SMビアンエッセイ♪

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■3256 / 親記事)  (削除)
  
□投稿者/ -(2006/05/28(Sun) 15:19:23)
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■3258 / ResNo.1)  先輩の彼女 1
□投稿者/ ユイコ 一般人(2回)-(2006/05/28(Sun) 16:19:08)

    (まさか保健室で寝過ごすなんて思ってなかったなぁ…。マナもカナミも起こしにきてくれたみたいだけど気が付かなかった)

    保険医から伝えられた後、菜月はガックリとうなだれて保健室を後にした。  
    ひどい風が窓を揺らしている。
    薄暗い校舎には人の気配がせず、菜月は静かに校門へとつながる廊下を歩いていた。

    (早く帰ろう…。何だか身体が怠いし)

    そう思い、玄関に続く角を曲がった時だった。
    大粒の雨が玄関の窓ガラスを濡らし、たくさんの雫を流している姿を見て、菜月は下駄箱から動けなくなってしまった。


    『まいったなぁ…。』

    独り言を呟き、取り敢えずローファーに靴をはき換えて外を眺める。


    携帯を開き、バスの時刻を確認するが次のバスは一時間後。
    ため息を吐き電車の時刻も確認すると、20分後だった。
    『今出れば余裕で間に合う…けど…。』

    ザーザーと激しく降る雨に決意が削られていく。

    カラカラっと扉を開けて外に出る。
    その瞬間に一際きつい風が舞い、菜月のスカートをめくりあげた。

    『きゃあっ!』

    よろよろと風に押されながら再び校舎の中に戻ると、さっきまではいなかった人影が下駄箱の前に立っていた。

    『……』

    突然現われた人物に驚いたことと、まだ校舎に生徒が居たこと、その人物が菜月の好きな由美先輩だった事が絡み合って菜月は言葉をなくしている。


    由美は何も言わずに菜月の方へと近付き、菜月を挟むように窓ガラスに片手を付けた。

    「ちょっと外に出ただけでずいぶん濡れたのね…。あなた二年の菜月ちゃんでしょ?」

    綺麗な顔が柔らかい笑顔に変わる。

    『…え?…何で…』

    自分の名前をいわれ、鼻先に由美の顔がある状況に焦る菜月に、またも由美が微笑みかけた。

    「どうして知ってるかって?菜月ちゃん可愛いし綺麗じゃない。何人も菜月ちゃんに告白しに行ったのに…みんな菜月ちゃんの事注目してるわよ♪」

    つんっと綺麗な指で頬を押され、菜月の体温が上がっていることが菜月自身分かっていた。

    『先輩に知られてるなんて…知りませんでした。』

    濡れた髪を整え、前髪を耳に掛ける。

    「ふふ、だって目で追っちゃうくらい私も…」

    『え……?』


    そこまで言い掛けたとき、残業をしていた教師が玄関にやってきた。

    「あなた達傘無かったらこれ使いなさい」

    ふっくらとした女教師が気前のよさそうな笑顔で二つの傘を菜月達に手渡して再び校舎の中へと消えていった。

    「……バスが来るわね。菜月ちゃんは電車?」

    携帯の時間を確認した後由美が菜月の方を見る。

    『あ、私もバスが来ます。もしかして同じバスですか?』

    小さな期待を持ち、由美に尋ねると由美は校舎から見えるバス停を指差した。

    「あそこから乗るの。17時10分のバスよ」

    チラっと時間を気にしたように再び由美は携帯の画面を見つめる。

    『あぁ…違うバスですね。私は15分なんで…。すいません、引き止めてしまって…先輩行って下さい。』

    淋しそうに傘を差しだし、由美を見送ろうとした。

    急に肩に手を置かれ、振り向くと由美の顔がすぐ近くにあった。

    「私、由美っていうのよ♪だから呼ぶときは…」

    『し…知ってます。相沢由美先輩は、みんな…。すごく綺麗だから。』

    そう言うと、由美は驚いた顔をしたのち笑顔で菜月に手を振った。

    「明日メアド聞きに行くから教えて♪」


    『はっ、はい!さよなら』

    可愛い笑顔を向けられ、菜月も笑顔で手を振った。




    これが、菜月と由美の初めての会話だった。

    (携帯)
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■3259 / ResNo.2)  先輩の彼女 2
□投稿者/ ユイコ 一般人(3回)-(2006/05/28(Sun) 17:21:06)
    2006/06/04(Sun) 23:51:15 編集(投稿者)
    2006/05/28(Sun) 19:20:52 編集(投稿者)

