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■2672 / 親記事)  後輩の片想い
  
□投稿者/ 界 一般人(3回)-(2006/02/12(Sun) 14:36:57)
    2006/02/19(Sun) 18:37:01 編集(投稿者)

    私の名前は 朝倉由衣
    今年 新入生として

    高校に入学してきた
    (女子高)

    ばかりのぴかぴか(笑)
    の高校1年生だ。

    今想いをよせてる人がいる……

    彼女の名前は

    ゛高橋要゛

    由衣と同じ高校に
    通う

    今高校2年のバスケ部のエースである。

    出会いは クラブ活動
    に見学へいった時で
    ある。

    由衣は 昔から

    気になる人は

    男性ではなく女性であった。

    しかし 要には 気になる人がいた…

    由衣の せつない片想いが始まった…
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■2673 / ResNo.1)  NO TITLE
□投稿者/ 桜 一般人(2回)-(2006/02/13(Mon) 08:22:19)
    ほんとに書いてくれた(゚゚)ありがとです(〇ω〇*)
    更新楽しみにしてますね☆☆

    (携帯)
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■2676 / ResNo.2)  後輩の片思い1
□投稿者/ 界 一般人(4回)-(2006/02/14(Tue) 07:29:10)
    要は 髪は短かく

    学生服もどうやらスカート
    が嫌らしく 男子の物を着ていて ボーイッシュ

    そして何より クール!

    いかにも 女子高内で
    人気の高い女の子に
    キャーキュー騒がれるような
    外見の持ち主である。
    一方 由衣は 髪は

    サラサラ ストレートで長く

    男子に好かれる容姿で
    どちらかといえば

    女子からいじめの

    ターゲットになるような おとなしい子だ。




    (携帯)
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■2679 / ResNo.3)  桜様
□投稿者/ 界 一般人(5回)-(2006/02/14(Tue) 22:17:49)
    いつもありがとうございますm(_ _)m 更新遅れてしまうと思いますが 暖かい目でお願いします 苦笑 では!

    (携帯)
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■2709 / ResNo.4)  後輩の片想い2
□投稿者/ 界 一般人(6回)-(2006/02/19(Sun) 18:33:08)
    由衣が 入学してから
    数か月が経ち 季節は
    夏…
    今日は 体育館を

    貸し切って バスケ

    部の公開練習試合が

    ある日である。

    要が登場すると同時に
    凄い 歓声が体育館に響いた。

    要はクールな顔をし

    両手を上げ 歓声に答えていた。

    練習試合の結果は

    16対30で圧勝での勝利
    であった。試合の後
    部室には 要のファン
    と称する 何十名の

    女の子達がプレゼント
    を渡しに集まっていた。

    「ありがとう みんな」

    と 額に 滴り落ちる

    爽やかな汗をタオル
    で拭きながら要は

    プレゼントを受け取った。

    由衣は 勇気がなく

    プレゼントを渡す事が
    できず 終わってしまう…

    次の日 バスケの試合
    の話で持ち切りだった。

    「そういえば 要先輩
    付き合っている人が

    いるみたいよ 」

    「ええ?嘘?マジ?」
    と クラスメイト数人
    が話していた。

    「だって ここ何日か
    前からずっと男の人が
    学校まで迎えにきてる
    みたいで しかも相手
    は凄いイケメンみたい…」

    と話しを続けている。

    (え?…要先輩…が?……嘘でしょ?…)

    由衣は かなりの衝撃
    とショックを感じて

    今にも泣き出しそうだった。

    由衣の 要に対する

    想いは日に日に強い

    ものとなっていった……

    (携帯)
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■2710 / ResNo.5)  後輩の片思い3
□投稿者/ 界 一般人(7回)-(2006/02/19(Sun) 18:49:33)
    〜とある日曜日〜

