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■4159 / 親記事)  逃げられない
  
□投稿者/ kaori 一般人(1回)-(2007/01/30(Tue) 02:17:57)
    ようやく慣れてきた駅への並木道。
    冬枯れの木立をすりぬけ亜紀は、走り続ける。

    『やば・・・また、あの電車になっちゃうよ』

    この前、通学途中の電車で始めて痴漢にあった。
    今日は、定期を忘れて駅から自宅へ一度もどってる、
    次の電車に間に合わないと、完璧遅刻だ。
    息をきらせて走りながら、
    痴漢にあったときのことを、思い出した。

    『今日はおしゃれなパンツにしてきたっけ。』

    私って何考えてるの・・・・・
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■4160 / ResNo.1)  Re[1]: 逃げられない1
□投稿者/ kaori 一般人(2回)-(2007/02/01(Thu) 01:02:26)
    息をきらせて改札を駆け抜けたとき、
    もう、電車はホームに止まってる。
    改札から一番近いのが最後尾の女性専用車両だ。
    するりとなんとか滑り込めた。

    『ラッキー、ぎりぎりセーフ』

    そっと周りも見回すとこの前のひといないみたい。
    そのとき反対側の入り口付近に周りより顔ひとつ分
    背が高くて長いストレートの髪に切れ長の目の横顔が。

    『あっいる』

    思わず下を向いて背中を向けるように、体を反転させる。
    その時、

    『亜紀、こっちよ』

    混んだ車内で周りを押しのけながら、近づいてくる。
    手首を掴むとおくの車両の隅に強引に引っ張られる。
    中には、むっとして振り返る人にもおかまいなし。
    この前、大胆にも亜紀の胸のポケットからのぞいてる
    定期を抜き取られた。
    すぐに返してもらったがその時名前を知られてる。

    次の駅から本格的に込み合うのだ。
    背中から強く体を押されもうほとんど動けない。
    サッとそのひとの手がブラウスの胸の下のボタンを
    ひとつはずした。

    『やっぱこのひと、今日も恥ずかしいことする気だ』

    亜紀の胸はしたから長い指で揉み込まれている。

    『うっやめて』

    胸に気をとられてるすきに、あと一方の手は制服のミニ
    をまくりあげパンツに沿ってさわさわと指が這ってきた。

    『今日もされちゃうの』



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■4161 / ResNo.2)  こんばんは
□投稿者/ 春 一般人(1回)-(2007/02/02(Fri) 23:10:00)
    続きが気になります!!
    更新楽しみに待ってます

    (携帯)
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■4162 / ResNo.3)  Re[2]: こんばんは
□投稿者/ kaori 一般人(3回)-(2007/02/03(Sat) 00:50:26)
    春さまへ

    メッセージありがと、
    遅くてごめんなさいね、
    続き書きました。
引用返信/返信 削除キー/
■4163 / ResNo.4)  Re[2]: 逃げられない1
□投稿者/ kaori 一般人(4回)-(2007/02/03(Sat) 02:03:16)
    すぐとなりで、ひとつ先の駅にある女子高の
    生徒が混んだ車内で参考書をひろげながら
    こちらをちらちら見てる。

