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■3589 / 親記事)  あぁ・・・奈々さん
  
□投稿者/ 麻琴 軍団(116回)-(2006/08/04(Fri) 20:15:23)
    2006/08/05(Sat) 01:25:51 編集(投稿者)

    他に書き上げないといけない作品があるのですが、
    出張先で、息抜きに書いてみました。
    多忙な毎日の中、欲求不満なのかレイプ系の作品です。
    レイプ系で気分を害される方もいらっしゃる様ですので、
    事前に申し上げておきます。

                           麻琴
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■3590 / ResNo.1)  あぁ・・・奈々さん[01]
□投稿者/ 麻琴 軍団(117回)-(2006/08/04(Fri) 20:15:59)
    (あぁ〜・・・我慢できない!あぁ〜もう限界!)

    私の席から見える奈々さんの後姿。

    少し茶髪のロングストレート。

    ほとんど黒い服なんだけど、たまに着てくる明るい色のセーターが私にはたまらない!

    入社5ヶ月目の私の名前は梢。城田梢。

    奈々さんとは部署も違えば仕事の絡みもなく、ただ遠くで見てるだけ。

    唯一出来る会話は挨拶!

    用もないのに朝や退社時にわざと出くわして声をかける私はちょっと怪しいか!?

    朝の挨拶もボソっと答えてくれるだけだけど、私は奈々さんが大好き!

    時々かけるメガネも素敵。赤っぽいフレームで少しキツイ印象を与える型だがよく似合っている。

    みんなが奈々さんって呼んでるから私も心の中では奈々さんって呼んでいる。牧田奈々さん。

    (あ〜・・・・奈々さぁん)

    我慢にも限界がある。

    まだまだ新人研修が終わったばかりのペイペイで、大した仕事はないが、何も手に付かない。

    ズッと目で追ってしまう。
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■3591 / ResNo.2)  あぁ・・・奈々さん[02]
□投稿者/ 麻琴 軍団(118回)-(2006/08/04(Fri) 20:16:42)
    2006/08/05(Sat) 01:26:17 編集(投稿者)

    私は決意した!

    名前はわかっているので社内メールでも良かったのだが、それすらも我慢できず距離を縮めたかったのだ。

    私は奈々さんが席にいて、奈々さんの周りに人がいないのを確認し、近づいた。

    躊躇してしまうと迷いが出るので、動きを止めることなく話しかけた。

    『な、奈々さん。お仕事中すみません。ちょっといいですか?』

    奈々さんはパソコンから目を離し私の方を見た。

    (きゃぁ〜・・・こんなに間近で目と目が合っちゃった!)

    『なんでしょ』

    どちらかというと素っ気無い感じ。

    『あ、あの、お時間ありますか?ちょっとお話が・・・』

    『いいけどここじゃない方がいいの?』

    『出来ればぁ・・・あの・・』モジモジ

    『じゃ、リフレッシュルームに行きましょうか』

    と言うと同時にパソコンの画面がスクリーンセーバーになった。

    組んでいた足をほどき、スッと立ち上がりサッサと行ってしまった。

    追いかける様に私も後に続き、リフレッシュルームに行った。

    ラッキーなことに人は少なく、離れた席に座ることが出来た。

    『何か飲む?』

    奈々さんが聞いてくれた。

    『あ、はい。あ、いえ』

    『コーヒーは飲める?』

    『はい』

    『じゃホットとアイスどっち?』

    『ホットでお願いします』

    淡々と事を進める性格?と思いながら景色がいい窓際に座っていたら、

    『どーぞ。』

    コーヒーを運んでくれた。

    『すみません。気が利かなくて』

    『そんなことはいいけど、何?話って。その前に名前教えてもらえる?』

    『あ、私は城田梢です。新人です。』

    『城田さんね。仕事慣れた?国際部でしょ?どんどん忙しくなるわよ。きっと』

    私の部署を知っていた。ウレピ〜

    『あの〜・・・』

    『何?』

    『出来ればこっちを見ないでくださいますか?話つらくて・・・すみません』

    『あそ。じゃ窓の外見てる』

    奈々さんはコーヒーを啜りながら少し体の向きを変え窓の外に視線を移した。

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■3592 / ResNo.3)  あぁ・・・奈々さん[03]
□投稿者/ 麻琴 軍団(119回)-(2006/08/04(Fri) 20:17:03)
    奈々さんの横顔もまともに見れないまま私は続けた。

    『ありがとうございます。本題に入ります。えっと・・・・あの・・・奈々さん!

