SMビアンエッセイ♪

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

■2683 / ResNo.20)  教師・優花P
  
□投稿者/ 薫 一般人(19回)-(2006/02/15(Wed) 12:02:23)
    『いい子ね。』

    田辺は優花の左の乳首を吸いあげ、軽く甘噛みした。『はぁー。。はぁ、はぁぁん。』

    先程とは打って変わり、声を荒げた。
    田辺は嬉しそうに、優花の右乳首も舐めた。
    それをみて、優花は田辺に甘い声でいった。

    『田辺せん…せい。。下も触って下さい。。お願い…はぁぁ、します。』

    甘い吐息を出しつつも、精一杯懇願した。

    『フフ、先程までの抵抗はどうしたのかしら?そんなに触りたければ、自分で触りなさい。』

    田辺はそう言うと、優花の両手のロープを解いた。
     その瞬間!!優花は田辺を逆に押し倒し、脱がされたブラウスを手に一目散に扉に向かった。
     そしてテーブルに置いてあった自分の鞄を持ち、部屋から飛び出した。
     部屋に残された田辺は呆然とし、やがて凄まじい怒りが込み上げてきた。

    『あの、クソ女めぇー!』
    ベッドを拳で叩き、叫んだ。




    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■2684 / ResNo.21)  教師・優花Q
□投稿者/ 薫 一般人(20回)-(2006/02/15(Wed) 12:04:36)
     部屋から抜け出した優花はロビー近くのトイレで服を整え、ささっと、ホテルから出てタクシーを拾った。
    優花は最初から唯以外の女性に触れて欲しくはなかった。だから、途中から観念した様子を見せ、隙を見て逃げ出したのだった。
    しかし、そんなことをすれば、唯と自分は田辺にどんな仕打ちをされるか分からない。
    それを覚悟で、優花は飛び出した。
     もし、唯に何かあれば、警察ざたにでもすればいい。自分がもし狙われたら、また逃げ出せばいい。
    学校を辞めても構わない。それほど唯に対する、恋愛感情は大きくなっていた。 優花は、タクシーで自宅に到着すると、すぐさま唯に携帯から電話を掛けた。
    『プルルル〜…プルルル〜…』

    一向に繋がらない携帯を見つめながら、自分がしでかした事に深いため息をついた。
    あれほど、唯には迷惑を掛けられないなどと、思っていても、先輩教師の田辺に犯される恐怖は相手が女であっても怖かった。
    結局自分が一番なんだ、ということが身に染みて分かった…。




    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■2700 / ResNo.22)  NO TITLE
□投稿者/ ガジロー 一般人(1回)-(2006/02/18(Sat) 00:18:13)
    いつも楽しく読ませて頂いてます。続き楽しみにお待ちしてますので頑張って下さい!!

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■2702 / ResNo.23)  ガジローさんへ
□投稿者/ 薫 一般人(22回)-(2006/02/18(Sat) 09:40:19)
    読んでくださりありがとうございますm(__)m
    素人の文ですが、読みやすいように工夫しているつもりなので、引き続き応援よろしくです(^-^)
    何より、感想は励みになります!

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■2703 / ResNo.24)  教師・優花R
□投稿者/ 薫 一般人(23回)-(2006/02/18(Sat) 09:41:52)
    『ただいま〜』

    洋風な感じの家に圧倒された雪は唯の母親にもびっくりした。

    『お帰りなさい。そちらは?お友達?』

    『初めまして。真中雪と言います。おじゃまします』
    『雪ちゃん、部屋行こう!ママ、お茶とお菓子お願いね!』

    唯は雪の手を掴み、部屋に招いた。

    『唯ちゃんのお母さんってすごい綺麗だね!』

    少し興奮気味に雪は言った。

    『そう?普通だよ〜!見慣れてるからかな?』

    『絶対可愛い!唯ちゃんはお母さん似だね♪』

    そんなたわいもない会話にしばらく和んだ。

    コンコン―――

     部屋の扉を開け、唯の母親が紅茶とお菓子を手に入ってきた。

    『ごゆっくりどうぞ。』

    唯の母親はそう言い、そそくさと部屋を出た。

    『雪ちゃん、唯の部屋来るの初めてだね♪ママ人見知り激しいからさ、気にしないで?』

    『えっ?あっ、うん…嫌われたかと思ったよ。。』

    唯は切なげに言う雪の頭を撫でてやった。

    『雪ちゃん可愛い♪今日はどうしたの?』

    『何が?』

    『何かねぇ〜甘えてきたり些細な事を気にしたり、いつもの雪ちゃんからは想像付かない事ばかり見るからさ♪』

    『そう〜??唯ちゃんだからだよ…』

    そっと、呟いた雪は唯の目を見つめ、笑った。

    『唯ちゃん、若林先生と最近仲がいいけど、勉強してるんでしょ?』

    『そうだよ、英語の補習だよ!あとは雑談かな!』

    『そっかぁ〜補習楽しい?』

    『勉強は苦手だから嫌だけど、優花さ…若林先生だからね!』

    咄嗟に出かけた、優花への呼び名を堪えて、言い直した。

    『若林先生の事、優花って呼んでるんだ。。』

    目に涙を浮かべながら、雪は唯の胸に飛び込んだ。

    『唯ちゃんはぁ〜ぅう、あたしと先生、どっちとぉ居るのがぁ楽しいの〜ぉ?』
    涙の問い掛けに唯は戸惑った。
    唯の答えは楽しいと言われれば、雪だった。
    だから素直に雪だ、と答えた。

