SMビアンエッセイ♪

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■6045 / ResNo.20)  感想
  
□投稿者/ あき 一般人(2回)-(2009/07/08(Wed) 00:31:13)
    一気に読んじゃいました。これからもファイトです

    (携帯)
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■6046 / ResNo.21)  NO TITLE
□投稿者/ ゆう 一般人(2回)-(2009/07/08(Wed) 12:06:22)
    美優さん
    かなり続きが気になって眠れません(笑)
    頑張って下さい!

    (携帯)
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■6047 / ResNo.22)  possession〜ゆう様〜
□投稿者/ 美優 一般人(19回)-(2009/07/08(Wed) 22:05:10)
    最近忙しくて、更新できませんでした。ごめんなさい。



    そこまで気に入って頂けるなんて、身に余る光栄です。
    このお話は何も考えずに、後先考えずに突発的に書いた物でしたが・・・。
    そこまで気にしてもらえるなんて、書いて本当に良かったです。
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■6048 / ResNo.23)  possession〜あき様〜
□投稿者/ 美優 一般人(20回)-(2009/07/08(Wed) 22:06:57)
    初めまして、あき様。


    時間を見ると、深夜の12時となっていますが、わざわざ深夜に読んで頂いたのでしょうか?
    もしそうなら、本当に嬉しいです。


    駄文・駄作ですが、これからもめいっぱい頑張らせて頂きます。
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■6049 / ResNo.24)  possession
□投稿者/ 美優 一般人(21回)-(2009/07/08(Wed) 22:18:18)
    「・・・・・・の、梨乃!!!!!」






    美空の少し焦った声で目が覚めた。
    うっすらと目を開けると、心配そうに馬乗りになっている美空がいた。
    腹部が苦しいが、美空のその気遣いが嬉しい。






    「もう、心配したんだから!帰ってきてみれば、梨乃はボーっとしてるしっ!
     廊下では何故か美夜が泣いてて、由貴も落ち込んでるし・・・・・・しまいには梨乃がふらっと倒れて、何なのかと思うでしょ!?」



    「ご、ごめん・・・・」






    滅多に無いことに、美空が怒ったかのように涙目であたしにまくしたてる。
    それほど心配していた証に、額には冷たい濡れているタオルが置いてあった。
    近くに机の椅子が持って来てあって、どうやら座って見ていてくれたらしかった。







    そう、あたしはショックによって、貧血を起こして気絶したのだ。
    これほどダサい話はないだろう。たかが、涼の事でーーーー






    涼。その言葉と顔を思い浮かべてしまって、ずきりと胸が痛んだ。
    あの話は本当だろうかと、『また』ぐるぐると考え込んでしまう。
    ・・・・そう、あたしは昔から1人で何でも考え込んでしまう癖がある。







    「ねえ、悪いけど水をちょうだい?」



    「ああ、ここに用意してあるの。さっき冷蔵庫から取って来たから冷たいはずだよ」






    美空からボトルを受け取り、水をごくん、と3口くらい飲んだ。














    それからも心配する美空をどうにか静まらせ、シャワーを浴びてまた眠った。
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■6056 / ResNo.25)  possession
□投稿者/ 美優 一般人(22回)-(2009/07/12(Sun) 00:57:52)
    「ねえ、可笑しいでしょ」










    あたしは今、何故か森の木の幹に押し付けられている。
    ごつごつとした茶色い木の皮が背中に当たって、ちょっと痛い。
    更に今は制服なのだが、夏服で生地が薄いために木の冷たさが伝わってくる。
    持っていた黒い皮製の鞄は、足元の草むらに落ちてしまっていた。






    「涼・・・・・・さん?」






    押し付けている張本人、あたしの目の前にいる、黒いオーラを放っている涼を仰ぎ見る。





    最近会わなかったんだけど、今日校舎内で会って・・・・でもあの話のせいで、とことん涼を避けてこの通り。
    下校中にいきなり後ろから押し付けられたわけ。どうやら怒っているらしい。






    こうして見ていると、涼が危ない組織の幹部だなんて分からないし、信じられない。普通の綺麗な優しい人だ。
    でも今は殺気こそないものの、かなりの怒りを露にしている。






    「今まで無視してさ・・・・・そんなに僕が嫌い?」






    ふと焦りつつも思ったことだが、涼の一人称を今まで聞いた事がなかった。
    今初めて聞いたが、『僕』を使うらしい。
    あたしの顎を掴んで、自分と無理矢理視線を合わせる。
    ちょっと怒っている、でも悲しみも秘めたその顔に、不覚にもあたしは胸が高まった。






    「考え事なんて余裕だな」






    そういって、考え事をごちゃごちゃしていたあたしに、ますます怒りを募らせた。
    慌ててあたしが相手に謝ろうとした時・・・・・。






    「んんぅ・・・・・!」






    またもや無理矢理キスをされて、頭を後ろの木の幹に打ち付けた。
    痛みよりも、口内で暴れまわる涼の舌についていくことに、必死になる。
    クチュクチュと卑猥な音を立てて、あたしと涼は外で激しいキスをしていた。
    人通りが少ない場所でしているからいいものの、ばれたら大変だ。






    「はあっ・・・・涼っ、なん、で・・・・・・っ・・・・・・!?」






    2人の唇と唇の間に、銀色、というか透明の細い糸が引いていて、羞恥心をますます煽る。
    あたしは足がガクガクで、今にも崩れ落ちそうだった。キスはどうやら弱いらしい。