    私・・・・

    私、奈々さんが好きです』

    一瞬、奈々さんは動きが止まった。視線は窓の外に向けたまま静かに言った。

    『それで?』

    『奈々さんのいろいろな事が知りたいです。付き合ってください』

    『もうそっち向いていい?』

    『あ、はい。すみません。』

    『あぁ、首が疲れちゃった。片方ばかりに向いてるのは良くないわね。』

    そう言いながら首を回した。

    『お付き合いは難しいわね〜。彼がいるから。三角関係になちゃう。』

    『そ、そうですよね・・・・でも好きで好きでしょうがないんです』

    『いろいろ知りたいんでしょ?んじゃ知りたいこと質問していいわよ。可能な限り答えるわ。』

    『ありがとうございます。まずはお友達からってことでお願いします。』

    『お友達ね〜・・・。それも違う様な気もするけど、ま、いいわ。城田さんが満足なら』

    『どこかでお食事か飲みに付き合ってください。ゆっくりお話したいので・・無理ですか?』

    『いいわよ。いつがいいの?言ってもらった方が私は助かるけど』

    『じゃ、明日!明日の退社後デートしてください。』

    『明日ね。デートじゃないけど・・・じゃお食事にでも行きましょ。』

    『ありがとうございます。』
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■3593 / ResNo.4)  あぁ・・・奈々さん[04]
□投稿者/ 麻琴 軍団(120回)-(2006/08/04(Fri) 20:17:24)
    自分の感情を押さえきれず、会社の先輩に告白する・・・そんな無謀な新入社員。それが私だ。

    明日はじっくりと、いろいろな話が出来る。興奮して眠れそうにない。

    奈々さんのことを思いながら少しだけ自分で慰めて眠ることにした。

    奈々さんのこと考えただけでアソコが熱くなり、湿気を帯びてくる。

    ピクッ!ピクッ!

    小さくも満足ある頂点に達し、私は眠りについた。

    翌日、約束通り奈々さんと青山のお店に行った。

    個室系居酒屋割烹だ。奈々さん御用達らしく、素敵なお店だ。

    掘りコタツ式の部屋。

    とても上品な料理で、新人社会人としては少々感動だ。

    『聞きたい事が山ほどあるんでしょ?いいわよ。』

    『お住まいはどちらですか?』

    『世田谷。生まれは練馬だけどね。』

    『おいくつですか?』

    『9月21日で28。そしてあっという間に三十路ね』

    こんな感じで私は弾丸の様に質問攻めだった。

    『失礼な質問もしたいのですが、いいですか?』

    『失礼な質問なの?それは失礼よね〜。答えるかどうかは別にして、一応聞いてみようかな』

    『すみません。私、奈々さんを抱きたいんです』

    さすがにこの言葉には、いつも冷静な奈々さんも同様を隠せない様だった。

    『城田さんは・・・・同姓愛者なの?』

    『はい。男性とも経験はあるけど、大学時代は女性と付き合っていました。私はタチです。』

    『タチ?』

    『ベッドでは男性役ってことです』

    『役を演じるの?』

    『そういうことではなくて、抱く人抱かれる人に分けた場合、私は抱く人なので。』

    『んで、私は抱かれる人ってこと・・・・?』

    『やはり無理ですよね?』

    『そうね。ょっと難しいお願いね』

    『質問に戻ります。奈々さんはイキますか?』

    『え?どこに?』

    『セックスでオーガズムに達しますか?』

    『・・・・・・す、すごい質問ね。さすがに失礼だわ。それは・・・答えなくていい?』

    『そうですよね。失礼過ぎますよね。ベッドでの奈々さんを知りたかったものですから。』
引用返信/返信 削除キー/
■3594 / ResNo.5)   あぁ・・・奈々さん[05]
□投稿者/ 麻琴 軍団(121回)-(2006/08/04(Fri) 20:17:51)
    2006/08/05(Sat) 01:29:54 編集(投稿者)