    亜紀の真うしろの10センチは背が高いその女性は、
    かがみこむようにして
    その長い手を巻きつかせいる、

    『あの子に気づかれてる』

    もう長い指先がパンツの横から忍び込んできて
    ゆっくり這い回る、耳元で

    『もう、くちゅくちゅねっ』

    その時、隣の子が軽蔑した視線を送ると
    後ろを向いてしまった。

    『あうッ』

    ジーンと頭の後ろまで、突き抜ける
    たったひと駅がとても長い

    『もう、やめておかしくなっちゃう』

    そのとき、スッと手が引かれた。

    『えっ・・・、でもよかった、このままじゃ、

      立つてられなかった、

     いやっ・・・パンツがぬれてるみたい気持ち悪い。』

    その時、ヒヤッとした感触が亜紀のおしりに触れた、

    『じっとしてるのよ』

    『えっ、何これ』

    すぐにわかった、新しく買ったばかりのお気に入りの
    かわいいパンツの脇をつままれ、ナイフのようなもので、
    切られてる、

    『そそんな、やめてください』

    心臓が爆発しそうで声にならない。
    さっさと両側を切られてしまった
    かわいそうなパンツは、
    女性の片手の中に、

    『どうしよ、きっと染みがついてるわ』


    『これで、新しいの買うのよ』

    制服のポケットにお札を押し込まれた。
    思わず、ちいさくうなづいてしまう。

    もう駅に着くところだ、ターミナル駅なので
    降りる人は多い、雑踏にまぎれて振り返らず
    ミニのすそ掴みながら降りる。
    歩みがどうしてもぎこちなくなってしまう。
    すぐに階段がある。ベンチで様子を見よ、

    『そんな時間はないわ、どうしよう・・・・

      転校したばっかりで、遅刻はできない』

    意を決して、かばんをおしりにぴったり
    あてながら、階段に向かった。
    とても無様な歩き方をしてる

    『どうしよっ、みんなが亜紀を見ている』

    なみだがボロッとほおを伝う。
    なんとか改札までたどり着くと、
    駅前のコンビニに向かう、

    周りを気にしながら、新しいパンツを探す。
    今日、切られちゃったような
    かわいいのはそこにはない、
    とても悲しくなったけど、
    シンプルなのをとると
    ひとがいないのをみながら、
    手早くレジにもっていく
    女性の店員さんでよかった、
    真っ赤な顔をうつむかせながら
    新しいパンツを差し出した。


    手早くかばんに入れると、
    学校への道をゆく

    『途中にきれいなトイレってなかったかな』

    通りの向こう側に公園のトイレが見えるけど、
    そばのベンチにサラリーマンがタバコすってる、

    『もう時間がない、いそがなくっちゃ』

    そういえば、昨日教室で後ろの席の子が言っていた。

    『明日は、校門当番は早瀬先生だよ!!遅刻したら大変よっ』

    化学の女性の先生、早瀬佳織は、
    風紀担当の厳しい先生らしい、
    バレー部の顧問をやっていて、
    いつも竹刀をもっているといううわさを
    前にも聞いていた。





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■4164 / ResNo.5)  Re[1]: 逃げられない3
□投稿者/ kaori 一般人(5回)-(2007/02/03(Sat) 02:45:13)
    *読者の方へ、お詫び
    タイトルが『逃げられない1』がふたつ続いたけど、
    この前のが『逃げられない2』です。
    これは第3話です。
    慣れないもので、読みにくくしてごめんなさい。


    校門では、パイプ椅子に腰掛けた早瀬佳織が
    長い足を高く組んで時計をにらんでいる。
    もちろん、トレードマークの竹刀を手離してはいない。

    緊張しながら、おはようございますと挨拶する
    生徒たちを無言で見ている。
    なかには、うっとりした目で見ている生徒もいる。
    実際、女優にでもなれそうな、凛とした風貌は、
    モデルのようなスタイルを兼ね備えていて、
    女性でもため息がでそうな魅力を放っている。

    そんな佳織の目がきらりとした。
    校門にむかって腰のひけたような、
    不自然なかっこで小走りでくる生徒がいる
    頬を紅く染めながらも色白なのはよくわかる、
    大きなひとみ、短いスカートから伸びている
    少女らしいまっすぐな脚。

     ふふふっ、こんな子いたっけ・・

    『ちょっと待ちなさいここに来て』

    亜紀の心臓は止まった。も一度時計をみる、
    ぎりぎり間に合ってるはずだ。

    『ごめんなさい、時計がおくれてたみたいで・・・』

    声が震えていた。また、涙がすっとこぼれた。

    『遅れてないわ、涙をふきなさい!!あなた転校生?』

    『はいっ、3年C組に編入した、水野亜紀です。』

    自然に亜紀の両手がスカートの裾をつかんでいる。

    『そうなのいいわ、行きなさい』

    ほっとして、校舎にむかって歩こうとした時、
    ふわっとスカートの後ろがまくれあがった。
    振り返ると、佳織の竹刀の先が
    亜紀の短いスカートを持ち上げていた。