    そんなあたしに対して、涼はその冷ややかに怒りを表した顔を崩してはいない。
    余裕の顔をして、腕を組んであたしを見下ろすように立っている。
    威圧感がばっちりだ。





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■6057 / ResNo.26)  possession
□投稿者/ 美優 一般人(23回)-(2009/07/12(Sun) 01:14:18)
    恥ずかしくて真っ赤に染まった顔を見られたくなくて、視線を右に逸らした。
    でも、明らかにそんなあたしの顔は、ばっちり涼に見られていたと思う。
    さっきからオーラが怖くて、まともに涼と視線を合わせられない。
    けど、その反面やけにドキドキしてる自分がいる。






    「何?外でこんな事されるの好きなの?」






    低い、冷たい、凛とした声。周りが静かだから、いつもより響いて聞こえる。
    あたしの髪の毛をくるくると指に巻いて弄ぶ。











    正直、あたしはこういう強気な俺様Sみたいな人はモロタイプだから、クラクラしてきた・・・・・・。
    ああ・・・・・ヤバイ、かも。学校内ではクールでポーカーフェイスで通ってるのに・・・・・。











    一人で混乱しているうちに、涼のひんやりした手が、制服のボタンの隙間から入りこんで腹部をなぞる。






    「ん・・・・・・・・・・・・ぅ、や、」



    「声、エロイよ?感じちゃってるんだ」






    お仕置きが必要だよね。そういって、涼が不敵に微笑んだ。
















































































    バチバチバチ・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!









































    袖口から出した、初めて見た本物のスタンガンで、あたしはあっという間に気を失った。
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■6058 / ResNo.27)  possession
□投稿者/ 美優 一般人(24回)-(2009/07/12(Sun) 01:32:08)
    初めましてな方、初めまして。
    今までこの駄作を読んで下さっている方、どうもありがとうございます。
    『possession』を書かせて頂いている美優、といいます。以後お見知りおきを。



    もうこの話を書き始めて17日、つまりもうすぐ3週間目です。
    途中で展開に困って止まってしまいましたが、なんとか書けました。



    一応、前回のお話で第一幕といいますか、区切りを付けさせて頂きました。
    しかしながら、お話を終わらせるわけではありません。



    これからも涼と梨乃の関係を描いていく予定だし、他にも新キャラを出す予定でいます!


    これからも読んでやって下さいませ!





















    作者・美優
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■6059 / ResNo.28)  possession
□投稿者/ 美優 一般人(25回)-(2009/07/12(Sun) 01:39:51)
    ここは・・・・・・どこだろう。





    暖かな太陽の光と、澄んだ綺麗な青空、辺り一面のお花畑。





    季節関係なく、とにかく花が咲き誇っている。





    そんな綺麗な景色の真ん中に、白い無地のワンピースを着て、裸足で眠っているあたしがいる。





    あたしは地面にいるのに、それをもう1人のあたしが空の上から見ている感じだ。幽体離脱のような感覚だろうか。





    すると、誰かが、黒いシルエットが近付いてきて、あたしの頬に口付けをした。愛おしそうにしてるけど、誰だろう・・・・・・?





    そして、もう1つのシルエットもやってきて、2人してあたしを何処かへ運び去った・・・・・。









































    シルエットにあたしは愛おしさを抱きながらも、微笑みつつ運ばれていったけど・・・・誰かは分からなかった。




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■6060 / ResNo.29)  possession   T
□投稿者/ 美優 一般人(26回)-(2009/07/12(Sun) 15:41:33)
    ふと重たい瞼を無理矢理上げると、灰色のコンクリートと、黒い鉄製の数本の棒が目に入った。





    そこは明らかに校舎内でも寮内でもなく、どこか知らない別の場所だという事がぼんやりと、朦朧とする意識の中でも認識できる。
    でも誰もいないようで、まだ麻痺しているような感覚の身体を起こした。









    ジャラ・・・・・ッ









    すると、身体を動かした瞬間に鎖が動く音がした。
    ふと視線を下へ向けると・・・・・。






    「何・・・・・・・・・・これ・・・・・・・・・・・・・・」






    自分の首元から、頑丈そうな銀の鎖が伸びている。
    どうやら離れた場所に鎖の先端は繋がれているらしく、あたしの身体の後ろへと伸びていた。
    首の慣れない圧迫感からして、繋がれてしまっている上に、閉じ込められている事が理解できた。












    朦朧としていた頭が、突然はっきりしてきた。監禁されたんだ、と分かっても、犯人が分からない。
    唯一、涼の存在が心残りだーーーーーーー











    1人で蒼白な顔をして混乱していると、ガチャ、と鍵が開く音が右側からした。
    あたしの居る場所は部屋の端で、左側はコンクリートの壁なのだ。




    キィィィ・・・・と軋む音がして、重たそうなこれまた鉄製のドアが開く。
    数段の低い階段の上、ドアの向こう側に立っているのは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・涼。



    全身黒でまとめていて、黒い裾の長い7分丈の服に、黒い長ズボン、裸足の足の指には、黒いラメ入りマニキュア。
    ドアを閉めて鍵を掛け、ひたひたと音を立てながら部屋に入る。






    「赤い首輪が似合うね、可愛いよ」






    そういって、今分かったのだが檻の中にいるあたしの頭を撫でた。



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