    『私も失礼な質問かもしれないけど聞いていい?』

    『はい。私のことも知って欲しいです。』

    『タチの方は女性を抱くわけでしょ?男性と同じ様に抱くの?』

    『そうですね。基本的には同じかな?でも、やはりアソコは無いですから、指や舌の使い方がポイントです。

    もちろん、ペニスバンドとかもあるので、要望には答えられると思いますけど』

    『ちなみに何人くらい経験があるの?』

    『付き合った人は3人です。でも、抱いた人数でいうと7人・・・いや8人かな?』

    『付き合っていなくてもそんな関係に?』

    『一晩だけの彼女っていうのもあるんですよ。その変も男と同じです。』

    『そのためだけに会って、はいサヨナラ!って?』

    『そんな人もいるし・・・・』

    『私も一晩だけの彼女の数に入れたかったのかな?』

    『付き合いたけど、無理なら一晩だけでも私は満足です。』

    『なんだか話聞いてると、体だけが目的って感じね。その変も男と同じって?』

    『すみません。今は夢中で、奈々さんを私のものにしたくて、なんだか余裕がないんです。

    席にいても、奈々さんばかり目で追いかけてて、なんだか集中出来なくて。

    ずっと自分の気持ちを押さえていたんですが、我慢出来なくなっちゃって。

    実らないことくらいわかってるんですけど、言わずにいられなくて・・・スミマセン』

    私は一気に話した。

    『ところで奈々さん、結婚は?』

    『結婚ね〜。今は考えていないわ。仕事が面白いから。お互いなんだけどね。彼も波に乗ってるみたいで。』

    『どんな彼ですか?』

    『どんなって・・・普通の男。さわやか系って言われているらしいわ』

    『好きですか?』

    『好きよ。じゃなきゃ付き合わないわ。』

    『長いですか?お付き合い』

    『そろそろ3年かな?』

    『キス上手ですか?』

    『どうかな?私もそんなに経験豊富じゃないし』

    『女性のキスって興味ありませんか?』

    『どうだろ。・・・・ないかな?』

    『私とやってみませんか?初体験』

    『えぇ〜?いいわよ』

    この(いいわよ)はもちろん否定の方だ。
引用返信/返信 削除キー/
■3595 / ResNo.6)  あぁ・・・奈々さん[06]
□投稿者/ 麻琴 軍団(122回)-(2006/08/04(Fri) 20:18:12)
    2006/08/05(Sat) 01:33:16 編集(投稿者)
    2006/08/05(Sat) 01:31:33 編集(投稿者)

