SMビアンエッセイ♪

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■2505 / ResNo.50)  逢瀬の痕31
  
□投稿者/ 雅 一般人(41回)-(2005/09/26(Mon) 04:54:12)
http://id7.fm-p.jp/23/bianmiyabi/
    真里菜は、部屋で佐々木の帰りを待った。

    それから、数時間・・

    ドアの音がした。

    ガチャ・・

    そこには、まだ顔色のすぐれない佐々木の姿があった。


    「お姉さま!」


    真里菜は佐々木の胸に飛び込んでいった。

    佐々木は、驚いたような顔で


    「ここで待ってたの?恵子さんは?」


    「お客さまは、もう早くに帰られたので、私、ここで待ってたんです。」


    「何か言ってた?」


    「いいえ。暫くしたら戻るわって言って出ていかれましたよ」


    真里菜は、何も言わなかった。


    「それならいいわ。でも、真里菜、今日仕事休んだの?」


    「今日は、休んじゃいました。」


    佐々木は、にっこり微笑んで、ソファに腰を下ろした。


    「昨日、お姉さまに食べていただこうと思って、食事つくったんですけど、食べま

    せんか?」


    「うん。今まだお腹空いてないけど、じゃ、後でいただこうかな。」


    「じゃ、それまで甘えていいですか?」


    フフフと、佐々木は笑って、真里菜を抱きしめた。

    真里菜は、今にも、泣きそうだった。

    佐々木に分からないように、胸に顔を埋めた。


    「ごめんね・・心配ばかりかけて・・」

    佐々木は、真里菜の髪を撫でた。

    佐々木の手は、とても冷たかった。


    「お姉さま・・」


    「どうしたの?」


    「一緒眠りたい・・」


    佐々木は、にっこり笑って真里菜の顎をそっと持ち上げ、キスした。


    「じゃ、ちょっとシャワー浴びてくるわ。」


    佐々木がシャワーを使っている隙に、真里菜は預かった薬をそっと、佐々木の枕の

    下へ忍び込ませた。


    佐々木の後、真里菜もシャワーを済ませベッドにもぐった。

    佐々木の枕の下にそっと手を滑り込ませた。

    薬は消えていた。


    「お姉さま、一緒に眠ってください・・少し眠い・・」


    佐々木は、ベッドに入り真里菜を抱きしめた。

    真里菜は、佐々木の胸の中で、眠ったふりをした。

    佐々木は、しばらく真里菜の顔を見て、そっとキスし、そのまま眠っていった。



    そっと目を開けて、佐々木の寝顔を見る。

    透けてしまいそうな、肌の色・・、少し目の下に隈ができている。


    (お姉さま・・。)


    真里菜は、そのまま、佐々木の胸に顔を埋めた。


    温かい・・・


    その温かみで、真里菜もゆっくりと眠りに落ちていった。


    (つづく)
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■2506 / ResNo.51)  こんばんわ。
□投稿者/ 由兎魔 一般人(5回)-(2005/09/26(Mon) 20:33:35)
    ずっと雅さんの作品見させて頂いております。今回の作品はとても良い話だなぁなって思ってましたけど、最後には凄い展開になってましたね……更新された話を見て驚きました。完結になったら泣いてしまうかもしてません…またの続きを待っています。
引用返信/返信 削除キー/
■2507 / ResNo.52)  由兎魔さん♪お久しぶりです。
□投稿者/ 雅 一般人(42回)-(2005/09/27(Tue) 01:45:26)
http://id7.fm-p.jp/23/bianmiyabi/
    お久しぶりです♪
    いつも読んでいただき、感想までいただいてありがとうございます(ペコリ)
    今回、少し話しが長くなってしまいましたが、いよいよ終盤に入りました。
    頑張って更新していきますので、よろしくです♪


引用返信/返信 削除キー/
■2509 / ResNo.53)  逢瀬の痕32
□投稿者/ 雅 一般人(43回)-(2005/09/27(Tue) 21:09:35)
http://id7.fm-p.jp/23/bianmiyabi/
    「はっ、お姉さま!」

