SMビアンエッセイ♪

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■3752 / ResNo.50)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 28
  
□投稿者/ 皐月 軍団(101回)-(2006/08/24(Thu) 15:36:40)
    2006/08/24(Thu) 15:53:10 編集(投稿者)


    「ゥッ……ゥェッ…ヒクッ……先輩…ヒックッ…やだよぉ……」

    『ホラ、もっと力抜かないとね』

    ルミは泣いてるくせに、アソコから愛液が溢れ出している。
    私は指でルミのアソコを開いて、顔を近づけた。

    クチッ……クチャァッ…グチュ…クチュッ……

    「……っあ…ひぁっ……先輩っ…やっ……」

    何も言わず、ルミのクリトリスに舌を這わせた。

    「……んっ…くっ……んぁっ‥ふ……」

    『力入れたらダメだって……』

    「…ふぁっ…っ……だっ‥めぇ……っあ…ん……」

    快感で力が入ってしまうのを、一生懸命抜こうとしているのか、アソコがヒクヒクとしている。

    クチュッ……クチュ…クチッ……

    「…やっ…んんっ……あっ…ぁあっ……ふぅ…んっ…」

    ジュプッ………カチッ…

    舌は止めずに、試験管を1本抜いた。
    ルミがイく時の締りは半端なくよすぎるからな……

    「…んぁっ……ぁぅ…はっ……はぁっ…ふぁっ……んっ……」

    そろそろイきそうかな……
    私は残りの試験管2本を抜いた。試験管を抜いた変わりに指を2本入れて、激しくかき回した。

    グチュッ……クチャッ…グチュッ……クチッ…ヌチャッ…クチャ…

    「…あっ…あああっ……んっ‥んあっ……やっ…ふぁあっ…あっ…あっ‥ああっ……」

    『イきなよ……』

    クチュックチャッ…グチャ‥クチュッ……クチックチュッ‥グチュッグチュッ……

    舌も激しく、指も激しくかき回した。

    「んぁっ……はぁっ…ああっ‥んっ…んんっ…っあっ…あっ‥あっ‥あああっ…あああああっ!!」

    イったか……

    「はぁっ…はっ…はっ…はぁっ…」

    『随分イきやすくなったじゃない……』

    今日はもういいや……
    普通に攻めるだけじゃ、つまらないしな。

    『じゃあ……』

    そう言ってルミの元から立ち去ろうとした。

    「カオリ先輩に言いますから!」

    『好きにすれば』

    そう言い残し、ルミの元を後にした。



    以外と早くその言葉が聞けて嬉しいよ。

    『そろそろだな……』

    廊下を一人歩きながらそうつぶやいた。
引用返信/返信 削除キー/
■3753 / ResNo.51)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 29
□投稿者/ 皐月 軍団(102回)-(2006/08/24(Thu) 17:11:26)


    プルルルルル…プルルルルル……

    「もしもし?どぉしたのツカサ」

    『ああ、カオリ。ごめん、今日ルミ犯した」

    私は家に帰るとカオリに報告した。

    「はぁ?勝手なことしないでよぉ〜まぁいいけどさ」

    『ごめんごめん。でさ、ルミがカオリに言うってさ』

    「そう……思ってたより早かったね」

    『そうゆうことだから』

    「ツカサ…予定空けといてね」

    『ああ……じゃあね』

    電話を切った。





    次の日、HR前にカオリが教室にやってきた。

    「おはよ〜つかさ♪」

    『おはよう』

    「あのね、今日に決まったから。よろしくね」

    『おっけい』

    今日か……まぁこれでカオリの方も一段落つくな。
    私は……ヒトミとこんな状態でもぉどうしたらいいかわからない。
    暫く、もしかしたらもう屋上へ行くことはないかもしれない。





    3限の体育の授業が終わり、教室に戻ろうとしていた。

    「ツカサちゃん!!」

    後ろの方で私を呼ぶ君の声がした。
    今は君とは顔を合わせられない。

    「ツカサちゃん!!」

    私は聞こえないフリをした。
    そのまま君を無視して、教室に向かった。

    「ツカサちゃ………」


    私を呼ぶ声が聞こえなくなった。
    君をあからさまに避けてしまった。
    もう……君とはダメかもしれないな……。
    悲しさも虚しさもなくなっていた。