    「あっ…要…先輩っっ
    ああ…好き…」

    由衣は 要とベッドで
    交わってる やらしい
    妄想をして 自分を慰めていた。


    「先輩…まだ貴女と

    話した事はないけど…
    もういいの…ずっと片想いで……」

    由衣は 朝から泣いていた。


    今日は バスケ部が

    練習に学校に来ている
    らしいが 由衣は辛く
    て行くきにはなれなかった……

    次の日の 月曜日

    由衣は授業中も要の事
    を考えていて 勉強が
    手に付かずにいた…

    そしていつものように
    時間が経ち 放課後…
    由衣が帰ろうかと思い
    ふと 教室の窓から外
    ん見ると 車から

    爽やか系な 年上の

    男性が降りてきて

    要を車に乗せて 学校
    を後にする姿を見てしまう…

    (要…先輩…やっぱり
    噂は本当だったんだ…)

    由衣は辛くて涙が

    止まらなくなってしまった。




    (携帯)
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■2787 / ResNo.6)  後輩の片思い4
□投稿者/ 界 一般人(8回)-(2006/03/04(Sat) 08:46:05)
    それから 数週間が

    立ち 由衣は 寂しい

    気持ちを紛らわそうと
    校内での喫煙 髪を

    染める等の非行に走り
    学校で 問題にされていた。


    そんな 由衣が ついに
    上級生に呼び出され
    「生意気だと」暴行を
    くわえられるのも たたあった…


    そんな現場に たまたま 現れた 人…

    それは…

    要だった。


    「あの…もう やめてもらえませんか?

    この子が何をしたかわかりませんが…

    お願いします」


    と いつもの冷静な

    要が 由衣の為に

    上級生に頭を下げた。
    「私ももう こんな事はしませんから…

    許して下さい」

    由衣は もう髪を染めたり 煙草も 吸わないと約束し 上級生に

    許してもらった。


    上級生が許した一番の
    理由はあのバスケ部の
    エース要から頭を下げられたからであったのだが…


    「大丈夫?怪我はない?」

    「はい…あの…

    助けてくれて

    ありがとうございました。」

    「それならよかった
    たまたま来たら君が

    からまれていたからさ
    もうそれやめなよ!

    じゃあな!」

    といい残し 足早に

    さって行く要の後ろ姿
    をただぼーっと見つめる由衣

    初めてまともに交した要との会話…

    やっぱり彼女が好き
    なんだと実感し胸が高鳴った。


    しかし 本当は これは
    偶然ではなく……

    必然的に起ったものだった。



    (携帯)
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■2793 / ResNo.7)  後輩の片思い5
□投稿者/ 界 一般人(9回)-(2006/03/05(Sun) 09:30:12)
    あの日をきっかけに

    由衣は 要に近付く勇気がもてた。

    要が男性の車に乗り

    帰っていく事だけが

    いつも 心に引っ掛かっていたのだが…


    今はバレンタインの時期で
    ある。由衣は要の事を
    想い 手作りチョコを

    作った。

    「要先輩の口に合うかな…」

    由衣はお菓子作りは

    初めてで本とにらめっこし(笑)作った。

       〜翌日〜…

    学校の放課後

    バスケ部の 部室には

    黒山の人だかりができていた。

    目的は要である。

    由衣は勇気を出し

    要に チョコを渡した。

    袋の中に メッセージを
    添えて…

    「もし良ければ 練習が終わったら体育館の裏に来てください…」
    そう 書いたメッセージである。


    由衣は今日 勝負に

    でる 事を決意していた。

    (携帯)
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■2794 / ResNo.8)  後輩の片思い6
□投稿者/ 界 一般人(10回)-(2006/03/05(Sun) 11:19:44)
    練習が終わる時間から
    少し立ち 私服に