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■4165 / ResNo.6)  Re[1]: 逃げられない4
□投稿者/ kaori 一般人(6回)-(2007/02/03(Sat) 10:45:01)
    亜紀は、全身が震えだし、
    何も考えることができない

    佳織の竹刀はまだスカートを下ろすことを
    許していない。

    『あなたには、お話を聞く必要がありそうね』

    思ったよりやさしく言葉をかけながら、
    パイプ椅子をたたみ、立ち上がる。

    ゆっくり、背中に手を回しながら

    『ついてらっしゃい』

    近づけられた顔が、
    すごくきれいで、
    心臓が激しく胸をうつ

    亜紀がまだ入ったことのない、新校舎へ向かった。
    途中、すれ違う生徒たちが、憐れみのまなざしで

    そのなかに、時折、羨望の目が向けられていることを
    うつむいている亜紀は、気がついていなかった。

    校舎のエレベーターで5階に、化学実験室はあった。
    ドアを開けると、りっぱな設備の整った広い教室があった。

    その奥の主任教務室と書かれたドアを佳織先生は開けた。
    亜紀は、あまりに豪華な内装のその教務室を見回していた。

    普通の教師の専用部屋にしては、りっぱすぎる、
    この先生は、とても偉い先生なんだ。

    『持ち物検査をするから、かばんを出しておきなさい。それから、

     学園理事長に相談してくるわ。それとあなたの担任教師にもね』

     それだけ言葉を残すと平然と部屋を出て行った。

     私は、転校早々に、なんということをしてしまったの。
     もう、この学校にはいられない、いや退学させられる!!

    『ごめんなさい、ママ』

    もう、声を出して泣いていた。

    15分位立ったまま待っていた。顔は涙でぐしゃぐしゃ。

    教務室に戻った佳織先生は、
    最初にこの学校に来て理事長の面接を受けた
    時に見た理事長室にあったのと
    同じくらい立派な椅子にゆっくり腰をおろした。

    佳織先生はすこし間をおいてから、落ち着いた声で言った。

     理事長と担任には、わたしから話しました。
     本校始まって以来の、不祥事です。
     前代未聞です。

     なんと話したと思う?
     ありのままを言おうか迷ったわ。

     だって今朝あったことを言ったら、
     あなた、間違えなく退学よ。

     転校したいろいろな事情も聞いたわ

     こう言ったの。

     水野亜紀は、常時保護観察を必要とする
     矯正困難な問題を持った子です。
     何があったかは、今はまだ言えません。
     退学をさせるのは、簡単ですが
     転校してきたいきさつを聞けば
     不憫でもあります。
     私が、あの子を卒業までじっくり
     指導しますから、
     私に全面的に任せてください。

     理事長からは、『やってくれますね。ありがとう。』
     といわれたわ。
     
     担任教師からは『お願いします』と
     まるで生徒のように頭をさげられたわよ。

     亜紀はというともう、涙もかれてもぼうぜんとしていた。
      
     『先生、どうもありがとうございます。
      私は・私は、電車で女の人の痴漢にあって、それで・それで、
      あの、下着を・・・』

     『もうそんな作り話はいいのよ、
      それよりも、きょうのことは、
      きちんと私のやり方でお仕置きをしますから。

      こちらに来なさい。』

    教務室の奥にさらにドアがあり開けるその中は、
    以前に見学したことのある、まるでテレビ局のスタジオのよう
    照明や、なんのためのものかわからない
    いろいろな器具が並んでいる。

    先生に嫌われたら、もうだめ、
    なにをされても、じっとがまんして
    佳織先生に、わかってもらうしかない。

    亜紀は、心に固く誓った。



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■4175 / ResNo.7)  Re[1]: 逃げられない5
□投稿者/ kaori 一般人(7回)-(2007/02/07(Wed) 02:47:26)
    よく見ると、特殊実験室と書いてあって、
    ちょうど、レントゲンを撮る部屋のように
    使用中というランプがドアの上にある。
    外からは開けられない、防音装置もあるようだ。

