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■4170
/ 親記事)
離さない
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□投稿者/ 宝珠
一般人(1回)-(2007/02/05(Mon) 17:00:26)
初めてなので下手な文章ですがお付き合い下さい。
(携帯)
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■4171
/ ResNo.1)
1
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□投稿者/ 宝珠
一般人(2回)-(2007/02/05(Mon) 17:12:11)
2007/02/05(Mon) 18:00:49 編集(投稿者)
暗闇の中を走る少女が一人...。
まだ幼い顔立ちで、体のラインも細く、腰まである茶色の髪の毛は少女の性格を表すかのように柔らかくウェーブしている。
長い間、走り疲れ息は荒く歩くこともままならなくなったのか走る速度が遅くなってきた
...その瞬間、強い力で引っ張られた。
はっとして引っ張られた方を見ると不敵な笑みをしたよく見知った人間がいた。
「俺から逃げられるとでも思ったのか?桜華」
それだけを言うと乱暴に引き寄せ唇を重ねられる。
「んっ、んぅ...」
驚きで思わず相手を突き飛ばし、その名を呼ぶ。
「灯火...」
ダークスーツに後ろでちょこんと縛った髪、美少年と間違えそうなほど中性な感じがする彼女は相変わらず不敵な笑みをしたまま桜華を見つめる。
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■4172
/ ResNo.2)
2
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□投稿者/ 宝珠
一般人(3回)-(2007/02/06(Tue) 09:26:50)
2007/02/06(Tue) 09:27:33 編集(投稿者)
桜華は奴隷市場で売られていた。
いつからそこにいたかなんて分からない...ただ、一つだけ憶えているのは目の前に居る不敵な笑みをした灯火が自分の手を引いてくれたこと...。
灯火はとても優しかった。
桜華に女の子なら必ず憧れるような可愛い服を着せてくれて、ボロボロで薄汚れていた髪や体をピカピカに洗ってくれた。
女の人なのに見つめられると思わず赤くなってしまうような何かを持っている灯火...勝ち気で、何をしても格好良くて...
「桜華、可愛い俺の小鳥」
その声が桜華を想い出の中から現実へと引き戻す。
いつの間にか桜華は灯火に壁際に追い詰められていた。
「灯火、嫌...私」
「お前は何も考えずに俺だけを見てればいい」
逆らえない...この瞳には。
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■4177
/ ResNo.3)
離さない 2への感想
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□投稿者/ 紫いも☆
一般人(3回)-(2007/02/07(Wed) 23:35:39)
わぁ〜お。サスペンスタッチですね?
これからどうなるのか、ゆっくりと
楽しみに待ってま〜す。
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■4184
/ ResNo.4)
紫いも☆さん
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□投稿者/ 宝珠
一般人(4回)-(2007/02/08(Thu) 22:55:05)
感想ありがとうございますw
まだまだ未熟なので上手く表現できない点もあるかと思いますが温かい目で見守ってやって下さい。
(携帯)
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■4186
/ ResNo.5)
3
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□投稿者/ 宝珠
一般人(5回)-(2007/02/08(Thu) 23:20:42)
2007/02/08(Thu) 23:25:35 編集(投稿者)
「灯火、灯火...ぁのね...」
何かを言おうとすると灯火は急に真面目な顔をして桜華の頬に優しく触れながらじっと見つめてきた。
「桜華、どうした?...顔が赤いけど」
(分かっているくせに...)
何か言おうとすると灯火は必ず桜華をじっと見つめる。
その度に桜華はまるで魔法をかけられたかのように次に言うはずだった言葉を失ってしまうのだった...。
しかたなくいつもの習慣で心の中で愚痴をこぼしているその時だった「ひゃぁ?!」今まで地面に着いていた足が浮いた。
「灯火!駄目、私...重ぃ」
灯火に抱き上げられた桜華は何とかおろしてもらおうと早口で自分の欠点などを言うが歩みを進める灯火は何一つ聞いてくれていない様子...。
諦めてどうやって逃げようか考えていると目の前にドアが現れ灯火は桜華をその部屋の中に入れた後、自分も入り鍵を閉めた。
「こんなとこに閉じこめて...どういうつもり?」
出来る限り眉間にしわを寄せながら灯火に聞き部屋の中を横目で確認する。
(...窓もない、入り口は鍵のかかったドアだけ)
その様子を楽しそうに見ていた灯火が部屋の鍵を見せびらかすようにして言う。
「ここから出て俺から逃げたいならこの鍵を取ることだな」
それだけを言うと鍵を胸ポケットの中にしまう。
何だか馬鹿にされたような気がした桜華はベットに腰掛ける灯火に近付く。
この先にどんなことが待っているかも知らずに...。
いや、心のどこかで知っていたのかもしれない。
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■4221
/ ResNo.6)
4
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□投稿者/ 宝珠
一般人(6回)-(2007/02/15(Thu) 17:00:29)
2007/02/15(Thu) 22:02:36 編集(投稿者)
桜華はベットに座る灯火の胸元に飛び込んだ。
「うわっ?!」
想像もつかなかった攻撃を良いところに受けたのか灯火は盛大に咳をし始めた。
あまりに苦しそうな咳をするので罪悪感からか桜華は灯火の上からどこうとする...
(やられた....)
桜華がどこうとした瞬間に腕を強く引っ張られ、逆に組み敷かれてしまったのだ。
「形勢逆転だな♪」
さっきまで咳をしていたのが嘘のよう...いや、この満足そうな笑みからいって嘘っだったのだろう。
「だ、騙したの?....心配し、してないけどっ!」
(駄目だ、この瞳で見つめられると何もかも分からなくなる...)
「はぁ、素直じゃない奴。っていうか、あんな攻撃しといて俺から何もされないなんて思ってないよな?」
灯火の不敵な笑みがいっそう輝きを増す。
桜華は一瞬、危険を感知したのか暴れようとした瞬間....たとえようもない感覚に襲われた。
「ひゃぁっ?!っ、と...かっ」
小さな機械音が鳴り出したと思った瞬間に何かが小刻みに桜華の敏感なところを刺激し始めた。
「桜華...お仕置きだ」
灯火が甘く低く桜華の耳元で囁く。
「んっ、ひゃっ...あぁっ///」
言い返そうと思っても何も言えない。
抵抗すらもう出来ない....。
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■4232
/ ResNo.7)
いいですね。
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□投稿者/ 歩菜
付き人(65回)-(2007/02/19(Mon) 16:33:08)
思わず作品の中に入り込んでしまいました。
これからどうなるのか、すごく楽しみです。
頑張って下さいね。
(携帯)
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■4234
/ ResNo.8)
歩菜さんへ
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□投稿者/ 宝珠
一般人(8回)-(2007/02/20(Tue) 22:27:36)
ありがとうございますw
小娘の拙くどうしようもない文章ですが、最後までお付き合い下さい。
(携帯)
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