    佐々木は、にっこり真里菜に微笑みかけた。

    シャワーを浴びた佐々木が、ベッドの横で座ってアイスを食べていたから。


    「身体、もう大丈夫ですか?」


    「うん。寝たらすっきりしたわ。汗かいたからシャワー浴びたの」


    佐々木は、アイスを一口、口に含み、そった真里菜にキスして流し込んだ。


    「冷たっ。でも、これ、結構懐かしいですね。」


    「でしょ。ソーダアイスって好きなのよね。フフ」


    佐々木は無邪気な顔をして笑った。


    「ねぇ。これから少し私に付き合う気ある?」


    「はい、いいですけど・・でも・・お姉さま今日は、ゆっくりされた方が・・」


    真里菜は、佐々木の身体を気遣った。しかし、佐々木はそんな事全く気にしない

    様子で、誰かに電話をかけた。


    「さ、9時ならOKらしいから、それまでに腹ごしらえね。」


    「どこへ連れていってくださるんですか?」


    「ひ・み・つ。フフフ」


    お姉さまは、一体どこへ行くつもりなんだろうか・・。

    佐々木は、お腹すいたと、真里菜に夕べの作ってくれた料理が食べたいと

    急かした。

    佐々木は、昼間より、ずいぶん顔色も良くて、表情も普通だった。

    あの恵子という女性に言われた事は、全て嘘なのではないかと

    疑うほどだった。


    真里菜は、慌てて、家に戻り、冷蔵庫から夕べの残りを温め直して、

    佐々木の部屋へ運んだ。


    佐々木は、真里菜に言った。


    「真里菜は飲み物を少しくらいにしておきなさい。」


    「えっ?一緒に食べたらダメなんですか?」


    「今は、控えておいて。いいわね。」


    佐々木は、微笑んでいた。

    真里菜は、佐々木の言うとおり、ミネラルウォーターを少し飲んで、

    佐々木の食べる姿を眺めていた。

    美味しそうに口に運んでくれるのを見て、真里菜は、とても幸せに感じた。


    時間よ・・このまま止まってくれればいいのに・・

    (つづく)
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■2511 / ResNo.54)  逢瀬の痕33
□投稿者/ 雅 一般人(44回)-(2005/09/27(Tue) 21:59:25)
http://id7.fm-p.jp/23/bianmiyabi/
    「さ、出かけましょう。そろそろ迎えがきてるわ。」

    マンションの玄関前には、白いベンツが停まっていた。

    傍までよると、スモークの張られたウィンドウが開いた。


    「ハーイ!サーヤとそのお連れさん。乗って。」


    慌てて車に乗ると、そこには、綺麗な巻き毛の、ハツラツとした感じの女性がい

    た。

    「こんばんは。初めまして。ウフフ」

    その女性は、真里菜を見て、にっこりと微笑んだ。

    真里菜は、少しドキっとした。

    その人の目は、お姉さまに少し似ていたから・・。


    「今日は、うち使おうかと思うんだけど。丁度空いてるからさ」


    「それは、ラッキー。今日は、頼むわよ。」


    その女性と、佐々木は、結構親しい人みたいだった。歳も同じくらいに見えた。


    「あっ、そこのお連れさん。名前聞いてなかったわね。私は、歩。よろしくね。」


    真里菜は、少し緊張して唾をゴクンと飲み込んで


    「真里菜です。よろしく。」


    佐々木は、その様子を見て、プッと吹き出した。


    「そんな緊張いらないわよ。ね、歩。」


    歩さんは、煙草に火をつけて、バックミラー越しに、真里菜に微笑みかけた。

    真里菜は、ますます緊張した。

    バックミラーに映る歩さんの目は、とっても妖しげだった。


    「さ、ついたわよ。」


    そこには、Stadio Sara&Mera という看板があった。

    歩は、鍵を開けて中へ二人を通した。

    真里菜は、ハッと立ち止まった。

    そこは、SM専用のStadioだった。

    壁際には、大きな十字架・・・そして、天井から縄がかけられていて、人を吊るす

    ようなものまで・・・

    奥の方には、畳敷きの和風な部屋も用意されている・・


    歩は、真里菜の傍で、そっと耳元で囁いた。


    「綺麗に撮ってあげるわね。楽しみにしてて」


    佐々木は、ニヤッと真里菜を見て微笑んだ。


    私が撮られる・・


    それで始めて分かったのだった。

    (つづく)
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■2512 / ResNo.55)  どうも(・。・)
□投稿者/ ゆうみ 一般人(3回)-(2005/09/28(Wed) 01:12:59)
    わぉw(゚o゚)w
    久しぶりに覗いたらかなり進んでてびっくり&めちゃうれしぃです♪
    あっ!?遅れましたがHP開設おめでとぅです。また遊びに行かさせてもらいまぁす(^-^)

