| 2006/07/24(Mon) 04:10:31 編集(投稿者) 2006/07/22(Sat) 07:57:20 編集(投稿者)
(ふぅ〜…今日もこんな満員だょ〜)
学校までは電車で30分程であったが、小さなルミには毎日のラッシュがとても憂鬱なものであった。
(う〜…きっ……きつい!息できないよぉ↓↓押さないでぇ!!) もみくちゃにされながらやっとの思いで駅に到着し、ルミは新鮮な空気を思いきり吸い込んだ。
(ふぇ〜もぉ電車やだぁ↓↓そしてここから徒歩20分かぁ〜徒歩ながらにトホホ……サブッ!!)
そんなことを自分で思いながら少し顔がにやけそうになったが、周りの視線が気になり直ぐに表情を戻し歩き出した。
「おっはよっ!!」
駅を出て学校に向かって歩いてると、少し強い力で背中を叩かれた。振り向くと同じクラスで仲の良いミカだった。
『おはよ♪ミカは朝からテンション高いなぁ〜。ルミは電車乗るだけで疲れちゃうよ〜…』
「そぉかな?ルミの乗る電車めっちゃ混むもんねぇ〜しかも痴漢多いんでしょ??」
『ん〜多いって聞くけど、ルミは1回もされたことないよ〜♪』
「ならいいけど、ルミかわいいんだから気を付けてよ!私のかわいいルミに何かしたら許さないんだから!!」 ミカは力強く拳を握った。それを見てルミは笑った。
『ぁははっ♪平気だょ〜。ところでさ今日英語の小テストだよね↓↓やばぃ〜』
そんな他愛のない話しをしながらルミとミカは通学路を歩いていた。
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