    佳織先生は、三脚のついたカメラを亜紀の
    前に設置した。
    さあ、反省の言葉を言いなさい。

    『あ・亜紀は、今日、学校へ・・・
     下着を穿かずに登校しました。
     私の露出癖を直すために、
     どのような罰もお受けします。
     どうか亜紀を見捨てないでください・・・』

     両手でみずから、制服の短いスカートの
     裾をもちあげて、年の割にはまだうすい
     花園をカメラに向けている。音声も録られて
     いるようだ。
     
    佳織先生から言われていた言葉をなんとか言い終わると、
    また胸がしめつけられるように切なくなってくる。

    『しかたない、なんとか佳織先生に
     気に入ってもうらうしかないわ』

    『おしりも見せなさい』

    『はいっ』

    とらわれた従順な生徒は、くるっと向きをかえて、

    『亜紀の、淫乱なおしりに
     厳しい罰をください』

    そのまま、佳織先生の命令どおりに
    よつんばいになり、
    おしりを高く差し出した。

    『自分でかぞえるのよ!!』

    佳織先生のきれいな手がむちのように、
    容赦なく
    亜紀のおしりに振り下ろされた、

    『いち、ありがとうございます』

    10をこえるころ、可哀想な亜紀の
    おしりは真っ赤になっていた。

    振り下ろされる佳織先生の
    愛のむちに耐えていると、
    亜紀の体の中心から、じんじんと
    しびれるような感覚が湧き出してくる。

    『いつまでも、こうして先生の
     そばにいたいの・・・・』

    頭の中はもうろうとして、
    そのまま突っ伏してしまった。

    『あらあら、もう我慢できないのねえ・・』

    佳織先生が、ゆっくり真っ赤にそまった
    おしりの両ほほを割り開くと、端正な顔を
    近づけると舌で、割れ目をなぞりだした。

    『きゃッ・・ううん』

    声を出してははしたないと思いながらも、
    止められない。
    亜紀の体は、ひっくりかえされて
    正面から花園への舌の攻撃を受ける。

    『きもちいい・・・
     亜紀の体は淫乱です。
     先生、どうか亜紀を捨てないで・・』

    こころのそこから叫んでいた。

    そして、果てた。

    『しょうがないわね、

     今日はここまでにしとくわ』



     

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■4179 / ResNo.8)  Re[1]: 逃げられない6
□投稿者/ kaori 一般人(8回)-(2007/02/08(Thu) 03:19:16)
    悦楽の余韻が体にのこるまま
    かばんからコンビにで今朝買ったばかりの
    パンツを出して小さくかがみながら
    つけるのを、佳織はじっと見ている。

    身づくろいを終えた制服の亜紀は、
    もう清楚な美少女にもどっている。

    でも佳織の前で、頭を下げる亜紀の姿には
    しっかりとした主従関係ができたことがうかがえる

    『お口をあけて、舌をだしてごらん』

    素直にいわれるがまま、小さめの口を開き
    舌を出す。

    佳織のほそいきれいな指がそっとつまむと

    『ここもやわらかそうね』

    ゆっくり顔を近づけてくる、
    すっぽりと亜紀の舌を唇が包み込むと
    両手を首にまきつけ、強く吸われる。
    時々甘噛みされる、亜紀の口の中を
    佳織の舌が蹂躙してくる
    しびれている舌で精一杯
    うけいれていると、
    佳織先生の唾液がながしこまれる
    おびただしい唾液が流し込まれるのを
    けなげに残さず飲み込んでいく、
    服従の気持ちを伝えるように
    どれほどその行為が続いただろう

    『もう、教室にもどっていいわ』

    口のまわりを、手でぬぐいながら、
    佳織先生は言った。



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■4180 / ResNo.9)  Re[2]: 逃げられない6
□投稿者/ ☆ 一般人(1回)-(2007/02/08(Thu) 13:54:51)
    kaoriさん凄くワクワクして読ませていただきました。
    想像しながらジワッと来ちゃいました。
    続き楽しみです。
    楽しみにしてます、頑張って下さい!
引用返信/返信 削除キー/

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