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■2513 / ResNo.56)  どもども♪
□投稿者/ 雅 一般人(45回)-(2005/09/28(Wed) 02:20:38)
http://id7.fm-p.jp/23/bianmiyabi/
    ゆうみさん、お久しぶりです♪
    いよいよ終盤へと近づいてきました(^o^)
    かなりの長編となっておりまして・・(どてっ)
    頑張って更新していきますので、今度ゆうみさんが、いらっしゃる時には
    完結しているかもです。笑

    HP開設>ありがとうございます。こちらで投稿している今までの作品を見やすく
    保存するために作ったつもりだったのですが、何やかんやと、遊んでますw
    よろしければどうぞ。

    ではでは、頑張って更新しますので、楽しみにしててくださいね♪
引用返信/返信 削除キー/
■2514 / ResNo.57)  逢瀬の痕34
□投稿者/ 雅 一般人(46回)-(2005/09/29(Thu) 00:03:47)
http://id7.fm-p.jp/23/bianmiyabi/
    「じゃ、まずお風呂入ってもらおうかな。」

    真里菜は、びっくりして、歩さんの方を見た。


    「サーヤから、何も聞いてないんだね。」

    真里菜は、頷いた。


    歩は、微笑みながら、ゆっくり真里菜に説明し始めた。


    「今日、私が、真里菜ちゃんを撮影するんだよ。ま、ここのセットを見たら

    わかると思うけど、ここは、SM専門のスタジオよ。

    私はね、カメラマンでもあるけれど、女流緊縛師でもあるの。

    サーヤとは、学生時代からの親友でね、いきなり撮ってほしい子がいるって

    電話があって、今日になった訳ね。

    真里菜ちゃんなら、きっといい写真ができると思うわ。」


    真里菜は、キョトンとした顔で、歩さんの話を聞いていた。


    「あっ、そうそう。どうしてお風呂かというとね、下着の跡や、服の跡って結構

    残っちゃってるでしょ?それを消したい訳ね。だからお風呂にゆっくり浸かって

    その跡を消してほしいのよ。」


    真里菜は、言われるがままバスルームに連れていかれ、服を脱いで、湯船へ入っ

    た。



    「ねぇ、サーヤ。結構本気なんだね。今回は。」

    歩は、煙草を吸い、フーと吐きながら、佐々木に言った。

    「どうして?何か違う?」

    「だってさ、目が違うもん。優しい。」

    佐々木は、ふーんと言って、少しうつむいた。


    「ふと思ったんだけどさ、一緒に撮ってあげようか?」

    歩は、佐々木に言った。


    「えっ?私が?」

    「そうだよ。いい写真になると思うけど。サーヤいい顔してるよ。ウフフ」


    佐々木は、うつむいて、少し考えていた。


    「じゃ、そうしてもらおうかな。綺麗に撮ってよ。歩」


    佐々木は、真里菜の後を追って、バスルームに向かった。

    扉を開けると、真里菜は、びっくりしたように目を見開いて、佐々木を見た。


    「お姉さま!」


    佐々木は、にっこり笑いながら、真里菜に言った。


    「一緒に撮ってもらうことにしたのよ。」


    かけ湯をして、佐々木も湯船に入った。

    そんな大きな湯船ではないが、こうして佐々木と二人で湯船に入ってい

    ると思うと、真里菜は、とても嬉しかった。


    佐々木は、真里菜の肩にそっと舌を這わせた。

    「ンッ・・」

    真里菜は、背筋がぞくっとし、異常に感じてしまう。


    「もう・・すぐ感じるんだから。いやらしい子ね。」


    後ろから、佐々木に抱えられるように、座らされ、左手は、真里菜の乳房を

    柔らかく包みこみ、右手は、ゆっくり太腿から、恥部へと指を這わせる。

    首筋に、ゆっくりと舌を這わせられた真里菜は、たまらずに、声をあげた。


    「アァァン・・」


    佐々木は耳元で囁いた。

    「ここで、声をだしたら、歩に丸聞こえよ。」


    佐々木の指が、乳首を刺激し、真里菜の恥部の突起を、激しくこね回していく。


    「ハァハァ、お姉さま、ダメ・・そんなことしたら・アァァ・・」


    「ダメって・・、ここは正直よ。お湯に浸かっていても、ほら、こんなに・・」


    「ハァァァ、ダメ、アァァァン」


    いきなり扉がガチャと開いた。


    真里菜は、さっと佐々木から離れた。


    「こらっ、誰がそんな事しろって言ったんだぁ〜?フフフ」


    歩さんは、にやりと笑って、真里菜と佐々木を見た。

    真里菜は、顔が真っ赤になって、下を向いた。


    「用意できたから。そろそろあがって。」


    二人は、差し出されたバスローブをはおり、歩に連れられてスタジオへ向った。


    「さ、真里菜ちゃん。こっちにおいで。サーヤはそこへ座って待ってて。」


    歩に、バスローブを取られ、まじまじと舐めるような目で真里菜を見た。

    真里菜は、妙な、恥ずかしさと快感を覚えた。


    「綺麗な身体してるね。任せて。」


    そう言って、準備してあった紅い縄で真里菜を縛り始めた。

    歩の目は、真剣だった。

    まるで、何かに取り憑かれたかのように、鋭い目でもくもくと縛っていく。

    時折、真里菜を気にして、心配ないからねと声を掛けてくれた。

    余りの手際よさに、真里菜は圧倒された。


    撮影用ライトが真里菜を照らした。光の調整をして、歩はカメラを覗き込んでい

    る。

    「さ、撮影に入るわよ。」


    (つづく)
引用返信/返信 削除キー/
■2515 / ResNo.58)  逢瀬の痕35
□投稿者/ 雅 一般人(47回)-(2005/09/30(Fri) 03:09:36)
http://id7.fm-p.jp/23/bianmiyabi/
    カシャッ カシャッ カシャッ


