| 2007/06/16(Sat) 01:52:57 編集(投稿者)
「あははっ。顔真っ赤。可愛いわ。」 笑いながらも女の手は動き続ける。 「いい加減にしてください。誰だかわかんないですけど、早く私を解放してください。」 先ほどまで響いていた笑い声が止みあたりが静かになる。 「鈴。まだわからないの?私よ。」 「私の知り合いにこんな事する変態なんていません。」 私が強く言うと、今まで乳輪をなぞっていた指が乳房を握りつぶす。 「いぃぃぃ!」 爪が食い込み痛みが走る。 「口には気をつけてね。痛い思いしたくないでしょ?」 私は必死に首を縦に降り謝る。すると、女の手は乳房からゆっくりと離れていった。 「可愛そうに、爪の跡が残っちゃったわ。」 なまあたたかいヌメヌメしたものが爪が食い込んでいた場所を這う。 「はぅっ!」 急な出来事に体がビクッと反応する。 「んっちゅ。可愛い。早く気付いてね。じゃないとちゃんとプレゼントあげられないわ。」 プレゼントという言葉に昨夜を思い出す。 昨日は私の誕生日で友人と二人、家でパーティーをした。 友人からのプレゼントはワインで… それを飲み始めたあたりから記憶が曖昧になっている。 恐る恐る女の人に訪ねてみる。 「も、もしかして、愛ちゃん?」
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