    昨日の雨が上がり、授業中の教室は蒸し暑さが漂っていた

    クーラーを付けてくれと催促する生徒に教師が仕方なさそうにスイッチを入れ、教室は一気にお昼寝モードに切り替わった。    

    菜月の隣にいるマナは涼しくなる前から寝ていたので、クーラーが利きはじめるとより一層気持ち良さそうに眠っていた。

    (由美先輩…。昨日の事忘れてるのかな…)

    机の下で携帯を開いてため息を吐くと、四限目の終了を知らせる鐘が鳴った。

    一時間の昼休みが始まり、菜月はマナを起こし、カナミもチカもお弁当を手に持って怠そうに菜月の前の椅子に座る。

    「ご飯食べる気分じゃなぁい」

    起こされたマナが机に顔を伏せてダラダラと箸を動かす。
    カナミもチカも寝ていたのか、頬や額が微かに赤い。
    菜月もあまり食欲が無く、取り敢えずパンを一口かじり袋にしまった。

    三人は徐々に目が覚めてきたのか、会話がはずんできた。
    菜月も楽しそうに話して昼休みが15分過ぎた頃、クラスの委員長が菜月に近寄って耳打ちをした。

    「菜月ちゃん、先輩が呼んでって言ってるよ」


    ありがとう、と菜月は席を立ち廊下に出た。
    辺りを見回すが由美の姿はなく、代わりに背が高くてかっこいいと人気のある宮崎という女が立っていた。それに彼女はビアンだという噂も聞いていた。


    「あの、話があるんだけど。ちょっといい?」

    『!?っ…何するの』

    周りも気にせずいきなり手を捕まれ、それを見る生徒達のざわめきの中、菜月は人気のない階段につれていかれた。

    (何なの…。自分がルックスで人気有るからって誰でもあんたを好きなわけじゃないんだからね!)

    イライラしながら階段の手摺りを眺めていると、宮崎はいきなり菜月の腕をつかみ顔を近付けた。

    ゾクッとする嫌悪感に菜月は思わず顔をずらす。

    「恥ずかしがらなくていいじゃない。私、菜月ちゃん好きだから」

    人の気持ちも聞かないで激しい思い込みをしている宮崎がうっとうしくなる。

    『あの…、先輩…私は』

    他の人が好きなんです。
    と言う暇も与えずに宮崎は菜月を壁に押しつけた。

    好きでもない人に乱暴される気持ち悪さと恐怖で、菜月の心臓がバクバクと波打ちだす。

    「可愛いね…」

    身体を撫で回すような視線を菜月に向け、宮崎の男のように骨張った指が制服のブラウスに引っ掛かけられた。

    「付き合ってよ」

    半ば息が荒くなりながら宮崎は固まっている菜月の唇を奪おうとゆっくりと自分の唇を近付けた。



    ドン………
    鈍い音がしたと思ったら、宮崎は咳き込みながら床に蹲(うずくま)っていた。

    「げほ…けほ…痛ったい……。」

    惨めなくらい痛がっている宮崎を足下にして菜月の目の前に立っていたのは、日差しでまともに見れないくらい綺麗な由美だった。
    長いサラサラとした髪をかき上げ、菜月の頬に手を当てる。





    どんなに顔が近くても、嫌悪感は無かった

    (携帯)
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■3260 / ResNo.3)  先輩の彼女 3
□投稿者/ ユイコ 一般人(4回)-(2006/05/28(Sun) 20:18:13)
    2006/06/04(Sun) 23:53:52 編集(投稿者)

    軽く頬を撫で、菜月の瞳から恐怖の色が薄れていくのを確認すると、由美は安心したように微笑んだ。

    「よかった…。」

    肩で息をする由美が優しく菜月を抱き締める。

    (まさか先輩走ってきてくれたの?)


