SMビアンエッセイ♪

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■3628 / ResNo.10)  あー
  
□投稿者/ さき 一般人(6回)-(2006/08/09(Wed) 03:22:20)
    読むたびにドラマを見てる気分^^
    ツカサが動揺すれば読んでるこっちも動揺しちゃぅ。。
    ほんっと毎回たのしみだよ〜♪
    皐月さんらぶデスw
    がんば〜☆ 
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■3629 / ResNo.11)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 6
□投稿者/ 皐月 付き人(70回)-(2006/08/09(Wed) 03:42:52)


    その日部活後の帰り道、君の泣き顔が頭から離れなかった。
    もっと抱きしめてあげれば良かったと思った。
    そんなことを思いながら駅についた。
    フッっと目に入ったのが、うちの制服を着た学生が2人仲良さそうに歩いていた。
    ドクンっと心臓が脈打った気がした。
    それは君の彼女が他の女と歩いていたんだ。

    「ねぇ、今日は彼女さんとデートじゃなかったの?」

    「ああ〜いいのいいの。最近アイツに飽きてきたしさ〜そろそろ終わりかな〜」

    「フフッ、そしたら私と付き合ってよ」

    そんな会話を耳にしてしまった。聞くんじゃなかった。
    頭からスーっと血が引いてくような感覚お覚えた。
    こんなヤツに君は渡せないって心から思ったんだ。


    次の日、学校に着き昇降口で私はある人物を待っていた。
    数分後、その彼女はやってきた。

    「おはようツカサ」

    『おはよう』

    上履きを履いている彼女の後姿に話しかけた。

    『この間の話しなんだけど…』

    ピクっと彼女の動きが止まった気がした。

    『協力するよ』

    「フフッ、急にどうしたの?この前は嫌がってたじゃない」

    振り返り、笑顔を向けてきた。

    『その代わり、こっちにも協力して欲しいんだ………カオリ』

    「ふ〜んそぉゆうこと……いいわ。とりあえず昼休みにでも話しましょ」

    『分かった』

    私はそう言って、カオリを後にした。
    あの女をどうにかしなきゃ気が済まなかった。君の彼女を。
    そう思いながら廊下を歩いていた。

    教室の前に着いたとき、後ろから声をかけられた。

    「ツカサちゃん!!」

    君が笑顔で走ってくる。

    「昇降口で待ってたんだけど、全然こないから…」

    君は少し照れくさそうだった。

    「あのね、仲直りした!!昨日はホントありがとうね」

    満面な笑みが向けられた。
    心臓がズキっとした。
    君が切なくて、可哀想で、思わず手を君の頬に持っていってしまった。

    「…?ツカサちゃん?」

    その言葉で我に返った。不信に思われたか焦ってしまった。

    『泣き虫ヒトミ』

    そう言って頬を軽くつねって誤魔化した。

    「もぉぉお!!」

    君は少し赤くなり頬を膨らませた。

    「ヒトミじゃなくて、ヒトミ先輩!!」

    君も照れているのを隠しているようだった。
    そんな彼女が愛しかった。
    やっぱりあの時抱きしめておくんだったと後悔した。



    私は少し君の彼女に感謝していた。
    これで君が私のものになるかもしれない。
    こんな絶好のチャンスを見逃すものかと思ったんだ。

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■3630 / ResNo.12)  さきさんへ☆
□投稿者/ 皐月 付き人(71回)-(2006/08/09(Wed) 03:49:31)
    毎度コメントありがとうヽ(゚∀゚)ノ
    楽しんで頂けてめっちゃ嬉しいです☆
    今回は目線を全てツカサ目線にしてみましたo(≧▽≦)o
    らぶだなんて( pωq)!ありがとぉ(*´艸`)笑
    これからも期待に添えられるよう頑張りますね(人´∀`).☆.。.:*・°
引用返信/返信 削除キー/
■3631 / ResNo.13)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 7
□投稿者/ 皐月 付き人(72回)-(2006/08/09(Wed) 04:56:30)
    2006/08/09(Wed) 05:00:10 編集(投稿者)


    ある朝私は、ある女の子を待っていた。
    そうカオリが好きな女の子を…
    いつもより2本早い電車でその子の最寄り駅に着いた。
    それから改札で張りこんでいる。

