクッションを当てた。

    時計を見ると、夜の7時をまわっていた。


    「私・・ずっと眠っていたのですね」

    佐々木は、作った雑炊をもって、ベッドの隣に腰掛けた。

    「ええ。とっても気持ちよさそうに眠っていたわ」

    「ずっ起きていたんですか?」

    「さ、少し食べないと身体もたないわよ。ウフフ」

    佐々木は、まだ熱い雑炊を、フーフーと冷まし真里菜の口へと運んだ。


    「おいしい・・。」


    佐々木は、少し照れながら自分も雑炊を口にした。

    真里菜は、佐々木の細やかな優しさを感じた。

    病気になったときでさえ、こんな風に食事を食べさせてもらうなんてこと

    真里菜の記憶にはなかった。

    真里菜は、心の底から溢れてくる佐々木への熱い想いを、初めて感じた。

    スプーンを口へ運んでくれる佐々木の細くて綺麗な指、そして優しい目。


    「お姉さま・・。」


    「ん?もうお腹いっぱい?」


    「私・・、お姉さまのこと・・大好きです」


    佐々木は、微笑んでそっと真里菜の頬にキスした。


    食事を済んだ頃、真里菜はようやく身体が動かせるようになった。

    佐々木は、お風呂にお湯を張り、二人で狭いユニットバスに入った。

    佐々木は、真里菜を風呂の淵に腰掛けさせ、身体を、手でゆっくりと丁寧に洗っ

    ていった。

    触れる指先は、柔らかでそして、真里菜の心を官能的に刺激した。

    首筋・・肩・・胸・・わき腹・・。


    「アッ・・」


    真里菜は、たまらず声をあげた。

    佐々木は微笑んで、そのまましゃがみこんで、真里菜の股を大きく開いた。


    「ここの滴、どうしてこんなにねっとりしているのかしらね」


    佐々木は、シャワーを取って真里菜の股間にあてた。


    「アァァーン」


    真里菜の腰は大きく波打った。また襲ってくる快感・・。

    シャワールームの中は、真里菜の喘ぎ声がエコーをかけたように響き渡る。

    (アァ・・また・・落ちていく・・・。)

    イキそうになった直前で、シャワーは止められた。


    佐々木はニコっと笑い、手にボディシャンプーを泡立て、真里菜の脚を洗い出し

    た。

    既に疼いてしまった、真里菜の股間は、佐々木の指を求めた。

    だが、その部分には全く触れず、佐々木は、ゆっくりと真里菜の身体を洗ってい

    く。

    シャワーの熱気と身体の火照りからか、真里菜の顔は真っ赤になっていた。


    「お姉さま・・、もう・・我慢できません・・」


    すっと立ち上がり、佐々木は、真里菜に言った。


    「そういう時は、どうするの?」


    真里菜は、佐々木の綺麗な白い脚にすがって言った。


    「お姉さま・・。どうぞ使ってください・・。」


    (つづく)
引用返信/返信 削除キー/
■2403 / ResNo.16)  逢瀬の痕K
□投稿者/ 雅 一般人(14回)-(2005/09/17(Sat) 02:30:58)
http://id7.fm-p.jp/23/bianmiyabi/
    佐々木は、真里菜の手をとって、ぐっと引き寄せた。

    佐々木の身体は、冷えていた。真里菜は、抱き寄せられたその胸に顔を埋めて

    背中に回した腕にぎゅっと力を入れた。

    佐々木は、真里菜の髪をゆっくりと撫で、そっと真里菜の顎を持ち上げて

    真里菜にキスした。

    優しいキスだった。

    真里菜は、何度も何度も、佐々木の唇を求めた。そして、佐々木も真里菜の

    唇を丁寧に舌で弄った。

    絡み合った唇から、糸を引く唾液が真里菜の乳首に落ちた。

    その唾液を、真里菜は指ですくい、そっと自らの乳首に滑らせた。


    「ほんと、えっちなコ。」


    佐々木はボディシャンプーを自分と真里菜の身体にたっぷりかけた。

    二人は、お互いを全身絡めあって、刺激しあった。

    乳房・・お尻・・そして潤った草むら・・そしてその奥までも。

    ボディシャンプーは、ローションのように滑らかにお互いの肌の上を滑り

    二人のエクスタシーは最高潮を迎えた。


    「イイ、おねぇさまぁ、ハァァ、イっていいですか、アァァァ」


    「ハァハァ、いいわよ。アッァァ一緒にイクのよ」


    「ハァハァ、イクぅ、アァーン」


    二人で大声であっという間に果てた。

    真里菜の肌は紅潮し、赤黒く残った手首と足首は、更に赤みを増し、全身の縄の痕

    が薄く浮き上がっていた。

    二人は目を閉じて、ぐったりと抱き合った。


    (つづく)

引用返信/返信 削除キー/
■2404 / ResNo.17)  M美さんへ
□投稿者/ 雅 一般人(15回)-(2005/09/17(Sat) 05:31:46)
http://id7.fm-p.jp/23/bianmiyabi/
    1年の半同棲の思い出・・。
    色々な想いをもっておられるでしょうね。

    確かに、調教については、精神的な調教(羞恥)とか、肉体的なかなりハードなものまで人それぞれですからね。うふふ(^^)

    文章にして、それを表現して全てを伝えようとするのって本当に難しいです。
    M女さんの調教によって精神的なものから身体が変わってくること・・ちゃんと伝えるには、もっと勉強していかなければと思っています。

    是非、応援していてくださいね。

    頑張って更新していきますので、真里菜の変貌を、どうぞお楽しみください♪
引用返信/返信 削除キー/
■2405 / ResNo.18)  感動しました
□投稿者/ M美 一般人(3回)-(2005/09/17(Sat) 08:11:45)
    雅さま

    おはようございます。
    今朝、ひとりでKを読ませていただきました。
    佐々木さまと真里菜さんが一緒に・・・ステキでした。
    その余韻が残っていて、書き込みをしながらドキドキしています。
    ストーリーが頭に残っていて仕事に影響しそうです(恥)
    これからの展開をご期待申し上げます。
引用返信/返信 削除キー/
■2406 / ResNo.19)  M美さんへ
□投稿者/ 雅 一般人(16回)-(2005/09/17(Sat) 16:08:27)
http://id7.fm-p.jp/23/bianmiyabi/
    またまた感想ありがとうございます。
    本当に嬉しく思う雅です。(^o^)
    ドキドキして読んでくださっている方がいると思うと
    私もドキドキしたりなんかして・・(笑)ほんと、励みになります。
    M美さんも、身体がきっと覚えているのですね。(ニヤリ)
    本日も夜、更新しますので、是非楽しみにしていてくださいね♪
引用返信/返信 削除キー/

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