    『じゃあ〜好きなのは?』
    『えっ!?』

    『先生と雪、どっちが好きなの?雪は唯ちゃんが好き!!友達以上に好き!』

     雪の告白に、唯は戸惑った。
    何でクラスメートの雪ちゃんが?唯を?
     唯の頭は疑問だらけだった。




    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■2711 / ResNo.25)  教師・優花S
□投稿者/ 薫 一般人(24回)-(2006/02/19(Sun) 21:45:17)
    『先生と雪、どっちが好きなの?雪は唯ちゃんが好き!!友達以上に好き!』

     突然すぎるクラスメートの告白に、唯の頭は混乱した。
    しかし、雪はすかさず、問い掛けた。

    『唯ちゃんは?やっぱり女の子とは付き合えない?』
    その質問は痛かった。
    女の子と付き合うのは優花が初めてだし、優花以外は分からない。
    優花だから受け入れた、部分もある。
    今は優花しか見えなかった。

    『ごめん。。唯は好きな人が居て、付き合ってるからさ。』

    『それって先生の事?』

    『うん。。』

    『そっかぁ。。』

    哀しげな、しかし納得した顔で雪は唯に言った。

    『でも友達で居てね!』

    『もちろん!!』

    二人は笑顔で笑いあった。変わらず傍にいる親友…。その大切さが分かったのだった。

    優花からの着信にも気付かず二人はおしゃべりに夢中だった。

    それが最後の着信だとも知らずに…。



    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■2712 / ResNo.26)  NO TITLE
□投稿者/ ガジロー 一般人(2回)-(2006/02/20(Mon) 04:45:38)
    薫様 レスありがとうございます。そして、UPご苦労様です。続きが益々楽しみになりました☆恐らく毎日覗きに来ますので、お時間ありましたら、またUPお願いします。頑張って下さい♪

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■2714 / ResNo.27)  ガジローさんへ
□投稿者/ 薫 一般人(25回)-(2006/02/20(Mon) 08:46:16)
    書き込みありがとうございますm(__)m
    話の内容を重視しているせいか、エロシーンがあまり出てきてない事に気付きました(笑)
    しばらくしたらまた出ますのでお待ち下さい。
    まぁエロばかりじゃ小説として成立ませんからね(笑)それではまた更新する時間がありましたらしておきますm(__)m

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■2715 / ResNo.28)  教師・優花A@
□投稿者/ 薫 一般人(26回)-(2006/02/21(Tue) 13:25:56)
    2006/02/21(Tue) 13:27:00 編集(投稿者)

     優花は次の日、校長室に居た。

    『どういうことですかな?若林先生。』

    『本日を持ちまして、私、この学校を辞めさせて頂きます。今までありがとうございました。』

    優花からの突然の辞表。
    校長のデスクに置かれた白い封筒に達筆に書かれていた。

    『何で、また急に?やっとこの学校にも馴染んできたじゃないですか。』

    校長の静かで、しかし威厳のある口調は、優花の心に深く響いた。

     こうするしかない。
    それが優花の出した答え。一度は、唯に電話で助けを求めようとした。
    でもそれは唯を深く傷つける。
    あれから何回か、唯から着信があった。
    優花はそれさえも耐えて、今、ここにいる。
     ノンケだった唯に、自分との行為や、付き合う事、田辺に見られた事など、全てが刺激が強すぎた。
    春から新たなスタートを切る唯の邪魔にはなりたくない。
    結果的には悲しませるかもしれない。
    それでも、優花と離れる、寂しさで泣く涙は綺麗だから。
    田辺に見せたくない涙だった。
     校長室から出ると、田辺が扉の前に立っていた。

    『若林先生、お辞めになるの?』

    薄笑いを浮かべ田辺は聞く。その眼を優花は睨み付け、そして言った。

    『私が責任を持って辞めます。その代わり、唯には手を出さないで下さい。私は構いません。これから煮るなり、何なりして下さい。』

    『随分と腹を決めたようね?まぁ、あたしも若林先生嫌いじゃないわ。それにあなたを調教してMにするのも楽しそうだし…フフ。』
    『構いません。その代わり本当に唯に手は出さないで下さい。』 

    『分かったわ!何度も聞かないで。じゃあ早速、今日の夜八時に、例のホテルに来てちょうだい?』

     優花はうなずき、その場を去った。
    田辺のおもちゃになる、と決意した瞬間、唯の笑顔が頭を過った。
    唯の全てが欲しくて、全力で唯にアタックして…そんな幸せが続くと思っていたのに……。
     今更後悔したってもう遅い。
    全てが自分のせいなのだから。



    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■2718 / ResNo.29)  NO TITLE
□投稿者/ ガジロー 一般人(3回)-(2006/02/21(Tue) 21:58:43)
    薫様 更新ご苦労様です!!早速読ませて頂きました☆意外な展開にびっくりしました。まさか辞めちゃうとは…しかも、先生これから調教されるんですか?続きが本当に楽しみです!!期待してお待ちしてますので、頑張って下さいね♪

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/

<前のレス10件 | 次のレス10件>

スレッド内ページ移動 / << 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 >>

このスレッドに書きこむ

Mode/  Pass/

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -