SMビアンエッセイ♪

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■4990 / ResNo.20)  最高に楽しい!
  
□投稿者/ 静馬 一般人(1回)-(2007/11/25(Sun) 23:21:01)
    ホントに楽しくて毎日更新されてるかチェックしてます(笑)
    忙しいと思いますが頑張って下さい!続きが楽しみです!!

    (携帯)
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■4995 / ResNo.21)  静馬さま
□投稿者/ 琉 一般人(16回)-(2007/11/26(Mon) 20:52:11)
    初めまして。楽しみにしていただき、ありがとうございます。
    毎日チェックしてもらえるだなんて、作者冥利に尽きます。
    私自身も、このサイトに限らずいろんな方の作品をマメに
    読みにいったりするんですよ。
    …そんなことしている時間があるなら、更新しろって話ですが(汗)
    まだ少し先のお話まで保健室編です。
    果たして、來羽は貝原先生の誘惑から逃れることができるのか!?
    ご注目していただけると嬉しく思います。

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■4996 / ResNo.22)  (10)
□投稿者/ 琉 一般人(17回)-(2007/11/26(Mon) 21:18:47)
    カチッ…
    手元が軽くなったからといって、まだ痛みが治まったわけではない。
    案の定、來羽の手首はうっすらと赤くなっていた。

    「60、59、58…」
    校医は自分の腕時計を見ながら、さっそく残り時間を計っている。
    まるで鬼ごっこでもしているつもりだろうか。
    しかし、いまはそんなことはどうでも良い。

    逃げなきゃ…

    まだ意識がはっきりしない來羽だったが、
    そのことだけはぼんやりとした頭にも響いていた。
    でも。
    どうしてだか身体が動かない。

    何もしないって言ったのに…

    どうやら、彼女が言う何もしないという意味は、
    現状維持とほとんど同義語らしい。
    その証拠に…校医の左手は未だ來羽の制服の中にあって、
    もう一方の右手は、來羽の髪の毛を手櫛で梳いている。
    ぬいぐるみのように懐に抱きかかえられ、人形のように寵愛される。
    いまの來羽は、言葉すると…そんな表現がぴったりだった。

    「…あら、逃げないの?もうすぐ30秒よ」
    ご丁寧にも忠告してくれる彼女からは、溢れんばかりの自信が感じられた。
    おそらく、この体勢から逃れられるものなら逃げてみろ、と挑発しているのだ。
    一刻も早くこの場から去らないと、今度こそ何をされるか分かったもんじゃない。
    …なのに。
    頭では分かっているのに、手足が麻痺していても軽く腹筋しながらなら
    立ち上がれるはずなのに、來羽の身体は全くいうことをきかない。
    体重を預ける心地良さに、麻酔薬とは違う彼女から香る甘いあまいローズの匂い、
    さらに頭を撫でられ髪を触られる気持ち良さが、快感とは別次元のまどろみを誘う。
    とろんとした眼で瞼を擦っていると、
    あっという間に5秒前になっていた。

    「5、4、3、2、1…はい、残念でした」
    再び校医は羽交い絞めにし、休めていた左手を再稼動しようと
    いきり立ったのを合図に、來羽は大慌てした。
    だが、こうなってからどんなに後悔しても、もう…遅いのだ。

    …ずるい

    催眠術と格闘しているような一分だった。
    曲がりなりにも、彼女は医師なのだ。
    よくよく考えてみなくとも、勝負は始めからついていたのかもしれない。
    「私のせいだとでも言いたそうね…」
    校医は、気に入らないといった表情で、來羽をますます追いつめる。
    「仮に…私が何らかのからくりを仕組んでいたとしても、
    手錠をほどいて自由に逃げられる時間を与えた時間がある以上、
    そこにあなたの意志が全くなかったとは言わせないわよ?」
    イタイところを突かれた。
    けれども、本当は…自分でも分かっている。
    こんな状況は耐えられないと毛嫌いしておきながら、
    いざ鳥かごの扉を開けられても、このままここに居られたら…
    と願った瞬間が確かに存在したのだ。

    気まずくなって來羽が黙りこんでいる間にも、
    彼女は次々と行動を仕掛けていた。
    セーラー服は脱がされ、スリップの紐は肩から引きずりおろされ、
    ブラジャーの留め金までも外されると、剥き出しになったのは肩だけでなく、
    徐々に小ぶりな胸もあらわになる。
    すかさず彼女は、大胆にも直に乳房に触れ、ゆっくりと揉みこんできた。
    「うっ…んっ」
    初めての感触に戸惑いながらも、來羽は湧きあがる刺激に流されるまま、
    自然と声が出ていた。
    「声を我慢しなくても良いのよ」
    別に我慢しているわけではないのに、彼女にはくぐもって聞こえるらしい。
    しかし、本人が気づかないうちに手は握りこぶしを作り、
    涙目を堪えるように固く瞑っていたことから、やはり無理しているだろうか。

    校医の手は、次第に早さを増していった。
    指の腹だけでなく、爪も間接も筋肉もその五本の全てで
    まるで蛇が貪るかのように喰らいついて放さない。
    「んあっ、あっ」
    一際甲高い声がこだまする。
    著しい來羽の変声に、校医も嬉しそうに応えた。
    「そう…素敵になってきた」

    自分の声じゃないみたい…

    來羽は、自らの頬が火照るのを感じた。
    顔だけではない。
    首も肩も鎖骨も胸も…
    彼女に触れられたところからじんわりと熱くなる。
    「まだご不満かしら?」
    皮肉るように、彼女は煽り行為を続ける。
    不満なんて…いまの來羽が言えるわけないのに。
    「なら、もっと素直になりなさい」
    そう告げたかと思ったら、來羽はまたも彼女に押し倒されていた。
    首から上が、枕に深く沈む。
    シーツもカバーも全て清潔な白で統一されているはずなのに、
    この部屋に漂うのはただただ猥雑な空気だけだった。
    驚くのは、彼女の常習性だ。
    制服を脱がされた時にも思ったが、全てにおいて素早いのは、
    女の子を扱うことに手慣れているとしか來羽には考えられなかった。
引用返信/返信 削除キー/
■4997 / ResNo.23)  更新ありがとうございます!
□投稿者/ 静馬 一般人(2回)-(2007/11/26(Mon) 22:55:18)
    お疲れさまです!さっそく読ましてもらいました(^o^)保健室の先生にも少しときめいてしまいます(>_<)そしてあの黒髪の美女の同級生との絡みも少し気になります(私の勝手な考えですが(^^;)
    これからも頑張って下さい!応援してます!

    (携帯)
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■5000 / ResNo.24)  静馬様
□投稿者/ 琉 一般人(18回)-(2007/11/27(Tue) 15:56:20)
    こんにちは。お返事、ありがとうございます。
    物語のだいたいの構想は決まっているのですが、
    つなぎの部分をどうするかが難しい…と痛感しております。
    黒髪の少女は…どうなるでしょうか。
    でも、近いうちにまた登場する、ということだけはお約束できます。
    何ていったって、ハーレムですから(笑)
    來羽になったつもりで、この学園の生活を満喫していただければ幸いです。

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■5001 / ResNo.25)  (11)
□投稿者/ 琉 一般人(19回)-(2007/11/27(Tue) 16:06:17)
    本当は、最初に押し倒された時に思い切って訊いておくべき
    質問だったのかもしれないが、我慢できずに來羽は校医に尋ねた。
    「先生ッは…女の子が好き…なんです…か?」
    「ええ、好きよ」
    唇を重ねながら、ためらいもなく彼女は即答してくる。

    やっぱり…

    疑いが確信に変わっても、自然と納得できる節がそれまでいくつもあったからか、
    來羽は比較的落ち着いていられた。
    「じゃあ、逆に訊くけど…あなたは女の子が嫌い?」
    今度は校医が質問を投げかけたが、來羽は言葉に詰まってすぐには答えられなかった。
    好きか嫌いか。
    対極な二文字のはずが、実は表現が難しい。
    好きではなくても、即嫌いだと言い切れるわけではないからだ。
    「そ、そんなこと…」
    自分の天秤にかけたことがない。
    というか…これまでそんなこと考えたことがなかった。
    だって、そういう風に刷り込まれて育つから。
    でも。
    「嫌いじゃ…ないです」
    途切れとぎれの答えになったが、それが來羽の本心だった。
    幼い頃から、近所には優しく勉強を教えてくれる憧れのお姉さんがいたものだし、
    中学生の時に部活で指導した可愛い後輩とはいまでも連絡を取っている。
    それは、慕情が入り混じった友情で、同級生たちの仲良しグループとは
    異なる感覚で接していたことだけは間違いない。
    昔もいまもそしてこれからも…きっと來羽は潜在的に女性を慕っていくのだろう。

    「結構」
    それこそが求めていた答えだったかのように、
    彼女は嬉々として來羽の額や頬に軽くキスした。
    でも、こちらはそれだけでは納得できない。
    嫌いじゃないからといって、ならばイコール恋愛対象に
    なるくらい好きかといったらそうではないわけで…
    そんな來羽を煮えきらないモジモジした態度を
    いとも簡単に覆すかのように、校医は鼻で笑った。
    「好きになるわよ、きっとね。だって…」
    その後に続く言葉を、彼女はこっそり耳打ちして伝えた。
    「ここは、そういう○○を持った生徒しか入れないんだから」
    生憎にも、來羽には何とかを持った生徒という肝心のなにかの部分が
    ゴニョゴニョとしか聞こえず、さっぱり意味が分からなかった。

    …これ以上、入学条件を設けているっていうの?