    放課後、今日はカオリの家に向かう。
    昇降口に向かっていると、下駄箱の前に君がいた。

    ……しつこいな…
    靴に履き替えないと帰れないし……

    そう思い、スッと君を横切った。

    「ぁ…ツカサちゃん」

    私の名前を呼ばないで。

    「ねぇ!ツカサちゃん!!」

    腕を掴まれた。

    『ああ、ヒトミ。何?』

    冷めた声を発してしまった。

    「ぁ…あの、えと……さ、3限終わったときに見かけて、ツカサちゃんのこと呼んだんだけどな……」

    『ごめん。気付かなかった。じゃあ私急いでるから』

    そう言って強制終了させた。
    もうもうダメだ……




    ピンポーン

    カオリの家のインターホンを押した。
    扉を開けたカオリがニヤリと笑った。
引用返信/返信 削除キー/
■3754 / ResNo.52)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 30
□投稿者/ 皐月 軍団(103回)-(2006/08/25(Fri) 03:15:49)


    夜、カオリの家からの帰り道。
    計画は成功だ。はっきり言って3Pは初めてだった。
    相変わらずカオリの攻めは、何とも言えない程だったな。
    これからは、ルミを無理やり犯す必要もなくなるし、優しくできそうだな。
    それは道具がなくなるようなものかな……まぁこれからルミともカオリともどうなるかわからないが。
    きっとあの2人はうまくいくだろう……。
    私は……

    ふと空を見上げた。今日は三日月だった。


    気まずいヒトミとの関係を戻さなきゃ。
    そうしなければ、何の為にこの計画を進めてきたんだ。
    それに、私自身もヒトミとこんな関係は嫌だ。
    本気で好きな人なんだから、多少の苦しみを伴ってしまうのも、始めからわかっていたことじゃないか。
    元に戻れるだろうか……




    ―次の日―

    通学路を歩いていた。

    「つかさ〜♪」

    背中からカオリの声がした。
    振り返るとカオリとルミが2人で登校していた。

    「おはよ〜つかさ」

    『カオリ、おはよ』

    ルミに目をやった。ルミは目が合うと顔を赤くし、俯いた。

    「ぉ…おはようございます。…ツカサ先輩」

    そんなルミを見て思わず可愛いなと思った。

    『おはよう。ルミ』

    そう言ってポンッと頭に手を乗せた。
    そして3人で歩き出した。

    「ねぇねぇ、この3人で登校ってゆうのも何か変な感じだよねぇ〜♪」

    カオリが言った。
    ごもっともだ。今まで3人で登校なんて考えられないことだったからな。

    ルミは黙って歩いていた。

    『私がいると邪魔じゃない?ルミはあんまり喋らないみたいだし』

    思わず口にしてしまった。

    「全然邪魔なんかじゃないよねぇ〜ルミちゃん?」

    「ぁ……はい。私ちょっと緊張しちゃって……」

    「ぁははっ♪昨日の今日だから恥かしいんだよねぇ」

    『フフッ、それもそうか……』

    カオリが1番よく喋っていた。
    ルミは嬉しそうだったな。


    私も前に進まなくちゃな……





引用返信/返信 削除キー/
■3755 / ResNo.53)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 31
□投稿者/ 皐月 軍団(104回)-(2006/08/25(Fri) 03:47:14)
    2006/08/25(Fri) 04:27:54 編集(投稿者)


    君と会わずに1週間が経った。
    関係を元に戻そうと思えば思う程、なかなか素直に動けない。
    もどかしい……


    君がいない時間でも、屋上へ行くのを避けていたが、
    今日こそは行ってみようか……
    多分君はいないだろうしな。

    そう思い私は屋上へ向かった。

    ガチャッ……

    扉が重く感じた。
    誰もいない…な。
    少しホッとした。
    陽射しは夏を物語っているが、風が涼しく感じた。
    秋はもうすぐだな。
    時があまりにも早く過ぎすぎる。
    来年の春には君がいない……