    着替えた
    要が体育館の裏にやってきた。

    「どうしたの?急に呼び出して。」


    要は 少し 困った顔で
    由衣を見つめる。

    「あ…あの…私…

    あの時 上級生から

    助けてもらって本当に嬉しかったです

    あの…覚えてますか?」

    「うん 覚えてるよ」

    「それで…ずっと

    前から…貴女の事…」

    「ん?」

    要はまだ 自分が

    好かれている事を気付いていないらしい。


    「要先輩っ!!」

    そんな要に 由衣は

    ついに自分の感情が
    押さえられず ふいに
    要を抱き締めた。


    「え?ちょっ…何なの?…」



    「要先輩が好きなの…
    ずっと前から…」

    由衣の髪からは いい
    香りがして 要は少し ドキっとした。

    「お前…いい匂いすんな…」


    要は 由衣を 自分の体
    から離すと そっと

    頬に 口づけをした。

    「要先輩?…」

    由衣の顔が赤くなる。

    「ここじゃなんだから家に来る?迎えも来てるし」


    「え?…いいんですか?」


    「嫌な訳?」

    要はニヤリと笑い 由衣を
    正門の前に歩かせた。

    そこには あの男性が
    車を停めて 要を 待っていた。

    由衣は驚きの表情を

    隠せないでいる。

    「どうしたの? ああ
    そう こいつは私の兄貴なんだ!」


    「どうも 要の兄です
    いつも要から貴女の事は聞いてますよ」


    「あの…初めまして…」

    (なんだ…この人は

    先輩のお兄さんだったんだ…
    よかった…でも私の事
    先輩が話してるって?…なんだろう)

    由衣は その言葉が

    気になったが

    そのまま車に乗り込んだ。

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■2795 / ResNo.9)  後輩の片思い7
□投稿者/ 界 一般人(11回)-(2006/03/05(Sun) 11:44:15)
    2006/03/05(Sun) 12:01:39 編集(投稿者)

    車が家に到着し 要の
    兄は仕事にそのまま出掛けて行った。

    「入っていいよ」

    「失礼します…」

    由衣はドキドキしながら
    要の部屋に入った。

    「先輩?聞いてもいいですか?…」

    「どうぞ」

    「さっき お兄さんが 私の事を いつも

    先輩から聞いてるって 言っていたけど…

    何をですか?…気になって…」

    それを 聞いた 要は

    由衣から目を逸らした。
    「ああ あれはなんでもないよ」

    「そうなんですか?…
    あの…先輩…今好きな人…いますか?…

    私先輩と付き合いたい…私は女の人が好き

    なんです…変ですか?…
    おかしいと笑いますか?…」

    由衣は目に涙を浮かべ
    今迄溜めていた感情を
    一気に 吐き出した。
    「泣かないで?…誰も
    笑わないよ…」

    そう答えると 要は

    由衣を 抱き締める。

    「先…輩?…」


    「これが私からの答え…」

    要は由衣を抱き締めた
    まましばらく離さなかった。

    ようやく由衣の体から離れ話し始める。

    「私ね 由衣ちゃんの事前から可愛いなって
    思ってて気になっていたんだ…

    由衣ちゃんが上級生に
    呼び出されてた事

    初めからわかってたし
    あの日は偶然じゃ

    なく由衣ちゃんと話す
    きっかけがほしくて
    由衣ちゃんの事ずっと
    見てたんだ…これじゃ
    ストーカーだね…」


    「先輩が?…なんか

    嘘みたい…凄く嬉しい…」

    由衣はさっき迄涙を

    浮かべていたのが

    嘘の様に今度は笑顔になっていた。


    「先輩今まで何人彼女いました?」

    「一人だよ」

    「嘘〜先輩かっこいい
    のに皆見る目がないんですね」


    「かっこよくなんかないよ」

    要の顔が赤くなる。

    「先輩 もしかしたら
    照れてます?照れてる先輩も好き…」


    「恥ずかしいんだよ」
    要はぶっきらぼうに

    そう答えた。


    「先輩…私の事呼び捨てで呼んで?…」

    「ん?…由衣…由衣…」

    「先輩…抱いて…

    下さい…」


    突然真顔になった
    由衣が 要を 見つめた。

    「いいの?…」


    要のその言葉に由衣は
    コクリと頷いた。

    要はゆっくり 自分の
    唇を由衣の唇へと重ねた。


    「んんっ……」

    ちゅっ… 2人の欲求は
    もはや誰にもとめられなかった。
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