    来たっ!
    ふ〜んなかなか可愛いじゃない。そんなことを思いながら後をつけた。
    電車のドアが開いたと同時に、彼女を押し込んで満員電車で彼女の後ろに立った。

    2駅が過ぎたところで、少し躊躇ったが彼女のスカートの中に手を入れた。
    ピクンっとすぐ反応を示したが、何も言わず黙っていた。
    これなら平気かな?って思って少し調子にのって、パンツの横から指を忍ばせた。
    そして……

    『ねぇ、怖いの?ぢゃぁなんでルミちゃんのおまんこはこんなに濡れてるの?』

    こんなことを囁いてみた。彼女はかなり驚いているみたいだ。
    私、少し楽しんでるな。

    「ぉっ……お願い…です。ゃっ‥めて…くだ…さい」

    可愛い反応するじゃない。しかもこんなに濡れてる。
    でも悪いけどそのお願いは聞けないな。

    『どぉして?こんなに濡れてるのに?いやらしいんだね』

    私のS度が増してきてしまった。クリトリスをソフトに触った。

    「ぁっ…ちがっ‥う……お願いっ‥んっ…や‥めて」

    ゾクゾクする。君もこんな反応するのかな?
    ふいに君の顔が頭をよぎった。だからそれをかき消そうとした。

    『ほらそんなエッチな声出したら、みんなに聞こえちゃうよ?』

    クリトリスを強くなぞった。

    『ぁあん!!』

    まずい!周りに聞こえたかな?
    しかし電車は学校より1つ手前の駅に停車したと同時で平気だったようだ。
    沢山の人が降りていく。その流れに彼女が呑まれていった。
    計画通り近くで見ていた、カオリが彼女の腕を引いていったようだ。
    カオリは私にウィンクした。

    まったくカオリもとんでもないことを考える。
    昨日昼休み話したときは正直動揺したぐらいだ。
    でもこれもカオリに協力してもらう為だ。

    駅に着き、私は愛液で濡れた手をハンカチで拭った。
    自分がした事を何もなかったかのように洗い流すように。
    そして学校へ向かって歩き出した。



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■3633 / ResNo.14)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 8
□投稿者/ 皐月 付き人(73回)-(2006/08/09(Wed) 05:35:23)


    1限が終わるチャイムが鳴った。
    先生が出て行くと同時にカオリが入ってきた。

    「ありがと〜ツカサ♪上手いこといったよ〜それでね、明日ルミちゃんと昼食一緒にしようと思ってるの。またツカサに動いてもらおうと思ってるんだけど……」

    カオリが私の顔を覗きこんだ。

    『わかったよ』

    この計画が始まったからには後には退けないと思った。

    「やった♪じゃあ詳しくは部活後でね」

    カオリが立ち去ろうとした。その背中に声をかけた。

    『カオリ…今日の昼休み、私の方頼むよ』

    カオリは振り返って

    「大丈夫!任せてよ」

    とまたウィンクして教室から出て行った。


    急に自分のしようといる事に虚しさを感じた。
    2限か……出る気しないな…。
    屋上へ行こう。でも、もし君がいたら…ちゃんと顔合わせられるかな…
    そんなことを考えつつも、足は屋上へ向かっていた。