    シャッターを切る音が、スタジオに響き渡った。

    「綺麗だよ。真里菜ちゃん。とってもエロティックだわ」


    撮影は、片隅にある、撮影用の和室で行われていた。

    1枚の布団が敷かれ、その上で真里菜が縛られ横たわっている。

    真里菜は、そのフラッシュと、カメラを覗き込む歩を目で追った。

    初めての経験に、緊張しているはずなのに、さっきのお姉さまの愛撫で

    目が既にトロンとしてしまって、それが帰って緊張がほぐされたのかもしれない。


    歩の注文に、うつ伏せになったり、色々な身体の向きを指示され、言われたとおり

    に真里菜は、従った。

    真里菜は、感じたことのない、快感を覚えた。

    縛られて、撮られている自分・・・。

    レンズ越しに、淫らな姿を歩さんに見られ、そしてお姉さまは、少し離れた所から

    椅子に座って、じっとこっちを見ている・・。


    縛られて、大きく突き出した乳首は固くなり、そしてじんわりと、下半身が熱くな

    ってくる。


    「何て、素敵・・。レンズ越しでも肌が吸い付いてくるようだわ・・」


    歩は、そう言って、何枚も何枚もシャッターを切った。



    「さ、サーヤ。こっちに来て。」


    バスローブ姿の佐々木は、ゆっくりとバスローブを脱ぎ、真里菜の傍へ近づいてき

    た。

    「照明少し落とすわよ。」


    歩は、照明を落とし、佐々木に紅い蝋燭を手渡し、カメラを構える。


    佐々木は、ニヤッと妖しい笑みを浮かべ、真里菜に覆いかぶさるような格好で、受

    け取った紅い蝋燭を、真里菜の白い肌に、ゆっくりと落とした。


    「アァァーン」


    真里菜は、たまらず声をあげる。

    蝋燭の熱さと、快感が同時に襲ってくる。


    「真里菜、肌の色にとっても似合っているわ。」

    佐々木が、真里菜に囁いた。

    ポタ・・ポタ・・

    縛られた縄の間に紅いロウが滴っていく・・。


    「ここがいいのよね、真里菜は。」


    ポタ・・

    真里菜の突き出た乳首に蝋燭が滴り落ちた。


    「アァァァァーン」


    真里菜は、大きく呻いた。

    歩は、どんどんシャッターを切っていく。


    「サーヤ。もう片方の乳首を愛撫してあげて。」

    歩の指示で、佐々木は、蝋燭を手にしながら、もう片方の乳首に舌を這わせた。


    「アアァァッァン、おねえさま、ハァァァン」

    真里菜は、歩がいるにも係わらず、大声を上げて、佐々木の愛撫を受けている。


    「どう?人に撮られながら感じるって・・、ウフフ」


    真里菜の下半身から、どんどん蜜が溢れ出してくる。


    「サーヤ。これ・・最高だわ・・」


    歩は、独り言のように言いながら、シャッターを切っていった。


    更に、歩の指示で、うつ伏せになり、後ろで手を縛られているので、

    お尻を突き出したような形にされ、佐々木は、背中から、お尻に掛けて

    舌を這わせ、指を巧みに使いながら、蝋燭を垂らしていった。


    「さ、いつも愛撫を受けて、どう感じるのか見せてちょうだい。」

    歩のその言葉に、真里菜は、更に快感が襲ってきた。

    人に見られて・・そんな経験などなかった。

    カメラ越しに、私の感じている姿を見ている・・・

    佐々木は、妖しい笑いで真里菜にキスし、滴る蜜を指ですくい上げた。


    「アァァァン、お姉さま、恥ずかしいです、ンアァァアー」


    佐々木の愛撫で、どんどんエクスタシーに近づく。

