| 「真里菜を綺麗にしてあげるわ」
佐々木は、遮光カーテンを閉め、暗闇の中で蝋燭に灯をつけた。
そして佐々木は、紅い縄を取り出した。
「アゥン」
紅い縄が真里菜の肌を擦り、締め付けられていく度に心地よい快感に襲われた。
蝋燭の灯りで浮き上がる露になった乳房は、紅い縄が喰い込み、女性の象徴である
胸が更に強調される。
佐々木は手馴れたように真里菜に縄を入れ、その目は真剣だった。
まるで一つの作品を愛しく創り上げていくように。
真里菜は、恍惚の表情で、佐々木の手つきに見つめていた。
お姉さまは、私を創ってくださっている。
こんなに真剣な眼差しで・・。
真里菜は、そう考えるだけで、どんどん潤ってくる。
触れられていないのに、お姉さまを見ているだけでこんなに濡れてくる
なんて・・・。私・・おかしい・・
「真里菜、ごらんなさい。」
佐々木は、姿見を真里菜に見えるように置いた。
真里菜の身体には、紅い縄が網目を描くように肉に喰い込んでいる。
拘束された手と足は、縄によって軽くうっ血し、ほんのり赤みが増し、女性の膨ら
みは、美しく強調され乳首の先端までもが突き出ていた。
「これが・・私・・」
「とっても綺麗よ・・真里菜」
佐々木は、鏡ごしに真里菜を見ながら、真里菜の突き出た乳首に軽く歯を立てた。
「ハァ・・ン」
(お姉さま・・、もうダメです・・私・・)
真里菜は心で訴えた。真里菜の下半身は火照りを増し、佐々木を求めて疼いてい
た。
「どんどん淫乱になってくるわね。いやらしい事、もっとしてほしいんでしょ」
佐々木は、紅い縄とはみ出した肉の境目に、ゆっくり舌を這わせながら、
妖しく鋭い目で、微笑んだ。
「そういう時は、ちゃんとお願いしないとダメでしょう、何て言うのかしら?」
真里菜は、恥ずかしさでいっぱいだった。でも、それがたまらなく快感だった。
お姉さまのあの目・・・あぁ・・もう溶けてしまいそう・・
「あら・・してほしくないの?じゃ、点検してみなきゃね」
佐々木は、真里菜の太腿まで流れ出している泉の出所を中指で弄る。
「アァァン」
「真里菜のあそこは、してほしいって言ってるようだけど。ウフフ」
佐々木は、そのまま、指で泉の出所の上にある突起した敏感な部分を軽く
つまんだ。
「ハァゥ・・」
「さぁ、ちゃんと言うのよ。真里菜」
敏感な突起物を愛液で滑らせながら指で回し、そして、つねるように、段々
その指に力が入ってくる。
「アァァ・ハァハァ・・お姉さま・・何て言えばいいんですか・・」
「そんな事もわからないのかしら?」
佐々木は、つまんだ指に更に力を加わえ、そして乳首に歯を立てた。
「ウッ、アアァァ、痛いぃ、アァァ」
真里菜は、痛みで目から涙が溢れてきた。
「やめてほしいの?どうなの?ほんとイヤなら止めてあげるわよ。」
佐々木は、真里菜をいたぶり、薄ら笑いを浮かべている。
「アァァおねえさまぁ〜、止めないでぇ・・もっと、もっと強く噛んでぇ〜」
「ほんと、淫乱なコ。真里菜は淫乱な雌犬だわ。」
更に力が加わり、真里菜は、泣き叫んだ。
それでも、止めてとは言わなかった。
肩、腕、内腿・・あらゆる所にくっきり歯型がついた。
痛みによる苦痛と、快感が押し寄せてくる。その波に腰をくねらせ、全身を
ベッドに叩きつけながら、喘いだ。
真里菜は、気が狂ってしまいそうなぐらい、佐々木の指使いと痛みに酔った。
ブィィィィン
佐々木は、黒光りしたバイブを手に真里菜に言った。
「さ、真里菜のいやらしいここが、ほしがってるものよ。どうしてほしい?」
「アァ、おねえさま、お願い、入れてください。」
ズブッ・・
「アァァァーン」
真里菜の身体は、その音と共に、くねり波打った。
腰は、勝手に動き、挿入された部分から、恐ろしいくらいの液が流れてくる。
紅い縄は、感じるごとに、どんどん締まっていき、真里菜の手と足は、うっ血
して、赤黒く変色していく。
「さぁ、ちゃんと目を開けて見るのよ。淫乱な自分のいやらしい姿を」
真里菜は、虚ろな目で快感に身をゆだねながら、自らの姿を見た。
黒いバイブが、ウィンウィンと、自分のあそこでうねっている。
「アァァン、おねぇさま、ハァハァ、もうイッちゃいます。アァァァーン」
真里菜は、海老のように、身体をそらし、大声で喘ぎ果てた。
それでも、まだバイブは、そのまま動いて真里菜のあそこを攻め立てる。
真里菜は、ビクンビクンと全身を痙攣させ、快感の喘ぎが、悲痛な叫びとなった。
「アァァ、お姉さまぁぁ、もう止めてェェェ」
佐々木は、妖しげに微笑んだ。
(つづく)
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