    ただでさえ、編入試験の要項も肩が脱臼しそうなほど分厚い冊子だったというのに。
    中にはずっしりと文字だけが並んでいて、宣伝ムードがまるで感じられなく、
    それだけでお気軽に受験しようという気持ちが失せた生徒は数知れない。
    ようやく願書を提出しても、翌日に書類審査で落選したって話もザラだ。
    運良く通過できても、お次は圧迫面接のオンパレード。
    大概の受験生は合格に漕ぎつける前に自信をなくしてしまう、
    ときに悪魔のような一面を持つ学校なのであった。
    正直、來羽はこの学校は本当に人を採る気があるのか、とすら思ったほどだ。
    だから、未だに自分がここに居ること自体信じられず、
    この学校の全貌が掴めないでいた。

    「自信をもちなさい」
    慰めるかのように、絶妙のタイミングで校医が声をかける。
    職業柄だろうか。
    彼女は、人の心の隙間を見つけるのが巧い。
    患部に最適な治療を施すように、來羽のいまにも崩れそうな
    自尊心をここぞというところで修復してくれる。
    …ただ、その分敵に回すと粗探しをされて随分な痛手を負うのだが。
    「あなたは、理事長が推薦したほどの生徒なんだから」
    そうだった。
    來羽の後ろ盾には、強力な味方がいるではないか。
    扇動とは恐ろしいもので、鼓舞されている側は一人だけで盛り上がっていると、
    応援しているはずの味方が傍で何をしていてもあまり気にならない。
    ツツツと人さし指を押し当て、唇から喉もと、鎖骨、肋骨と続けてなぞったら、
    次第にそれは乳房へと伸びていく。
    來羽は、両手で胸をガードすることも忘れて、独りでに呆けていた。
    いや、もはや忘れているのではない。
    抗えなくなるほど、巧妙な校医の罠にかかってしまったのだ。
    潔白なはずの空間に、これまでどれくらいの女生徒がここに連れ込まれ、
    淫靡な世界の虜になったのだろう。
    瞳と閉じると、たくさんの少女たちが感化させられていく様が浮かび上がってくる。
    ある者は苦しみ抜いた先に善がり叫び、また別の者は迂闊に喜んだものの
    最後には額に脂汗を滲ませるほど激痛と闘ったり…
    実際にその場に居合わせたわけでもないのに、來羽の身体は体内の血液が
    全て沸騰したかのように熱く、下半身にはじんわりと滴り落ちる何かを感じた。

    白衣の下のタイトスカートから長くて綺麗な脚が伸びてくる。
    網タイツをしている彼女の脚は、やがて來羽の股に滑りこむように
    ゆっくりと割り入ろうとする。
    脚だけではない。
    腰から胸にかけてのなだらかなくびれが大人の女性の曲線で、
    自分とは違う成熟したオンナを感じる。
    …きっとこれに群がる男性は数知れない。
    でも、彼らがどんなに欲しても、彼女は手に入らない。
    そんな彼女がいま…自分を所望している。
    どうしようもない優越感と彼女の色香にドキドキしながら、
    來羽は次第に警戒を解いていった。

    ああ、もういいかな…

    何だか頭の中がふわふわしてきた。
    もう考えることにも疲れてきた。
    痺れるような甘い香りに包まれ、
    身体は、彼女が口づけた箇所から高揚する。
    このまま彼女に身をまかせてしまっても、悪く…ないかもしれない。
    そう思って來羽が深く息を吸い込んだ瞬間…

    ギイィィ…

    厚みのある奥の扉が、鈍い音をたてながらゆっくりと開いていった。
引用返信/返信 削除キー/
■5002 / ResNo.26)  NO TITLE
□投稿者/ 静馬 一般人(3回)-(2007/11/27(Tue) 18:31:51)
    お疲れさまです!またまたさっそく読ましてもらいました(≧▽≦)扉が開いて入ってきたのは誰か!?展開がホントに気になりますね〜(>_<)
    寒い日が続きますが頑張って下さい!!

    (携帯)
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■5005 / ResNo.27)  文章うまい
□投稿者/ ながさわ 一般人(1回)-(2007/11/29(Thu) 14:21:29)
    文章うまい超うまい

    (携帯)
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■5007 / ResNo.28)  静馬さま
□投稿者/ 琉 一般人(20回)-(2007/11/30(Fri) 16:33:05)
    こんばんは。そして、お待たせしました(笑)
    扉の向こうの待ち人は、静馬さまの予想通りだったでしょうか?
    まだ來羽の長い一日は終わりません…ので、
    見守っていただければありがたいです。
    最近、本当に寒い日が続きますよね。
    私はうがい手洗いをこまめにやって、何とか保っています。
    静馬さまもどうか体調にはお気をつけください。

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■5008 / ResNo.29)  ながさわ様
□投稿者/ 琉 一般人(21回)-(2007/11/30(Fri) 16:36:29)
    初めまして。お褒めの言葉を、ありがとうございます。
    過去に書いた文章に誤字や間違いを見つけると…冷や汗ものです。
    何回か目を通してから投稿するよう心がけてはおりますが、
    それでも素人のためミスを連発してしまいます。
    今後もそういったことはいくらでもあるはずですが、
    何卒ご容赦の上、お付き合いいただけると嬉しく思います。

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