    トクン、トクンと菜月の鼓動が早くなり嬉しさが爆発しそうになったとき、痛みが引いたのか宮崎が眉間にしわを寄せながら起き上がった。

    「何も、ミゾオチ蹴ることないんじゃない?」

    苦しそうに腹部に手をあてて由美を睨み付ける宮崎。
    「あんたには紗織がいるでしょ?なのに他の女と浮気したうえに菜月ちゃんにまで手を出すなんて図々しいのよ。」

    腕を組み、自分よりも背が高い宮崎をまるで見下すような迫力で由美は宮崎を睨み返した。

    事実を言い当てられ、宮崎は動揺を隠せない。


    「あ、はは………。何だ、紗織から聞いてたの」

    バツが悪そうに目を伏せて頭を掻く宮崎の胸倉を由美が掴む。

    「笑い事じゃないの。今度紗織を傷つけたら許さないから」

    顔が整っている分、由美の怒った顔は物凄く冷徹で、言い様の無い恐怖を宮崎に与えた。


    「わ…分かったわよ。紗織を傷つけるようなことはもうしないから…」

    宮崎の言葉を聞き、由美は掴んでいた手をゆっくり放した。

    バタバタと宮崎の階段を下りる音が遠ざかった後、由美は先程の冷徹な顔など思わせない可愛い顔で菜月に笑いかけた。

    「はは♪びっくりした?私って自分が大切にしてる人でも物でも、それを傷つける人許せないの。」


    由美の言葉に胸が痛くなった菜月は、壁にもたれて俯いてしまう。

    「だから紗織が宮崎に傷つけられたとき…。何度も殴りにいこうと思ったよ」

    俯いている菜月に気が付かずに、由美は話し続ける。
    「それを紗織が必死に止めてた。私の大事な人は私を止めるために何回も涙を流してた…」


    (やめて…聞きたくないよ……先輩が他の人の事想ってる話なんて………)  

    「紗織はね…」

    『やめて!』      
    由美の言葉をさえぎるように大きな声を出した菜月に驚き、由美は言葉を失った

    『………私、ビアンじゃないしそういうの理解とか出来ません。だからいきなりそんな話しされても気分が悪いです。それじゃ、失礼します』


    「待って、菜月ちゃ…」

    由美の制止を振り切り、菜月は涙を流しながら階段を下りていった。


    (あんな事言うつもり無かった…。先輩が私を見てくれないからって……先輩や自分を否定するような言葉…もうやだ……嫌われた)


    一人取り残された由美は髪をくしゃくしゃとしながら座り込んだ

    「あ〜〜………失敗した。紗織は親友だから大事……好きになって愛したりしたいのは……菜月。特別に大事な人は菜月なんだよ……」           



    互いにすれ違った感情。
    いつしか晴れ晴れとした空は曇り空にかわっていた

    (携帯)
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■3261 / ResNo.4)  先輩の彼女 4
□投稿者/ ユイコ 一般人(5回)-(2006/05/28(Sun) 21:21:37)
    モヤモヤとした気分のまま、初めて由美と会話をした玄関に目をやる。

    (アド、交換したかったな……)

    じわっとした涙が目に溜まり、今にも零れそうになった瞬間、誰かが背中を押した。

    「菜月♪一緒に帰ろう♪」
    可愛い顔をしたマナが腕を組みながら曇り空の下に菜月を引っ張った。


    学校から帰宅する道にだんだん人がいなくなった通りまでくると、今までたわいもない話をしていたマナが真剣な顔になった。

    「好きな人には素直な気持ち伝えればさ、意外にうまく行っちゃうもんだよ?」

    くすくすと意味深な笑みを菜月に向け、また進行方向に視線を戻すマナ。

    『私は好きな人なんか…』
    もごもごと言葉を濁す菜月の顔を覗き込み、マナはパチンとデコピンをした

    『いったぁ〜…』

    「人に呼び出されてるのに邪魔しにいくようなマネする?しかも走って追い掛けないでしょ?菜月が由美先輩にとってタダの後輩ならね。」

    (分かってたんだ…。私が由美先輩のこと好きって。マナって人のことちゃんと見てるんだな…)      