    質問攻めの食事も終え席を立ったそのとき、個室であることを利用し、

    私は奈々さんを壁に押さえつけ少し強引にキスをした。

    ムググ

    『女性とのキスに興味はないって言ったでしょ?』

    少しキツメの口調で奈々さん私の体を離した。

    『我慢できない』

    『我慢出来なくなったらなんでもするの?帰るわよ』

    奈々さんは怒っていた。

    タクシーに乗り、奈々さんを送り私は帰るつもりだった。しかし私も奈々さんのマンション前で一緒に降りた。

    『部屋、見せてください』

    『今日はもう帰りなさい。機会があれば招待するわ。』

    『今日がいいです。今がいいです。お願いします』

    タクシーを待たせたままでのやりとりだったので、会話が運転手に聞こえているだろう。

    奈々さんは仕方なく私とタクシーを降りた。

    『部屋を見たら帰るのね?』

    『はい』

    私も一応、そのつもりだった。その時は・・・

    暗い部屋に明かりがつき、部屋が見渡せる様になった。

    綺麗な部屋だ。全体的に白。シンプルな家具で奈々さんらしいと思った。

    私は寝室であろうドアを開けようとノブに手をかけた。

    『待って!そこは寝室なの。入らないで。他ならいくら見てもらってもいいわ』

    しかし、私は強引にドアをあけ追ってきた。そのとき急いで部屋に入ってきた奈々さんの腕が触れたのがきっかけになり奈々さんの腕をつかみベッドに押し倒した。

    『やっぱりこーゆーことだったのね。信じるんじゃなかったわ。出て行って』

    私はもう壊れていた。

    強引に奈々さんの口を封じ、服を脱がせようとしていた。

    『いい加減にして!』

    奈々さんは本気で怒っていた。しかし私の方が力では勝っている。奈々さんの抵抗は容易にはねつけられた。

    全力での抵抗も意味がないことを悟ったのか・・・

    『はぁ〜はぁ〜・・・わかったわ。』
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■3596 / ResNo.7)  あぁ・・・奈々さん[07]
□投稿者/ 麻琴 軍団(123回)-(2006/08/04(Fri) 20:18:34)
    2006/08/05(Sat) 01:34:59 編集(投稿者)

    奈々さんは力が尽きた様で息が荒くなっていた。

    『わかったって?私の女になるってことですか?』

    『あなたは一晩だけの彼女を探してるんでしょ?強引に力で押さえつけられてレイプされる様なことは嫌なの。自分で脱ぐわ。だから離れて』

    とても凛としていた。今までの女達とは明らかに違っている。これが大人のオンナ・・・・なのか

    私はゆっくり奈々さんの上から移動し、離れた。

    寝室には電気はつけていなかったので、廊下から差し込む明かりで奈々さんの姿がハッキリわかった。

    『ドアを閉めて。明かりはつけないで』

    私はドアを閉めた。真っ暗な寝室。目が慣れてくると、シルエットはわかる。

    黒いシルエットは服を脱ぎ始めてた。

    ブラウスを脱ぎ、スカートを脱ぎ、ストッキングを脱いだ。

    下着を取るところで動きが止まっている。さすがに躊躇してるのだろうか。

    『出来れば下着は私に外させてもらえると嬉しいけど・・・・OKならベッドに横になってください。』

    シルエットはゆっくりベッドに横たわった。

    私の体も奈々さんにお触れて欲しい。私は全裸になり、ベッドに向かった。

    顔を近づけると奈々さんは目を閉じていた。

    唇を合わせ、軽くキスをした。

    奈々さんはもう抵抗をしなかった。

    そしてブラとショーツをゆっくり外した。

    暗闇の中でも、ツンとした乳首と黒い森はしっかり確認できた。

    奈々さんは体を緊張させている様だが、無抵抗だ。一晩だけと腹をくくったのかもしれない。

    『奈々さん・・・・大好きです』

    そう言いながら覆いかぶさり、思い切り抱きしめた。

    『気持ちよくしてあげる。だから我慢しないでください。声が聞きたいから。』

    耳元でそう囁き、またキスをした。

    奈々さんの方からは舌を絡めてくれないので、私は

    『奈々さん。舌を出して』

    そう言った。

    少しだけ出された奈々さんの舌を、思い切り私は口の中に吸い込んだ。

    『アッッッ』

    一瞬、小さく声が聞こえた。

    奈々さんの色っぽい声はたまらない。
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■3597 / ResNo.8)  あぁ・・・奈々さん[08]
□投稿者/ 麻琴 軍団(124回)-(2006/08/04(Fri) 20:18:56)
    私は執拗に長いキスをした。