    いつもしてたように硬いコンクリートに寝転がった。
    君と出会ってからの1年半を思い返してみた。

    楽しかったな……
    まだ君がいなくなる訳ではないのに、頬に一筋の涙が流れた。
    ああ、私は何をやってるんだろう。

    空は青くて、雲は白かった。





    放課後私は下駄箱で君を待った。
    少し緊張していた。
    でもこの状況を壊さなければいけないと思う。


    しばらく経つと君が来た。

    「ぁ……ツカサちゃん…」

    『よっ、ヒトミ』

    前のように、普通に振舞わなきゃ。
    1ヶ月とか経った訳じゃないのに、久しぶりな感じがした。
    お互いがぎこちなかった。

    『今時間平気?』

    「…うん……」

    『じゃあ屋上行こうか…』

    屋上を選んだのは君との2人の場所だから。

    「うん…」



    そう言って無言で君と肩を並べ屋上へ向かった。




引用返信/返信 削除キー/
■3756 / ResNo.54)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 32
□投稿者/ 皐月 軍団(105回)-(2006/08/25(Fri) 04:50:56)


    ガチャッ……

    屋上の扉を開いた。
    私は柵から外を眺めた。帰宅する生徒達が沢山歩いている。
    君は私の後ろに少し俯き加減で立っていた。
    少し無言が流れた。

    『気まずい?』

    思わず聞いてしまった。

    「ううん。そんなこと…なぃょ…」

    いきなり顔を上げ、なんか焦っているように見えた。
    直球過ぎたかな…

    『多分……ってか絶対だと思うけど、私のヒトミへの気持ちは気付いてるよね?』

    君は少し赤くなって、俯いた。

    「ぅ…ぅん」

    『気まずくなってもさ、やっぱりヒトミのことが好きなんだ。好きな気持ちは消えないんだ』

    「…………でも…私は…」

    『わかってる!!まだ忘れられないのはわかってるから!だけど、気まずいのとかもぉ嫌だし、やっぱりヒトミとは仲良くしていたい』

    「私もツカサちゃんとは仲良しでいたいよ!!」

    『良かった』

    思わず笑顔が零れた。

    『もし、無理だったらしょうがないけど、少しずつでもいいから私を恋愛対象としてみて欲しい。ヒトミの意見を聞かせて……』

    聞くのは少し怖い。
    すこし君の無言が続いた。

    「…………今は…付き合うとか、考えられないけど、少しずつでもツカサちゃんを見ていこうと…思う……だから…少しずつ…仲を深めていこう?」

    そんな言葉聞くとは思ってもみなかった……
    凄く嬉しかった。心がやっと晴れてきた。

    『ありがとう』

    嬉しい気持ちを言葉と笑顔で返した。
    君も笑顔だ。良かった。

    「……じゃあさ……」

    『ん?』

    なんか赤くなって俯いてるぞ?

    「…ぁの……手‥繋いで…帰ろっか…」

    なんでそんな嬉しいすぎること言ってくれるかな〜

    『うん』

    そう言って初めて君と手を繋いだ。
    少しくすぐったい緊張だった。
    君の優しさが手から伝わってくるようだった。
引用返信/返信 削除キー/
■3757 / ResNo.55)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 33
□投稿者/ 皐月 軍団(106回)-(2006/08/25(Fri) 05:30:14)


    秋になった。
    あれから君とはいい関係だ。
    手を繋ぐのも慣れた。悪い慣れではない。
    それ以上はないが、君が甘えてきてくれる時もある。
    私もふざけて甘えてみたり。
    屋上も居心地がいい。
    たまに言い合ったりしても、ふくれる君が可愛くてしょうがない。
    私にも君と付き合える見込みあるかなって思えてきた。