    『でも先輩は他に好きな人がいるし…。その人を傷つけないために私と宮崎先輩の会話を止めたのかもしんないし…』




    暗くなる菜月をまたニヤニヤと眺め、わざとらしく耳打ちをした。

    「あのね、私実は由美先輩に前ちょっと見られたみたいなんだけど………………」


    『そんなっ!先輩そんなこと言ってたの?!っていうかマナはカナミと…?』


    「じゃあそういうわけで。明日先輩と話しなさい♪ばいばぁい」

    マナが菜月と帰れるのは、この別れ道まで。
    マナはそのまま何も言わずに自宅へと向かう道へと歩きだした



    〔菜月ちゃんを宮崎に取られたくない。私が菜月ちゃんをどれだけ愛してるか分かる?マナちゃんがカナミちゃんを想う気持ちと張り合えるほどよ♪〕    




    言葉にならない暖かい気持ちが菜月を包んでいた。
    どんよりした曇り空はいつのまにか雲の隙間から太陽の光を導いていた

    (携帯)
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■3262 / ResNo.5)  先輩の彼女 5
□投稿者/ ユイコ 一般人(6回)-(2006/05/28(Sun) 22:37:37)
    マナとカナミが付き合っていると聞き、今までの二人の行動を思い返しながら菜月は笑みが零れた。


    (そう言えば移動教室の時なんか途中からいなくなって…いつのまにか席に戻ってたり。キスマークがマナにあったら必ずカナミにも付いてたっけ)

    ぼんやり考えながら夕焼けを眺めて笑顔になる。

    しかし夕焼けは一瞬にして暗やみに変わった






    (…………ん……頭がぼーっとする…何か…気持ち悪い……)

    ぐるぐると回転してるような目眩(めまい)をこらえて瞳を開けると見知らぬ部屋に置かれたベッドに菜月は座っていた。

    部屋というか箱のように何もない空間。
    下に赤い絨毯がひかれてはいるが床が石なのか、ベッドのうえにいても這い上がるような冷たさを感じた。

    ふと周りを見渡すと、先程は気が付かなかった鏡が目に入る。
    そこに映し出された自分に鳥肌が立った。


    犬のようにはめられた鉄の首輪と両手首に付けられた皮の手錠。
    菜月が身につけているものはそれだけだった。


    『何なのよ…………何で…何で…?嫌………誰か……』

    自分の置かれた状況が分かったのか、菜月は発狂寸前で叫び声をあげた。

    「うるさいな」


    聞き覚えの有る声に菜月は恐る恐る後ろを振り返る



    背が高く
    肩よりも少し長い髪
    筋肉の方が多いのか丸みは無く骨張った体付き

    胸元が開いたバスローブから腹に浮かび上がる紫色のアザが見える

    『宮崎………先輩』


    宮崎は不適な笑みを浮かべ、後退りする菜月に近寄っていく

    「やっぱり菜月は綺麗だね…。紗織よりも…」


    ガチャ!っと虚しく金属の音が菜月を引き止めた。

    「無理だよ、逃げられないようにしてあるんだから」

    くすくすと楽しそうに笑い、宮崎はベッドに足を乗せた


    『嫌……来ないで…来ないで…』


    ガチャガチャと鎖を鳴らし、菜月はベッドの壁に背中を止められた


    宮崎は狂気めいた瞳で鎖を持ち、それを思い切り手前に引っ張った。
    それと同時に菜月の体は宮崎の前に倒れこむ





    宮崎の笑った口元から舌が出され、刺さったピアスには菜月の歪んだ顔が映されていた

    (携帯)
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■3263 / ResNo.6)  先輩の彼女 6
□投稿者/ ユイコ 一般人(7回)-(2006/05/29(Mon) 00:03:44)
    ガチャガチャガチャ………
    グチュ…グチャ…ピチャ…