    その間に片手を奈々さんの胸に這わせた。

    存在感のある乳首だ。

    軽く揉んでみた。手に伝わる感触はとてもキメが細かくやわらかい。

    ゆっくり優しく何度も揉む。手のひらの中で乳首はより大きくなってきた。

    口元からもれる奈々さんの吐息で私も感じている。

    奈々さんはずっと目を閉じたままだ。

    『奈々さん。目を開けて私を見てください。』

    奈々さんは目を開け、キスをしている私の目と合った。

    薄暗い中でキラキラした目をしてる。私は本当に奈々さんの虜だ。

    その奈々さんを今抱いている。奈々さんのあの時の声が聞ける。

    私は自分の体に熱いモノが走るのを感じた。

    舌先で耳の形をのぞり、耳たぶを吸った。

    首筋から鎖骨にかけて、少し音を出しながら唇を這わせる。

    両手で両胸を思い切り寄せ、一度に左右の乳首をくわえ・・・・たかったが、そこまで大きな胸ではないので、

    片方ずつ丁寧に舐めまわす。唾液で乳首が光り始めた。

    少し乱暴に揉むとまたも小さく声が

    『アァッッッ』

    しなる体が色っぽい。

    もう一度、唇を奈々さんの唇に合わせると、先ほどよりもしっかりと舌を絡めてきた。

    『彼とのセックスではイクの?』

    私は同じ質問をまたも耳元で聞いた。

    すると

    『・・・イ・・・・・ワ・・・』

    最初と最後の言葉しか聞こえなかった。

    『聞こえないよ』そう言うと

    『・・・彼では・・・・イカナ・・イワ・・・』

    私は一瞬動きが止まってしまった。

引用返信/返信 削除キー/
■3598 / ResNo.9)  あぁ・・・奈々さん[09]
□投稿者/ 麻琴 軍団(125回)-(2006/08/04(Fri) 20:19:23)
    『イカセテあげるから』

    私はそう言い、熱いキスをした。

    唾液が先ほどより濃くなっている。

    気のせいか、奈々さんもキスを求めている様に思えた。

    私は唇を離さずに、片手を下に移動させた。

    茂みに触れ、割れ目を指先が捉えたとき奈々さんが

    『待って!』

    足を硬く閉じた。

    『どうしたの?力を抜いて』

    『きっと私、イクわ。あなたにイカされると思う。

    あなたのキスと指の動きでなんとなくわかるの。でも、怖いの。彼とセックスが出来なくなりそうで』

    かすれた声だった。初めて本音を聞いた様に思う。

    『だったら私と付き合えばいい』

    奈々さんは困った様な顔をした。薄暗いのでよくわからないが、横を向いた仕草がその様に思わせた。

    私は閉じた足をゆっくり開かせ、

    『じゃぁ、濡れていなかったら止めるから』

    そう言いながら指を密かなる部分に滑らせた。

    ヌルッ

    突然、沼に滑り込んだかの様に指が溺れ始めた。

    『濡れていないわけないでしょ。体が敏感になってきているのに』

    恥ずかしそうに奈々さんが言う。

    爪を短く切っているのはこんなときのためだ。

    割れ目の中を自由に泳がせるため。

    濃い液体が指に絡み、動きを滑らかにする一方で重さを感じるほどの溢れ出ているのがわかる。

    『ハァ〜ッッッッ』

    奈々さんは思わず私の体に爪を立て抱きついて来た。

    ああ・・・・シ、ア、ワ、セ・・・・

    抱いたときと抱きつかれたときとでは、相手の肌の感触が違うのだ。

    やはり、しがみつかれる方がいい。痛いくらいに抱きついて欲しい。

    私の指は、ドクドク溢れ出る蜜坪に吸い込まれる様に飲み込まれていった。

    熱い。蜜坪の中は暑い。そして、内側のオウトツしたヒダが指にまとわり付く。

    すんなりと3本飲み込んだ蜜坪は、私の指を自由にはしなかった。

    窮屈な中で第二関節、第一関節を動かし内膜を刺激する。

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