    カオリとルミとの関係はあの後1回だけあったが、それは君には秘密だ。カオリとの計画だったから、カオリを裏切ることはできなかった。
    でもその計画も終わり、関係も終わりにした。
    ルミは3Pという刺激がなくなって、寂しいかな?(笑)
    もうルミを道具とは思わなくなった。たまにカオリにふざけて3Pをさそわれるが、カオリもルミもいい友達だ。




    最近はずっと気分がいい。
    自然と君と時間を合わせて屋上へ行くようになった。

    今日も屋上へ行く。

    ガチャッ……

    聞きなれたこの鉄の扉の音。
    先に君は来ていた。
    君の隣にはスナック菓子の封が開いて置いてある。

    「あっ、ツカサちゃん」

    『またスナック菓子?太るよヒトミ』

    少しからかった。

    「平気だもんっ!」

    君は少しむくれた。
    今日も君は可愛い。


    〔ヒトミじゃなくて、ヒトミ先輩っ!!〕
    いつからかその言葉を聞かなくなった。
    2人の関係が深まった証拠かな?


    『なぁ、ヒトミそんなんでも受験生だろ?そんな余裕かまして授業サボってて平気なの?』

    「平気だよ〜♪私これでもできる子だからっ。それに大学もエスカレータ式だからほぼ合格確定じゃん?」

    『ハハッ、それもそうか』

    ふと、自分の進路を考えた。君と一緒にいたいからやっぱ進学かな?
    でも、もし付き合えたりしたら、就職してマンション借りて、君と暮らせたりとかできたらいいな。
    そうなったら楽しいだろうな。いいなそうゆうの。
    と、勝手に妄想を膨らませたりしていた。


    君との会話の途中、強い風が吹いた。
    風でなびく髪を君は手で一生懸命押さえていた。
    その目が少し切なく見えた。

    君と目が合った。ドキンっとした。
    すると、いきなり君の顔が近づいてきた。

    チュッ………

    唇同士が重なった。

    ビックリした。
    君は離れると赤くなって俯いた。

    『どう……したの?』

    「恥かしいから……何にも聞かないで?」

    照れているのかな?可愛い。
    すると授業を終える鐘が響いた。
    もう終わっちゃった。
    でも心はフワフワと浮かれていた。

    「戻ろっか」

    『そうだね』

    凄く気分が良かったのだけれども、ふと見た君の表情は何だか切ない顔をしていた。
    でもその理由も関係なしに、私はただただ喜んでいた。


    もっと早く気付いていればよかった……
引用返信/返信 削除キー/
■3758 / ResNo.56)  おはようございます(´▽`)
□投稿者/ 聖音 一般人(5回)-(2006/08/25(Fri) 07:21:41)
    やっとツカサの思いが叶いかけてるみたいですね♪

    完結やと思ったのに新しい展開になるみたいでうれしいです(´▽`)

    読み応えあって大好きです!!

    これからも読み続けます〜(^▽^)
引用返信/返信 削除キー/
■3761 / ResNo.57)  聖音さんへ☆
□投稿者/ 皐月 軍団(107回)-(2006/08/25(Fri) 17:19:22)
    毎度コメントありがとうございます゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
    聖音さんは朝早いですね.。.:*・゚☆私は聖音さんが起きる頃に寝てます(;´艸`)(笑)

    段々と終わりに近づいておりますが、これからの展開楽しみにしててくださいねo(≧▽≦)o

    度々更新が遅くなる時もあるかもしれませんが、ご了承ください。゜(゜´Д`゜)゜。

引用返信/返信 削除キー/
■3762 / ResNo.58)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 34
□投稿者/ 皐月 軍団(108回)-(2006/08/25(Fri) 18:12:24)


    ある日

    「ツカサせんぱぁぁい!」

    めずらしくルミに声かけられた。

    『ああ、ルミ。どうしたの?』

    「あのっ、これ…調理実習で作ったんです」

    差し出された透明な袋の中には、クッキーが入っている。

    『これ……カオリに渡しとくの?』

    ルミは少し照れて、

    「カオリ先輩にはもぅ渡しました。これは…ツカサ先輩の分です」

    私は少し驚いた。

    『私にくれるの?』

    「はい!」

    そう言ってルミは可愛らしい笑顔を向けた。



    クッキーかぁ〜君は好きかな?
    後で屋上に行くとき持って行って、一緒に食べよう。
    ありがとうね……ルミ。





    ルミからもらったクッキーを持って、私は屋上へ向かった。
    扉を開けると、まだ君は来てないみたい。
    クッキーを横に置いて、外を眺めながら手を後ろについて座った。


