SMビアンエッセイ♪

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■6173 / ResNo.10)   ある夏の日 6
  
□投稿者/ 律子 一般人(1回)-(2009/12/10(Thu) 21:10:11)
    E
    あっと思ったときにはお姫様だっこされ、あたしは聡美さんの乳房のあいだに(その、谷間というほどじゃない控えめなふくらみなのだ)顔をうずめている。
    「最後はもっと涼しい部屋で」
     言葉をくぎったけど、その先は聞かずとも分かる。
    だから、おだやかな表情とうらはらにドクドクと昂ぶる聡美さんの鼓動を聞きながら2階の寝室に運ばれ、ぎしりとベットに沈みこんだ。
    鼻を埋め、シーツに残る聡美さんの匂いをくんくんとかいでしまう。
    「いけない子。何を調べているの」
    「だって。お姉さまの匂い、しみついて……」
    「動物みたいなのね、ふふ」
     おおいかぶさってきた聡美さんの口づけを今度こそ自分の意思で受けいれて、さえずるようについばみながら唇をうなじや頬に這わせていく。
    聡美さんの指がまたも下腹部へと伸び、羞恥心をこらえて力を抜くと、まるでそれが当たり前のように長い指先がぬぷぬぷとお尻のなかへ沈んできた。
    あごをそらし、目を閉じ、逆流するような異物感を楽しむ。
     すごい、いくらでも感じちゃう、濡れてあふれてしまう、聡美さんもこの感触を……?
     はじめて、あたしは自分から指をのばした。
    「あっ、律子ちゃん、なにを……っ!?」
    「お姉さまのも、見たい、から」
     聡美さんの声がおもわぬ動揺の色をおび、なまめかしいあえぎをにじませる。あたしの指が聡美さんの下腹部を、あたしよりも生えそろった茂みをなぞり、そこから下へと遠慮なくつぷんともぐりこんだせいだ。
    湿ったひだにとろりとしずくが絡みつき、ざわめいて指を深くへ引き込んでいく。
    もう片方の手をお尻にまわすとあのお尻に埋まったリングに指がふれ、きゅっと引っぱると初めてのどを鳴らして聡美さんが嬌声をあげた。
     あとは2人とも無我夢中、足をからめあい、たがいの指をたがいの下腹部に沈め、前と後ろをひたすらにいじくりっこして慰めあう。
    おたがい性器(とお尻)をいじる指は一秒だって離したくない、そのぐらい発情してて、だから、手を使えぬままでもどかしく唇を這わせたり肩を甘噛みして痕をつけちゃったり、あっというまにもとのように身体が疼き火照り燃えあがっておつゆがあふれだし……ふうふう喘ぎにまみれた聡美さんのもちだす器具に、目がとろけた。
     いやらしい形状と使用方法は知っている……レズ用の、ペニスバンドだ。
     装着する人の側にも男性を模した突起があって、甘くうめきつつ聡美さんが自分がわのディルドをわれめに挿入して腰に沈めると、下半身から黒々した男性のにせものがそりかえっている状態だ。