    無機質な金属音と共に、艶めかしい液体の音が鳴り響く

    「バックでヤると…その人間を支配した気持ちになるね…」

    菜月の細い腰を掴み、宮崎は激しく腰を打ち付ける

    『は…ぁ…あぁ…やめて…お願い…』

    四つんばいで下半身を高々と上げた菜月の背は妖艶なカーブを描き宮崎を興奮させた。

    「大分可愛い性格になったね。喘ぐ声もぞくぞくするよ。でも…お願いの仕方がなってない」

    優しい物言いだが宮崎からは狂気が滲み出ていた


    腰を引き、ズルリと菜月に打ち付けていたペニバンを引き抜く。

    「犯しているだけじゃつまらないからね。菜月からおねだりするように仕付けなきゃ…」

    にっこりと笑い、菜月をつないでいた手錠の鎖を外す。
    その瞬間、菜月は宮崎が入ってきたドアに走りだした

    「やめなよ」

    宮崎の警告を無視し、菜月はドアノブに手を掛けた。
    『きゃああぁっっ!!』

    激しい痛みが首から体にかけて走った。


    「ああ…。だから言ったのに。」

    痺れで動けなくなった菜月を抱え、ベッドのすぐ下に下ろした。
    宮崎はベッドに腰掛け、ぐったりとする菜月を見下ろし笑っている

    「何の用意もせずに鎖外すわけないでしょ?飾りで首輪をはめさせてるワケじゃない。」

    そう言うと宮崎は菜月の首輪を掴み、強引に体を起こした。

    『………がい……助けて…ここから出して……』

    光を亡くした菜月の瞳からは涙が流れ出る。

    そこに宮崎の手が菜月の頬を叩いた。

    「私を主人のように思いなさい。菜月はペットでしょ?」

    宮崎は菜月の頭をペニバンの近くに持っていき、強引に口の中へと押し込んだ。

    「菜月が汚したものは自分で綺麗にしなさい。」

    嫌だと苦しそうに顔を横に振る菜月を見て、宮崎は細い紐のようなものを振り下ろした。

    パシン!っと乾いた音が部屋に響き、菜月は床に蹲った。

    「何をしたら自分が安全か分かるよね?菜月」






    絶望という文字が頭によぎり、菜月は宮崎に従った。

    (携帯)
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■3265 / ResNo.7)  先輩の彼女 7
□投稿者/ ユイコ 一般人(8回)-(2006/05/29(Mon) 20:57:33)
    2006/05/30(Tue) 16:25:52 編集(投稿者)

    チュパ…チュパ…チュク…
    服従するように宮崎の前に膝ま付き、必死に自分の愛液にまみれたペニバンをしゃぶる菜月。

    「クク…、由美の好きなヤツを支配するのは何回しても癖になる」

    サラサラと菜月の髪を撫でながらふいに力を込め、菜月の喉に深くぺニパンを突き刺した

    『グッ………ゲホゲホッ!…』

    苦しさに思わずペニパンを吐き出すと、宮崎は唾液で濡れた菜月の顎を軽く持ち上げた

    「昼間の続き。菜月から舌を絡めなさい」

    震える菜月を、冷たい瞳で見続け有無を言わさぬ迫力で菜月を抑える宮崎

    逆らえば何をされるか分からないと、菜月はゆっくりと宮崎の頬に手を伸ばす

    徐々に近づく唇
    好きでもない人間に自ら求めなければいけない理不尽さと悲しみで、菜月の閉じた目蓋から雫が流れた


    チュ……………

    一瞬触れた唇。
    先に進めと言わんばかりの宮崎の視線
    菜月は由美の存在を忘れようと必死に宮崎の唇を求めた




    淫らな水音が幾度も繰り返された。

    (携帯)
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■3269 / ResNo.8)  先輩の彼女 8
□投稿者/ ユイコ 一般人(9回)-(2006/05/30(Tue) 17:56:26)
    長いキスを繰り返すと、宮崎は満足したのか菜月をベッドに呼び、小さな袋を取り出した。