    あれから……君がキスをしてくれた時から、今日までに2回唇を重ねた。
    毎回私は嬉しくなっていたが、段々と心にひっかかることがあった。
    嬉しいのは私だけなのだろうか?君はキスをした後ふと見せる表情がとても切なく、悲しげにも見えた。
    でも私は怖くて聞けないのだ。
    それ以外の君はいつも通り無邪気で、可愛くて、元気な君だったから。

    そんなことを考えていると、

    ガチャ……

    「ん〜いい天気♪ツカサちゃん、先きてたんだぁ〜…あ〜!!」

    声を上げながら私に近寄ると、

    「これクッキー?ぅわぁぁ〜おいしそう……」

    子供みたいだな……

    『フフッ、食べたいの?食いしん坊だなぁ〜』

    「このクッキーこれどぉしたの?」

    『ん〜1年生の友達が調理実習で作ったのをくれたの。食べる?』

    「出来立てっ!うん、うんっ。食べるっ♪」

    そう言って君と2人で仲良くクッキーを食べた。


    やっぱり、気になるけど、もしまた気まずい関係になったら……
    今わ聞かないでおこう。そう思った。




    放課後廊下を歩いていると、久しぶりに見た。
    相馬だ。女と2人で歩いている。
    彼女できたんだ……

    少しイラっとしたが、もう関係のない人物だからな。
    私は全然気付いていなかった。
引用返信/返信 削除キー/
■3763 / ResNo.59)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 35
□投稿者/ 皐月 軍団(109回)-(2006/08/26(Sat) 02:42:44)


    ある日。

    屋上へ向かおうとしていたら、途中で君に会った。
    君も屋上へ向かうことはわかっている。
    お互いクスっと笑った。
    そして屋上へ向かって、歩き出そうとしたが、君の動きが止まった。
    何だろう?君の視線の先を見ようとした瞬間。

    「行こう!」

    君が手を繋いで引っ張った。
    校内で君が手を繋いできたのは初めてだった。
    嬉しい気持ちと恥かしい気持ちがしたが、心に何かひっかかった。
    君の表情が曇っている。
    後姿を少しだけしか見れなかったがあれは………
    いや、気にするな。考えるな。
    だって、君は私の傍にいるのだから。
    ……まだ私のものではないけど………
    弱気になったらダメだと心に言い聞かせた。





    あの後君は元気だった。でもあれは空元気なのかな?
    私はベッドの上でそのことばかりが考えてしまい私はなかなか寝付けないでいた。

    『あ〜もうっ!!』

    無理やり布団を被って目を閉じた。




    ピピピピッ…ピピピピッ…

    『……ん………』

    朝か……
    寝覚めが悪いな……

    そう思いながらも、学校へ行く仕度をして家を出た。

    学校についたものはいいものの、眠すぎて授業なんて受けられないな。
    HRが終わった後私はさっそく屋上へ向かおうとした。
    廊下に出ると、

    「つっかさ〜♪おはよ」

    カオリか。

    『おはよ…カオリ』

    「ねぇねぇ、聞いてよ!今日久しぶりに相馬見たの!なんか女と一緒だったんだけどさ〜、私の姿見るなりそそくさと逃げてったよ」

    『ハハッ、そうなんだ。やっぱあれは新しい彼女なのか?』

    「結構仲よさげだったから、彼女じゃないの?」

    『ふぅ〜ん……』

    そう言いつつ足は屋上へ向かおうとしていた。

    「どこ行くの?」

    カオリに呼び止められ、

    『昼寝……ってか朝寝かな』

    そう答えて屋上へ向かった。



引用返信/返信 削除キー/

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