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■6175 / ResNo.11)   ある夏の日 7
□投稿者/ 律子 一般人(3回)-(2009/12/11(Fri) 21:17:15)
    F
    「律子ちゃんは、えっと、男性経験ないのよね」
    「はい、バージンですから……聡美さんが最初の人です」
     ためらう口ぶりだったのですぐぴーんと来て、あたしの返事は甘えるような、少し挑発的なものになる。すると聡美さんは意外なことを口にした。
    「嬉しいこと言うのね。でも、バージンなら、そっちは大切にしておきましょう」
     え、と聞きかえす前に、聡美さんはあたしの耳たぶをこりこり歯でもてあそびつつささやいた――律子ちゃんには、お尻での楽しみかたを徹底的に教えてあげたいもの、って。
     え、待って。でも、じゃあまさか、その太さを、お尻に……!?
    「大丈夫よ。さっき指3本半入ったじゃない。ふだんからお尻の好きな律子ちゃんなら、ほぐれているし、痛くなく入れられるわ」
    「……し、知りません」
     言葉責めだぁとか気がついて、思わずぷいっとむくれてしまい、でも次の瞬間くるんとうつぶせにされ、あたしの腰を聡美さんが押さえこむと、固い、固い、今までにない太さのものが、ジェルまみれのぬるぬる感で、背後からお尻に触れてきて……
    「さ、息を吐いてね。かわいがってあげる」
    「ひ、ひぁぁぁ」
     ぬぬぬぬぬ……
     もうなんていうか他の表現がないくらい、ぎしりぎしりと一息ごとに括約筋をがばっと引きこじる感覚でとてつもない密度のかたまりがアナルに挿入されてきて、圧倒的な固さときたら燃えたつなんてものじゃなく、火がついたようにお尻の肉がへばりつきまとわりついて深くみっちり咥えこみ、太ももどころか下半身全体が汗だくになっていぶりだす。
     すご……こんな、飲みこんじゃって……入ってくるぅぅ……
     入ってくるのがとまらないぃぃ……
     なんかもう手足をばたつかせたくて暴れて、その両手を聡美さんにしっかりにぎられ、逆上がりに失敗した人みたく両手を後ろにひっぱられると、いっそう深々とディルドを突きこまれてしまい、胸がたゆたゆとシーツの海で揺れ動く。
     まだ、まだ入って、うっそだぁ、もう指の長さ2倍ぐらい挿入されてるのに、まだ窮屈なところへ肉壁をこじられていって……
     とうとう、ついに、ぴとんと濡れそぼった聡美さんの下腹部があたしのお尻に密着する。
    「根元まで入ったわ、すごいすごい。苦しくはないでしょう?」
    「ひっ、はひ……」
     体重をあずけることなくおおいかぶさる聡美さんにあごを首の後ろをちろりとなめられ、びくびくっと痙攣が伝染して腰にまで響く。
    なにこれ、全身が過敏になってない……?
     ビビビビっと振動がはしりはじめ、そこで理性がふつんと消滅した。
     たぶん最弱のディルドの振動、でもそんなもの、直腸を串刺しにされてしまったあたしにとっては、体内からフルボリュームで響かせられているようなもので、その感触たるやあまりのすごさに内壁とすれあう摩擦にもだえくるい、噛みしめるとかそういう次元じゃなくアナルが最初から最後まで開きっぱで、ぎゅっと閉じようと試みたってまったく感触さえ手ごたえさえ感じないほど無意味なのだから、まさに自分の意思におかまいなくお尻を犯され放題な身体になってしまっている。
    「動くわよ、律子ちゃん」
    「は、はぃ……おねえさま、やさしく……」
     すがる瞳でふりむくあたしに優しいキスを一つくれ、お姉さまは本格的に腰を使いだす。
    ずずず……ぬけていく感触は、切れ目のない排泄物を力んで力みつづけているような途方もない排泄感、しかも、めくりかえされた腸壁まで括約筋からひきずりだすような衝撃だ。
     ……たえられる、わけが、ないじゃない。
     かろうじて呼吸をあわせてかは、かはっ、と息が乱れ、絡めた指だってお姉さまのいいようにあやつられて自分の胸をくにくにシーツのひだにこすりつけられ、もうなにがなんだか分からず頭をふりたてて、しがみつくように双頭のディルドを食い締めて裸体をよじりたててしまうのだ。
     ほとんど抜けかけたと思ったディルドが一気に打ち込まれ、体じゅうが鳥肌だってどろっととろけて液体という液体をあふれさせた。めくれかかったアナルの内側を一瞬で疾走し、ぱぁんと最奥まで貫くディルドが灼熱の槍となって神経をすみずみまでやきつくし、ただれさせるのだ。こんなの、リズムも合わせるも何もない、快楽の泉であふれかえった奈落に頭をつかまれて押しこまれ、溺れさせられているようなもの。
     一突き一突きで背中がそっくりかえり、はあはあと犬のように舌をだしてあえいだ次の瞬間にはその舌を噛まぬようあわてて歯を噛み鳴らして衝撃にたえ、自分のものじゃないお尻がビリビリと絶頂にあたしを追い上げていく。