    ガチャ……

    思い鉄の扉をいつもよりそっと開けてみた。
    君の姿はない。ホッとしたような、残念なような…

    今日は天気がいい。硬いコンクリートに寝ころがった。
    雲の流れを見つつ、睡魔に引き寄せられた。
    今日朝早かったからな………





    「……ツカサちゃん」

    『………』

    「ツカサちゃん!!」

    『……ん…』

    体を揺すられうっすらと瞳を開けると、目の前には君がいた。
    やばい!どのぐらい寝てた!!?
    焦って上体を起こした。

    「結構深く眠ってるみたいだったけど…」

    『それよりヒトミ今何限終わりだ??』

    「3限が終わったところよ」

    やってしまったー…2、3限寝て過ごしてしまった。
    まぁしょうがない……
    フゥッと息を吐き途方に暮れてしまった。

    「(クスクス)何限から寝てたの?」

    頭がボーっとする。

    『ん〜…2限から』

    ほのぼのとした時間が流れた。



    『ヒトミはあれから彼女とは上手くいってるの?』

    こんな質問は自爆行為だ。それでも気になってしまう。

    「ん〜上手くいってるよ」

    『そっか…』

    ギュウっと心臓が締め付けられて、それしか答えられなかった。


    4限の始まりを告げるチャイムが鳴った。

    『やばっ、戻らなきゃ!ヒトミはこれからいつもの日向ぼっこか?』

    「うん。天気がいいからね」

    『そう。じゃあ戻るね』

    そういって屋上を後にした。
    あんなこと聞くんじゃなかったな。
    でも案外普通に話せたから良かったかな。
    こんなことなら4限で屋上に行けばよかった……
    そんなことを思いながら教室へ戻った。


    次は昼休み……今度はカオリが動いてくれる番だ……
    さっきの虚しさはかき消した。
    だって、もう後戻りはできないから。
引用返信/返信 削除キー/
■3634 / ResNo.15)  Re[2]: 彼女の秘密 〜ツカサ〜 8
□投稿者/ 聖音 一般人(1回)-(2006/08/09(Wed) 08:36:45)
    すっごくドキドキしながら読んでます!!
    早く続き読みたいです!!
    応援してます〜♪
引用返信/返信 削除キー/
■3635 / ResNo.16)  聖音さんへ☆
□投稿者/ 皐月 付き人(74回)-(2006/08/09(Wed) 08:43:35)
    コメントありがとうございますo(≧▽≦)o
    楽しんでいただいてもらってめちゃめちゃ嬉しいです(*´艸`)
    これからも、よろしくお願いします.。.:*・゚☆
    暇つぶしにでもしてください(゜ー^*)
引用返信/返信 削除キー/
■3636 / ResNo.17)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 9
□投稿者/ 皐月 付き人(75回)-(2006/08/09(Wed) 09:32:14)


    ―昼休み―

    「ぁっ…あのっ!!相馬先輩!!」

    「え?何かな?」

    「あの…私2年の塚本カオリって言います!ぇと…先輩に顔知ってもらいたくて……ぁっ…あの…これ読んで下さい!!」

    カオリは顔を赤らめ、相馬に手紙を渡していた。
    相馬アユム……君の彼女の名前。
    カオリは相馬が一人の時を狙っていった。
    隠れることなく普通にそのやりとりを見ていたが、カオリの演技はとてつもなく上手かった。

    教室の前でカオリを待った。
    カオリが歩いて来た。

    「ちゃんとネコちゃんになりきったでしょ?」

    『ああ』

    「これで後は向こうからの返事を待つだけだね。まぁ私の勘では今日中に来るとみたね♪あれはかなりのやり手だと思うよ〜」

    『まぁこれからどぉなるかは分からないじゃない。カオリの可愛さなら向こうもあっさり落ちるとは思うけど?』

    「まぁ連絡きたら教えるからさ♪だから明日お願いね」

    『ああ、頼むよ』

    とカオリの元を後にした。






    ―次の日―

    カオリは朝のHRが始まる前に教室にやってきた。

    「相馬のやつまんまと釣れたよ〜♪」

    『そう』

    これで計画通り進むな。

    「いっぱいアピっといたからさ〜♪ツカサも今日の昼休みよろしくね」

    『おっけい』

    そんな淡々としたやりとりで終わった。

    私の計画は、相馬の元にネコの振りをしたカオリを送ることだった。
    やつのことだから乗ってくるだろうと踏んだからだ。



    ―昼休み―

    カオリとルミは外で食事をしている。私はそれを木の陰から時計を気にしつつ見ていた。
    ルミはどう見てもカオリのことが好きだろう。目を見ればわかる。
    なのにカオリはどぉしてこんな計画をたてたのだろうか?
    やっぱり性癖というやつなのか?
    そんな疑問を抱きつつ、そろそろかと思い、カオリの元へ歩き出した。