    歩は、真里菜の表情、そして、身体の全てをレンズに収めていく。


    「いいよ、とっても。真里菜ちゃん。とっても可愛い顔して喘ぐのね。」


    真里菜の身体は、仰け反り激しいエクスタシーを感じた。

    喰い込んだ紅縄は、真里菜をどんどん締め付け、真里菜の肌も紅潮していく。

    佐々木の息使いも早くなっていく。


    「真里菜ちゃん・・いいよ・・いい・・」


    真里菜は、歩と佐々木二人に犯されているような、そんな気さえした。

    歩のシャッターは止まらない。

    真里菜の快感は、絶頂になり、そして大きな喘ぎとともに、果てた。


    (つづく)
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■2516 / ResNo.59)  逢瀬の痕36
□投稿者/ 雅 一般人(48回)-(2005/09/30(Fri) 03:52:00)
http://id7.fm-p.jp/23/bianmiyabi/
    「最高よ。真里菜ちゃん、サーヤ」


    歩は少し興奮状態で、真里菜の縄を解いていった。

    真里菜は、まだ息が整わない状態だった。


    「ちゃんと綺麗に撮ってくれたんでしょうね。」

    少し意地悪く、佐々木は、歩に言った。


    「今回は、結構いいできだと思うのよ。レンズ越しでわかるもの。」


    「楽しみにしてるわよ。歩。」


    「サーヤは、お風呂入ってきていいわよ。あっ、真里菜ちゃんは、もう少しだけ撮

    影あるからね。」


    歩は、引き続いて、真里菜の全身についた、解かれた縄の跡をシャッターに収めて

    いく。

    歩の指示で、ポーズをとり、撮影が終了した。


    「お疲れさま。」


    歩は、真里菜にバスローブをそっとはおった。


    「ねぇ、ちょっと聞きたいんだけど・・」


    歩は、佐々木に聞こえないように、小声で囁いた。


    「真里菜ちゃん、サーヤの病気のこと知ってる?」


    「はい・・。ある人から聞きました。」


    「ある人・・・ってもしかして・・恵子さん?」


    「ええ。」


    真里菜は、少し暗い表情で答えた。


    歩は、表情を固くして真里菜に言った。


    「あの人を信用してはダメよ・・。それと、今日の事もだけど・・恵子さんに

    サーヤの行動を言わないであげてほしいの。」


    「どうしてですか?」


    バスルームの方から足音が聞こえてくる。


    「また後で・・」


    そう言って、歩は、真里菜から離れた。


    一体・・何なんだろう・・



    真里菜は、お風呂を済ませた。


    その後、二人は、お茶をいただいた後、そのまま車で家へと送ってもらった。


    「じゃ、写真できたら連絡するわね。楽しみにしてて。」


    軽くウインクして、歩の車は、去って行った。


    「今日はびっくりした?」


    佐々木は、にっこりと真里菜に言った。


    「あんなこと初めてで・・ちょっと恥ずかしかったです・・」


    「でも、とっても綺麗だったわよ。ほんとに。ウフフ」


    佐々木は嬉しそうに、部屋へ戻っていく。


    「どうする?泊まる?」


    扉を開けた瞬間、佐々木は、振り向いて、真里菜に言った。


    「はい。」


    真里菜は、嬉しそうに、佐々木の部屋へとついていった。


    (つづく)
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