    『……それ……何?』


    テレビ等で麻薬の画面を映しているところが菜月の頭に浮かんだ。

    「あぁ、これ?」

    宮崎は菜月の動揺に気が付いたのか、その袋を菜月に見せた


    〔宮崎京子:風間病院〕

    中に入っている小さなビニール袋をよく見ると、小さく〔夜〕と書かれており、なんらかの病気に対する薬のようだった。


    「風邪薬だよ。ちょっと調子悪いから」

    宮崎は袋を破って粉薬を水で流し込み、菜月には同じ袋からカプセル形の薬を差しだした。

    「移ってたら困るからね、苦くないから一応飲んで」

    水と一緒に差し出され、菜月は風邪薬なら…と安心して喉に流した。

    「コップ、もらうよ」

    宮崎は空になったコップを菜月から受け取り、小さな音を出してテーブルに置いた。


    さっきまでの強引さが嘘のように宮崎は静かにベッドに腰掛け、菜月の頭を撫でている。

    しんと静まった沈黙を破ったのは菜月だった

    『紗織さんって人が宮崎先輩の彼女なんでしょ?』

    菜月の言葉に宮崎の手の動きが一瞬止まる。

    「そうだけど。まさか私が由美の言うこと聞くと思ってた?」

    顔は見えないが宮崎は明らかに笑っていた。
    手は再び動きだし、するすると菜月の太ももを這い出した

    『…紗織さんを傷付けないっていうのは…………ぁ…嘘なの?』

    ピクっと体を揺らし、自分の意志が無いうちに声を漏らした菜月を宮崎は見逃さなかった

    「……傷つけてなんかいないわ。紗織に知られなきゃいいんだから。」

    ゆっくりと菜月の太ももを外側から内側に撫で回しながら話をする

    『ぁ…ん…あなたは…由美先輩が悲しむところを見たいだけでしょ……』

    宮崎の指は次第に上に上がり、菜月の乳房を揉みだした

    「そうね、由美が大切にしているものを傷つけたとき、由美は私に興味を持ってくれたわ…。興味より恨みの方が合ってるかな。好きな子をいじめてしまうような感覚に近いのかもしれないわね」

    キュッと菜月の乳首を摘み、片手はクリトリスを摺りながら笑う宮崎


    『あんっ………ぁ…ぁあ……もしかして……ん…由美先輩の事……』


    宮崎に触られるたびに先程はなかった体の疼きが菜月を包んだ
    軽い刺激でさえ菜月の秘部からは愛液が流れだし、クリトリスをいじる宮崎の指からはクチュクチュといやらしい音がしている。


    体の異変に菜月自身違和感を持ち、虚ろな瞳で宮崎を見つめた。

    「何か質問があるの?私が紗織と付き合ってる理由?私があなたをレイプした理由?由美を傷つける理由?それか、あなたが感じてる理由?あなたにとってはどれも聞きたい事かしら」

    笑みを浮かべながら宮崎は菜月を押し倒した

    「乳首が勃ってる。ふふ、自分からおねだりしたら触わってあげるわ」    

    『そんな………事……絶対しない…わ』

    呆れたような顔をして宮崎は菜月を鎖につなぎ、両手を頭の上にあげて、手の自由を奪った。


    「いつまで我慢できるのか楽しみね」


    冷たい口調で宮崎は乱れたバスローブを直し部屋を出ていった

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■3270 / ResNo.9)  面白いですね
□投稿者/ 麻琴 軍団(105回)-(2006/05/30(Tue) 18:28:49)
    とても引き付けられます。
    続きを楽しみにしています。
引用返信/返信 削除キー/

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