    『お〜い、かおりぃ〜』

    手を挙げてカオリに近づく。

    『こんなとこにいたのか…探したよ』

    私もなかなかの演技ができているのか?
    なんだかぎこちない気もするが…

    『ん?この子誰?』

    ルミちゃんだろ。知ってるよ。
    満員電車でしたルミへの行為を思い出した。

    「1年生のルミちゃん。仲良くなったの」

    カオリはルミの方を向いて、

    「同じ弓道部のツカサよ」

    ルミが顔をこちらに向けた。

    「はっ…はじめまして」

    緊張してるのか?そんな初々しい感じが可愛いな。

    『はじめまして。よろしくね』

    私はできる限りの笑顔を向けた。

    『もぉカオリは、こんなかわいい後輩捕まえて〜』

    普段なら言わないような台詞……。自分らしくない台詞が余計ぎこちない。
    それでも、淡々とカオリと普通に会話をした。
    昼休みを終えるチャイムが鳴り、ルミは嬉しそうに走って戻っていってしまった。

    フゥ〜っと座り込みネクタイをゆるめた。

    『これでおっけい?』

    「上出来♪」



    この協力同盟は大変だなって、心から思った。
    でも君を手に入れたいんだ。




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■3637 / ResNo.18)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 10
□投稿者/ 皐月 付き人(76回)-(2006/08/09(Wed) 10:27:37)


    しばらくは私の出番はなかった。
    カオリには相馬との連絡を頼んであった。そこら辺は全てカオリに任せておいた。
    昨日いやいやだが食事に行くと行っていた。凄く良くやっていてくれている。

    朝カオリが教室にやってきた。それはもう2人の日課になっている。

    「も〜聞いてよ!アイツ凄い手が早いんだけど、肩に手まわしてきたり、キモイって思っちゃったよ」

    私の前でのカオリは、ルミの前とは違って無邪気に見えた。

    「あと相馬はバリタチみたいよ。ところで何で相馬なの?何か恨みでもあるわけ?」

    私はヒトミのことはカオリに告げていない。ただ相馬に近づいて欲しいと頼んだ。

    『まぁ…色々とね』

    「ふ〜んまぁいいけど。ツカサの方もそろそろだからね」

    そろそろか…

    『ああ』

    そう言ってカオリは自分の教室に戻っていった。

    協力するって言ったもんな。でもあの子を犯すのはどうも気が退ける…
    自分のS度がくすぐられるというか、望む反応をしてくれちゃうからなぁ〜…
    だけど、これをしなきゃ君を手にいれられない。
    しょうがないんだ。



    そしてついにその日がやってきた。
    いつもより学校に行くのが気が重い。
    昨日カオリは部活帰り、自分の下駄箱とルミの下駄箱に何かメモを入れていた。
    そして、体育倉庫にビデオをしかけていた。
    私の役目は、ルミを体育倉庫で犯すこと。やっぱり気が進まない。
    朝カオリからデジタルカメラを受け取った。
    とても授業なんて出る気分じゃなかった。
    私の足は自然と屋上へ。
    私は天気の時にしか屋上へいかない。君の習性が自然と見についてしまったようだ。


    空が綺麗だった。なのに私の心には雲がかかっていた。
    フゥ〜っと溜息をついた。

    「どぉしたの?溜息なんかついちゃって」

    振り返ると君がいた。
    ああ、こんな時でもいいことはあるもんだな。

    『いや、別に』

    「今日は空が綺麗だねぇ」

    『うん』

    私の心の曇りも晴れかけていた。

    君は珍しく鼻歌を歌っている。機嫌がいいんだろう。

    『鼻歌なんて歌っちゃって、いいことあったの?』

    「え〜わかる?」

    君は楽しそうだった。

    『何があったの?』

    「今日ね久しぶりに彼女とデェトなの♪」

    心が重く沈んでいくのがわかる。
    心には再び雲がかかり、雨が降り出しそうだった。

    『へぇ、良かったじゃない。ヒトミは単純だな』

    落ち込みを隠した精一杯の言葉だった。

    「単純!?もぉぉ!!あと、ヒトミじゃなくて、ヒトミせんぱい!」

    そんな可愛らしい君を見てもこの心が晴れることはなかった。
    君はバカだな。騙されてるのに気付かないで、そんな喜んじゃって。
    そんな君を好きな私もバカだよ。
    屋上なんて来なければよかった。
    始めて私はそう思った。
引用返信/返信 削除キー/
■3638 / ResNo.19)  感想〜
□投稿者/ ○× 一般人(1回)-(2006/08/09(Wed) 10:46:58)
    ツカサがとても可愛いですね♪
    更新早くて毎日とても楽しみに読んでます(*^-^*)


    (携帯)
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