     息をしていることが不思議なほど呼吸が千々に乱れ、ただ熱い硬度だけがあたしの全て。
    「あ、は……」
     イった、イきました、そう口にしかけた次の瞬間には引き抜かれていくディルドの反動でさらに高みへと打ち上げられ、涙目になり、とどまることをしらぬオーガズムに喉までおぼれて声もなく泣き叫ぶ。
     壊れ、壊れちゃう……こんなの、ダメェェ……!
     こんなにされたら、あたし……!!
     さいわい、お姉さまがあたしの様子に気づいてくれた。
    「あ、ごめんなさい、私が暴走しちゃって……こんな感じかしら、これなら、どう?」
    「はひっ、ありがとうございまふ」
     声も出せないあたしを見て、お姉さまの動きがゆるやかに変わり、抽送のリズムがより軽くテンポをあげていく。どん、どん、ずるるっとお尻の穴がキュルキュル噛みしめたりゆるめたりを繰り返し、これなら、そう、お姉さまを感じながらイクことができそうだ。
    うん、うん。たしかめて、噛みしめて、味わって、お尻がヘビのようにくねってる。いけないところが痙攣して、しびれの波が広がって、熱く甘くとろけていけそう。 
    「おね、お姉さま……あ、あぅ」
    「律子……かわいいわ、もっと、もっと私に顔を見せて、律子」
    「お姉さまがいっぱい、いっぱい、あたしの中」
     呼び交わしながら、幾度となく腰をうちつけあい、首をねじって唇を吸われ、愛されている快楽を、一心に、汗だくで重ねる裸の身体に刻みつけていく。はしたなくお尻を掲げ、処女の割れ目をびしょびしょにして、獣のように交わっている……っっ!!
     ぞくぞくと随喜の寒気が弓のように身体をしならせ、痙攣の波で意識が真っ白になった。
     強い快楽のゆりもどしの波をかけられ、脱力した肢体ががくんと弾んで、ほんの数秒、オーガズムで気絶していたのだと気づく。
    深々とお尻にはディルドが串ざしのまま、聡美さんがあわてて抽送中のディルドをぴたっと止めたのだ。
    「あ、はふ、お姉さ……ま」
    「律子、ちゃ、ん……最後まで、イった、のね」
     おかしい、声が乱れていると顔をあげたあたしは、切なそうに眉をひそめる聡美さんの顔を目にしてすべてを悟った。刺激の強さからあたしだけが先に行ってしまい、聡美さんはイクにイケないつらい状態にされてしまったのだ。
     思うと同時にカラダが動いた。自分でお尻のディルドに手を沿え、裸体をうねらせつつ腰を沈めていく。
    あっというまにぶりかえす、ビリビリした絶頂のオーガズムそのものの痺れに気を遠くしつつも、あたしは聡美さんに涙目で訴えかけた。
    「さ、聡美ちゃん、どうして……」
    「いいの、あたしはいいからお姉さまがイクまでしてェェ……!!」
     一緒にイきたいの……!
     叫んだ瞬間、意識がふっと途切れ、一瞬世界がやみに落ちて……
     ふたたび目をあけた瞬間、括約筋のふちまで引き抜かれていたディルドがずどんと芯まで打ち込まれて……あっというまの抽送の連続に、何かをわめき、オーガズムに打ち震え、指の先までびぃぃんと突っぱらせたまま、それでも受け止めきれる快楽の深みではなく…
    …真っ白な輝きにそめあげられ、今度こそ、あたしは絶頂の無のなかへと意識を手放して転がりおちていった。


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■6178 / ResNo.12)  あのー
□投稿者/ りこ 一般人(1回)-(2009/12/23(Wed) 20:59:08)
     これって、ある方がご自分のウェブサイトに「夏日和」というタイトルで発表していらっしゃる作品をそのままコピーしたものですよね?その作家さんご本人が、タイトルを変えてわざわざこの掲示板に投稿しておられるとは考えにくいですし....
     その方は無断転載を許可してはいらっしゃらないようですから、この辺で止めて過去分も削除した方が良いのではないかと思うのですが.....

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■6186 / ResNo.13)  ふふふ
□投稿者/ たま 一般人(1回)-(2010/01/12(Tue) 23:43:14)
    >りこさん

    この掲示板では
    作家さんご本人が何度も投稿されていますよ。
    乱さんなんかそうでしてエッセイ集にも入っています。
    入る前は何年も前に終わった筈のエッセイをどなたかがしつこくあげてあげた直後にその感想を消していました。あげ目的にのみ感想を書いていたのです。

    他人の振りをされたかもしれません。

    その証拠にエッセイ集に残った途端あげがなくなって作家さん自身の手で感想を書き込み不可にされましたよ。

    (携帯)
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